自信があるように見えて、実は自信のない人たち



*

「一見自信があるように見えるけどほんとうは自信がないんですよ」とお伝えする場面がよくあります。
仕事でもパートナーシップでも。
虚勢を張って自信のなさを隠しているので一見分からないんです。
今日はそんな「ほんとうは自信のない人」を紹介したいと思います。
みなさんの周りにも「あ!」と思う人がいるかもしれません。

*

「自信のない人」というと一般的には、

・大人しい
・自分の意見を言わない
・うつむいている
・声が小さい
・何を考えてるのか分からない
・いつもおどおどしている

みたいな態度を取ってる人のように思えます。

でも、世の中には「自信のなさを隠している自信のない人」もいるんです。

*

まず、「プライドが高い人」。

プライドが高い人というのは実はそれで自分を守っているんです。
心には傷がいっぱいあって、それをプライドという高い塀で隠している/守っているんです。

だから、ほんとうは自分に自信なんてありません。

虚勢を張り、俺ってすごいんだぞ!という風に見せているだけなんです。
それで何かがあるとぽきっと折れてしまう脆さを持っています。

そのプライドという壁の向こう側には「弱い」「傷ついている」「自信のない」自分がいるんですね。

*

また、「正論を言う人」。

頭は良いかもしれません。
口も立つのかもしれません。

けれど、正論というのは実践とは逆のもので、あまり現実的ではないものです。
だから正論を聴かされると人は「うんざり」しますし、あんまり関わりたくなくなります。
そして、「じゃあ、お前はデキてるのかよ?」と詰めたくなりますよね。

正論って思考的なものですから、思考で自信のなさを隠していると言ってもいいのです。

*

そして、「上から目線の人」「高圧的な人」

競争心がそうさせるのですが、相手を見下ろすような態度をとる人は、実は怖れが強く、自信もありません。

自分を良く見せよう、大きく見せようとしているだけで、中身は伴わないことも多いはず。

これは「上からモノを言わないと相手が自分の話なんて聴いてくれない」という思い込みから来るものです。

偉そうに、権威を振りかざし、相手をコントロールしようとする態度は、まさに自信のなさの現われなのです。

対等な目線では相手にしてもらえない、と感じているのです。

*

あるいは「自信家」、「自慢する人」。

「自信家」って「自信のない人」のことを言うんですよ。

カウンセリングやセミナーでそう伝えます。
これもプライドが高かったり、上から目線だったりという態度を取ります。

「俺はすごいんだぞ!」って自分で言わなきゃ誰も言ってくれないからです。

だから心の中には常に不安が渦巻いています。

けれど、そこに蓋をして自分でもそれに気づかないようにしてしまってます。

そうするといつも孤独になっちゃうんですけどね。

*

それから「決め付ける人」

お前はこうだ、と決めつけてくるのは、そうすることで相手を支配したいから。
そして、自分が上に立ちたいから。

これもまた対等性を受け入れられず、上下で物事を見ることしかできない人です。

そういう人もまた、心に傷を持ち、そんな自分を隠すために「決め付け」をしてきます。

「こいつはこういう奴なんだ」と決め付けることで安心できるからです。

柔軟に相手に対応する自信がないから、とも言えるでしょう。

*

つまりは「支配する人」

時には相手を恫喝し、大声を出し、キレたり、決め付けたり、上から目線だったりして、相手を支配しようとする人。

その人は「相手を支配しなければ自分のことなんて相手にしてもらえない」という怖れや不安を強く持っています。

つまり、素の自分に自信がなく、相手を支配することで自分の居場所を確保しようとするのです。

*

そして、「話を聴けない人」

相手の話を途中で遮って自分の意見を言ってきたり、正論を突き付けてきたり、相手の話を自分に都合がいいように曲解したり。

自分の都合でしか物事を解釈できないので、心はあまり広くないですね。

でも、なんでそうなるか?というと、怖れが強いからです。
自分が知らない、分からない世界に行くのが怖いんです。
つまりは引きこもっちゃってるんです。

だから、自信なんて付きません。

*

けっこうそういう人がみなさんの周りにいると思うんです。
けど、一見、自信がない人には見えません。
自分を強く見せたり、立派に見せたり、自信満々に振舞ったりするので、周りも騙されちゃいます。

そういう人の中には実際すごい実績や能力を持っている人も少なくありません。
本人がそれを受け取れてない、認められていないのです。

そうすると本当に自信のある人ってどういう態度を取るのでしょう?
ここまで話したことを全部ひっくり返してみればいいのですが・・・。

・相手の話をちゃんと聴けます。

自信があるから余裕もあります。
だから、ちゃんと相手の話を、相手の意図通りに聞くことができます。

・自由を与えます。

考え方、行動、価値観など、相手の心や思考を自由にする存在です。

・価値を伝えます。

いつも相手の素敵なところを見ています。
「君にはこんな価値があるじゃないか」とむしろ、自信を与えてくれます。

・相手を否定しません。肯定します。

つまりは相手を否定せず、肯定し、あるがままを受け入れます。
それくらい心の器が大きいのです。

・謙虚に振舞います。

周りから「この人はすごい」と思われていることを知っているので、そこで偉そうに振舞ったら誰も周りに寄って来なくなります。
だから、いつもビックリするほど謙虚に振舞います。

・自分の実績は周りの人が語ります。

本人が言わなくても周りの人が「この人はすごいんだよ」と紹介してくれます。
だから、自分から主張する必要なんてないんです。

・可能性を常に見ています。

どんな状況にあってもポジティブな未来を描いています。
自分がそうして成功してきたから、というのもあるでしょう。
だから、可能性を常に示してくれる存在で、心強い味方になってくれるのです。

・自分に誇りを持っています。

良い意味でのプライドを持っています。
相手のことを肯定するのは、自己肯定ができているからです。
だから、自分に誇りを持っています。
けど、それを見せびらかしたりはしません。

他にもあるかもしれませんが、だいたいこんな感じです。
だから、ふつうにしているとあまり目立たないかもしれませんね。
積極的に表に出ることもしません。
けど、自分が出る必要があるときにはちゃんと表に出ます。

そして、心に余裕があるから穏やかで、一緒にいると安心するタイプです。
自然と尊敬したくなるオーラを放っているんです。

*

ほんとうは自信がないけどそれを隠している人は、すでに書いたように「弱さ」「不安」「怖れ」が渦巻いています。

自己否定も実は強く、ゆえに、自信がないんです。

けれど、そういう風に自信があるように振る舞わなければいけない事情もあるんです。
それは心の傷と結びつく、けっこう悲しい物語であることも少なくありません。

だから、今日紹介したような「ほんとうは自信のない人」に接する時は、その表面的な態度に惑わされるのではなく、その奥にある弱さ、不安、怖れ、悲しみ、孤独感、、、、などの感情に意識を向けてみるといいと思います。

きっと「なるほどー」という姿が見えてくると思います。

でも、「ほんとは自信ないんでしょ?」なんて言っちゃダメですよ。
烈火のように怒ってキレ散らかされますので。
あくまでそういう目で生暖かく見てあげるだけにとどめましょう。

*

ただ、もしあなたのすぐ近くにそういうタイプの人がいるならば、それを「投影」として受け止めることも大事なことです。

つまり、「わたし自身もまだまだ自信がない」ということ。

もっと自分を認め、肯定し、価値を受け取るなどして「自己肯定感」を高めてあげる必要があるんです。

だから、「ほんとは自信がないくせに」と心の中でバカにするのではなく(そんなことしたら相手と同じになっちゃいますよ)、謙虚に、「そっか、もっと自分のことを認めてあげることが大事なんだな」と思ってください。

人の振り見て我が振り直せ、です。

*「あなたの心を支配する 呪いを解く」(かんき出版)
*「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
*新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)
*自己肯定感を高める100の法則 ありのままの自分をすきになる最もシンプルな方法
*「まんがでわかる敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
*「マンガでやさしくわかる敏感すぎるあなたがラクになる方法」(日本能率協会マネジメントセンター)
*「ムック本「書くだけで「自己肯定感」が高まるワークブック」」(宝島社)

*ムック本「自己肯定感を高めるお得技ベストセレクション」(晋遊舎)
*セミナー動画「自己肯定感をあげる3daysプログラム」
*セミナー動画:特別心理学講座「自分を知る、ということ~自己肯定感の本質について~」
*セミナー動画:「ありのままの自分を知って受け入れる究極の自己肯定感ワークショップ~ありのままの自分ってなんだ?~」

*自己肯定感アップカウンセラー資格取得講座(キャリアカレッジ)

◎ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398

★根本のセッション
★カウンセラーを検索する!

*「あなたの心を支配する 呪いを解く」(かんき出版)

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)

>問い合わせフォームから「根本裕幸へのリクエスト(ネタ提供)」をお選びください。

また、お弟子さんたちのオンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」でも随時ご相談を募集しています。


無料で読める根本のメールマガジン「予約の取れないカウンセラーが送る“毎日使えるココロの講座”」

*


今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!

『(準備中)』

*


★Youtubeの公式チャンネルでも同じ内容を公開してます!(チャンネル登録よろしくお願いしますー!)

(準備中)

*


★voicy/youtubeで配信した話を文字起こしして公開してます!テキストで読みたい方はこちらからどうぞ!

『(準備中)』

★根本のSNS
X(twitter) / Facebook / Instagram

★自宅で、カフェで、移動中に、どこでも学べる根本の心理学。
〇根本の著作一覧
〇根本裕幸のサイン本屋さん
〇セミナーセミナー動画・DVD販売・音声配信サービス販売サイト

あわせて読みたい