女性性が強い人ってね、引き寄せる力が相当強いんです。～その仕組みとやり方、そのための徹底的な自己受容について～

＊

女性性がかなり強めな方って行動とか考え方とかやり方ってあまり重要ではなくて、むしろ、それを排除して自分の心とつながって、そこに従うのが一番いいんです。
だから徹底的な自己受容が必要になってくるのですが、やはり思考とか感情とかが邪魔してくるわけですね。
でも、そうして自分の心と一体化していくとだんだん望むものがちゃんと引き寄せられるようになってくるんです。

＊

Ａさんはほんと「女」だなあ、と思うんです。
女性性がとても豊かというか、包容力というか受容する力がめちゃくちゃある方なんですよね。

それはとても魅力的な部分でもあるのだけど、同時にデメリットも出てしまうんです。

それはどこか受身であり、依存側で、かつ、被害者になりやすい、という点です。

そして、おそらくそれが習慣化されてるのだろうと思います。

難しいんですけどね。

私が「あんたは骨の髄まで女なんだよなー」と“嘆く”クライアントさんもちらほらいまして、積極的に何かを変えるとか、こういう行動をするとか、考え方を変えるというよりも、徹底的に自己受容をしていくことをお勧めするんです。

だから「あんたはそういう女なんだから諦めなはれ」という発言を良くするんです。

でも、そうして自分を、自分の女を深く深く受け入れていくと周りが勝手に変わって行くんです。

日々が楽しく面白くなっていくのはもちろんですが、周りにとてもジェントルマンな男性が現れたり、自分を守ってくれる武闘派なお姉さまが現れたり（お姉さまと言っても年上に限らない）、「あたしは何もしてないのにすごい！」ときゃーきゃー喜んでるだけで周りが変わって行くんです。

もちろんそれは「投影」ですから、自分自身が変わったんですけどね。

「あたしはそういう女なんだから」と受け入れることなんです。

そのパターンはかなり「姫」に近いかもしれません。
どちらも女性性がかなり優位なタイプですから。

だから、今日のお話はＡさんにとってはちょっと残念な情報も含まれているんじゃないかと思われるので、最初に予告しときます！笑

＊

遠距離になるまでは「彼のせい」ですし、遠距離になったら「神様のせい」になってますよね？

ずーっと「彼がーーー」という他人軸な表現が続いています。

受身であり、被害者であり、依存的になっているわけです。

彼のせい、神様のせい。

もちろん、それだけではないはずですが、Ａさんの根底にはそれが流れているわけです。

だから、

＞SNSもブロック、電話も着信拒否、新しい携帯番号に変え、引越しも6年の間3回したり、家の鍵を変えたりと彼とは会わないようにしてきました。

という行動を起こすのは相当たいへんだったと思うし、勇気も要ったでしょうし、だいぶ気合を入れたと思うのです。

でも、彼は来るんですよね？

＞家を変えても会い、鍵を変えても何度も来ます。

これ、キモくないですか？
めっちゃ怖くないですか？
警察に通報する案件じゃないですか？
裁判所から通達してもらった方がいい事件じゃないですか？

でも、Ａさんはそうは感じないんですよね？
そんな彼を受け入れちゃうんですよね？

そうすると、

＞こちらがいくら拒絶しても嫌われるようなことや彼が嫌なことを私がしても彼は私とは別れるつもりはないようです。

という一文も大いに「？」が付いてしまうんです。

別れるつもりがないのは彼だけ？

もしかして、拒絶にしても、嫌われることも「彼があたしから離れない程度に」という副詞が付いていませんか？もちろん、そんなつもりはないと思うのですけど。

そして、

＞※ちなみに父がそんな感じの人で生きてるのに死んでるような距離感の人で父に愛されてないとずっと思っていましたが、愛されているんだと気づきました。

という体験をされたのですから、Ａさんにとってはセフレどまりの彼との距離感が“ちょうど良い”のかもしれません。

心理学的に掘り下げるとしたらやはり父との関係ってことになるでしょうか？

「父との心理的距離」というのが基本となって「パートナーとの心理的距離」になるものですから。

となると、Ａさんとお母さんはだいぶ近しい距離にあったのでしょうか？
それも気になるところですね。

＊

彼とのセックスって相性がいいな、と感じるのでしょうか？
それともあんまり満たされないものなのでしょうか？

親密感というものを見ていくとき、これってけっこう大切な要素になります。

Ａさんは骨の髄まで女なのですから、セックスを通じて女を感じるってとても大切なことになるものです。

求められることもそうですし、純粋にその喜びが女を磨いてくれるのですから。

＊

会うはずのないところで彼にばったり会っちゃう事件というのは、ちょくちょく私も耳にしますので、世の中ではけっこう起きてる“事件”なんだろうと思っております。

それを「神様の意地悪！」と被害者になることもできるのですけれど、そこで「それが神様からのプレゼントだったらどうだろう？」と捉えてみることもできます。

勝手に悪者にされる神様はかわいそうです！笑

＊

女性性が強い人ってね、引き寄せる力が相当強いんです。

今もその力を使って望むものを引き寄せようプロジェクトを推進中のお客様がいらっしゃるのですけれど、そうなるともう心理学とかカウンセリングというよりもヒーリングというかサイキックな世界ですよね。笑

で、自分が望むものを引き寄せようとするわけですけれど、その「望むもの」というのは「思考」や「感情」だけではＮＧなんです。

もっと深いところ、肚の底、いわば、潜在意識でもすごく深いところ、何なら無意識の層で願ったことを引き寄せるんです。

少し専門的に解説すると、顕在意識（思考、理性）でも引き寄せは起こるんですけど、その力は非常に弱いです。だから、頭で願っていてもなかなか現実化はできません。

心を伴う必要があるんですね。

しかし、その心というのも「感情」はモノによっては抵抗勢力になるものでして、怖れや罪悪感、無価値感などが出てくると引き寄せ力は各段に下がってしまいます。

だから、望むものを引き寄せようと思ったら、より心の深いところまでその望みを降ろす、一致させる、ということが必要になります。

それを「本気」って言ったりしますが、要するに肚を括って望めば引き寄せられるということでもあります。

だから、引き寄せ力を高めるためには怖れや罪悪感を手放しつつ、より深いところまで自分の望みを降ろしていくことをしていきます。

一方で、逆に見れば、今自分が手に入れているものこそが自分自身が引き寄せたものと言えるのです。

無意識レベルの引き寄せは秒単位で現実化するものですが、それが顕在意識では認識してないので、私たちは「こんなの欲しくない！引き寄せてない！」と思うのです。

「いやいや、それはあんたが気づいていないだけで、ほんとうはあんたが望んだものなんだよ」

というセリフを耳にすることもあるかと思いますが、そういう理由なのです。

ということは、逆に心の声、それも深いところの声を聴くことができれば、自分がほんとうに望んでいるものが分かる、ということです。

結婚したい！と思っているのに、感情が邪魔をしていたり、深いところではそれを望んでなかったり（まだ遊びたいもん！）ということもよくあるわけです。

だから「徹底的に自己受容する」というのは、今、自分の身に起きているもの、自分が今目にしているもののすべてが「自分自身が引き寄せている」と自覚することなんです。

まあ、これには散々感情が抵抗すると思いますけど、その感情はさておいてでも、受け入れたほうがいい“真実”です。

＊

Ａさんにおいては、なぜ、そんなに彼を求めているのか？
感情的には寂しいし、遠いし、顕在意識では望まない関係なのに、なぜ、彼を必要としている自分がいるのか？

そこを理解し、受け入れていくことが大事ってことです。

だから、そこに父との関係が絡んでいるのかもしれない、と私は考えるのですね。

彼やパートナーとより親密になることを怖れてる自分がいるのかも？
今よりも親密な距離になることをほんとうは望んでいない自分がいるのかも？

「家族やパートナーシップの時間」がある人生を望んでいるはずなのに、それを拒んでいる自分がいるのはなぜなのか？

＊

これはエネルギーワークと呼ばれるのもののひとつですが、イメージを使った親密感のセッションがあるのですね。

彼でもいいですし、パートナーの気配をイメージしてもらい、少しずつ距離を縮めていきます。

その際、自分の感情、体、エネルギーに起こる変化を詳細に観察していきます。

ある地点で「固まる」ならば「怖れ」が出てきています。
「腰が引ける」ならば「罪悪感」でしょうか。

顕在意識が気づいていなくても我慢して受け入れようとしているならば何かしら反応が起こります。

最後は彼のエネルギーと統合するのですが、そこに嫌悪感を覚える方もいます。

じゃあ、その罪悪感を手放しましょう、怖れと向き合いましょう、としていきます。

こうしたセッションを一回でも行うと「エネルギーが通る」ということになり、体はその感覚を覚えます。

もちろん１回のみならず何度かそれを行うことで「習慣化」させることもできます。

そうすると現実の世界でパートナーを受け入れる準備が整ったということで、あとはそれがいつ現実化するか？という興味に話が移ります。

で、女性性がたいへん豊かな人はこれができるんですね。

だから、結果的に自らが動かなくても周りが動いてくれるようになったり、神様がちゃんと味方してくれたりして、望むものが手に入りやすいのです。

※だからその際はちゃんと神様に謝ってくださいな！

なので、そういう方には別に依存的な部分を直さなくてもいいよ、という風にお伝えしたりもするのです。

＊

つまり、Ａさんがまず行うべきことは、「なぜあたしはセフレどまりのこの関係を望み、そこで満足しているのだろう？」という点について受容していくことなのです。

なかなか抵抗のある話かと思いますが、そこでの抵抗も、暴れまわる感情も自分のものですから、それもまた受容していくべきものになります。

そうすると彼との“ご縁”に納得がいくようになりますから、じゃあ、どうする？という話もできるようになるでしょう。

◎オンライン：7/5（金）20:00-22:00 特別心理学講座「与える／受け取るをマスターする！～愛の循環を生み出す仕組み～」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/53073

◎7/20（土）東京、8/10（土）大阪：１ＤＡＹリトリートセミナー～ライフワークやパートナーシップと向き合い、自分を深く知る１日を～
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/50757

◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント～実習メインのグループセッション～
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397

◆根本の個人セッション
◆お弟子さんを検索する！

★武闘派女子のみなさまのための新たなバイブルが生まれましたっ！

戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本（ハーパーコリンズ社）

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう？」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください！もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません！（不採用になっちゃったらごめんなさい！何度でもチャレンジ可！です）

＞問い合わせフォームから「根本裕幸へのリクエスト（ネタ提供）」をお選びください。

またお弟子さんたちのオンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」でも随時ご相談を募集しています。
（こちらの方が圧倒的に採用率＆回答率が高いです！！）