「お嬢」と「姫」は違うの?「お嬢」にもなんか才能があるの?



姫は才能だけど、お嬢は環境が作り出す雰囲気なので、そもそも比べるものではありません。だから、姫じゃないお嬢も大量にいるわけです。
だから、その辺がややこしいと思うので、今日はお嬢について語ってみようと思うのですが、明確な定義があるわけでもないのでけっこうボヤっとした内容になっちゃうかもしれませんが、けっこうお嬢も読者にいらっしゃるのでまあ参考になったらいいなと思ってます。

今日はありがとうございました。

親に対して「私が間違っていました」と敗北宣言するという宿題は、時間が経つにつれて嫌だなぁって抵抗感が生まれているので、じっくり取り組もうと思っています。

根本さんから「親の庇護のものに、ぬくぬくと育ったお嬢」と言われ、

・子供の頃、誰かに言われたわけではないけれど「お金持ちとかお嬢様って思われたら嫌だなぁ」と思っていたかも。

・子供の頃、夕飯にハンバーグが出てきたとき、「ナイフとフォークの使い方の練習」と言われながら食べたなぁ。

・会社員時代、いとこ(女性)の同級生(男性)に「○○(私のこと)ってお嬢様だよね」と言われ、「いとこはそうですけど、私は違いますよー」と言ってたなぁ。

というのを、カウンセリング後に思い出しました。

あの場では「姫」との違いを聞いて、なるほどーと思ったのですが、「お嬢(様)」にも才能があるならどんな才能なんだろうって聞くのを忘れてたー!と、すごく気になっています。

もし機会があれば、ブログにはほとんど出てこない「お嬢(様)」について、ネタにしていただければ嬉しいです。
(Eさん)

敗北宣言できた?ねえ、できた?ねえ?(嫌でしょ?こういう詰め方。笑)

「え?お嬢について語ってなかったっけ?」とEさんのメッセージを頂いて検索してみたところ、文中には出てくるものの、意外と本格的には扱ってなかったと気づきました。

で、考えたのですよ。どういう構成にするか。

でもね、難しいことに気付いたんですよ。いろんなパターンが浮かんできてね。
なかなか一概に言えないことも多いのですよ。

「お嬢」って言うと「家柄」をまずは想定されると思うのです。

ガチなお嬢もカウンセリングに来られます。

「結婚したらお父さんがマンション買ってくれるって言ってくれてるんだけど・・・」のマンションが「一棟」を意味するような。

「中学生まで家の車で学校に送ってもらってたけど、それがなんか恥ずかしくなったから高校からはちゃんとバスで通うようにしたの」の「家の車」を運転してるのはパパの会社の運転手さんという感じの。

「うちがけっこうな旧家で、子どもの頃から厳しく育てられて、しかも男の子が生まれなかったからお婿さんをもらわなきゃいけなくて」と少なくとも室町時代から続いている京の洛中に実家がある方とか。

でも、多くは「いや、ふつうのサラリーマン家庭ですよ」とか「経営者といってもそんな大きな会社じゃないんで」とおっしゃるんですよね。

もちろん、そこにもいろんなパターンがありまして、サラリーマンと言っても一部上場企業の役員じゃねえか!とか、確かに大きな会社じゃないけど従業員が200人もいればそりゃ立派な会社だぞ!とか、じゃあ、なんで世田谷の一等地に家があって外車が2台も並んでんだよ!とか、ツッコミどころがあるケースもあります。

とはいえ、「でも、うちの親、ふつうに公務員だったし」「別に会社でそんなに偉くなったわけじゃないし」「お家柄が特別ってこともないですし」という風に否定される方もいます。

また、けっこうなお嬢のはずなんだけど、周りがもっとお嬢だったためにとても自分がお嬢とは認められない!という方もいらっしゃるでしょう。

しかも、家にお金があるからお嬢になるわけでもなく、両親が揉めていたり、母親がヒステリック過干渉だったり、いろいろと問題のある家庭だと、お嬢な環境が虎の穴に変貌して筋金入りの武闘派女子として育つことも多いものです。

Eさんのように、いとこの家はガチのお金持ちで、いとこはガチなお嬢と坊ちゃんだったりすると、それに比べたら我が家はふつう、と思っちゃうのも仕方がないものです。

つまりお嬢ってのは親の資産力とか住んでる家の間取りとか雇っている家政婦さんの数とかに関係なく、「雰囲気」であることをまずはご理解いただきたいと思います。

すなわち、落ち着いた表情で、ふわっとした雰囲気を醸し出しており、言葉遣いも丁寧で、おっとりした話し方をして、服もそれらしい感じのものを好み、けっこう純粋というかピュアというか世間知らずな感じを出している女子、、、みたいな感じかなあ。

守られて生きてきたよね?ちゃんと愛されて育ってきたよね?と“人に感じさせる”とたいてい「お嬢」と呼ばれますよね。

それで、そういう子がわがままで周りを振り回すような発言をするとなおさら「あいつはお嬢だから」とか言われるんですよね。

あるいは、マイペースだったり、食べるのが遅かったり、フェミニンな感じだったりしても、やっぱりお嬢とか言われますね。

つまり、今日話題にのぼっている「お嬢」というのは家柄とかではなく、雰囲気の話ですので、多くのみなさまに当てはまることが多いんじゃないかと思います。

けど、お嬢って呼ばれるのっていやじゃないですか?

なんか「何も知らん子」「何もできない子」みたいに扱われたり、「ええとこの子」という風に思われてたかられたり、ハブられたりするのもイヤだから、できるだけ「ふつう」を強調したくなりませんか?

「お嬢って言われると何の不自由もなく育った世間知らずで、すっごくワガママな子って思われてるような気がしてすっごくイヤなんです!」というわけですね。

近寄りがたいとか、なんか気を遣うとか、ネガティブな意味で「お嬢」を捉えている向きが多いと思うのです。

私なんぞが「Eさんはお嬢だよねー」と指摘するときは、やっぱりそうした考え方や雰囲気や顔立ちとかで判断することが多く、実際に家がどうだったか?というのはあまり関係ありません。

というのも、ガチなお嬢様な環境で育った筋金入りの武闘派女子というジャンルもわずかながらありまして、「あっしはそんな生ぬるい環境がほんとうにイヤでしたんで、大学からアメリカに奨学金をもらって留学いたしやして、以後、生き馬の目を抜くビジネス界で今日まで生き残って参りやした。」というケースもあるのです。

つまり、まとめますとお嬢っていうのは

・愛されて、守られて育ってきたように見える。
・何の苦労もしてなさそうに見える。
・世間知らずで、自分の世界で生きてるように見える。
・ふわっとした雰囲気を出している。
・フェミニンなファッションを好む。
・人当たりが穏やかで優しい。
・おっとりした話し方や雰囲気がある。
・心が安定しているように見える。
・怒ったり、暴れたりしなさそうに見える。
・おしとやかで声を荒げたりしなさそう。
・何となくボーっとしている感じがある。
・わがままで自分勝手で周りの人を振り回していそう。
・ちょっと頑固で、イヤなもんはイヤって言う。
・マイペースで、あまり人に合わせようとしなさそう。

という風に、どちらかというと周りの人たちが受ける印象によって決まるものと言えます。

だから、自分では全然そんなつもりはないのに人から「お嬢」とか言われるのですっごくイヤなんだと思います。

ということで「お嬢を定義する」という話だけでこれだけの文字数が必要であり、かつ、この後にその傾向と対策を述べようとすると、ものすごくめんどくさくなりましたので、その辺はサクッと行きたいと思っております。すいません。詳細を知りたい方は個人セッション等で聴いてくださいませ。(逃げた)

で、「お嬢は姫なのか?」という点については「そういう人もおるで」というまことカウンセラーらしい曖昧な表現になるものです。

「姫」については先日も語りました。

姫になりたい!自立系武闘派女子のための「姫要素」を少しでもゲットする4つのご提案。

要点をまとめれば姫ってのは「何もしなくても周りの人が自分のために動いてくれて大切にしてくれる存在。周りの人たちをやる気にさせる能力が高い。しかし、それゆえに、その才能に気付いていないと、自分は無能で役立たず、そして、人とつながれない、と自分責めに走りやすくなる」というパターンを指します。

だけど「受け取り上手、愛され上手」でもあるし、そうして周りが勝手に動いてくれるので、つい自分から動いてしまうことが癖になってる自立系な方々からすればただただ羨ましいのです。

つまり、姫ってのはマインドであり、才能であり、そのパターンを示すわけで、これは育ちとは全く関係のないモノです。

雨漏りもするし隙間風も入り込む家で育った姫、というのも実際いるわけです。

また、お嬢な家庭で育っても、子どもの頃から家族を背負い、家族のために犠牲してきたような方は、やっぱ姫ではないと思うのですよね。

だから、あまり個人情報は出せないのですが、お嬢な雰囲気を持つEさんは長らくご自身でひとりビジネスをやってらっしゃるわけですから、その時点で「うーん、姫とはいえないんじゃないかなあ?」と思うのです。

姫もたまにビジネスをすることがありますが、オーナー(出資者)がいたり、サポートしたいというスタッフが勝手に付いてきたり、「営業してきまーす!!」という輩が現れたりして、結局「あたしは何もできない、やってない、無価値だ。うえーん(泣)」という状態になりがちです。

お嬢はその雰囲気が語るものなので、筋金入りもいれば、姫もいるわけでして、うちのブログにハマってる時点で武闘派ですから、まあ、ひとつの特徴として受け止められるのがいいんじゃないかと思っています。(テキトー)

>「お嬢(様)」にも才能があるならどんな才能なんだろうって聞くのを忘れてたー!と、すごく気になっています。

そういうわけでひとことにお嬢といっても、姫マインドのように明確な定義ができないので、その才能も個人個人違うのかな?と思っています。

ただ、確実にひとつ言えるのは「女性性がたいへん豊か」ということですね。

お嬢ってとても「女性らしい女性」という表現でもあると思うんです。
それは男性性よりも遥かに優位な女性性を持ってるってことですよね。

また、反発してようがちゃんと愛されて育った部分、恵まれてる部分もあると思うのですよね。(それが罪悪感になってることもあるが)

もちろん周りの人と比較すれば「あの子ほどじゃない」と思っちゃうはずですが、それでもそれなりの環境で育ってきたことは間違いないんじゃないでしょうか?

また、まっすぐ育ってきた、まじめにちゃんと生きてきた、という部分もあるでしょうし、ワガママと言われるならば自分をちゃんと持っていて、それを出せてるってことですし、何もネガティブに捉える必要はないと思うのです。

姫ってのは才能だけど、お嬢ってのは周りが自分に勝手に貼り付けたレッテルみたいなものですから、そもそもジャンルが違って比較するものでもないのですけれど、そうした環境要因に影響を受けるのがお嬢なんだと思うのです。

だとすると、自分が育ってきた環境を改めて見つめ直し、そこから恩恵を受け取ったり、感謝したりすることが大事だと思うのです。

「反抗期真っ盛りのお嬢」ってけっこうめんどくさいですからもっと素直になりたいですよね。

「親の庇護のものに、ぬくぬくと育ったお嬢」って言われるのはイヤかもしれないけれど、それって実は魅力のひとつでもあるし、まちがいなく強みだし、そこにライフワークを見つけることができるってことです。

だから、ちゃんとそこに感謝し、恩恵を受け取ることで、自分が収まるところに収まり、地に足を着けながらやりたいことができるんじゃね?と考えるのです。

まあ、それでEさんには「親に敗北宣言をせえ!」という課題を出すことになるんですけどね。

自立しなきゃいけない、とか、ひとりで何か成し遂げなきゃいえkない、とか、そんなことってないわけじゃないですか。

お嬢って言われる雰囲気を持つメリットもあれば、それを活かすことだってできると思うのです。

だから、お嬢をネガティブではなくポジティブに捉え直すことこそ、ものすごく大事なプロセスだと思うのですよね。

さて、お嬢と呼ばれるみなさま。
そのメリットを享受するとすれば何があるのか?
そして、そんな恩恵を受けてできることって何なのか?

そういう視点で考えてみることをお勧めしたい次第です。

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