癒し人(ヒーラー)は相手のネガティブな感情をつい引き受けてしまうのでちゃんとケアしてあげないと知らんうちにそれが溜まっていろんなことが起きてしまうのです。



ヒーラー気質の方って知ってか知らずか相手のネガティブな感情を吸い込んであげて、相手を楽にしてあげる力を持っているのですが、相手からもらったその感情をちゃんと処理してあげないと心の中にヘドロのように溜まっていって良くない事象を引き寄せやすくなっちゃうんですよね。特にそういう系のお仕事であればなおさらなんです。

根本さんこんにちは。
TKフリックスで根本さんを見たとき、私を殴って骨折させたあの男に似てる!と思って、いっちばん後回しにしてたのに、いざ根本さんの動画を見てみたらどハマりしてしまい、読み漁り歴かれこれ3年目になる、たぶん自立系武闘派女子です。

悩みはありません。
でも、いろんなことが起こるんです。
起きてもなんとかなるし、できるから気にしないこともできるのですが、起きてる出来事が、自分の潜在意識を教えてくれるとするならば、私の潜在意識はやばいのか?と思い、そうだとするならこの潜在意識をなんとか変えて平和に生きたいと思い相談したくなりました!

ヘラクレスオオカブトくんのブログを爆笑しながら読み

・歴戦の武闘派女子だと「まあ、一発ヤっとく分にはいいわね。美味しいお店に連れて行ってもらって、いろいろ買ってもらおう!」と冷静なので、むしろ彼に追いかけられることになり、「あいつ、ストーカーみたい。キモい。」

↑まさにこの状態を何年くり返してきたことか。

2回離婚して、もう結婚しないぞ!って心は預けず身体だけの関係を楽しむと腹をくくり、立場をなくしたくないであろう社長な既婚男性とばかり関係を持ち、「奥さんと離婚するから結婚しよう」と言われるたびに、「約束が違うでしょ!そんなこと私は求めてない!」とお返しするということ5.6人してきました。

シングルマザーで風俗で生計を立てながら、ソープの会長の養女という名の愛人をしていましたが、度重なるストーカー案件や、犯人がわからない怖い事件に合うこと、会長の死が重なり、実家が燃えて父の借金が完済できて、なんなら家も建ったことをきっかけに私も結婚しました。
お店のお客様だったある人が奥様と離婚され私と結婚したのですが…浮気発覚。(不倫相手との「契約書」を見つけてしまいました)
浮気くらい受け入れ体制万全であった私としては、その浮気を隠すために何十個、何百個嘘つかなきゃいけないのよ!?と、嘘をつかれ続けることのほうが悲しくて…。

そんな中、1人せっせと癒しをすすめていたら、忘れていた幼少期の家族からの性虐待、性被害を思いだしてしまい、でも、「あれ?そしたら私は風俗を10年以上できるわけなくない?しかも楽しかったけど。じゃあそんなこと私の傷ではないよね?」という気持ちと、でも、旦那のプレイの雑さや偏った趣味が気になり…「私は奴隷になりたくない」と思ってしまう気持ちがあります。
でも、仕事柄ありとあらゆるプレイを受け入れてきた私にとっては、今更それがイヤだとかもなく…ただなんだろうこの違和感は!?という感じなんです。
そしてSEXではいったことがありません。

風俗が天職って思う人は自己価値が低いって本当ですか?私はだいぶ自分のことが好きだと思っていましたが、なんとか潜在意識も無意識も、自分のことを好きになってほしいと思ってます。

根本先生、よろしくお願いします。
(Sさん)

今までは「いとこのお兄ちゃん」「行きつけのクリーニング屋の配達員さん」「取引先の担当者の上司」「妹の夫の弟」等々、微妙な距離感の人に似てると言われてきたのですけど、今回は新しいパターンですねえ。そうか、私のドッペルゲンガーはSさんを殴って骨折させてしまったのかー、すいませんねぇ。。。

ということで、「最初嫌いと思っていた人にドハマりしやすい」という心理について解説しようかと思ったのですけど全然本題じゃないのでそれはまたの機会にしたいと思います。ハマってくださってありがとうございます!そしてTKFLIXへの課金もありがとうございます!!

さて、昔からSさんの同業者の方には不思議とご縁がありまして、吉原、雄琴、福原、中州、すすきのから、梅田、難波、十三、三宮、新宿、錦等々、おぬしは風俗ライターか!?と思うほどいろんなお話を伺ってまいりました。笑

最近ではデリヘルが流行っており、過日も「この仕事が好きで、天職だと思ってるんです!」というやはりシンママの方をカウンセリングしていました。

>風俗が天職って思う人は自己価値が低いって本当ですか?

これってどこからの情報なのかなあ?
私はそんなこと一度も思ったことがないのですけれど・・・。

むしろ、「その仕事を1年以上続けられるって才能だし、うちら同業者みたいなもんやんね。うちと違って体を使ってお客さんを癒してあげてるんだから、ほんとすごいよ」と言い続けておりますので、そんな風に思う必要はありません。

どんなお仕事でも楽しい!面白い!好き!と思えば天職だと思っていいですし、それが風俗嬢であるならば、間違いなくヒーラーであり、数多くの男性(ときに女性)を癒してこられてるのですから、胸を張って良いと思うのです。

つまり、Sさんってお仕事を通じて自己肯定感を爆上げできる人だと言えちゃうのですよね。

そういう事情がありますので、Sさんのお話でも色々とお伝えしたいことがあるわけですけれど、どこから始めましょうか。

とりあえずSさんや同業者のみなさまには、自分のお仕事を「癒し(ヒーリング)」と自覚していただきたいと思っています。

実際のプレイで癒すだけでなく、その立ち居振る舞いや会話、そもそもご自身が醸し出す雰囲気がまさにヒーラーですので、お客様はそのつもりはなくとも勝手に癒されていくわけです。

だから、お客様リストを眺めてみればそれなりに傷を負った方々が多いことに気付かされると思います。

そもそも「社長な既婚男性」がソープに来るって時点で、何かしら傷を抱えてるもんですよね。

社長であることでの緊張、プレッシャー、重圧から、孤独感、無力感、罪悪感、無価値感等々。

かつてお客様の社長に「あんたはうちじゃなくてカウンセリング行け!」と命じたソープ嬢もいらっしゃるのですが、そうした彼らの傷を受け止め、癒してあげる仕事をされてるわけです。

吉原の高級店に勤める嬢が言ってました。

「実際にプレイをするのは1日1人か2人。他の人は色々おしゃべりして、一緒にお風呂に入って、耳かきをしてあげて、それですやすやと眠って帰る人たち。お店に10万近いお金払って、あたしにもお小遣いくれて、それだけでいいの?って思うけど、あの人たちは他に行くところがないんだろうな、と思うのよね」

誰にも言えない心の内を吐き出すためにやってくる彼ら。
そこで嬢に受け止めてもらって安心して癒されて帰るわけです。

それくらいの金額を払わなければ安心して心をさらけ出せないのかもしれません。

だから、そんな癒しをくれる嬢に心を許しちゃうから「奥さんと離婚するから結婚しよう」ってことにもなるんです。

だって、その社長さんたち、そんな人に出会ったことあると思います?

それが、仕事場ではなくプライベートな関係であればなおさらんですね。
Sさんが体やモノが目的だったとしても、彼らは心が目的になるんです。

Sさんと一緒にいて癒されれば癒されるほど「奥さんと離婚するから結婚しよう」という気持ちになるのは無理もないと思いません?

まだ、素直に「奥さんと離婚するから結婚しよう」となる人たちはまだ良いのです。

そこに無価値感(俺には価値がない)、罪悪感(俺は悪い奴だ)、無力感(俺には何も力がない)等々の傷が重なっている方々は、「俺みたいな男は正面玄関からは入る資格がない」と思っているので、裏口を探したり、塀をよじ登って超えようとしたりするんですね。

さらに、そうした数々の傷から「Sさんみてぇないい女は俺みてぇな男にゃもったいねえし、振り向いちゃくれねえだろ」と思うので「奪う」という行為に出てしまいます。

それで怖い目に遭ってしまうのですよね。

これもまた「癒し人」がよく通る道のひとつと言えますね。

さて、違う見方をすれば、ヒーラーというのは、そうした傷ついた男たちの痛みを全身で受け止めるわけですから、いろんなものを引き受けてしまうわけですね。

男たちの怖れや罪悪感などのネガティブな感情を共有するというか、吸い取ってあげるんです。

そうして体に溜まるネガティブなものがそうした被害を引き寄せるという一面もありますし、またその毒が心身に巡れば、心や体を病んだりすることになるものです。

また、ヒーラーである自覚を持つ嬢は少ないですし、そもそも「人の道に外れた仕事」と思っていますから、その仕事をすることでの罪悪感も大きいものがあります。

そうした自分のものなのかお客さんのものなのか分からぬ罪悪感などの感情がトラブルを引き寄せたり、“浄財”のために借金を重ねるってこともよくありますし、プライベートでも幸せになれない男たちばかりと付き合うようになったりもするんです。

なので、「あんたは癒し人なんだからその自覚を持ちなさい」ということをお伝えすることになります。少なくともそれで自らの罪悪感は軽減されるでしょう。

とはいえ、そんな自覚を持ったとて、そのお客様から引き受けたネガティブなエネルギー(陰陽師の世界では「禍蛇(かだ)」と言ったりするそうです)を抜くのはたいへんなこともあります。

社業を盛り立てられるほど社長さんはそれだけ強いエネルギーを持っているわけですから無理もありません。

そのエネルギーをプライベートのセックスで解消したり、わちゃわちゃ騒いだり、モノに変えたりして解消できればいいけれど、どんどん心の内にヘドロのように溜まっていって拭い去れないこともよくあるものです。

それがさらにネガティブな事象を引き寄せてしまうこともあるのです。

ちなみにそれで何人かの嬢はその禍蛇を抜くために定期的にカウンセリングに来てくれていました。

いきなりエネルギーの話をしちゃっているのですが、何となく心当たりもあるんじゃないでしょうか?

そして、それは別に風俗嬢に限ったことではなく、ふつうにOLや主婦をしている方でも、同じようなことは起こりうるんですよね。

そうした相手のエネルギーを吸い込んでしまうヒーラーさんたちは、その処理をしてあげなきゃいけません。

プロのヒーラーさんになるとそのエネルギーを自らが「感じまくって燃やす」ということをされます。なかなかハードワークですが。

また、塩、海水、温泉、神社、お寺、ご祈祷、アーシング、おまじない、鍼灸等で癒す方もいます。

それを目的としてカウンセリングを使われる方もいますね。

結局は試行錯誤して自分に一番合う方法を探す

理屈じゃない、エネルギーというかそういう世界の話ですのですぐに怪しくなっちゃいますが、人のものをもらって自分のものだと思っちゃうのもおかしな話ですから、ちゃんとケアしてあげたいところです。

特に職業柄「直接エネルギーを引き受ける」ことになりますよね。
だから、自分自身の心のメンテナンスは欠かさないようにするのがいいと思います。

ちなみに筆者は幸い関西に住んでいるので「強食塩泉」がそこかしこに湧いてて助かっておりますし、あちこちの鍼師にお世話になっておりますし、そっち系に強い友人もいますので何とかなっております。

さて、

>でも、仕事柄ありとあらゆるプレイを受け入れてきた私にとっては、今更それがイヤだとかもなく…ただなんだろうこの違和感は!?という感じなんです。

そりゃ、仕事とプライベートは違いますもの。

例えば、キャバ嬢のみなさまはお仕事では女を強調されるような服を着ておられますが、カウンセリングに来られるときなどはTシャツにジーンズといういで立ちです。

「仕事だからああいう服着てるのであって、プライベートでは着たくないもん」ということですが、Sさんもその感覚、ちょっと分かるんじゃないでしょうか?

「仕事」なので「男性性」が使われます。
だから、谷間があらわになる服だって気合で着れます。

けど、「プライベート」では男性性を引っ込めて女性に戻るし、戻りたいんですよね。
だから、「谷間見せるような服、恥ずかしくてよう着んわ!」となります。

Sさんの同業者の方も「仕事だからどんなプレイも受け入れるけど、プライベートではふつうに愛し合いたいと思う」とおっしゃってるんですよね。

とはいえ、彼氏のほとんどがお客様なので「お店と同じプレイを要求されるのがしんどいねん!」(十三の女王様)ということになりかねませんけれど。

だから、そこで違和感を覚えるのも無理はないかなあ、と思いますし、「奴隷になりたくない」というのもそりゃそうでしょって感じだと思います。

また、そうした違和感があるのも、「SEXではいったことがありません。」という部分についても、「幼少期の家族からの性虐待、性被害を思いだしてしまい」という件と関係があるのかな?という見方もできます。

やっぱ仕事は割り切れるんです。
男性性使ってるんです。

けど、プライベートとなると勝手が違います。
その幼少期のできごとも「プライベート」なわけですから、彼とのプレイに違和感を覚えるのも、イケないのも、何らかのトラウマが影響してるのかなあ?と思うわけです。

ちなみにトラウマって覚えていてもいなくても影響はさほど変わりません。

だから、性虐待・性被害を受けてしまった側としては、親密な距離になると出てくる「痛み」がまだ残っているのかもしれません。

それを思い出せたことも決して悪いことではなく、癒しに通じるプロセスだと思います。

例えば、性的ないたずらや被害を受けた方が風俗にたどり着くのもなんか不思議な話で、やはり天性のヒーラーだからなのかな?と思ったりもします。

そうでなくても、傷ついた男性をコレクションされてる方は多いですよね。
やっぱ、癒しの才能があるから、癒しが必要な人の元に行っちゃうのかな?

とはいえ、パートナーとの心理的な距離が近づいてくると、そうした子ども時代のトラウマが蘇ってくるものです。

もちろん、それは感覚として。
そして、昔からずっとあったから自分にとっては当たり前の感覚になってることが多いんです。

例えば、男性に心を開くのが怖い、と感じてるような反応をしたり、なかなか心を開けず身を委ねられなかったり。

「自分が主導権を握ってるならいいけど、相手にそれを渡すのはなんかイヤだと思ってしまう。」

「心の奥深くで警戒してる自分がなぜかいて。この人のことを信頼しているつもりなのに、守りに入っているような自分がいるんです。」

中にはイケないだけでなく不感症になってしまった方もいますね。
全身に恐怖が染みついてしまってるのかもしれません。

なので、そのトラウマに気付いてしまったのであれば、やっぱ癒してあげたいところですよね。

さて、最後に

>その浮気を隠すために何十個、何百個嘘つかなきゃいけないのよ!?と、嘘をつかれ続けることのほうが悲しくて…。

そうなんですよねー。浮気をされることも辛いけれど、そのためにウソをつかれ続けるのが悲しい、、、まさにそれが痛いんですよね。特に癒してあげたい人にとってはより辛いことかもしれません。

こういう気持ちになるってことはSさん、やはり女性性が豊かな方なのですね。

多くの方のオアシスとなり、癒しを求める人たちにひとときの休息を与えるのがライフワークだと思うのです。

ということで、何となく自分の内面の理解が少し進んだでしょうか?

手を付けるとすれば、そのトラウマをどう癒すか?という点と、癒し人としての才能を受け取っていくことが最初かな、と思いました。

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