性的トラウマから来る女性性の痛み、体の症状はどうしたら癒せるのだろうか？

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性的な虐待ってのはほんとうに深く心に傷を残すもので、人生をめちゃくちゃにしたり、身体症状として現れたりしてすごく辛いものです。
そうした痛みは潜在意識深くに潜り込んでしまうことが多いのですが、どうしたら解消していくことができるでしょうか。

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あらゆる方法を試してこられたってことで、今日お伝えすることなどとうの昔に体験済みかもしれませんけれど、そういう場合は華麗にスルーしていただいて、「ああ、根本さんは他の読者の方のために書かれているんだなあ」と生暖かく見守っていただけると幸いでございます。

さて、今の彼氏のおかげでだいぶ心がほどけて来たみたいですね。
とても素敵な彼と出会え、お付き合いできたことはとても素晴らしいです。

いくつかの流れがありますので、なるべく整理してお伝えしたいと思います。

まず、彼氏がそんなに優しくて「北風と太陽」の太陽さんみたいな存在だと、私たちはついうっかり何重にも着込んでいた心の鎧を脱いでしまうわけですね。

この鎧ってのは「心の傷」を守るためのものですから、鎧を脱げば脱ぐほど、つまり、彼に対して安心感と信頼を覚えるほどに「過去の痛み」が蘇ってきます。

もちろん、その傷・痛みってのは本来「癒されるべきもの」ですし、「癒されるのを待っている」わけですから、決してネガティブなことではなく、「この彼に癒してもらいたいっていうか、きっと癒してもらえるに違いないぜ！」と心を許している証拠です。

なので、ちょっとややこしい現象が起こるんです。

彼のことを信頼し、お互いの絆が深まっていくほど「あたしはイヤな女」になってしまう、という。

だから、

＞今まで男性に思ってた怒りや寂しさが彼の言動と重なり、何かの拍子に出てきてしまい、攻撃的になります。

というのも一見、とてもネガティブなものに見えるんですけれど、それくらい彼に心を許している証でもあるわけですね。

「今まで男性に思った」と書かれてるように、その怒りや寂しさは「彼」に向けたものではなく、過去の男たちに対して向けられたものです。

実はリトリートセミナーでやってるロールプレイセッションはこの現象を利用したセラピーでして、心理的に「過去の男たち」への投影を作り出して、その痛みを解放し、癒しを生み出すプロセスなんです。だから、トラウマを癒すという点においては抜群の効果があると思っています。

だから、できれば彼に対して「これはあんたに向けたものとちゃうねん。過去の男たちへの思いをあんたにぶつけてしもうてるねん。これはあんたのことを信頼してるから出てしまう現象やねん。分かってな。」と何度も説明してあげると彼も安心してサンドバックになってくれるでしょう！

だから、そうした暴言や怒りや寂しさなどの感情が噴き出てきて、それを彼に受け止めてもらうたびにＹさんの痛みは少しずつ解消されていきますし、それによって彼に対してさらに心を許し、鎧をまた脱いでいくことになるでしょう。

あ、ちなみに彼氏に対してのみ心を開ければ良いので、今時点では他の人に対しては固く閉じていても構いません。

とはいえ、彼氏に対してつい鎧を脱いでいっているので、他の人に対してもつい鎧を何枚か脱いだ状態で接してしまうかもしれません。その方が体も楽ですしね。

だから、他人が今まで以上に怖く感じたり、警戒しちゃったり、野良猫女子を発動しちゃったりするかと思いますが、それは順調にプロセスが進んでいる証拠でもあります。

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さて、小学生の頃の性的虐待というひどいことが起きてしまったことも大きなトラウマなのですが、そうした経験を持つ方はよく

＞19歳をピークにオーバードーズ、過食拒食、アルコール、性的依存、鬱、パニック障害となりました。

という状況にも陥りやすいのです。

これはほんといろいろな方から伺ってきましたが、実は思春期から大人になる時期の苦しみというのはほんとうに辛いもので、それ自体がまたトラウマになってしまいます。

「自分の意思に反して、相手がスゲズケ来る」という経験もこの時代にもけっこう体験されてるんじゃないでしょうか？

だから、もしかすると今彼氏に対して出てきている感情はこの時代のものかもしれないと思いますし、後に説明しますが体に出る反応は例の小学生時代の痛みに由来するのかもしれないと思っています。

そして、その痛みがまさに解放されていっている、と。

だから、ちょっと理解しづらいかもしれませんが、セックスの問題も含めてこうした問題が表出しているのは「それを感じられるくらい癒されてきた証」ということになるんですね。ややこしいでしょ？ふつうは逆だと思うもんね。

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さて、私たちの心の痛みについてなのですが、始めは「感情」で感じます。当たり前っちゃ当たり前ですが。

けれど、感情で感じきれなかったり、あまりに強大な感情だと、それが潜在意識の奥深くに押し込められる（抑圧される）ことになります。

そうすると根拠が分からない得体のしれない恐怖、嫌悪感、不安感といった「感覚」に出るようになります。

そして、その状態はやがて「体」に出るんですね。

つまり、体の症状として心の痛みが出現するんです。

これは「病気」も同じですね。

だから、それだけ強い痛みがあり、感じきれない痛みが体に出てると解釈します。

特にＹさんの受けた被害は女性性をひどく傷つけるものですから、ＰＭＳやセックスに問題が出てくるのも無理はないものです。

だから「体の症状」として現れている問題については、潜在意識でも深いところに痛みがあると解釈し、そこを扱っていくことになります。

そういう領域はふつうに会話していくだけのカウンセリングでは届かないことも少なくなく、私のメニューで言えば、潜在意識を扱う深めのイメージワークやリトリートや１ＤＡＹなどのロールプレイに委ねられることになりますし、また、セクシャルヒーリング的なボディワークやエネルギーワークと言ったアプローチを選択することになるかと思います。
ちなみに彼氏同伴で個人セッションやリトリートセミナーなどに来て頂くのもアリです。
たぶん、効果的なセッションを作ることができるかと思います。

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私はこうした強いトラウマ由来の体の症状には体からのアプローチも有効だと思っていまして、整体や鍼灸、ボディワークなどをお勧めすることもあります。

つまり、硬くなってしまった体を緩める“体験”をすることで、彼氏とハグをしたときにリラックスできるようにするためです。その他症状にも言えることですが。

その一方で、心からのアプローチというのはやはりトラウマを癒すセラピーということになりまして、潜在意識層の痛みを解消していきます。

例えば、罪悪感を丁寧に洗い流していくアプローチも必要になるでしょう。

Ｙさんのような体験をされますと変な話なのですが強い罪悪感が心の中に生まれてきます。
女として汚れてしまった感覚、傷がたくさん付いてしまった感覚がそれなのですが、被害者なのに罪悪感を覚えるって理不尽なんですけど、心はある理由でそういう仕組みになっているんですね。

そんな罪悪感を洗い流してすっきりしていただこうってわけです。

＊「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」（ディスカバー２１）
＊セミナー動画：『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
＊心理学講座動画：『罪悪感と癒着の心理』
＊光の瞑想～疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク～

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そして、また別のアプローチとしては「当時のあたしを救いに行く」というセッションを私はよく好みます。

小学生の自分、そして、１９歳前後の自分を助けに行くんです。

そんなことできるの？と思われるんですけど、私たちの心には時間という概念がありませんから、自分の意識をそこに向ければ目の前に１９歳の頃の自分を出現させることは可能です。

めちゃくちゃに苦しんでいた自分を自分自身が嫌うし、そんな自分を自分自身が触れられなくなるってことはよくあります。

だから、改めてカウンセラーのサポートを受けてその自分と向き合っていくんです。

優しく抱きしめてあげること。
話を聞いてあげること。
一緒に泣いてあげること。
頭をなでてあげること。
その自分を守ろうとすること。

そうしてその当時の傷ついた自分とのつながりを取り戻していくんですね。

「自分をひとりぼっちにしない。」という決意をそこでしていくだけで、不思議と心は深い安心感に包まれるものです。

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さて、さらに本丸に突入するならば「再体験法」というのがセラピーの世界ではよく行われます。ただ、これは非常に繊細な部分を扱いますので、カウンセラーはもちろん、その場にいる人たちへの信頼がないとむやみに扱えません。

アメリカでは「サイコドラマ」という手法として頻繁に使われているみたいですが、私の手札としては先ほども出てきましたロールプレイがそれと似たアプローチを実現してくれます。

またイメージワークで深いところに入れるのであればそれも有効でしょう。

人によっては再体験法はよりトラウマを強めるものと言われるんですけど、だからこそ、使い方には気を付けないといけないですね。

ただ、これがきちんと成されますと一発でそのトラウマが吹っ飛ぶこともありますので、やはり強力な方法だと思っています。もちろん、このアプローチは信頼関係が大前提になりますから、初回からこのセッションをするなんてことはふつうはありません。

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Ｙさんが書いてくださったような現象はここまでのお話でだいたい説明できてるように感じますが、何か疑問点はありますでしょうか？

彼氏のお陰でずいぶんと癒しが進み、鎧を脱いでしまったからこそ、こうした症状や現象が現実に起きてきている、という視点でお話をしました。

その鎧をさらに脱いでいくと小学生の頃のＹさんが傷ついて、震えたまま体育座りをしてるわけですが、いずれその子を心からの笑顔に変えてあげたいですね。

もちろん、１９歳の頃の自分も同じ。荒れ放題だった自分は相当きつく、暗い目をしていたんじゃないかと思うんですよね。その目に光を与え、笑顔を取り戻していくことがこのプロセスの目標になります。

そのプロセスで今の身体症状も改善していくことが期待されます。少なくともPMSや痛みは解消されるんじゃないかと思います。

さて、そうした流れの先にはＹさんの持つ才能やライフワークというものが見えてくると思います。

このヴィジョンを描くことで、少々辛いプロセスも踏ん張って乗り越えることができるわけですが、今はまだ未来を見ることは難しいでしょうか？

その彼氏とはやっぱり結婚ということになるのかな？
ちなみに、その彼をビジネスパートナーとして見ることは難しいのでしょうか？
その性格からビジネスでも良き相棒になってくれるような気もするのですが。

どういう形になるかは分からないですが「傷ついた女性を救う」という才能は多分にありそうですね。それはもうお気づきかもしれませんが。

同時にもしかすると「傷ついた男性を救う」という才能も眠っているかもしれません。
もちろんそれは今はまだ怖れの中にあると思いますから、見る必要はありませんが。

女性の体や健康に関するテーマをライフワークにすることもできるかもしれません。
それだけのエネルギーをお持ちのＹさんですから、ビジネスとしても大きく成長させることができるでしょう。

でも、その一方で、温かく平和で優しい家庭を築く、という道もありそうですけど、そっちはあんまり興味ないですか？

そんなヴィジョンが実現した際には「人生に無駄なことは何一つない」ということを実感できると思いますので、そう思える未来を迎えに行きたいものですね。

◎さあ、人生を、生き方を変えてライフワークを生きる自分になっていきましょう！

9/16,17,18 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂～生き方が、人生が、自分自身が変わる３日間～
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/49905

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