アスペルガー(ASD)ぽい夫氏から年に6回も離婚を切り出されている件~その心の内にどうすればいいかの答えがある~



ふつうなら耐えられないであろう状況に耐えられるのはなぜなのか?
また、そもそもなぜそういう夫を選んだのか?
両親との関係や過去の恋愛・結婚をひもとくことによって表面上に起きてる問題から心の中の問題へ掘り下げていくことで、今起きていることの仕組みが見えてきます。
そうしたら今何に取り組めばよいか、どの方向に向かえばいいかもわかってくるでしょう。

根本さん、こんにちは!かれこれ3年ほど毎日ブログを拝読しています。今回のご相談は、モラハラアスペルガーASDぽいバツ1夫に離婚を1年で6回切り出された件です。

結婚して、3年弱になります。子供は1歳10ヶ月です。
まず最初は、”昼ごはんのサラダに砂が入ってる!こんなの食わせるのか?家事育児向いてない。離婚だ” からはじまり。大体、お金に細かく家族カードで400円のカフェ代に文句を言われます。先日、無理やり、家族カードを解約され、12万の生活費でやりくりをする。それに従えなかったら離婚だといわれました。

私自身、専業主婦で小さい子供がいながら頑張っていたのに、家事育児完璧にできているのか?と言われたり。

全ては平等だから、自分自身の分は自分でといわれ貯金を切り崩してきました。

以前、私自身は起業したり投資をしたり男性性を駆使してましたが、離婚し、子供の親権が父方なりその罪悪感から苦しみ燃え尽きました。

彼は、わたしが自立してる人だから結婚したそうですが、そうじゃなかったといわれ俺に依存するなと、悲しいです。

子供が熱が出た時に、コップを布団に持っていかないほうがいいのじゃないかと普通にいったただけで、お前馬鹿なの?同じこと何度も言わせるな。お前うるさいんだよとキレられました。

彼は、資産家ですが、家族にはとてもケチです。彼なりに旅行やご飯はたくさん連れて行ってくれたこと、マンションの賃料は出してくれていることは感謝です。

私自身の生育歴は、モラハラケチ経営者の父と心身を崩した専業主婦の母の愚痴を40年聞かされて育った自立系武闘派女子です。

本当は、仲のいい、明るい穏やかな家庭で、旦那さんは太っ腹。自分自身はライフワークでもう一度、昔ほど家庭バランスを崩すほどでなく(昔、1億稼ぎましたが、正社員や雇われで働くのがとっても億劫でつらいです)今度は、ゆったり、趣味のお茶や茶道を楽しく仕事にできるのが夢です。

夫とも、そんなふうにできることを願っていたのですが、彼の金銭面のこだわりは1円単位で怖いほどです。育児はとっても頑張ってくれているのはありがたいです。

最近は、不眠になり睡眠薬を飲んだりしてますが、自分軸、自分軸と唱えたりしています。

なにか、アドバイスを根本さんよろしくお願い致します!

ファンより(たくさん本も拝読してます^^)
(Eさん)

ありがとうございますっ!

そして、自武女らしくイバラの道を自ら突き進む勇気・根性・気力のすばらしさに感服しております!(敬礼)

ということで、「うちの夫はアスペルガーじゃねえか?問題」については近年明らかに増加傾向のご相談でして、国の内外を問わず、Eさんと同じような境遇の奥様のお話をお聞きしております。

で、そうすると私の関心としては「なぜそういう人を選ぶのか?」という点に向くものですし、「なぜそういう人と一緒にいるのか?」というところから深掘りしていくものです。

そう問われたらEさん、そして同志のみなさまは何てお答えになりますか?
なぜ選ぶのか?についてはまあ良いとして「なんで離婚しないの?」という質問についてはどうでしょうか?

で、とにかくEさんの忍耐力は相当なものだということはよく分かります。

アスペかどうかは置いといて、それだけきつく当たられることが多ければそりゃあメンタルがゴリゴリ削られますよね?

ただ黙って耐えてるだけでしょうか?
それとも時には言い返して大喧嘩になったりするのでしょうか?
あるいはその夫から逃げるオアシスをこっそり作っていたりするのでしょうか?

なかなかしんどい関係ですよね。

ご飯や旅行、家賃等を出してくれてるとのことですし、育児も頑張ってくれてるのは分かるのですが、夫氏と一緒にいるのって正直もうしんどくないですか?

「いいところもあるんだから」と歯を食いしばって頑張るのも限界近しなんじゃないでしょうか?

それとも我慢は得意だからってとっくに限界を超えてるのにその持ち前の根性で何とか続けてるって感じでしょうか?

改めてこんなワークをしてみて欲しいんです。

ノートの左側のページに夫の良いところ、魅力、好きなところ、尊敬できることを、そして、右側のページに夫のしんどいところ、嫌なところ、人としてダメなところを思いつく限り書き出してみます。

で、こんなもんかな?と思ったら、ノートの左右を見比べてみてみましょう。

そのとき、どっちの方が“大きい”でしょうか?

単純に数の多さを比べるんじゃないんです。
その「重み」や「サイズ感」を比べるんです。

そうすると「一つの嫌なところ」がめちゃくちゃデカく感じたり、逆に「いくつかの良いところ」がじーんと心を熱くさせたりすることに気づくと思います。

で、そのバランスを見たところ「ああ、嫌なところは結局3,4割って感じか・・・」であれば、結婚生活を続ける意欲も出てくると思います。

しかし、それが逆だったら・・・子どものためにも進退を考えたほうが良いかもしれません。

今はとりあえず「自分軸、自分軸」と唱えながら、「なぜ自分はこの状況を必要としているのだろう?」という視点で見ていきませんか。

ご存じかと思いますが、アスペルガー症候群の夫とセットで語られることが多い「カサンドラ症候群の妻」という問題が危惧されるからです。

そうなってしまうともう動けなくなるので、動けるうちにヘルプを出すのが望ましいものです。

特にEさんはすでに不眠症になってることもあって、できれば早めに家族や友人、カウンセラーや夫婦の問題に詳しい弁護士に相談されることをお勧めしたいです。

というのも、こうした関係は必ずと言っていいほど「心理的な癒着」(共依存関係)が生まれます。

癒着関係になると自らの意志で決断することが難しくなり、場合によっては第三者(家族とか親友とか行政とか)の強制的な介入がないと離れられなくなって、心も体もボロボロになっちゃうことも多いのです。

私も何度か「あなた自身の心身と、お子さんの未来を考えるのならば、すぐにでも家を出た方がいい」とアドバイスしたことがあります。

離婚を勧めるというよりも、一旦距離を置いて、お互いに自分を見つめなおす時間をとった上で、これからのことを考えた方がいい、という“安全策”のためです。

また、最近はこういう状況になったときに一時の安息を求めて彼氏を作る方もいらっしゃいますね。

それで「夫もいるけど彼氏もいる問題」になるのですが、じゃあ、それがこの問題を解決してくれるか?というともちろんそうではありません。

彼氏を作ることで(いろんな意味で)「痛み止めの注射を打つ」ことにはなるんですけど、一時しのぎにはなれど根っこは何も変わらないものです。

むしろ、こういう状況だと彼氏の方にも依存してしまい、問題が余計に複雑化することも多いものです。

だから、早めにご相談を!というのがカウンセラーからの切なる願いでもあるのです。

さて、本題の「なぜ、そういう夫を選んでしまったのか?」という話に戻りましょう。

Eさんは、

>本当は、仲のいい、明るい穏やかな家庭で、旦那さんは太っ腹。自分自身はライフワークで~(中略~)ゆったり、趣味のお茶や茶道を楽しく仕事にできるのが夢です。

という夢をお持ちなのに、現実は逆方向に全力ダッシュしてるように見えませんか?

なぜそうなってしまうのでしょう?

となると、Eさんの歴史を振り返ってみる必要がありそうです。

Eさんの文章からそのヒントになりそうな部分を拾ってみるとこの2点になりますかね。

>以前、私自身は起業したり投資をしたり男性性を駆使してましたが、離婚し、子供の親権が父方なりその罪悪感から苦しみ燃え尽きました。

改めて確認なのですが、Eさんはバツイチで、お子さんを元夫側に取られた、という経験をお持ちということですよね?

その当時は男性性バリバリで稼いでいた頃で、離婚前後に燃え尽きてしまった、ということでしょうか?

となると、

・離婚理由はEさんが自立しすぎていたこと?仕事の方にエネルギーを向けすぎていたということ?

・前の夫氏はどんな方だったのでしょうか?

・親権を取られるということは、相手の家族の介入があったのでしょうか?その場合、その家族はどんな人たちなのでしょうか?

・燃え尽きてしまった後はどうなったのでしょうか?

・今の夫氏と出会ったのは絶賛燃え尽き中の頃?

・今の結婚で、その燃え尽きからは脱却できたのでしょうか?それとも、実は未だに燃え尽きから完全復活はできてない状態でしょうか?

・2人の夫氏に共通する点はありますか?

・あるいは、当時の自分と、今の夫氏に共通する点はありますか?

・それ以外の男女関係はどのようなものだったのでしょうか?

などの点を根掘り葉掘りお伺いしたいところです。

(もし、カウンセリングを受ける機会があれば、その辺も書き出してきてもらえるとだいぶ時短になります。)

ここで知りたいのは「離婚のダメージとその影響」と「Eさんの恋愛パターン」です。

そして、これも大事なポイントですね。

>私自身の生育歴は、モラハラケチ経営者の父と心身を崩した専業主婦の母の愚痴を40年聞かされて育った自立系武闘派女子です。

ということで、この1行で「ああ、なるほどー」と言えることもあるんですけど、さらにお聞きしてみたいこともたくさんあります。
(そう、私のカウンセリングって当然かもしれませんがかなり質問が多いのです。私が一方的にしゃべるってことはまずないんです。特に初回は。ま、それでクライアントさんの性質とか特徴とかキャラとかをある程度掴んだら、けっこうしゃべるんですけど)

・今の夫氏と父と重なる部分ってどれくらいありますか?

・その父とEさんの関係はどのようなものでしたか?ファザコン、もしくは、隠れファザコンの要素はどれくらいあるでそふ?

・父と母はどんな性格でしたか?

・心身を崩したのは母ですよね?愚痴を聞くこともそうですが、母を支えるのはEさんにとってどのような意味がありますか?

・きょうだいはいらっしゃいますか?いらっしゃる場合、それぞれどのような関係でしょうか?今はそれぞれどのように暮らしてますか?

・母の愚痴を40年聞き続けることでEさんが得た「能力」って何だと思いますか?

うーん、まだまだあります。
Eさんの学生時代の様子とか、両親とEさんの関係とか。

そして、やっぱりこの辺にEさんの夢がなかなか現実にならない理由がありそうだな、と思うわけです。

母の愚痴を40年も聞き続けるってのはEさんの才能の一つですし、そういう母を見てきたからこそ、ロックウーマンとして超自立系武闘派女子になったことも想定できますし、それでいながら母とも癒着していることがうかがえますし、たぶん、父のことを尊敬している部分もある一方で、その父のことも助けたいと思っていたっぽいですし、それで、父と似たような感じの夫氏を選んだような気もしますし・・・。

少なくともEさんはめちゃくちゃ「強さ」を持っていることが分かりますね。
だから、今の夫氏とも一緒にいられるのでしょう。

でも、この「弱い母」「心配性の母」「父に虐げられてる母」「過干渉な母」などを持つと、その母を助けるために自立し、立派な自武女となられる方はとても多いですね。

そういうわけで、夫との関係性を見ていく話から、両親との関係に転じ、それがカウンセリングのメインテーマになることがとても多いものです。

だとするとEさんの場合、精神的に「家(母?両親?)」との距離が近く、モラハラな父の影響で夫氏のアスペな言動もどこか「慣れてる感」があるし、母の精神的な面倒を長年見てきたので、やはり夫氏の言動に耐えられているのかもしれません。

いわば、「虎の穴で育ったから、今の虎の穴の生活も慣れてるっちゃ慣れてる状態」と言えるのかな、と。

※今の生活を「虎の穴」と言われたら気分悪いかもしれませんけど!(すいません)

ということは、一旦、両親との関係からほぐしていくのがいいかな?と思うのです。

母親との精神的な距離を取ること。
父親に対してわだかまっている感情を処理していくこと。
両親に対して感じていた本音に気づくこと。
その両親だったからこそ得られたEさんの学び、才能、魅力を受け取ること。
その才能をどう活かしていくのか?を考えること。

例えば、「お母さんはもちろんだけど、お父さんのことも助けたかった」という思いが出てくることも多いものです。

そうすると、自分が父と似たような人生を歩んでその気持ちを理解しようとしたり、父と似たようなパートナーを持つことで父に対してできなかった「助ける」を実現しようとしたりするんです。

だとすると「ほんとうはこの夫のことを助けたいのかも?」という思いがあって、今も一緒にいるのかもしれません。

そうしたところを読み解き、わだかまりがあればそれを解消し、その目的を知ることができれば、今の夫との関係をどうしようか決められるのです。

しかも、不思議なことに両親との関係を見つめていったり、ライフワークに取り組んだりしていくうちに、夫氏の態度が変わることも珍しくありません。
夫との関係に何一つ触れてるわけではないのに、です。

これも「自分が変われば相手が変わる」という現象なのですけれど、だからこそ、相手ではなく、自分自身を見つめなおすことを強く推奨するんです。

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「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本

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