自分らしく振舞い、好きなことや楽しいことをやり始めたら罪悪感が出てきたんですけど？

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私たちは幼少期より環境的に「好きなことを楽しむ」ということを禁止してきたフシがあります。
その禁止の度合いが強い分だけ、解禁されると罪悪感が出てくることがよくあるのです。
楽しむことは悪、と思い込んできたからかもしれません。

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いつも記事を楽しく拝見しております。
先日の記事にとても共感したのでメールさせていただきます。以前離婚についた悩んでいた時に、根本先生のセクシャリティのセッションを受けました。その後アドバイスを元にやりたい放題やってみたら、自分の心持ちと周りの状況がだいぶ変わってきました。
・下着、ファッション、メイクをより色っぽく
・香水や真っ赤なルージュをつける
・女性用AVを見る、シチュエーションの構想を練る
・1人でBARに行ってマスターや隣の男性客とおしゃべりする→途中からその男性の夫婦問題のお悩み相談になりました笑
・サレンダーのイメージワーク
・気になった男性と寝てみる、など。

そんな毎日を過ごしていたら通勤時の男性からの視線もかなり感じるし、久しぶり会った方から男女問わず「ますます綺麗になった」と言われ、内心ありがと～♪とありがたく受け取っています。
目上の方に送迎してもらったり、ディナーに連れて行っていただく機会も増えました。それに好きだった彼のことを思い出す頻度も粘度も下がりました。
なんか生きるのがめっちゃ楽～！肩の力が抜けた感じがする。
ただ罪悪感も出てきて、人としてこんなでいいのだろうか、人に知られたらきっと白い目で見られる、人を騙しているような不安と恐怖。
そう思っては「いやいや、これが今の私には必要なことだしこれでいいのだ～」と、許せるようになってきて、そんな自分を自分で褒めてあげています。

私はこのまま邁進していたら、離婚問題含めいろいろ腹が決まるのでしょうか？
なんとなくそうなるであろう予感はします。
（Ｙさん）

そうなる予感がしてるんだったらもう少しその調子で行ってみればいいと思いますー！

今日のネタに関するご提案は以上となりますが、何かご質問等はございますでしょうか？

ということで、順調にプロセスが進んでおりますので、何が起きてるのか？これからどうなるのか？何に注意したら良いか？という点についてまとめてお話しさせていただこうと思います。

継続セッションを受けてくださってる方はそういう場合も鼻くそをほじり、お腹をかきながら「ええんちゃう？順調やからそんまんまで行きなよ。じゃ。今日はこの辺で」とぞんざいな扱いを受けながらもフォローが入るのでいいんですけど、単発の場合はヤリっ放しみたいな感じになりますもんね。

これは「変化が起きて以前の自分とは変わってきたんだけど、このまま行っちゃっていいんですかね？」というテーマなんですよね。

で、私がそういう宿題を出すってことはおそらく「ははーん。だいぶ女の自分を抑圧して生きてきたんだな。そこを思い切り解放していくことがまずは大事なんだぜ？」という風に考えたんだろうと思います。

で、さすがは武闘派女子でいらっしゃって「よっしゃ！」と気合をいれてあれこれ頑張ってくださったんですよね。その節はありがとうございます。

で、めちゃくちゃ順調に変化していることは確かなのですが、そうすると「あれ？これでいいの？ほんまにええの？」という疑問が出てくることってよくあるんです。

長らく自分を抑えて生きてきたので、自分を抑えることがクセになってしまい、楽しむことにもブレーキをかけてしまいそうになるんですね。

＞なんか生きるのがめっちゃ楽～！肩の力が抜けた感じがする。

これで全然ＯＫなんですけど、今までの自分が耳元で「ほんとうにそれでいいの？」とつぶやいてくるわけです。

例えば、長年戦場を駆け巡り、滝に打たれまくってきた修行系武闘派女子のみなさまは、つい苦行・荒行を自分に課すことがクセになっており、「ああ、なんだか楽だなあ」という状況につい異を唱えがちです。

やはり千日回峰行の堂入りクラスの過酷な行でなければ満足しない体になっているのかもしれません。

Ｙさんの場合はそれが

＞ただ罪悪感も出てきて、人としてこんなでいいのだろうか、人に知られたらきっと白い目で見られる、人を騙しているような不安と恐怖。

という形で表れているわけですが、ちゃんと「それでいいんよ」と自分を許してあげられてるのはさすがです。

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子どもの頃の私たちは楽しいことが大好きで、いつも笑っていて、面白いことを探してる日々を送っていたんですね。

けど、「将来のためだから」という親の意向により学校に行ったり、塾通いをしたり、あれこれ習い事をしたりしてきたんです。

「宿題やったらゲームしてもいい」という取引も散々行われましたね。

また、同級生との関係でも好き放題やっていると「わがまま・自分勝手」と烙印を押され、周りの人たちに合わせるよう、先生からも強要されますよね？

そうして人間関係の中で私たちは「好きなことをする」よりも「我慢して言うことをきく」ということを幼いころから学習してきたわけです。

「将来のため」であり、「周りの人たちとうまくやるため」であり、「必要とされるため」であり、「周りから浮かないようにするため」に、私たちは「楽しむこと」を我慢してきたのかもしれません。

もちろん、その我慢が悪いか？と言えば、程度の問題なんですけど、けれど、その中で私たちはある思いを抱くようになるんです。

「楽しむこと、好きなこと、面白いことを好きになることは悪」

それらは「我慢した上でのご褒美」だったり、「アンダーグラウンドで満たすもの」であったりするのですが、あまりにも我慢がきつかった場合、それらを抑圧して分からなくしてしまうこともよくあるんです。

そうすると大人になってからも「自分の好きなものがよく分からない」「好きだと思っていたけどもしかしたら違うかもしれない」「楽しむことが苦手」「遊ぶってどういうこと？」と言った問題を感じるようになるんですよね。

人生は遊園地だぜ～！という思いを元々持っていた人ほど、抑圧はきつくなりますから、その反動で「楽しいこと？なんもないわ」という風になりがちです。

もうお分かりですよね？罪悪感が出てきた理由。

Ｙさんや同志のみなさんにとって「楽に生きること」「肩の力を抜いて生きること」「自分らしく振舞うこと」「女を楽しむこと」などをどうやら「悪」だと思っていたようです。

だから、自分を解放し、好きなように生き始めると「罪悪感」が動き始めるんです。

それはかつての自分が“罪悪感を使って自分を封印したこと”を表すエピソードとも言えるのです。

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でも、罪悪感を使って感情を抑え込む方法は私たちが幼少期より繰り返してきたことなんですよね。

例えば、武闘派女子のみなさんだったら「俺はお前を幸せにできない。結婚に向いてないんだ。」と若干厨二病的発言をする野良猫男子が好物だと思うんですけれど、たぶん、彼も何らかの罪悪感を抱えてると言っていいでしょう。

「特定の誰かとお付き合いする」ということを禁じている人はけっこう２番手の恋を好んで選びますよね。

また、ビジネスでも「名前を売って有名になるのが怖い」とか「前に出るのが苦手。２番手がいい」と思い込む方々も罪悪感は長き友達である可能性が高いです。

カウンセリングをしていても「成功しそうになると引いてしまう、ダメになる」というお話を伺うこともあるのですが、それもまた「成功することを罪悪感で食い止めている」という風に解釈することができます。

罪悪感は罪で罪を重ねるという特徴を持ちますから「実は２回も婚約破棄をしてしまって、もう自分なんて結婚すべきじゃないと強く思ってしまうんです」という心理も作ってしまいます。

そういう方はこの辺を参考にするといいと思いますよ！

＊「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」（ディスカバー２１）
＊セミナー動画：『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
＊心理学講座動画：『罪悪感と癒着の心理』

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「悪」だと思って自分の喜びを封印することに気付いたなら、それを許し続けるといいんですけど、それはそれでまた新たな問題も出てくるんです。

ええ、ほんと次から次へと問題てのは出てくるもんですよね～♪

それは「今まで抑圧してきた分だけ、解放し始めると止まらなくなる」というわけです。

ものすごくお腹が減ってるときってついついたくさんオーダーし勝ちじゃないですか。
無理して頑張ってダイエットしたときほどリバウンドも早くて大きいじゃないですか。

罪悪感によって楽しみや喜びを封印してきた方は、その封印を解いた途端、楽しみや喜びがあふれ出してきて大変なことになるんですよね。

つまり、あれもしたい、これもしたい、と思っちゃって止まらなくなるんです。

そうするとちょっと自分がおかしな人間のような、非常識な奴のような、変態のような気がしてくるんですよね。

それでかすかに残っている理性が「これでいいのか？ほんとうにこのままでいいのか？」とささやいてきてブレーキをかけようとするんですね。

でも、長年禁欲してきたわけですから、それが解けたら止まんなくなるのが人間てもんです。

まあ、楽しいこと、面白ことをやってるんだからいいんじゃね？と思うんですけど、ただ、そこはちょっと注意も必要です。

「自分がほんとうにしたいことなのか？欲求がそれを求めてるのか？の区別はちゃんとしようね」ということなんです。

みなさんを惑わせることになるのでお伝えするかどうか迷ったんですけど、欲に限りはなく、また、欲が欲を掻き立てることがあるのです。

さっきの「お腹が空いてるときほどオーダーしすぎる問題」です。

お腹がめっちゃ空いてるときに居酒屋に入ったら、だし巻き卵は絶対食べたいし、サイコロステーキは外せないし、焼鳥も行っときたいし、豆腐サラダは健康のために押さえたいし、マルゲリータもおいしそうだし、と次々オーダーしちゃいますよね？

でも、そんな全部は食べられず、途中でお腹がいっぱいになっちゃいます。

ずーっと我慢してきた自分がそれを解禁すると、自分の胃のサイズを無視して「欲」に走りやすいのですね。

つまり、自分がほんとうに求めているのは「だし巻きと焼鳥と豆腐サラダ！」かもしれないのです。

だから、自分らしく生きることを解禁したならば、自分の器というかサイズを常に意識しておく必要があるのです。

とはいえ、今までずーっと我慢してきたんだから多少の暴走はいいと思うんですけどね。

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さて、そうして新しい自分を楽しむことができ、生きやすさを実感できるようになったら、その新しい自分でライフワークをデザインしていくってのが次によくやるプロセスです。

離婚問題をどうするか？ということではなく、もう少し先に目を向けて見るんですね。

自分がどんな人生を送りたいのか？
自分はどんなパートナーシップを求めているのか？

そういう自分らしい幸せな人生を描いてみるんです。

おそらく「ああ、やっぱりあたしは女だったなあ。女は楽しいなあ。女の自分は好きだなあ」という実感を今、持っていらっしゃると思いますが、そんな女の私の幸せをその調子で描いてみるんですね。

そして、そのあとにキャスティングを行っていくわけです。

そしたら離婚問題も早く答えが出せるようになるでしょう。

あ、その前にちゃんとずいぶんと生きやすくなって自分を解放できるようになった自分を思い切り褒めることも続けてくださいね。

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昔読んだ本にこんな記述があったことを思い出します。

鷹匠の話です。

狩りに出る前に何日も鷹を断食させて空腹状態にします。
そうして、飢えた鷹を野に放って小動物などを狩るのですが、最初に仕留めた獲物はその鷹に十分食わせるんだそうです。
その上で本番の狩りを行っていくのです。

つまり、今まで自分を抑圧し、楽しみを禁じてきた武闘派女子の皆さまは飢えた鷹のようなものですね。

だからこそ、楽しみは始めに思う存分味わっていただき、しばらくのち、本番である「じゃあ、今後の人生、どうする？」を考えていくといいのです。

ということで、鷹のみなさま、準備がよろしければライフワークデザインの方に進んで参りましょうか。

◎大阪：9/11（日）11:00-18:00 問題解決のためのワンデーセミナー～慢性的な問題と向き合って突き抜ける！～
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45911

◎ライフワーク・グループコンサル～これからあなたは自分の才能を活かしてどう生きるべきなのか？～
大阪：10/8（土）13:00-17:00
東京：10/30（日）13:00-17:00

東京：9/23（金祝）、大阪：10/8（土）、東京：10/30（日）ライフワーク・グループコンサル～これからあなたは自分の才能を活かしてどう生きるべきなのか？～

★ライフワーク本＆セミナー動画
＊「つい「他人軸」になるあなたが７日間で自分らしい生き方を見つける方法」（あさ出版）
＊忙しすぎて辞める人。暇すぎて病める人。（主婦の友社）

＊セミナー動画：ライフワークをデザインするワークショップ～こんなご時世だからこそ、「自分らしい生き方」改めて見つめ直してみませんか？
＊セミナー動画：やりたいことが分からない！を解決するための質問攻めワークショップ。

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