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他人軸で生きてきた人(けっこう多いよね!)は自分と向き合い始めるとはじめに「中身のない自分」を見つけてゾッとしちゃうもんです。
でも、それが一歩目なんですよね。そこがスタート地点なんです。
そこから中身がないんじゃなくて、単に光を当ててなかったことに気付けばいいんです。
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そして提案されてたレッスンわたしも地道にとりくみたいと思いました。
エステはちとまだハードル高い(人の目が気になったり過度に感じよく振舞って帰宅後どっと疲れる癖があるため)ので、前から気になってたぬいぐるみセラピー?(人の代わり笑)をやるために、目をつけたおしゃかわぬいぐるみやっぱ買おうかなと思っとるところです。
ところで「虚しさ」に近く、自己肯定感向上レッスンでもしかしてこれもあるあるかもしれないとあるネガティブ感情について、陳情&対策案の所望で参りました笑
自己肯定感上げるために私もあれこれ取り組ませて頂いてます。
私の場合「消えもの」である、外食や食べたら即無くなるもの(スイーツや一食分のおかずなど)は虚しさとかそんなに感じません。
ただ「身につけるモノ」服や靴などを自己肯定感あげようと好きなモノに買い替えたりして、買った時は勿論、身につけるとやはり気分は良いのですが、同時にそんな素敵なモノを身につけてる自分を『ハリボテ』に感じる感覚もあります。
いつも薄っすらある感じです。
新しく選んだお気に入りのデザインや素材の靴や服を耳つけて、確かに心はウキウキと爽やかなのに、その膜の下にはそんな自分を中身のないハリボテにも感じてるという、アンビバレントな心境です。
「人付き合い」にも多少同じ傾向があって、「ワンナイト」とか「その日、その場だけ」「ビジネス上」など目的や役割、期間などがお互い明白だと平気だし、どちらかと言うと結構楽しめる?方です(あ、SEXに限っての話しではありませんよ笑 主にコミュニケーションの話です)
それが距離感や役割、とくに関係性の期間について曖昧な関係になってくると、どう振舞っていいか分からなくなってくるし、上記の明白であっさーい関係なら「ハリボテ」な自分でもいい気がしてるのですが、曖昧でパーソナルで無期限(これが1番恐ろしい条件かも)な付き合いになってくると、人間としての真正を突きつけられてるような怖さを感じ、より、自分の「ハリボテ」感を強く感じ人付き合いから「傷み」のような感覚が生じます。
自己肯定感取り組み中に『自分をハリボテに感じる心理と対策』のリクエストでしたー。
(Uさん)
「虚しさ」のお話ってこれですね!!
*虚しさって何?~自分のご機嫌を取ろうとしても何かを目指しても虚しさがなくならない理由~
*【続】虚しさについて~その感情と向き合って自分に素直になると情熱が復活してくる~
きっとこの本も参考になると思うよ!!
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さて、Uさんの心理というのは非常に分かりやすくて、心理学の教科書に載せてもいいんじゃねえか?というほどの典型的なマインドだと思うんです。
親密感への怖れを作る心理の一つでもあるし、自己肯定感をあげる際にどうしたって向き合わなきゃいけないテーマが出てきたかと思います。
結論から言えば「あたしはそれくらい中身のない女だと思い込んでいる」ということになります。
ハリボテですから外から見たら立派だったり、きれいだったり、かっこよかったり、素敵だったりするんですね。
でも、中身がない、中身はショボいと思い込んでいるわけです。
これ、「思い込み」ね。真実ちゃいまっせ。
自己肯定感を高めようと思ったら、自分の内面を見つめるでしょう?
そうすると「あれ?何もねえぞ?空だぞ?」ということに気付くんですね。
Uさんはそれくらい「自分がどう見えるか?人から自分がどう思われるか?」を気にしてきたのかもしれないし、他人軸な人生を歩んでこられたのかもしれません。
で、そのハリボテの中には何があるかというと、とりあえず強烈な自己嫌悪・自己否定があるんです。
「あたしには何の価値もねえ」と思い込んでいるわけですね。
だから、消えモノなら与えられるけど、かわいい服やエロいパンツには抵抗を覚えます。
だから、一夜限りの関係なら全然OKだけど、長期的な関係はNGになります。
それくらい自分に価値や魅力を見られないのですね。
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ご自身の人生を振り返ってみましょうか。
人に嫌われたり、人間関係がうまくいかなくて悩んだこと。
自分のことを否定されたり、価値のない人間だと思い込ませる関係があったこと。
家族と一緒にいるのが苦しくて、早く離れたかったこと。
学校で辛かったこと。
恋愛ですごく傷ついたこと。
誰かのために頑張ったのに全然うまくいかなかったこと。
人目を気にしてずっと背伸びして生きてきたこと。
高い理想を掲げていつもしんどかったこと。
すっごく欲しかったのに手に入れられなかったモノ。
「自分はダメな人間で、価値も魅力もねぇ」と思い込むにふさわしいできごとがいろいろとあったと思います。
それがハリボテの自分を作っていると思ってもいいでしょう。
だから、そんな過去を肯定し、愛するということが今の課題ですね。
自分を許してあげるわけです。
ただすぐにやろうと思ってもけっこう難しいんですよね。当たり前ですけど。
だから、一つ一つ自分を受け入れていく、自分の過去を受け入れていくということをしていきます。
それ自体が自己肯定感をあげるプロセスになります。
これは地道に取り組んでいく必要があり、時には一人でやるよりもカウンセラーなどのサポートがあった方がいいことも多いです。
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Uさんのような方って自分ではなかなか認めてくれないんですけどめちゃくちゃ魅力を隠し持ってることが多いです。
だから、その気になればけっこう早く変わります。変化も出ます。
その気になるにはそれなりのニンジンが必要なんですよね。
自己肯定感をあげてどんな未来を手に入れたいのか?という。
時にUさんのような「趣味:自己嫌悪」な方に“強制的課題”を出すことがあります。
「ほんとに自分を変えたいんだよね?自己肯定感あげたいんだよね?」
「は、はい。変わりたいです。自己肯定感、あげたいです。」
「じゃあ、今から僕が言う課題を全部やってね?」
「え?それって難しい奴ですか?やっぱり嫌なことですか?」
「さあ?分かんないなあー。」
「ええーっ!?自信ないです」
「やること自体は難しいことじゃないけど、抵抗を感じるのもあるかもしれないねー。けど、Noという選択肢を敢えて外したいんですよねー。」
「わ、分かりました。言われた通りにします。」
「じゃあ、○○と△△と××と□□と☆☆をやってね!」
「え?ほんとにやるんですか?」
みたいな。
これじゃあ、まさにコントロールするカウンセラーですなあ。
「俺の言うことを聞け!」的なカウンセラーですなあ。
よくないですなあ。笑
時には退路を断って「やるしかない」という状況を作ることも役立ちます。
けど、○○とか△△とかややこしいと思うじゃないですか?
人によってケースバイケースだけど、
「帰りにルクアに寄ってお店のお姉さんに『大人の女になりたいんですけど、服、コーディネートしてくれませんか?』ってお願いして、提案された服を何も言わずに買え!」
「明日の朝一、上司に『この仕事きついっす。だから手伝ってほしいんすけど』と言え!」
「お父ちゃんに『ありがとう』と直接言ってこい」
「自分の女としての魅力を何としてでも200個見つけてこい!」
「帰りにカフェで辞表を書け!」
みたいなことなんですけどね。
自分を変えるには多少の強引さも必要だと思ってるわけで。
で、これは自分で自分を試す行為でもあるんですよ。
ほんとうに変わる気がある人は当たり前ですけど、すぐに実践します。
自己肯定感をほんとうに上げたい人は、何としてでもそれをやり遂げます。
そこで「いやー、でもー、またこんどー」と思う人はまだまだ変わりたくないのかもしれません。
それはそれでいいんですよ。まだ機が熟していないってことですから。
そこで自分を責める必要もありません。
手はなんぼでもありますから。
★自己肯定感をあげる動画&書籍&ムック本
*自己肯定感とは?(Youtube)
*動画配信/DVD「自己肯定感をあげる3daysプログラム」
*「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
*「マンガでやさしくわかる敏感すぎるあなたがラクになる方法」(日本能率協会マネジメントセンター)
*「ムック本「書くだけで「自己肯定感」が高まるワークブック」」(宝島社)
*ムック本「自己肯定感を高めるお得技ベストセレクション」(晋遊舎)
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