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心の真ん中にぽっかりと空いた穴があってね、それが何をしても埋まらない状態が「虚しさ」と定義できるかもしれません。
それってほんとうに欲しいモノをどこかで諦めていて、何かでごまかそうとしているからなかなかなくならないのかもしれません。
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いつもお世話になっております。
先日のblog「タイプ別自信の付け方」大変参考になり読んだ瞬間心に灯火がついた思い出した。
そこで「自分のご機嫌を取る」を実践する中での感触のご報告と厚かましくもアドバイス頂けたらとお便りしました。
上記のblog記事の通り、私は結果が出る程燃え尽きというか、全く喜べないことが度重なり、ならばきっと根本さん言う所の感覚タイプなのだろう!と読んだ日から自分のご機嫌をとることに取り組みはじめました。
食材買う時は、よく自分に問いかけ安いからとか調理が楽だからという理由だけでなく、食べたいものは?とじっくり感じ旬のモノを買ったり、お風呂に入浴剤を入れてゆっくり入ったりなど。
ですが慣れてないせいか、そういう自愛行動をする程「虚しさ」を感じてしまうのです~
これってその場を楽しむことより、何か「期待」を込めてしまってるのでしょうか…?
こういう疑問をまとめてる時などは虚しさは感じません。
ということは、私は食事にも入浴にも実はそんなに関心がないということなのでしょうか?
(知らんがな!お前さんのことやろが!のツッコミ聞こえてきそうですが笑)
何かを目指して結果が出ても虚しく、何かを目指さず時間を楽しもうとしても虚しいというのは、私には虚しさオバケが取り憑いてるんでしょうかね…笑
そういうば子どもの頃から感じてる気もしますね。
厳しい家に育ったので、子どもらしい欲望(あれが欲しい、これをしたい、遊びたい、知らない場所に行ってみたい)とか流す癖がついてる気がします。
そのせいか行動せずに頭の中であれこれ想像することは虚しさは伴いません。
時間無駄にしたなーとか罪悪感や自己嫌悪は多少ありますが、自分のために行動やお金を使ったあとの虚しさの方が辛いです。
そう、行動に伴う虚しさかもしれません。
虚しさて何なんでしょうか?
仕事など日常ルーティンをこなしてる時「退屈」を感じてますが、そこから脱却しようと創意工夫や行動や出費をした時に「強い虚しさ」を感じるようです。
日々を愛でて自分で自分を充たせる、そんな人に憧れて本や動画を参考に真似っこしてるのですが「虚しさ」に足を取られ中です。
虚しさって何なんでしょうか??
(Rさん)
「タイプ別自信の付け方」とは、こちらの記事っすね!あざっす。けっこう好評いただいてます!あざっす!!
>『タイプによって「自信」の付け方が変わるもの~目に見える結果が自信になる人と気分の良さが自信につながる人がいる~』
さて、やっぱりRさんもドMなんでしょうか?笑
虚しさとは何?っていいテーマですねえ、ほんま。(縁側で茶をすすりながら)(我が家に縁側はないけどさ)
よく私のブログやカウンセリングやセミナーで「自分が笑顔になることをしましょう」って話をしておりまして、その一例として「お風呂にゆっくり浸かる」とか「美味しいものを頂く」を紹介しておりますが、その際に「やってみたんだけどさー、虚しいんだよねー」という声をちょくちょく頂いていております。
なのでRさん以外にもたくさんの方が同じ思いを抱えていらっしゃるようで、返す返すもいいテーマだなあ、と思うのです。(渋茶のお供に饅頭を頬張りながら)(個人的に甘いものは好きじゃないけど)
とりあえず「虚しさ」について紹介しておきましょう。
「虚しい」ってのは「心の穴が埋まんねーんだよ!」という状態で、自分を満たそうとして何かをしても全然満たされなかったときに感じるものです。
美味しいものを頂いているのになんか虚しい。
仕事で成果をあげて周りの人がすごいすごいと褒めてくれてるのに虚しい。
愛するパートナーもいて幸せな毎日のはずなのになんか虚しい。
虚しさってやっぱり嫌な感情なので「どうにかして埋めたい」と思うんですけど、何をやっても虚しいときもあるんです。
そういう話を聴くとカウンセラーは「ほんとうに欲しいものって何だろうね?やっぱり男?」と反射的に聞いてしまうんですよね。
それだけのことをしているのに虚しいってことは、ほんとうに欲しいモノじゃないからじゃない?と。
例えば、美味しいものを頂いている。けど、ほんとうは愛する人と一緒に食事をしたいのに目の前には変なおっさんがいる、とか。
仕事で成果をあげてみんなに賞賛されても自分がほんとうに欲しいのは充実感や達成感であって、この仕事にそこまでのものは感じられなかった、とか。
愛するパートナーがいるけれど、何かしら不満も溜まっているし、レスだし、心の交流があまりないし、やっぱり虚しい、とか。
だから時に「虚しい」は「寂しい」に置き換えることもできたりします。
あるいは、心の底から喜べていないから虚しい、という言い方もできます。
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この虚しさを抱えながら生きている人は時に厭世的になり、刹那的になり、自分を傷つけながら生きていることがよく見られます。
その埋まらない穴を何とか埋めようとするので、ある人はハードワークに走り、ある人は刺激的な恋を求め、ある人はギャンブルやお酒に溺れます。
埋めようにも埋まらないことに対して焦り、かつ、諦念もあり、自暴自棄になることもしばしです。
心の中にぽっかりと穴が開いてしまって、その穴の前で茫然自失してしまっているようなものです。
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なので、ほんとうに欲しいモノって何だろうね?って話になっていきます。
美味しいモノを頂いたり、ゆっくりお風呂に入ることがダメってわけではなくて、それでは満たされない何かがRさんの中にあるんだろうな、と思うのです。
そして、それだけ虚しさが付きまとうということは「ほんとうに欲しいモノはあるんだけど、ちょっと諦めてるんだよねー」という思いもあるかもしれません。
子どもの頃からそれがあって、家がすごく厳しかった、となると、そのほんとうに欲しいモノって、親からの無償の愛なのかなあ?とか、親からのやさしさや温かい家族の雰囲気なのかなあ?とか思っちゃうんですよね。
>厳しい家に育ったので、子どもらしい欲望(あれが欲しい、これをしたい、遊びたい、知らない場所に行ってみたい)とか流す癖がついてる気がします。
ってことは、Rさんの中で「自分がほんとうに欲しいモノ」を自ら気付かないようにする仕組みが出来上がっているということですよね。
だから、仮にそれが「ゆっくりお風呂に浸かる」ということであったとしても、自分にはそれが欲しいモノなんだと気づかないようになっちまってるのかもしれません。
>そのせいか行動せずに頭の中であれこれ想像することは虚しさは伴いません。
厳しい家庭で育つ人はけっこうな確率でファンタジスタになりやすいものです。(あ、別にこれ心理学用語じゃないっす。)
日常がけっこう辛いのでファンタジー(空想)に救いを求めるようになるのですね。
たぶん、これは子どもの頃からの習性だと思うのですが、ということは、それだけRさんは子ども時代に寂しい思いをしたし、かなりきつかったんだろうと推測されるのです。
で、そういう厳しい環境で育つとどうしたって親の目を気にする「他人軸」が築かれますし、たぶん、あまり褒められたり、価値を伝えられたりしてないでしょうから「自己肯定感」も低め設定されます。
つまりは仮にRさんがエリートコースを驀進されていたとしても、その内側には無価値感がたっぷりあって、自信のなさが付きまとうようになるのです。
だから、まったくもって変な話に聞こえるのかもしれませんが、親からの愛情を求める気持ちが圧倒的に強く、つまりは「愛されたい」という欲求が強いために、自分自身に与えるということに虚しさを覚えるのかもしれません。
「なんで自分でやんなきゃいけないのよ!親に愛してほしいのに!」てな感じですよね。
だから、自分で何か行動を起こしても満たされないのかもしれません。
けど、これってよくあることですよね。
>仕事など日常ルーティンをこなしてる時「退屈」を感じてますが、そこから脱却しようと創意工夫や行動や出費をした時に「強い虚しさ」を感じるようです。
この八方ふさがり的な感覚もそういう目で見れば理解もできるでしょう。
そもそも感覚的な方であり、おそらく感情がとても豊かな方でもあるので「ルーティン」には退屈しか覚えません。
日々移り変わる状況を好み、どうなるか分からない状態にワクワクしちゃう性癖をお持ちだと思います。
ところが、そこに無価値感がありますから、仮に自己充足を果たそうと何かをしても「いやいやそれちゃうねん。それ人からしてほしいことやねん」という壁が立ちはだかり、「虚しいぜ」という結果になるのですな。
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じゃあ、どないせえっちゅうねん!という話ですけれどね。
そのカラクリを解いていくのが本筋かなあ・・・。
子どもの頃のRさんについてあれこれツッコんでみたいところです。
自立系武闘派女子らしく、Rさんも甘えたり、頼ったり、受け取ったり、委ねたりって苦手ですよね?(決め付け!)
なので、私のセッションだと思い切り話が飛んでセックスの話題を振るんだろうな、と思います。笑
愛させるのは得意?
男に身を委ねられる?
格闘技みたいなセックスしてへん?
あるいは男を拒否したりしてへん?
要するにセクシャリティの話であって、すなわち女性性の解放てのがやはりテーマになるんです。
王道のカウンセリングであれば子ども時代の寂しさや虚しさを癒すべく、インナーチャイルドワークをやったり、親からの愛を受け取ったりするんですけど、ね。根本君、ちょっとそこに飽きちゃってるみたいなの(はあと)。
王道はお弟子たちに任せて、師匠は我が道を行くのです。(正当化してる)
「愛されたい」という欲求は本筋をたどれば「親」なのですが、「パートナーシップはすべての問題を癒す」という格言があるように、そっちでも何とかできるわけです。
で、Rさんのようなタイプの方は頭でいろいろ考えるよりも感情をさっさと動かしちゃった方が早いので、セクシャリティや女性性にフォーカスしてみるのが良いと思った次第です。
なので、「自分のご機嫌を取る」というテーマを実践するならば「人」が絡んだ方が良いです。自己完結癖があると思うので特にお勧めです。
すなわち「オイルマッサージやエステやネイルに通う」「居心地の良いカフェの常連になってお店の人と仲良くなる」「カウンセリングを月1回くらい受ける」「定期的に根本さんのセミナーに参加して心のことを学ぶ」とかね。
そうして「自分を愛させてあげる」ということを体験してみるのもいいかなあ。
でも、それをやってみても多少の虚しさはきっとあると思います。けれど、それを積み重ねていくことで心の穴が少しずつ埋まっていくんです。
もちろん、今日の話題には露ほど触れられていないパートナーシップにも大いに興味のあるところですなあ。
また、「内観」は好きみたいですから、心理学などを使いながら自分の心を掘り下げていくのもいいと思います。
「そっか、子ども時代からの家族関係がやっぱり問題か。よっしゃ、自分なりのそこと向き合ってみよう!」とね。
それこそ、自己肯定本などにあるワークをガツガツやっていくのもアリです。
*「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
「自分のご機嫌を取る」ってのは多くの人にとって「試行錯誤」が必要です。
私がこういうところで提案しているのは「あるある」な話なので、万人に馴染むものではありません。
なので、「私に合う方法は?」ってあれこれ試してみることがいいんです。
それでRさんには「内観」と「人が絡む心地よいこと」をお勧めしたのですね。
で、その虚しさが少しずつマシになってきたら、いよいよライフワークデザインに取り組んでいくと、いつの間にか虚しさが充実感に変わり、「超楽しい!!」毎日がやってくると思います。
それまではしばし「自分の喜び」を探索しながら「自分のご機嫌を取る」ってことに意識を向けてみるといいでしょう。
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