夢の中で出てきた強烈な自己嫌悪は何を意味し、どう処理していったらいいのでしょう?



思春期の頃に感じた強い自己嫌悪はその多くが解消されないまま潜在意識の中に抑圧されています。
それが何かの拍子で「夢」として出てきて、訳のわからん気持ち悪さに襲われるのです。
それをどう処理するか?簡単なイメージワークを使ってみようと思います。

根本さんのお陰で自己肯定感が高まり以前は自己嫌悪や鬼軍曹がうるさく、ミスをした時やダラけてしまった時に無自覚な自罰の嵐が吹き荒れていたのですが最近は、とくにミスをしてしまった時などは「不器用な私かわいい」と家の中だと冗談めかして彼に言うようになりました。

また自分は恋愛偏差値が低く自信がなかったのですが、彼には当初から「Tはモテてきて恋愛で苦労してないでしょ?」と言われてて「はっ?誰のこと?私はずっと壁の花人生ですけど??」と定型文で答えてたのですが、
根本さんの本読みながら過去振り返ってたら、物心ついた頃から毎年1人以上には必ず告白されてたし、ピーク時は数人と両想い状態(数人て私ほんとはアバズレ?)だったことなど思い出し、なんだ私モテて来たじゃん…と自信付け直してたところでした。

しかし先日すごく夢見が悪い日があって、起きた時物凄い気分が悪くて夢の内容は忘れてしまったのですが、半覚醒のまま根本さんがblogで書かれてた「その感情を感覚的に追ってみましょう」がふいに思い出され、何となくやっていました。

そこで何となく、長年の自己嫌悪に触れた感覚がありました。
「私は醜い、下品、蔑まれて、馬鹿にされるような存在、気持ち悪い」夢の中で、知り合い達が自分をそう見てるという部分だけ感情的に強烈に覚えていました。

二度寝しそこで終わったのですが、これが私の人間不信の原因(これも無自覚だったのですが根本さんのおかげで気づけました。誰も信じてないため長い人間関係は負担だし、繋がりが嫌いです)かもと思って、また探ろうとしてるのですが上手く行ってません。

こういうしっぽは掴みかけたけど、のがしてしまった場合のワークなどお教え頂きたいです!
(Tさん)

>「不器用な私かわいい」と家の中だと冗談めかして彼に言うようになりました。

おぉ、すばらしいー!!!!ぱちぱちー!!!おめでとー!!!!
いいですねえ。まことに素晴らしいですねえ。ぜひみんなも真似してみてくださいませー。

しかし、不思議なことってよくあるものですねー。

>また自分は恋愛偏差値が低く自信がなかったのですが、(中略)なんだ私モテて来たじゃん…と自信付け直してたところでした。

こういうことってほんとよくあるんですよねー。
全然モテないと思っていた女子が実はけっこうモテてきた、とか、全然親から愛されてないと思ってたのに実はすごく愛されてたことが写真を見たら分かってしまった、とか、そんな話をちょくちょく耳にします。

人の思い込みというか「判断」(ジャッジ)って怖いよねー。

だから、案外自分がこうだと決め付けていること(思い込んでいること)が意外とそうじゃないことも少なくないのかもしれません。

そういえば「恋愛に全然自信ない。モテない」という女子に恋愛棚卸しを課題として出したところ、うじゃうじゃと男が登場してきたなんてこともありましたね。

だいたい「自己判断」というのは間違っていることが圧倒的に多く、それによって自己肯定感を爆下げしている方も珍しくないので、やっぱり自分のことは自分では分からないものだと思います。

・・・なので「自分のこたぁ、自分にゃ分からねぇ」と知っておくことが大事だと思います。

「ばあさんや、わしの眼鏡しらんかの?」
「あなたの頭の上に載せてるものは何ですか?」
みたいなもんでございますね。

さて、そういうわけで本題に入りましょう。
私、個人的にこういう心の深い話が大好きなのであれこれしゃべりたいことがいっぱい出てくるんですよねー。

>そこで何となく、長年の自己嫌悪に触れた感覚がありました。
>「私は醜い、下品、蔑まれて、馬鹿にされるような存在、気持ち悪い」夢の中で、知り合い達が自分をそう見てるという部分だけ感情的に強烈に覚えていました。

これは実際にそういう目で見られているような経験はあるんでしょうか?

まあ、それはあってもなくてもいいんですが(じゃあ、聞くな!って話ですが)、夢分析のひとつの方法として「夢の中の登場人物は全部あたしよ!」というものがあります。

そういう風な目で見ている知り合いもまた「私自身」という風に解釈していきます。
だって、自分の夢なんだから、自分の心が描き出した世界ですもんね。

知り合いがそういう風に自分を見ていると思わせておいて、実は自分自身が自分のことをそう思っていることを示唆していると解釈できるのですね。

で、「私は醜い、下品、蔑まれて、馬鹿にされるような存在、気持ち悪い」という自覚ってあるんでしょうか?

言われてみればなるほどー!なのか、全然心当たりがないことなのか。

そして、もう少したどってみれば、なぜそんな思いを抱くに至ったのでしょうか?
そんな自己嫌悪を強く持っているのはなぜだと思います?

アバズレだったから?笑
それとも悪女だから?笑

ということで、ここから先はTさんにお聞きすることができないので、一般論を捏ねらせていきたいと思います。

>「私は醜い、下品、蔑まれて、馬鹿にされるような存在、気持ち悪い」

という自己概念から思い浮かぶのは「思春期の頃の内なる葛藤」です。

思春期って他人との比較が本格的に始まる時期で、「あの子はかわいいけど、あたしはかわいくない」とか「あの子の髪はさらさらできれいだけど、あたしは天パでやだ」とか「あの子はそんなかわいくないのに男子にモテてズルい」とか思い始めるころです。

裏を返せば「自己嫌悪」が強くなるんですね。
だから、思春期に入ると男女ともども人目を気にするようになり、他人のいいところと自分のダメなところを比べて凹んだり、その逆をやって優越感を持ったりするものです。

そうして自分の中にあるダメなところを強く嫌悪・否定するので「バカにされるような存在」とか「醜い、下品」なんて思うようになります。

しかし、そうした自分に対してネガティブな思いを持つようになればなるほど、そんな自分を外に出したらみんなに嫌われる、バカにされる、と思うので、補償行為と言って、そんな内側の自分を隠す姿を演出するようになります。

自分のことを「汚い」と感じていれば「きれいにして清潔感をアピールする」し、「みんなにバカにされること」を怖れれば、そんなことされないように「イケてるアピール」をして防衛します。

「下品」と思えば「上品」に振舞おうとすると、「醜い」と思っている分だけメイクや髪型を整えてきれいになろうとします。

そうして私たちは自分の内側を隠して外向けの顔(外面)を作り始めるわけですね。

特に思春期は体が子どもから大人に変化し始め、それによってより自意識が高まります。
つまりめちゃくちゃ自分のことを意識して、自分のことをめっちゃ見るようになるんですね。
皆さんも思春期の頃、親から怒られるほど鏡をじーっと見ていたり、お風呂の時間がめっちゃ長くなったりしませんでした?

特に性的な発育は喜びよりも恐怖心の方が勝るくらいで、非常に自己嫌悪の巣窟となります。

特に女子は生理が始まると「自分は汚い、クサい、気持ち悪い」という思いを持つことが多く、その思いが強いほど潔癖になりやすいものです。

そういう見方をしてくると、Tさんの「私は醜い、下品、蔑まれて、馬鹿にされるような存在、気持ち悪い」という思いが、思春期の頃の感情であることが想像できると思います。(もちろん、そのほかの要因が入り込んでる場合もあります。)

さて、みなさんは思春期の頃、何を感じ、それを隠すためにどんな補償行為をしてきた(どんな仮面をかぶってきた)のでしょう???

自己否定の強さの分だけ、分厚いメイクをして生きるようになるんですけど、みなさんはいかがでしょうか?

そうして私たちは「葛藤」を抱える人生をスタートさせるのですね。

そうすると人から「かわいいね」と言われても「いやいやメイクの下のあたしはブスなんだよ」と思いますし、「すごくセンスがいいね」と言われても「いやいや必死で頑張ってバカにされないようにしてるのよ」と思うわけです。

「モテるでしょ?」と言われたTさんが「いやいやあたしは全然モテないし、壁の花だったよ」と思ってしまう理由もちょっと分かるかもしれません。

で、そうした自己嫌悪を表に出すと人から嫌われると思いますから、強くそれを隠して生きるようになります。

その結果、その当時抱えた嫌悪感は潜在意識深くに抑圧されることになるわけです。

そして、それが何かの瞬間に「夢」として出てくるのです。

そろそろその嫌悪感を解放したってもよろしいやないですか?という心からの提案です。

だから、Tさんがその思いに心当たりがなかったとしても全然珍しいことではないと思います。

じゃあ、それをどう処理してあげようか?というと、まあ、ほんとシンプルですがその感情をただ認めてあげればよいわけです。

人から「私は醜い、下品、蔑まれて、馬鹿にされるような存在、気持ち悪い」と思わるのがイヤで、それを自分が隠してきたことを認めるし、自分自身が自分のことを「私は醜い、下品、蔑まれて、馬鹿にされるような存在、気持ち悪い」と思っていることを受け入れるわけです。

ちょっとしたイメージワークをやってみましょう。

+++++

Tさんの目の前に自分のことを「私は醜い、下品、蔑まれて、馬鹿にされるような存在、気持ち悪い」と思っている中学生くらいの女子がいると思ってください。

そして、まずは「なんでそんな風に思うの?」って聞いてみてください。
そしたらその子はなんて答えますか?あるいは何も答えませんか?

Tさんはその子にどんな風に声をかけますか?
その子にどんなことを言ってあげようと思いますか?

+++++

自分と向き合うシンプルなワークですけど、これって内なる自分との対話なので案外効果的です。

目標はその子を笑顔にしてあげること、ですね。

ただ、こうした夢に出てくるような潜在意識の奥深く眠っていた感情って古いものなので、意外とスーッと抜けていくことが多いです。

だから、何度かやってみると自分の意識が変わっていることに気付く方も多いですね。

そうすると人間不信も少し解消されるんじゃないかと思います。
なんせ、その人間不信って自己嫌悪(自己不信)が作り出してるものでもあるわけですから。

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