自立系武闘派女子でも依存に突き落とされることがあるでしょ?そんなときにどうしたらいいのかをお届けしたいと思います。



依存ってのはやっぱり苦しいわけで、けど、他人軸になって主導権を相手に渡してしまってるものですから、底なし沼のように感じられることもあります。
だから、そこを抜け出すにはそれなりの覚悟が必要なのですが、そんな依存に落ちてしまったときに目を向けるべきポイントをまとめてみました。

夫と結婚して10年、パートナーシップで悩んでます。
私は愛情表現はわかりやすくしてほしいタイプ、名前で呼んだりスキンシップとか一緒に笑ったり、いわゆるラブラブみたいのが好きで満たされるんですが、夫は言葉も少なめ言動も受け身、お願いした事はやってくれるんですが、物足りなさを感じています。
仕事もちゃんとしていて家事や育児にも協力的だと思うのですが、私がしてほしい事を恥ずかしさに耐えて、名前で呼んでほしいとかもっと可愛いって言ってほしいとか好きって言ってほしいと伝えても言ってくれずに不満です。
もちろんレスで4.5年ほどたちます。
私が勇気を出して恥ずかしさを超えて言っても伝わらない事に、その後は文句になって、夫はいつも俺が責められるといって、私は私の伝え方が悪いのか、でも本当の事なのに、わかって欲しいのに、私が大人にならないといけないのかとどうしたら私は夫からそーゆー風に扱ってもらえるのかと悩みできない自分を責めて、
ますます夫に不満を抱いています。もういっそのこと離婚しようかとそれがお互いの為なんじゃないかとも思ってます。
子供の頃に満たされなかった感情があって、それを夫に求めてるとお弟子さんに言われたことがあり、確かにそうだと思います。
でも、夫婦でそれを補いあい満たす事は可能だとも今夫婦で一緒に受けてるカウンセラーの言葉に、希望も感じています。(離婚話になり2人だと話し合いにならず傷つけあうだけになると利用してます)
私は嬉しい時は一緒に喜び悲しい時は一緒に乗り越えられる、力になってくれる存在でいて欲しい、一人じゃないと感じさせてほしい、不安を感じてる時に安心させてほしい。とそんな関係を望んでいます。
俺はできることはやってると言われいつも悲しく虚しい気持ちになり辛いです。
自分のわがままさや理不尽さは自覚してます、そこには感謝してるしそこに付き合ってくれてありがとうと思います。
でも夫にはそれを受け止められないのかもしれない、無理をさせてるのかも、と、私はこの人では満足できないかもと思っていて、私の方も夫の為に何かしてあげようという気持ちになれず、夫とセックスしたいかといったら別に、、だし、10年の歳月の中でもう魅力を感じてない、この人を必要としてないのかもと思うとお互い様だな、潮時かなとも感じてます。
というか私が飽きた、つまんなくなったのかもしれません。再構築したいのか、別れたいのか自分の本心が分からずどうしたらいいのだろうとモヤモヤしています。
是非根本さんの見解をお聞きしたいです。お力を貸していただけませんでしょうか。宜しくお願い致します。
(Aさん)

自分の本心が分からずどうしていいのか分かんないってときは、たいてい「誰かに何とかしてほしい」という依存心がバキバキに出てきてるときですよね。

例えば、この問題にしてもカウンセラーに何とかしてもらおうって思っていません?

あくまで文章に書かれている範囲での判断になるんですけど、私ではあんまりお力になれないだろうなあ、と思いました。
私個人の見解ですので、他のカウンセラーにお願いされた方がいいと思います。

一応作家なので文字数を気にしながら文章を書くことがあるのですが、Aさんの今回のネタは1079文字ありまして、その中に「ほしい(欲しい)」という文章が全部で9回出てきております。

なんかやたらほしい、ほしい言ってるなあ、と思ってカウントさせてもらいました。

自分でも読み返してみて「ほしい」て文字がとても目に付くと思いませんか?

夫にこうしてほしい、ああしてほしいと思っていることが山ほどあるわけですから、それだけ「受身」なわけで、そういうときには主体的な「自分がどうしたいか?」なんて分からないし、決められないと思いませんか?

主導権を相手に渡している状態ですからね。

なぜ、自分の人生を自分で決められなくなっちゃったんでしょう?
カウンセリングを受け続けているにも関わらず、なぜ「夫軸」から抜け出せないのでしょうか?

なぜ、夫にそれだけのことを求め続けてしまうのでしょうか?

これだけ依存心を持っていたら夫に「俺はできることはやってる」と言われるのも当然かと思います。

妻が「依存」になれば、夫は「自立」になります。

そうなると「子ども」と「大人」みたいな、「生徒」と「先生」みたいな関係になりますから対等にはなれません。

ということで、以下は一般論をお話するのですけれど、案外、自武女のみなさまも何かのきっかけで依存心が爆裂しちゃうことがありますから他人事ではありませぬ。

「依存」の立場になりますと、いわば「巣で親鳥の帰りを待っている雛鳥」になります。

自分ではエサを取りに行けないから親がエサを取って帰ってくるのをひたすら待つのみです。

つまり、「自分では何もできない」と思っているわけですし、「自分には力がない」とも思っているのです。

だから、親の帰りが遅ければ不安にもなるし、不満も溜まります。

「どうして早くエサを運んできてくれないの!お腹空いちゃったじゃん!!」という風に。

そんな中、親がエサを咥えて帰ってきても「やったー!ありがとう!待ってたよ!」とはなりません。

待ってる間に溜まった不満をぶつけたくなります。

「えー?これだけ?こんだけ待ったのにこれしかエサないの?待遇悪くない?もしかして、愛情なくなったの?あたしのこと大切じゃないの?」

問題は「え?あんたも自分でエサを取りに行ける大人じゃん」ということを忘れている点です。

だから、親鳥に「あんたはもうちっちゃい雛鳥じゃないでしょ?もう空飛べるでしょ?エサだって自分で取りに行けるでしょ?」と諭されるのですね。

でも、親がエサを運んできてくれた頃は楽だったんですよね。

一度覚えた楽さはなかなか手放せませんよね。

そうすると、親鳥からせっつかれて渋々エサを取りに行くんですけど、「ほんとは親からもらいたいんだよなあ」という気持ちがまだ残っているので、ちょっとでもうまく行かないと「ダメだった―。無理だった―。だからお母ちゃん、エサちょうだい」という行動に出るものです。

「お母さんみたいに上手にエサを取れないんだからさー。しょうがないじゃん」
「自分なりに一生懸命やったんだよ?でも、ダメだったんだよー。だから今日はエサ頂戴よ」
「えー、お母さんって親でしょ?だったら子どもの面倒ちゃんと見なきゃダメでしょ?」

という風に時には脅すようなことを言いながら甘えるのですね。

依存から自立への移行期ってのはたいていこんな心理になるものです。

それで親がエサをくれると「あ、自分でエサをうまく取れなくてもお母ちゃんがエサくれるんだ」ということを学習しますから、結局、うまく自立できなくなります。

それで相変わらず巣で親鳥の帰りを待つことになるのです。

この辺の話、思春期のお子さんを持つ母に意外と刺さってしまうかもしれません。
親としては子どもを自立させていくのって難しいですよね。

さて、誰しもが「依存」に落ちちゃうことって案外あるものです。

いきなり別れ話をされた、とか、弱みを握られた、とか、仕事で大きなミスをしちゃったとか、いきなりレイオフされちゃったりとか。

他にも評価がガタ落ちになったり、プロジェクトから外されたり、給料を引き下げられたり、懇意にしていたお客様が退会しちゃったり、細かく見ればいろんな場面で依存に落とされます。

よくうちのブログでも「夫の愛情に胡坐をかきまくっていたらいきなり別れ話をされてパニックになっちゃったぜ!」という話が出てきますが、「胡坐をかく」ってのは「自立側」の態度なんですよね。

自分が上で、夫が下みたいに思っていたわけです。

しかし、そうして胡坐をかいてのほほーんとしている間に夫側の逆襲が水面下で始まり、ある日突然離婚届を出されるわけです。

それで形勢が逆転して依存に突き落とされてしまうのですね。

だから、自立系武闘派女子といってもいつ自分が依存に落ちるのか分からないんで油断は禁物なのです。

ちなみに、バリバリ自立系な人ほど自分を依存的だと思っており、その逆にとっても他人軸で依存モードなのに自分は自立してると思っている場合もありますから、なかなかそこを区別するのは難しいかもしれません。

さて、そんな依存心がバリバリ出てきてしまったらどうしたらいいのか?

そもそも「自立」ってのは「依存」を抑圧してる状態ですから、自立の壁が崩れてしまえば依存心がわんさか出てくるものです。

これまたうちのブログでもちょくちょく紹介していますが、「鉄壁の防御を誇っていたロックマン氏がある日突然人が変わったように優しくなって甘えてくる」というシーンがそれに当たります。

超自立は超依存を隠していると思っても間違いない!と言えるほどです。

でも、それは我が身にも起こり得ることでして、何かの瞬間に依存に落ちてしまうと今までの自分とは真逆の心情になってしまいます。

いつも何かと不安になって相手に意識を取られる「他人軸」になり、自分ではどうしようもできないと思っているので相手に何とかしてほしくなりって欲求や期待がいっぱいでてくるようになり、当然それらが満たされることはないので不満が募るようになり、その感情も相手に処理してもらおうと思うので怒りを相手にぶつけるようになり、というわけです。

これではまるで「どうかあたしを嫌ってください」とお願いしているようなものですが、つい、そうした心情になってしまうのですね。

そういう風に「他人軸」になってしまうものですから、まずは「自分軸」を取り戻さねばなりません。

「私は私、相手は相手」ときっちり分けて捉えられるようになることを目指します。

しかし、よくよく考えてみれば、つい先日まではバリバリ自立系をやってたわけです。

彼に対しては依存的でも、職場では相変わらず超自立モードかもしれません。

だから根本先生はそういう方に向けて「まずは自分の中にある自立心に目を向けよ」という話をします。

自信を取り戻す、つまり、自分を取り戻すためです。

相手のことを考えれば不安になるし、不満も怒りも出て来ちゃうわけですから、一旦その相手を切り離すことだって提案します。

夫婦であれば「別居」、恋人であれば「距離を取る」、親子であれば「自分から連絡を取らない」等々の方法で、半ば無理やり「自立」を目指すのですね。

依存が出てるときの根本先生はけっこう厳しくてですね、「頑張りましょう!」としか言いませんし、「それは自分で考えましょう」と突き放すことも多いものです。

でも、そうして今ある自立の部分に目を向け始めると、そこは勝手知ったる我が家であり、自分を取り戻すことができるようになりますから、自信を回復していくことができます。

もちろん、今の自分のピンチも客観的に見ることができますし、冷静に対処することができるようにもなっていきます。

そうして自分を取り戻せば、自分軸だって確立されやすくなります。

夫からの思わぬ反撃により依存におちてしまった妻が、まずは仕事で自分を取り戻し、自分軸で仕事ができるようになってきた頃に、「じゃあ、夫氏の処遇を考えていきましょうか」というプロセスに入るのです。

「あたしはあたし、夫は夫」と線引きできるようになる状態を作るのがまずは一歩目なのですね。

また、自分軸を確立していくために、改めて価値や魅力、才能を見ていくってこともよくしています。

「まあ、なんだかんだ言うてあんたは情熱の女やもんなあ。愛したい人だし、愛情を与えてるときに幸せを感じる女やもんね。それはめちゃくちゃ重要なことやで。夫がたくさん愛情を与えてくれたから依存的になっちまったかもしれんけど、あんたやって色々与えてたはずやで?だって助けたい人やもんな?」

「あんまり言いたくないけどあんたきれいでいい女やもんなあ。そこはもっと自信持った方がええで。自分はレベルの高い女なんや、と。与え上手だし、周りも見えてるし、いろいろ気を配れるし。受け取り下手なんは愛嬌やけど、華があるところも含めてかなりいい女やと思った方がええねんで」

まあ、関西弁を駆使するとなんか怪しくなる気もしますけれど、要するに価値や魅力をちゃんと受け取れっていうか、依存に落とされるような事件が落ちたって、あんたの魅力や価値は1ミリも影響受けてへん、ということに気付くのは大切なことです。

こういうのも自分軸が確立されるうちに分かってくることでしょう。

さて、依存になれば相手に振り回されるし、相手のことばかり見てしまうものですから、カウンセリングの中でも「まあ、それは夫の話なんでやめましょう。自分の話をしましょう」という風に持っていくわけですが、結局のところ、相手を変えようとしてもしんどいだけっす、というシンプルな根拠も強いわけです。

だから、まずは自分のこと、自分に意識を向けること。

ここが依存から脱するポイントなんです。

まあ、落とし穴に落ちたらまずそこから這い上がることを考えましょ、ということですね。

そうして自分を取り戻し、自分軸が確立されていくと「さあ、これからどうしようか?」という視野を持つことができます。

夫婦関係で言えば、再構築してもいいし、別れてもいいし、選択権は自分にもある状態です。

だから「まあ、どっちを選んでもええよー」というスタイルになるのですが、自分軸を確立していく上で「自分らしさ」もよく見えてくるんですよね。

自分がどんな人間かが分かってくるわけです。

そうすると「自分らしい道はたぶんこっち」というのも分かってくるんですよね。

先日もとある筋金入りの武闘派女子に「まあ、あんたならその難攻不落な彼との復縁を希望すると思ってたわ」と伝えたのですが、「一度愛した男は骨の髄まで愛し通す」というよく分からんポリシーを持った漢気溢れる彼女ですから、たぶん、そっちを選ぶだろうな、と思いました。

ということで依存に落ちたときの対処法としてぜひともブックマークしていただくと同時に、皆様が今の日常の中に依存が潜んでいるようでしたら、そこを自立させていくのがお勧めですよ、という話でした。

まあ、目指すところは自立の先の相互依存なんですけどね。
だから、そのためにもまずは自立を狙いましょう。

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