モラハラな彼と電撃的に恋に落ちてボロボロになって別れたけど、私は彼を助けられたのではないでしょうか?



助けたい症候群をお持ちの自立系武闘派女子の皆様は、つい傷ついた男を見かけると放っておけなくて、時に稲妻に当たったように恋に落ちてしまうものです。
しかし、そこからは共依存(癒着)関係に陥ってボロボロになるまで悪戦苦闘を繰り返すことが多いのですが、じゃあ、どうしたら幸せな恋ができるようになるのでしょうか?

今回相談したいのは、先日別れを告げた彼のことです。
端的に言うとモラルハラスメントです。
お互いに稲妻に当たったような恋の落ち方をしてしまい、恋人になるのはトントン拍子でした。出会ってすぐに言葉の暴力がはじまり、極端な二面性(5つくらい顔があったかもしれません)が見えて、これはヤバい!と思った頃には時既に遅し…共依存というのてしょうか。
なかなか離れられなくなっていました。ひどい暴言に私が手を出してしまいそうになったこともありました。友人の助けもあり一度距離を置けましたが、その後反省されたり追われると再度受け入れてしまっていました。
ですが私もやられたらやり返す精神で必死に反発。わたしのわかりやすい反応を見て、彼も変わらなくてはと思ったようで、少しずつですが穏やかになっていきました。
不機嫌になったときに自分で気分を変えようとしてみたり、何か言ってしまいそうな時にグッと堪えている様子もみえました。
ですが、彼の精神状態は改善されていくけど、私は一向に悪くなるような気がしていて(不安感や緊張から)、時々おきてしまうモラハラタイムに私は耐えられず、遠距離になったタイミングで別れを告げました。

変わろうと努力した彼を見ていて、そのサポートができて嬉しい気持ちもありましたし、私がもう少し頑張ればこのまま良くなっていき、いつか優しい男になってくれるのでは、と今でも期待してしまいます。
本当は彼と幸せな家庭を築きたい…でもこの人とは無理だとわかっていながら付き合ってました。なんだかんだ私は彼のことが大好きだったようです。 受けた言葉の傷は深く残っています…

質問は、モラハラを自覚した本人は、その後どうしたら改善していけるのでしょうか。
私は今回の彼では、そのサポートを最後まで果たせませんでしたが、もし次の機会があれば参考にしたいてす。(正直次の機会はあってほしくないですが)
ネットではモラハラは治らない、という記事をよく見ます。ですが、完全にはなおらなくてもベターになっていく元カレを見て、なおる可能性もあるのでは。と。これは幻想なのでしょうか。
モラハラの連鎖、加害者と被害者の関係、改善していくには本人はどう意識すればよいのか、心理学的な視点から解説をよろしくお願い致します。
(Aさん)

まあ、とりあえず彼がまだご存命でよかったとホッと胸をなでおろしている私でございます。遠距離になって彼は命拾いしたなあ・・・喧嘩売る相手を間違えてたんだなあ、と。彼は運が強いんですね。あは。

さて、なぜかAさんのようなパターンってよく耳にするんですよね。
やはりうちのクライアントさんが皆さん、歴戦の武闘派女子だからなんでしょうか。

(1)出会った瞬間に電撃的な恋が始まる。
(2)激しく相手を求めあうようなプレイにハマり、恋心も情も思い切り燃え上がる。
(3)その後、彼がモラハラ的発言をしてきてベッドの上だけでなく、場外で激しい口論が起きるようになる。
(4)武闘派女子らしく彼を返り討ちにするも、どこかでそんな彼を助けたい思いに突き動かされる。
(5)頑張って彼と向き合おうとする
(6)めちゃくちゃ頑張って彼の暴言の数々に耐える。が、時々反撃に出る。
(7)共依存関係(癒着)が完成する
(8)何とかいい関係を築こうと再び頑張る。が、底なし沼にハマったようになる。
(9)彼を助けようと根本さんのブログや動画やvoicyを見まくる。
(10)少し改善の動きが出てくるが、お互い相当ボロボロになる。
(11)燃え尽きたように関係が終了する。あるいは、その状態になってカウンセリングやグループセッションを受けて根本さんに笑われる。
(12)自分と向き合おうことを優先して、女性性の開花、セクシャリティの解放などのプロセスに至る。
(13)なんとなく自信を取り戻す。今だったら彼とうまくやれるんじゃないかと思う。
(14)新たな獲物を狩るために戦場に戻る。

まあ、だいたいこんな感じ。もちろん、人によって途中の過程は異なるけど、まあ、こんな感じ。思い当たる節のある方がきっと数十万人はいると思う。

で、先日のこの記事はもうご覧になられたでしょうか?

面倒見のいい自立系武闘派女子は周りをどんどん依存させちゃうのでここには注意した方がいいよ!という話。

実はこの記事と今日の話は連動しておりまして、自立系武闘派女子の特徴である「面倒見がいい」が時に「傷ついた、問題だらけの彼を助けたい」という思いに転化し、「あたしにお前を助けさせろや!」という競争が生まれるのが今日のネタです。

特にこうした「助けたい恋」にハマる背景には、

・親父が問題児
・兄や弟がいて結構面倒を見てきたし、心配してきた。
・おかんもまた武闘派女子で、苦労しながらおとんの面倒をめっちゃ見てた。
・おかんが放任主義ゆえ、なんだかんだ家を自分が支えてきた。

みたいな傾向がありまして、その結果、モラハラな彼、とか、既婚者、とか、ハードワーカーで自己破壊的な彼、とか、辛い過去を持つ陰のある男、とかにハマりやすくなるんです。

だって「私は助けたい女なんじゃ!」を標榜する武闘派女子としては「助けがいのある男」じゃないと食指が動かないわけです。

「健康的で、誠実で、きちんと生活していて、人当たりがよく、優しくて、周りの人に配慮ができ、仕事もできる、素敵な人」には、興味ないでしょ?頭ではそういう男がいいと思っても心が動かないでしょ?

で、当然ながらそんな情熱的な女子は「出会って3秒でベッドインする」くらいに衝撃的なドラマを好むわけですからー、当然、激しい感じの彼(=モラハラ気質)を好んでしまうわけです。

だからまあ、Aさんがその彼にドハマりするのも自然なことっちゃ自然なことっすねー。ほんと。

なので、こうした問題を見ていく際は「それって彼の問題なん?彼だけが問題なん?なあ?ほんまに彼の問題なん?」って感じでネチネチと責められるプレイはお嫌いですか?ねえ?嫌い?(ウザい)て感じで、結局は「はい。私の問題です。」と言わされる流れになります。

だから、Aさんの切なる質問、

>質問は、モラハラを自覚した本人は、その後どうしたら改善していけるのでしょうか。

に対しても、「それは知らんがな。彼の問題やろ?それよりも自分の問題に向き合った方がええで」とあっさり返されるのがうちのブログです。
まあ、それは「癒着を切り離す」という目的もあってのことですけどね。

ちなみに、モラハラを自覚した本人は、その後、“本人がほんとに改善したい気持ちがあるならば”自分でカウンセリングを受けたり(男性はカウンセリングよりも精神科医や心療内科医を頼ることが多いけど)、そういうセミナーや自助グループなどに参加したりして何とかしようとするでしょう。

だから、その点は「彼にお任せ」になるんです。

そういう意味で直ると言えば直るし、直らないと言えば直らないでしょう。冷たいようですが、本人次第、としか言えないのです。

ただ、ほんとのことを言えば彼女や妻の立場から彼の問題解決をサポートすることは可能ですし、愛の力ってものすごいですから、それで彼を変えていくことも実は可能です。
しかし、その前に「ちゃんと自分を整えておくこと」が大事なんですよね。

だから、彼を何とか助けよう、癒そう、救おうとして頑張ると、自分が整ってない分だけ燃え尽きやすくなりますし、共倒れの危険性があります。それが一番危険ですよね。

川でおぼれてる人を助けようとして自分までおぼれちゃうって話、よくあるじゃないですか?自分がライフセーバーとしての知識や経験があれば助けられますが、そういうときって川に飛び込みたい気持ちを押さえて専門知識がある人を呼ぶ方が、その人を助けられる確率はぐんと上がりますよね。

そこは「手放す」って気持ちがものすごく重要なのですが、共依存(癒着)があると、気合と根性で川に飛び込んでしまうわけです。
そりゃあ、武闘派女子の根性は相当強いわけですけれど、やはりそれって無謀とも言える場合が多いと思うんです。

ちなみに私の経験上、「自分を整える」ということをやっていくと、ある日突然、モラハラ彼氏が優しい彼氏に変わるってことがよくあります。

「ごめん」や「ありがとう」が言えなかった彼が急にそんな言葉を使いだしたり、愛情表現をしてくるようになったり、ラインの返信が早くなったり、向こうから連絡をくれるようになったり、愛撫がすごく丁寧になったり、プレゼントをしてくれるようになったり。

いきなり変わるのでたいてい「気持ち悪い」「信じられない」「騙されてると思う」なんて感想が漏れるほどです。そして、彼にそのことを聞いてみると「今までの自分は何かに取りつかれていたようにおかしかった。ほんとゴメン」なんて言い出したりして、ほんと悪霊のせいじゃねーか?と思ったりします。

よく「パートナーは鏡」と言いまして、そういう彼を引き寄せてしまうのも、そういう彼と電撃的な恋に落ちるのも、「私の中にそういう恋にハマる要因がある」と捉えたほうがいいと思うんですけどいかがでしょうか。

さて、Aさんのように「共依存になっちまってるなー」と気付いたら、そこは意志の力を使って「手放しワーク」をお勧めしています。

共依存関係を終えるために、癒着を切る、わけですね。「手放し」というよりも「切り離し」と言った方が的確かもしれません。

★そんな手放しワークはこちらの本やセミナー動画で体験できまっせ。

「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本」(学研プラス)
*セミナーDVD『本気の手放しワーク』
*セミナーDVD『手放す愛で夫婦関係に奇跡を起こす~愛で問題を解決するセミナー~』

★リアルタイムに体験したい方はオンラインでも受けられるセミナーもありまっせ。

東京/オンライン:12/12(土)13:00-16:00 本気の手放しワーク2020

さて、華麗なるステマを決めた後で、本題に入ることにしましょう(笑)

共依存な関係にハマると様々な葛藤が生まれ、当然ながら彼とのことを考える時間が圧倒的に多くなります。

そんなときの心境はAさんが上手に表現されているので引用しながら(揚げ足をとりながら)解説したいと思います。

共依存関係(癒着している関係)って、それに気づいたとしても、

>なかなか離れられなくなっていました。

となります。そして、

>ひどい暴言に私が手を出してしまいそうになったこともありました。

と交戦状態になることもあります。それでヤバいと思って、

>友人の助けもあり一度距離を置けましたが、

という風になれたのはとてもいいことだと思います。友人に相談できたのが何よりも素晴らしい!

しかし、

>その後反省されたり追われると再度受け入れてしまっていました。

そうなんです。共依存に陥ると、モラハラでもDVでもパワハラでもこうした心理が芽生えます。彼がモラハラモードになったり、こっちが反撃に出たりすると「距離を置いたほうがいい」と思って距離を置くんですが、それで彼が大人しくなると、途端に戻りたくなるんです。
それを繰り返すたびにどんどん共依存関係はきつくなっていきます。

そこから、

>わたしのわかりやすい反応を見て、彼も変わらなくてはと思ったようで、少しずつですが穏やかになっていきました。
>不機嫌になったときに自分で気分を変えようとしてみたり、何か言ってしまいそうな時にグッと堪えている様子もみえました。

こういう風に彼が問題に気づき、自分を変えようとする姿を見ることができる場合もあります。そうするとやはり彼のことは好きですし、いとおしいし、助けたいと思うので、何とか彼が良くなるように協力し、この問題を一緒に乗り越えていきたいと思うようになるんですけど、実はそれも共依存にあるからこその発想なんです。残念ながら。

なので、

>彼の精神状態は改善されていくけど、私は一向に悪くなるような気がしていて(不安感や緊張から)、

という風にAさん自身がボロボロになっていってしまうんです。「助けるモード」の時って、あまり痛みを感じません。自分の痛みよりも助ける(与える)ことに意識が向くからです。

彼を助けるという意志の元で自分の痛みを無視してきたので、何かの瞬間に自分に意識を向けると、彼の前で緊張していたり、常に不安だったり、心が痛んでいたりする自分、つまりはボロボロになってる自分に気付くんです。

だから、

>時々おきてしまうモラハラタイムに私は耐えられず、遠距離になったタイミングで別れを告げました。

この選択はほんとうに間違ってなかったし、よかったと思います。ほんと友達には感謝ですし、そうした選択を勇気を出してできたAさんは(いい意味で)強い人だと思います。

・・・とAさんの文章を丸々引用することで文字数を稼ぐ姑息な筆者がいるわけですが、じゃあ、そこからどうすればいいのか?って話をちょっとだけしてみたいと思います。

私のセッションで注目するポイントは「なぜ、そういう彼に惹かれるのだろう?」というところです。

先ほどいきなり家族の話を持ち出したんですけど、何かしら過去にその要因があるとみることが多いです。

Aさんの場合はどんな家庭で育ってこられたのでしょう?
そして、同時に、過去の恋愛についても棚卸ししてみましょうか。

PCC(個人セッションの連続コース)では、よく家族関係を細かく書き出してもらったり、過去の恋を覚えてる限りすべて書き出してもらう課題を出すのですが、それもまた「なぜ、そういう恋にハマるのか?」のなぞ解きをするためです。

例えば「助けられなかったお父さんへの思いがまだ残っているので、助けが必要な男を求める」とか「いつも自分が犠牲をして誰かを支えてきたので、そうしたパターンを踏襲する恋愛を好む」という背景が見えてきたりします。

また、同時に「そういう理由から、女としての自分の価値を低く見積もるようになった」とか「助けられなかった罪悪感から、女の自分を傷つけようとしている」とか「ほんとうは助けが必要なのは自分で、誰かを助けることで自分を助けようとしている」という理由も見つかることが多いです。

なので、その「自分の問題と向き合う」ということをしていくことで、自分の心を整えていくわけです。

「彼のことはちょっと横において、今は自分のことだけ考えましょう。」とお伝えするんですね。

そうして、本来の自分の姿を見出していくんです。

「あなたは本当に助けたい人だし、助けられる人なのだけど、その思いが強すぎて、自分を犠牲にしたり、女の部分を傷つけたりしてしまうみたいね。だから、まずは自分で自分を助けるってことだし、こういうセッションや友達を通じて“自分を助けさせる”ということを体験してみるのがいいと思うのよね。助けられることで、助けることも分かるようになるでしょ?だから、まずは自分ってことよね」

「あなたはほんとは女王様みたいなエネルギーを持ってるんだけど、自分の魅力や価値や強さや力をまだまだ認められないから、女王様じゃなくて奴隷みたいにそのエネルギーを使っちゃってるんだよね。それってほんときついし、辛いことだよね。だから、まずは自分をちゃんと美しいお姫様のように扱ってあげることが今必要なんだよね。そうすれば自然と女王様への道が開けてくるからね」

なんて提案をしていくことになるわけです。

なので、そうした状況を踏まえてAさんに提案したいことは、まずは彼と散々戦って傷ついた自分をいたわってあげること。

例えば、お風呂で体を洗うときに素手で丁寧に体をなでてあげる、とか、余裕のあるときは体に優しいご飯をゆっくり味わいながら食べる、とか、ぐっすり眠れるように寝具やナイトウェアを心地よいものに変える、とか、自然に触れて深呼吸ができる機会を増やしてみる、とか、そういうことから始めてみるのも良いです。

それと同時に気合を入れて改めて手放しワークに取り組んだり、家族や過去の恋の問題に向き合ってみたり(先ほど書いた棚卸し的なことをするだけでも十分気づきがあります)、友達やカウンセラーに相談したりしていくのがお勧めです。

・・・ということで、結局何が言いたいか?というと、結局は自分の問題なんだから、初めは自分の問題と向き合えばいいんだよ!ということです。はい。

でも、そうして自分を整えていくと、恋愛だけでなく、仕事や日常生活でも不思議な変化が次々起こるので、それはそれで楽しみにしてくださったら幸いです。

★そんな皆さんにお勧めの恋愛セミナー。

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今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!
 
モラハラなど問題のある彼を助けたいと思う気持ち。
 


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