考えているばかりで行動できないときに取るべき7つのプロセス。



「やりたいことがあるのに足を踏み出せない」という方からのご相談はとても多く、ライフワークに関するもの、結婚、離婚に関するもの、様々なジャンルがありますね。
そんなときに心の中で何が起きているのか?そしてどうしたらいいのか?を7つのプロセスに纏めてみました。

実は似たテーマで本を書いていまして(自分で決められるようになる本)、でも、出るのは来年6月予定なのですね(これは宣伝を兼ねています!!)。

なので、ちょっと違う角度から今日のテーマを取り上げてみようと思いました。

ライフワークセミナーやお弟子さん制度をやっていまして、「こうしてみたらいいじゃん」というアイデアに対し、サクッと動ける人と、才能や実力や人望はあるのになかなか動けない人がいるんですね。

そもそも「待つ女」シリーズというのもありまして、「行動するのに時間がかかる」というタイプの方もいます。

なので、セッションなんかではまずは「まあ、そういうタイプだからねえ。その気になったら動けるようになるから、それを待つってのも手だよ」なんて話をしています。

「やりたいことがある。こういうアイデアを実現させてみたい。」という思いがあるにも関わらず「考えてしまって動けない」というのは、やる気があるかないか、という問題ではないってことなんです。

(0)そもそもやる気はいらない。必要なのはその気。

「やる気スイッチ」なんて言葉もありますけれど、心の世界で見れば、やる気というのは勝手になるもんであって、意識的に作り出すもんではないと思ってます。

皆さんがふんだんに持っている性欲、食欲、睡眠欲、物欲などの「欲」とは違うので、勝手に出てくるってのはないんですね。

ゲーム好きな皆さん。スマホでゲームアプリを立ち上げるとき「やる気」出してますか?
スイーツ好きな皆さん、お気に入りのカフェでパンケーキを貪り食うとき、「やる気」出してますか?

勝手に出てくると思うんです。

だから、「やる気が出ない」というのは、言い換えれば「やりたくない」という意味でして、「やる気を出さなきゃ」というのは、「やりたくないことだけど、やらなきゃいけないんだよねー。」という気持ちを表しているわけです。

好きなものに対しては勝手に「やる気」が湧いてくるのものです。

で、そのときには私たちは「その気」になっているんです。
ゲームをする気、パンケーキを貪り食う気になっているんです。

そのひとつは「好きだから~」ということなんですけど、ライフワークにおいて重要なのは、「好きだから~」でも動けないってことなんですな。

その心理と対策をこれからお話していきます。

(1)完璧主義による妨害工作

「ちゃんとしなきゃ」という思いがあると、私たちは途端に足がすくむ生き物です。
始めからきちんとしたものを作らなきゃいけない、提供しなきゃいけない、という思いを持っていると当然ながら考えることはできるけれど、行動することはできません。

なぜならば、初めて取り組むことで、何ら経験値のないものに対しては、「ちゃんとした姿」がイメージできないからです。

そこで私たちがよくやるのは「すでにやっている人の姿」を見るのです。
つまり、「ちゃんとしている姿」を外から持ってくるんですね。

そうすると「私はあの人みたいにできない」という思いが出てきて、なおさら足がすくみます。

まあ、そりゃそうですよね。

ケーキ屋さんに並んでいるのは「完成したケーキ」であって、それまでにたくさん生まれたであろう「失敗作」をお客さんが目にすることはないわけですから。

根本先生が偉そうに講義でしゃべる内容は20年以上の経験がもたらしてくれたものですから、デビューしたての新人ができることとは違います。
私だって初めて講座をしたときには、師匠が意外に思うくらいビビりましたし、初めて本を書いたときには訳が分からなくて鬱っぽくなっていました。(まあ、今でも鬱っぽくなることはありますけれど)

先日、馴染みの割烹にお伺いしたとき「鰻の真薯(しんじょ)」を頂きました。
店主曰く「これができるのに3年かかったんですよ」とのこと。

つまり、3年間は失敗し続けてきたわけですね。

でも、失敗というのはチャレンジした人にだけ与えられるご褒美でして、そこにはあらゆる改善点を発見できてさらに成長できるという特典が与えられます。

考えている間はチャレンジができないので、この失敗という貴重な体験ができないのです。

だから、完璧主義を手放すためには「失敗を歓迎する」というマインドが必要です。

ということで皆さん。「失敗することから得られるメリット」をとりあえず20個ほどリストアップしてみてください。
それだけで心のブロックがすーっと外れる人もいらっしゃいます。

(2)失敗することへの怖れってなんだ?

となると、失敗する、ということを私たちは異常に怖れていることが分かります。

そもそも「考える」という思考的な行動は「怖れ」から来ることが多いんです。

皆さん、うら若き時代を思い出してみてください。
大好きな人に告白するとき、どれくらい怖かったか。そして、どれくらい考えたか。
「もし振られたら私の人生、終わっちまう」くらいの怖れを抱いたと思うんです。
だから、ものすごく考えて、考えて、それで、告白しなかった人だって多いと思います。

でも、それってのちのち後悔しませんでした?

私たちは失敗することへの怖れを乗り越えられなかったときに「後悔」という要らんものを受け取ってしまうことが多いものです。

ところが、今の時代、というか、日本人の特性として、失敗を恐れるあまり、失敗した人をあざ笑う風潮があります。

ホリエモン氏が北海道でロケットを飛ばして失敗したとき、日本のある新聞は「堀江氏、ロケット打ち上げに失敗!」という見出しを付けました。一方、アメリカの新聞は「堀江氏、宇宙への第一歩を踏み出す!」という見出しを付けました。(もちろん、アメリカの新聞は英語だけど)

失敗ととるのか、新しい道への一歩ととるのか、この違いはものすごく大きいです。

先ほど書いたように失敗というのは「財産」でして、そこから得られるものはチャレンジしなければ得られない貴重なものなんです。

私自身もたくさん失敗してきましたが、そこから多くのものを学んできました。
「こういう風に告知したら集客がうまくいかないんだな」
「なるほど、こういうプロセスで書いた本は売れないんだな」
という風に。

もっと言えば、セッションで「こういう風な流れだったら何時に終わる」とか「この人はきっとこの辺に問題がある」なんてことが分かるようになったのも、失敗のお陰で試行錯誤させてもらった経験からです。

私たちは「成功」よりも「失敗」から多くを学ぶことになっているようです。

本当のところを言えば「考える」というのは、やる前に使うものじゃなくて、やった後に活躍する機能なんだと思うんです。(だからといって、何も考えないで行動するのも問題かもしれませんけど)

さて、そこで「失敗すると何が困るの?」ということをガッツリ考えてみてください。

・人に笑われる
・人からバッシングされる
・あいつはダメな奴と思われる
・もうチャンスをもらえない
・自信を失う
・それまでの準備が無駄になる
・応援してくれた人に申し訳ない
等々。
とりあえず、これも20個くらいは書き出してみてください。

そして、そのリストを眺めて気付いたこともメモしてみてください。

「他人軸になっとるなあ」と思ったり、「いや、それってほんまにそうか?」と気付いたり、様々な恩恵が得られると思います。

こうして書き出すことは「見える化(可視化)」できるので、より自分を知るきっかけにもなりますね。

ついでに書き出したリストを眺めながら、他人軸(受け身言葉)のものは自分軸(私が主語)に置き換えてみてください。
それと同時に「ほんまにそうか?」という疑いの目を向けてみてください。

「人に笑われる」→「私は人に笑われても良い」→「でも、ほんとに笑われるのか?そういう人もいるけど、そうでない人もいるよね?」みたいな感じで。

(3)「怖い」「不安」は当たり前。

先ほど「好きな人に告白する」という話を書きましたけど、あなたが本気でやりたいことほど、怖れというモノは大きくなるものです。
ライフワーク本にも書いていますが、そういう意味で「怖れが強ければ強いほどあなたが本気でやりたいことなんだよ」と解釈できるんです。

そして、「怖い」ことにチャレンジしようとしている自分というのは、とても偉大で、素晴らしいのです。

だから、怖くたって当たり前、不安になって当たり前なんです。

で、先ほどやったように、その怖れや不安を「見える化」してみると、案外克服できるものが多いものです。

セッションやセミナーなどに参加されたことのある方は聞いたことがあると思いますが、
「頭の中で考えていることを頭の中だけにとどめておくとわけが分からなくなるから、考えるときはノートに書き出した方がいいんですよ」

という話をよくしています。

そうすることで「それってほんまなんか?」と考えられたり、「じゃあ、それをどうしようか?」と解決方法を考えることがやりやすくて、思考がぐるぐるする罠から抜け出すことができます。

また、不安や怖れなどの感情はだれかとのつながりによって解消されていきます。
友達、仲間、家族、カウンセラーなどに話をしてみるのも効果的だと思います。

ということで、あなたがやりたいと思っていることを信頼できる人、10人に語ってみましょう。
SNSやブログで公開するのもお勧めです。

(4)思考と感情の分離

さて、ライフワークに関するセッションをする時に、ここが大きなポイントになってくると思っています。

「ほんとうにそれがしたいのか?それともしなきゃいけないと思っているのか?」という点です。

賢い人ほど思考で自分を縛り上げてしまい、「やらなきゃいけないことを、あたかもやりたいことのように思わせる」というテクニックを使ってしまいます。

「やりたいことがあるんですけど、考えすぎて動けないんです」という方に真っ先にお聞きするのが「それってほんとにやりたいの?」という質問なんですけど、これにはそんな意図があるんです。

しかも!ややこしいことに、「始めはやりたいことだったのに、だんだんやらなきゃいけないことになってくる」という悪循環もそこに生まれます。

例えば、美味しいお店でのお食事会を企画して、仲間と楽しみました。
料理もいいし、会話も弾んでとても楽しい機会でした。

またやりたいな!と思って2回目を企画します。みんな喜んでくれました。

そうすると「今度はいつ?どこでやるの?」とみんな次を楽しみにしてくれてます。

その言葉はとても嬉しかったのですが、なぜか心にちょっと重たいものを感じます。

「次、どのお店でやろうか。みんなの好みに合わせるとなるとなかなかチョイスが難しいな。わざわざ自分から電話して予約を取るのもちょっとしんどいな。しかも、キャンセルとかあったら都度連絡しなきゃいけないし。そもそも僕が色々手配しているのになんで割り勘なんだ?みんな、楽し過ぎてないか?」

「やりたいこと」をやっていたはずなのに、なぜかそれが「義務化」してしまった瞬間です。義務化するとその行動はみんなのためであっても「犠牲」となって心を苦しめます。

楽しかったことが、全然楽しくなくなっていくんです。

これっていい人ほどハマりやすいですよね。

1回目や2回目は「ほんとうにやりたかった」けど、3回目は「めんどくさくなった」と正直に認めてしまえばいいんですけどね(笑)

でも、みんなが喜んでくれるから、という思い(それはいいものです)から、犠牲的になってしまうと苦しいんです。

さて、あなたの心はほんとうにそれをしたいと思っているのでしょうか?

あなたがそれをやりたい理由をやはり20個くらい書き出してみてください。
書いてる途中でワクワクしてきたら、さらに実現化は近付くでしょう。

それと同時に、あなたがそれをやることで喜んでくれる人をリストアップしてみましょう。
これは「与える」ことに意識を向けることができるので、勝手にやる気が湧いてくるきっかけにもなります。

さらに、アイデアには「旬」があると私は思っています。
つまり、アイデアを実行するには「タイミング」があるんです。

私はけっこうアイデアが浮かぶタイプで(ストレングスファインダーの「着想」が1位にある)、あれもやりたい、これもやりたい、と思いつくのですが、そのアイデアを「今じゃねーな」と寝かしているうちに「やりたくなくなる」ということがよくありました。

やりたい、という思いは「感情」です。
感情というのは「今この瞬間」にしか存在し得ないもので、次々変わっていきます。

なので、「やりたい」と思ったときに「考える」と、旬を逃してしまうようなものです。

なんかもったいないですね。

なので、ここであなたが取り組むことは「ほんとにやりたいの?」という問いかけを自分にしてみることです。

さらに言えば「ワクワクしてる?」とか「自分がほんとにやりたいことは何?」という問いかけもじゃんじゃんしてみることです。

その答えが「いえーす!!!!」だったら、心はもう準備完了です。

もし、そこに躊躇が生まれるならば・・・もう今ではやりたいことではないかもしれないし、怖れや不安に取りつかれているのかもしれません。

前者であればそのアイデアは捨てましょう。
怖れや不安があるならば、先ほどやったみたいに見える化してみましょう。

(5)ヴィジョンを描く

で、その上で、ヴィジョンを描きます。
ワクワクする未来を描いてみるんです。

それをやることで得られるポジティブな世界を想像してみます。

これは楽しいですよ。

それと同時に、よりそれをやる目的や意味に確信が持てるようになりますし、必要なことも見えてきます。

「沖縄でセミナーをしたいなあ。あの海と空と空気に囲まれて。うわー、ヨダレが出て来るなあ。みんな喜ぶだろうなあ。そしたら会場は海に近いところがいいなあ。歩いて行けるところ。でも、そこまで行くのに車が必要だなあ。まあ、それはもっくんにお願いすればいいか。」

そんな私の思いからリトリートセミナーは現実化しました。

このヴィジョンも文字にするなり、絵に描くなりするといいですね。
(これがライフワーク・ストーリーと私が呼ぶものです)
目に見える形にするとよりリアリティが増します。

このヴィジョンを描く、というのは、考える、のではなく、想像する、です。
自分のワクワクする気持ちを思い描き、文字や絵にしていきます。

想像しているだけだと「妄想」になって現実感から離れていく危険があるので、目に見える形にするのはすっごく大事なことです。

ここで描かれたヴィジョンは実現化のための設計図になります。

(6)仲間を募る

一人でできることもありますが、たいていの場合、誰かの手が必要です。

沖縄だからとりあえずもっくん(私の友人)にあれこれお願いしよう、運営は隆盛にお願いしよう、という風に。

同時に応援してくれる人をたくさん集めると自分もだんだん「その気」になっていくものです。

だから、やりたいことがあったらできるだけ人に話すのがお勧めなんですよね。
話していくうちにアイデアが具体化していったり、実現のためのアイデアが浮かんだりします。

そして、さらに良いことに、周りの人があなたをそういう目で見ていくようになります。
「ああ、沖縄でセミナーやるんだね」と。

人からそう見られると自分もそうなっていく法則がありまして、この力は応用したいものです。

さて、あなたのそのプロジェクトを応援してくれる人って誰でしょう?
具体的な名前をできるだけたくさん挙げてみてください。

ただし、ドリームキラーには気を付けて!これはマジ気を付けて!
そして、意外と身近にドリームキラーがいることも多いので注意して!

ドリームキラーについては以前何度か記事を書きましたので参照してください。

あなたの夢や変化を打ち砕く“ドリームキラー”という存在。

成長すると応援してくれる人が出てくる一方で、ドリームキラーも登場するから要注意!

とりあえず、スルー、がいいですね(笑)

(7)テストケースをやってみる

ここで実践してもいいんですけど、仲間を集めてテストケースをやってみるとより実現の可能性が高まりますね。

セミナーで言えば「プレセミナー」みたいなものですし、お店で言えば「プレオープン」みたいなもんでしょうか。

より具体的なイメージができますし、何が必要で、何が必要でないかも分かってきます。
同時に「ああ、あの人、あれやるんだ」という宣言にもなり、最後の覚悟が決まります。

1月から、元バーテンで現カウンセラーなお弟子さんたちが「カウンセリング・バー」をやるんですけど、そのテストケースを2回やりまして、実際に経験してみました。
色々な修正点(つまりは失敗)が見つかりまして、無事本番を迎える準備ができました。

だいたいこの辺まで来ると、もう実際にできそうな気がしてくる(その気になる)と思うのですが、いかがでしょうか?

それぞれのプロセスで「書き出す」というワークを付けてきたのですが、これが「考えるだけ」から卒業して「行動する」ということになります。

やりたいことを実際にやることだけが「行動」ではなく、そのために色々と書き出してみることも「行動」なんですよね。

そうすることでますますやりたくなり、その気になっていくならば、それは本物です。あとは勝手に実現していくでしょう。

さて、ここまであれこれ書いてきたのですが、それぞれのプロセスにおいては「過去のトラウマ」が影響していてそれが足かせになっていることもあるんですね。

過去の失敗が尾を引いていたり、親との関係から「ちゃんとしなきゃ」が手放せなかったり、どうしても「他人軸」になってしまったり。

その場合は、ちょっとわき道に逸れて自分の心を見つめ直す機会を作るのもお勧めです。

★やりたいことがあるのに行動できない理由を探れます。

東京:1/12(日)11:00-18:00 愛で問題を解決する1DAYセミナー

https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/32857

★ライフワークを見つけて自分らしい人生を生きるための本

「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)

今日の話を無料アプリのvoicyで音声で聴けますよ!

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