旦那の浮気が判明したら何をしたらいいか?~自分軸でいられてる?~



晴天の霹靂的なできごとが起きると自分を見失い、パニックになり、同時に怒りが湧いたり、被害者意識が芽生えたりして、どんどん他人軸になり、苦しくなるもんです。
自分軸を取り戻すためにもまずは「自分」に意識を向けることから始めて参りましょう。

こんにちは!
いつも、ブログを楽しみにしてます。

旦那の浮気判明からやり直そうと頑張ってる途中です。
いろいろ調べ、根本せんせいの著書、罪悪感がなくなる本、7日間で自己肯定感をあげる方法、を続けざまによみ、他にもいろんな知識をいれたものの、なかなか府に落とせてません。
執着を手放すこととと、あきらめることとの違いとか、本当に相手の人に感謝なんてできるのかとか、もやもやしてます。

経緯は、9か月前に20歳も下の直属の部下と半年ほど浮気をしていることが判明し、最初こそあやまって別れるといったものの、隠れて連絡しており、私が詮索したり、もう別れると責めたりしたところ、もうやってけない、と。
今度は私が別れたくないと懇願し、発覚からものの1ヶ月で立場が逆に。それ以降、主人の顔色うかがって、いいたいことも言えず、最近大分、普通に話せるところまでもどったとはいえ、スキンシップもなく、他人行儀で、私はまだまだ依存側の他人軸です。

で、こんな執着は手ばなそうと思っているのですが、いかんせん問題は私も同じ職場にいて、相手の女性を見かけることもしばしばあり、主人とそのひとが、車でふたりで出張に行くとかのスケジュールもわかってしまいます。加えて、徒歩10分の距離に相手が引っ越してきており、会おうとしたらいつでも会える、そんな状況です。

そんな中、愛してるから手放すと言うより、出来るとしたら人でなしのあんたたちは、もう知らん、勝手にしろ、あきらめたわ、二人とも辞めて好きにしてっていう気持ちが近いです。(離婚となったら、夫婦のどちらかは辞めることになると思います)

私がやめたらいいのでしょうが、万が一、シングルになったことを考えると、今の職場であれば6歳の子供も十分一人で育てられる、と思うとやめれません。

お伺いしたいのは、あきらめと手放しはどうちがうのか、究極は相手に感謝なんて本当に可能なのか、同じ職場で見たくない現実が絶えず目の前にある時はどう対処したらいいのか、できたらご教示くださいませ。
(Mさん)

まあ、なかなかハードな状況を好むのが武闘派魂と言えるもので、みんな、好きですねえ、ほんと。

旦那と浮気相手と3人が一緒の職場ってのは、まあ、旦那もようチャレンジしたなあ、ってところですけどねー。なかなか手放し難い状況であることは確かです。

「あきらめ」と「手放し」の違いはみなさんよく疑問に感じられるものですけれど、天と地ほどの違いがありまして。

ここでおっしゃる「あきらめ」というのは「怒りでもって感情に蓋をして感じなくなるようにすること」で、「手放し」というのは「すっきり解放されること」です。

感情を抑え込むのが「あきらめ」で、感情がすっきりするのが「手放し」と解釈されたらよいかと思います。

>そんな中、愛してるから手放すと言うより、出来るとしたら人でなしのあんたたちは、もう知らん、勝手にしろ、あきらめたわ、二人とも辞めて好きにしてっていう気持ちが近いです。

というMさんは現在、怒り心頭モードですよね???
そういうときはまだ手放しなんてできないし、そんな気にもなれないし、なんなら「この思い、どうしてやろうか?」と復讐心だってむくむく出てきてくるでしょう。

手放すよりも、とりあえずは藁人形と白装束で丑三つ時に神社に出かける方がやる気になるかもしれないですよねー。寒いので風邪ひかないように気を付けましょうねっ!!

で、そういうときは藁人形に五寸釘を打ち付けるのも全然いいんですけど、お恨み帳という便利なものがありまして、ウンコをトイレでするように、怒りや恨み辛みなどを御恨み帳に吐き出すのがお勧めです。

【保存版】御恨み帳(お恨み帳)の書き方~心の健康を維持するための素敵なノート~

とりあえず、旦那と浮気相手それぞれに30冊くらい書き上げてみましょうか?

で、こういう話をする際に「ほんとうに感謝なんてできるのか?」って思うのがふつうだと思うんですけど、それは「感謝なんかしたくない私」が今いるわけで当然なんです。

ただ、ここで注意したいのは「結果」を求めて何かをすると、たいてい「残念な結果」になるってことですね。

お恨み帳を書くことも、手放すことも、「ほんとにそんなことで楽になるの?」なんて疑いながらやることが多いと思いますけれど、その裏には「そんなことで楽になってたまるか!」という反抗心があったり、「そんなことより復讐してやりたい」という思いがあったりすると、「楽にならないためにその方法を使う」ことになるので注意が必要です。

とりあえず、まあ騙されたと思ってバンバン御恨み帳書いてみてください。

意外とすっきりするんで。

さて、Mさんの文章を改めて読み直して頂ければ分かると思うんですけど、ほとんどの文章の主語が自分以外になってますよね???

また、「私がどうしたいのか?」という話がありませんよね???

こういう状態を「他人軸」って言います。

「私の人生ではなく、他人の人生を生きてる」という状態です。

それはただひたすらしんどくて苦しいだけなので、「自分軸」に移行することがまずは大事なんですよ。

「私が」どうしたのか?
「私は」どうするのか?
「私は」どうしたいのか?

ここにフォーカスしていくことです。

「主体的な人生」ということをもう一度取り戻していくわけですね。

ということで、

>旦那の浮気判明からやり直そうと頑張ってる途中です。

ということなんですけど、なんでやり直そうとしてるんでしょうか?
ほんとにやり直したいのでしょうか?
なぜ、やり直したいのでしょうか?

「当たり前じゃん!」とか思わずに、じっくりと考えてみてください。

これもまた自分軸を取り戻すきっかけになりますね。

で、ここからが本番なんですけど(相変わらず長い前戯で失礼いたしました)、こういうご相談を頂くときに、次のような質問をよくしてるんですね。

「なぜ、私は旦那に浮気させたの?」
「なぜ、私は旦那に浮気してほしかったの?」

まあ、この質問は一瞬目を疑い、思わず、「われ、何言うとるんじゃ!表出んかい!」と首根っこを掴みたくなると思うんですけど、これが「自分軸的見方」です。

私たちはみな創造主であり、すべての問題は自作自演であり、人生に感動のドラマを作り出すために問題を創り出します。

だから、「浮気された」のではなく「浮気させた」のです。

ということは、今までの夫婦関係ってどんな状態だったんでしょうか?
その辺は過去記事を漁ってもらうといいんですけど、浮気問題が発生する原因ってめちゃくちゃたくさんあるんですね。

○夫の愛情にあぐらをかいていた。
○夫を支配し過ぎていた。
○夫を否定したり、バカにしたりしていた。
○夫婦間にずっと溝ができていた。
○子どもや仕事が優先で夫を放置していた。
○実家との関係性諸々
○夫の実家との関係性諸々
○そもそも結婚する際にあれこれあった
○過去の恋愛を引きずっている
○親密感への怖れが大きい
○セクシャリティの問題
等々、枚挙に暇がありません。

まあ、その辺の原因をあれこれ見ていこうじゃないか!というアプローチを取っていくことが多いんですね。

女問題の場合は、少なからず「私の女」とか「セクシャリティ」がテーマになってくるものでもありますし、幼少期の人間関係なども影響していることが大きいです。

まあ、この辺を根掘り葉掘り、あれこれ探って行くのが私のスタイルのひとつになっております。

興味ありましたらこんなセミナーもご利用ください。

○東京:1/12(日)11:00-18:00 愛で問題を解決する1DAYセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/32857

あ、ご質問をスルーしておりましたね。

>究極は相手に感謝なんて本当に可能なのか

それは可能ですよー。ほんと。びっくりすると思いますけど。
今は信じられないと思いますし、感謝なんてしたくないと思いますけど、それができるようになったらすごいと思いません?
めちゃくちゃ自己肯定感あがると思いません?
めっちゃ自信つくと思いません?

いきなり手放そうとしたり、許そうとしたり、感謝しようとしたりするのは無理なので、頭のどこかで、「あの相手に感謝できる自分ってどんな自分なんだろう?」と想像してみたり、「あの人に感謝できる私になりますように」って祈ってみるだけでも全然効果的です。

ああ、もちろん、お恨み帳をバンバン書きなぐった後ですけどね。いきなりやっても気分悪くなるだけ何であまりお勧めしません。

>同じ職場で見たくない現実が絶えず目の前にある時はどう対処したらいいのか

手放しのプロセスが進んでいくと不思議と気にならなくなるんですけど、それまだ先の話ですねー。

で、他人軸になっちゃってるときって旦那や浮気相手ばかりに気を取られるので、一番大切な人を放置しやすくなるんですね。
その大切な人が苦しんでいても無視しちゃうし、全然寄り添ってあげられないんですよねー。

そう、一番大切な人=自分自身、ね。

そりゃあ、武闘派ですから、ちょっとやそっとの生傷にはへこたれませんし、「痛みは無視するもの」と思い込んでるかもしれませんけど、やっぱりそれじゃあ、しんどいですよねー。

しかも、他人軸になると「こうなったのはあなたのせいなんだから、あなたが何とかしなさいよ!」って無理な思いも出て来るじゃないですか?
当然、相手はそう言われても逃げるわけですから、相変わらず自分は苦しいまんまになっちゃうわけです。

だから、自分のケアを最優先にするわけです。

ちなみにMさん。このできごとで受けた心の痛みを外傷に例えたらどの程度だと思います?
両足両腕複雑骨折?
全身打撲?

まあ、絶対安静とか、ギプスでぐるぐる巻きとか、そんな感じでしょうか?

そんなけが人的な扱いを自分にしてあげてますか???

怒りやプライドがあるとその痛みも麻痺しちゃうし、他人軸だと自分のことをそっちのけにしてしまうので、知らないうちに傷が広がっていたりします。
だから、今はそれだけ大きな怪我や病気をしたつもりで「安静」にしてあげることが大事なわけです。

安静にする、というのは、こういうときだからこそできること(会社サボって旅行するとか、買いたいけど控えていた服やバッグを買うとか、高いエステのコース申し込んじゃうとか、根本さんのセミナーに行くとか笑)をやって、少なくても自分を笑顔にしてあげることを目指します。

大怪我をしたならそんな普通に毎日会社に行くんでしょうか?
まあ、こういう場合「病欠」や「労災」はおりないですけど、自主的に休んじゃえばいいと思うんですよねー。

毎日傷口に塩とレモンを塗り込んでるようなもんでしょ?

自分をいたわるってことを今は最優先にされるのが良いでしょうねー。
友達やカウンセラーに話聴いてもらうのも大事だしねー。

ということで、怒りを吐き出しつつ、自分をいたわりつつ、好きなことをしつつ、そして、女磨きをしつつ、、、まずは「自分のこと」にエネルギーを向けて自分軸を取り戻していきましょうか。

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「ショックな出来事が起きたとき、まず何をすれば良いのか?」
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