愛されているという感覚を深く浸透させるためのレッスン。



愛されているという前提に立つことができると、その証拠がたくさん見つかり、感謝の思いが溢れてきます。
そして、その前提が生まれると今日から早速多くの愛を感じることができるようになります。

根本先生に大きな感謝をお伝えしたいのと、この状態を維持するためのレッスンがあれば、よければ教えて頂きたく思いメールさせて頂きました。

「愛されていた・・・」という事に気付いてしまったからです。

私、関西在住の40代の男性なのですが、先日、好きな女性と付き合う事になったのですが、付き合って早々「その被害者意識のようなもの、嫌い」と言われました。

自分にはまったく自覚がなかったのですが、どういう事なのだろう?と疑問をもち、根本先生のブログを中心に色々な記事を読み漁りました。

そんな中、次のようなポイントが妙に引っかかりました。

・問題は意味があって現れる

今の問題には何か意味があるんだな・・・と思いながら、下記の記事を拝読して、ビビっと来て、ビビビビって脳内に電気が走りました。

https://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/21267

質問者の気持ちも傾向も本当に僕とそっくり。

そして・・・

> 好きになられるのはOKだけど、好きになると弱い
>
> こういうのをかっこよく言うと「愛されることには慣れているが、愛することには慣れていない」と言えるんじゃないでしょうか。

まさにこれです。

「え?俺って愛される事に慣れてるの?ウソだろ!?愛され慣れているから、好きになられるのはOKで好きになると弱いの!?え?」とグラグラと心が揺れ、「そういえば・・・」と愛されていた証拠のようなものが次々に出てきました。

おかしな関係になっている母親の事も、「今の俺のように愛し方がわからなかったのかもしれない・・・」と、今までと正反対の解釈をしている自分が居ます。

妙に温かくとても心地が良い感覚です。

と同時に、寒々とした愛に飢えた世界に戻そうとする自分も居て、一瞬でもそちらに戻ると「ほらな?さっきのは安らぎは一瞬の気の迷いだろ?」と言ってもきます。

でも、「愛されているかも・・・」と思った経験は否定できないし、できればそちらの感覚を長く味わっていたいと思っています。

そこで大変お忙しい中恐縮なのですが、愛されているという感覚を深く浸透させるためのレッスンのようなものがあれば、教えて頂けると嬉しく思います。
(Tさん)

愛されてるのが当たり前になると、愛されているのがふつうになって自覚がなくなるものです。

それに、自立すると「受け取る」ということが苦手だし、それが愛だの好きだのって話になると、恥ずかしくなるし、なるべく見ないようにすることもよくあることです。

そして、自立の人は「与える」ということに意識が向くので、自分に向けられた愛に気付くことがなかなか難しくなるのです。

だからこそ、「もしかして、俺、愛されてた??」って気付きはとても素晴らしいものです。

とはいえ、忘れやすいもんですし、抵抗も出てきますから、寒々とした世界に引き戻されそうになることも無理のないことかもしれません。

ただ、愛に飢えた世界を知っているからこそ、愛のぬくもりや有難みを実感できるというのも事実です。
常夏の島よりも北国の方が夏の喜びが大きいようにね。

>愛されているという感覚を深く浸透させるためのレッスンのようなものがあれば、教えて頂けると嬉しく思います。

いいテーマですね。

これは愛されていることに気付いたTさんだけでなく、「私、ほんとうに愛されてる?」「私って愛されてるのかな?」って疑問をお持ちの方にもおすすめです。

先ほど申したように、自立すればするほど、自分に向けられた愛に無頓着になっているからです。

その感覚を深く浸透させるのに、お勧めなのは「感謝」です。
愛されている証拠をたくさん見つけたならば、ぜひ、この宿題にチャレンジしてみてください。

1.愛されている証拠をずらっと列挙して書き出してみます。

2.その一つ一つの愛に対して、感謝の手紙を書きます。もちろん、短くても構いません。

3.これをその証拠、一つ一つに対してすべて行います。

4.その書き上げたお手紙を声に出して読みます。

5.それを自宅のどこかに保管しておき、しばらくの間、毎日、1つか2つを取り出して読み、心の中でもその人に感謝の気持ちを贈ります。

6.もし、それが直接伝えられる相手ならば言葉にしてそれを伝えます。

同じ人に何通も感謝の手紙を書くことになってももちろん構いません。

また、Tさんの場合、お母さんに対して

>「今の俺のように愛し方がわからなかったのかもしれない・・・」

という気付きがあるならば、じゃあ、お母さんなりの愛し方って何だろう?と考えてみることが良いです。

この感謝のレッスンは、自分が愛されていることを「前提」にするためにとてもよく役立ちます。

ある男性はこのレッスンを行ったときに驚いたのは、関係がずっとギクシャクしていた母親への感謝が最も多かったのです。

「受け取っていないのは自分であって、愛されていなかったわけではなかった」と衝撃を受けたと報告してくださいました。

もし、「1」で詰まってしまう場合、「愛されていない」という前提が幅を利かせている可能性が高いものです。

時間がかかってもいいので、この「自分が愛されている証拠」をたくさん探してみてください。
少なくても20~30個くらいは欲しいところです。

私たちはみな誰かに愛されて育ってきました。
ただ、自分が受け取りやすい愛し方をされたかどうかは分からないし、受け取れなかっただけかもしれないし、嫌悪感や反抗期がそれを拒否していただけなのかもしれません。

「愛されている」という前提で見始めると、より多くの愛が受け取れるようになります。

もちろん、この前提ができ始めると彼女に指摘された被害者意識のようなものは払しょくされていきます。

また、受け取った愛は誰かに贈ることを意識することがいいでしょう。

Tさんは自分がどんな風に愛する人を愛するのか(自分の愛し方)を知っていますか?

言葉で伝える人。
スキンシップで表現する人。
遠くから分かりにくく表現する人。
モノやお金で愛情を示す人。
黙ってついていくことで愛情を示す人。

いろいろな愛し方があります。

Tさんはどんな風に彼女や大切な人を愛してあげたいでしょう?

そして、それをぜひ実践していきましょう。

受け取った愛を与えることで、より受け取れるようになりますし、愛を実感できるようになります。

若干、武闘派なにおいのする彼女ですが(笑)、末永く、お幸せに。

そんな愛とつながるセミナーはこちら。

大阪:8/4(土)10:00-18:00
「根本裕幸の1DAYセミナー~問題を解決して幸せな自分になる~」
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男性もぜひどうぞ~!

『自立系武闘派女子(男子)のための恋愛講座~なぜ、幸せな恋や結婚を選べないの?~』
東京:9/22、大阪:9/29、名古屋:9/30、福岡:10/27、広島:10/28
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