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男に都合のいい女扱いされるのはイヤだけど、会社には都合のいい女扱いされてる皆様へ。笑
そういう抱え込み症候群を作り出すのはやはり子ども時代の影響が大きいわけで、特に両親の面倒を見てきた人はそれがデフォルトになってるからついつい頑張りすぎてしまうわけです。
鍵は罪悪感と無力感。そして、そこから才能を導き出していきます。
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いつの頃からか先生のブログにお世話になり、酒乱の父から病弱な母を守れなかった罪な自分(長女)、という構図に気付き、自分軸を取り戻そうとする日々です。
そんななか打開できないのが仕事のことです。
現在の仕事は、自分の能力はほぼ発揮できませんが、好きな業界ということで、派遣契約の更新が続いています。
当初は「好き」を大切にした自分を褒めていましたが、次第に「求められてる(はあと)と喜んで応じる都合のいい女か?」と感じるようになり、キープの女は卒業したい気がします。
能力が生かせる正社員の求人を見ると、働く時間や場所が固定&たっぷり残業だったり、同僚や上司の面倒をみるような仕事だったりして、「いやいや、縛られるのも延長もいやなんよ」「これ以上面倒みたくないんよ」となります。
対等な関係で自由に能力を生かすのはワガママなのか・・
ライフワークで確定申告付き自営だよな・・・となるのですが、心の赴くままに興味が変わり、その度に勉強代もかさむので(勉強自体は楽しい)、夫から「気分屋だね」「影響されやすいね」と呆れられています。
ネタになるようでしたら幸いです。
いつもありがとうございます!
(Cさん)
男から都合のいい女扱いされるのはムカつくくせに会社から都合のいい女扱いされるのは平気(?)なみなさん、こんにちは。痛い?刺さった?ムカついた?え?逆恨みしたる?え?それは辞めて。。。ごめん。
さて、色々とツッコミどころがあるのでどこから入ろうか手をこまねいているところなのですが、「酒乱の父から病弱な母を守れなかった罪な自分(長女)」というのは核心の部分であり、かつ、いきなり深い話になっちまうかもしれませぬ。
>「いやいや、縛られるのも延長もいやなんよ」「これ以上面倒みたくないんよ」
ってなるのもその影響でしょうなあ。(遠くを見つめて茶を啜りながら)
そういう罪悪感(無力感)があると「抱え込み癖」というのがデフォルトで完備されているので、気が付けば「あら、たいへん。こんなにも仕事が!」という状況を創り出しやすいものでね、自分ではふつうにしてるつもりでも気が付けば周りから頼りにされてしまうわけです。
そういう環境に育つと高性能レーダーを完備することになるので、周りの些細な様子にも気付いちゃうでしょう?気付いたら放っておけないと思うから忙しくしちゃうんですよね。
まあ、頼りにされるっていうと聞こえはいいけど、都合のいい女扱いされるってことになるので、ほんまはしんどいんですよなあ。(栗ようかんを突きながら)
でも、この癖があると「能力を活かせる仕事」とか「やりたい仕事」というのを見つけたとしても、いきなりドーンと重たい気持ちにさせられてしまうものです。
罪悪感(無力感)ってそういう思いを作り出すものでね。
助けられなかった!見捨ててしまった!という思いがあればあるほど、何とか助けようとするし、見捨てないようにしちゃうのです。
だから、これがやっぱ根っこにあると思うのですよねえ。(再び茶を啜りながら)
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そういう意味で言えば、
>心の赴くままに興味が変わり、その度に勉強代もかさむので(勉強自体は楽しい)、夫から「気分屋だね」「影響されやすいね」と呆れられています。
というCさんの状況も、女性性が豊かだから気が多いのも間違いないんだけど、その罪悪感から何かにハマることを避けるべく気分屋になってる可能性もあるんですよね。
能力が活かせる仕事を見つけてもしんどいわけでしょう?
だとしたら「これがやりたいことぞ!」というのを見つけたらやっぱしんどくなりそうじゃないですか。
ちなみにちょくちょくブログでも触れておりますが、「女性性が豊かな人は原則浮気性」なものでして、数年単位であれこれ興味が移り替わることになっております。
そして勉強好きなのは良いことなのですが、そうするとマジで「ジプシー化」しちゃって、勉強することが目的になってしまうんですよね。
それも悪いことじゃないのですが、「アウトプット」を考えとかないとやがてフン詰まり状態になりやすいんです。
なので、とりあえず学んだことを何かしらアウトプットすることに興味を持ってみてください。SNSでつぶやくのも良し、ブログなどで勉強したことをメモするのもよし、人に話すのも良し。
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Cさんも「ライフワークで確定申告付き自営だよな」と気づいていらっしゃるわけですが、インプットにエネルギーを注ぐ人ってアウトプットに「自信がない」ので、「結局あたしは何がしたいんだか」「色々学んできたけど中途半端なんだよね」「勉強したことを何も活かせてない」みたいな気分になることが多いものです。
女性性豊かで、インプットが大好きな方々はお察しの通り私のお客様にたいへん多いので、よくこういう話になるんですよね。
自分で商売するってのは自信ないし、怖いし、ワケ分からんし、どうしていいか分からんし、うまくいくとは思わんし、飽きっぽいし、とあれこれ言い訳が浮かんできます。
かといって、会社勤めはしたくないっていうかしんどいし、と葛藤するわけですね。
旦那さんがいらっしゃるわけですし、「あたしは勉強することが好きー!」と割り切ってあれこれ学ぶことがほんとうにしたいことであればそれもライフワークです。
でも、ほんとは仕事がしたい!アウトプットしたい!社会に何か与えたい!という気持ちがあるならば、ほんとにしたいことを抑圧してしまってる状態だから苦しいですね。
だから、その辺のCさんの本音を聞いてみたいところでもあります。
「うーん、よく分からないんですよー。どっちもアリなんですよー。」というまこと女子らしい回答もOKです。笑
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ライフワーク的なお話をしますと「心の赴くままに興味が変わり」と言ってもある程度の「傾向」は見て取れると思います。
例えば「なんだかんだ癒し系なことに興味を持つよね?」とか「語学もそうだけどコミュニケーションに関心が深いみたいね」とか「そっかやっぱ女としての幸せを得るのが好きなんだ」みたいな。
今まで興味をもって勉強してきたことを羅列してみると何らかの共通点が見つかりませんか?
それがライフワークの軸になると思うのですよね。
そこにCさんが持ってる「能力」を掛け合わせたらどんなものが生まれてくるのか、大変興味深いところです。
個人セッションもあるし、こういう場もあるのでタイミング合えば検討してみてください。
◎ライフワーク・グループコンサル~これからあなたは自分の才能を活かしてどう生きるべきなのか?~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45894
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さて、そういうわけでCさんが「軸」を定めて、というか、地に足を着けて今後の人生を歩めるようになるために、やはりその罪悪感(無力感)は扱っておいた方がいいわけでして。
>酒乱の父から病弱な母を守れなかった罪な自分(長女)
ちなみにきょうだいは弟妹がいる感じでしょうか?
酒乱の父は病弱な母にひどいことを散々してきたってことでしょうか?
また、Cさんは母を慰めたり、話聴いたり、母を守るべく父と戦ったりしてきたということでしょうか?
でも、「守れなかった」というのはどうしてなのでしょうか?
この辺は詳細なお話を伺いながら進めていくことが多いのですが、ある程度、よくあるケースを想定しながら話を進めさせていただきますね。
Cさん自身のことからは少しズレるところもあるかと思いますが、参考として読んでもらえれば良いかと思います。
まず、両親に対してはどんな思いを当時抱えていたのでしょうか?
お父さん、ひどい!最低!ムカつく!という方向なのか、Cさんもお父さんを怖がっていたのか。
酒乱の父に対しては娘としても精神的にボロボロになってしまうこともありますし、勇敢なる武闘派女子は思春期の頃から盛んに父と戦うようになることもあります。
酒乱になるくらいですから父のメンタルは大変弱いわけで、仕事のストレスなのか孤独感・寂しさなのか分かりませんが、お酒にしか頼れない人だったわけですよね?
ってことはそんなお父さんってどんな生い立ちで、どんな世界を生きて来た人なのでしょうか?
酒乱でも仕事はきちっとする人もいれば、酒におぼれて定職につかず、借金まみれになる人もいます。
当然ながらそこでは罪悪感もてんこ盛りになるわけでして、自暴自棄からのお酒ってことになるかと思います。
なのでお父さんの感情を見ていくことも父を理解し、許すためには大切なプロセスになるものです。
ちなみにお父さんみたいな雰囲気、性格、生き方、生い立ちの方に出会ったことってありますか?
また、夫氏はそんなお父さんとは真逆の性格なのでしょうか?似てる部分もありますか?
夫氏に限らず、元カレや上司に「父」を思わせる人はいましたか?
その辺もまた父との潜在的な距離感や感情を知る材料になるものです。
というのも、酒乱の父で大嫌いだと思ってたけど、実は父のことも助けたかったし、癒してあげたかった、なんて思いを持ってるケースも履いて捨てるほどあるものです。
そして、そこが潜在的な「才能」として現れることも多いですし、数々の興味にその影がちらつくこともありますから案外重要なんです。
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そして、やはり母のこと。
カウンセリングとかだとまずはこちらから扱うことが多いかもしれません。
病弱な母というのもどれくらいの病弱なのか、基本、寝たきりなのか、それとも、動くとすぐにしんどくなってしまうのか、持病があるのか、等々、状況によっても変わりますね。
でも、少なくとも長女であるCさんが「あたしがしっかりせねば!」と早くに自立されたことは想像に難くありません。
家のお手伝いなどは何歳くらいから始めていたのでしょうか?
また、精神的にもお母さんを支えて来られたかと思いますが、具体的にはどんなことに頑張って来られましたか?
そして、そんな風に人を見て、人に接してしまうことって今もありませんか?
それってしんどいことかもしれませんが、やはりCさんの才能の片りんを見せてくれる部分でして、ライフワークをデザインするためには非常に大切なところです。
また、お母さんの性格によっては、そもそもお母さんと合う、合わないってのもあると思うんですよね。
例えば、実は性格的には自分は父に似てるから、母とは基本的に合わない。けど、母を支えるために頑張ってきた、なんてケースだってたくさんあるわけです。
そこで「犠牲」を覚えてしまい、それが仕事をするようになっても、結婚したとしても出てくるってことも多いものです。
さらにはそういう家庭で育つと「わがまま言いません!」と「我慢」がデフォルトになることも多いものです。
こうした話を総合すれば「会社にとっての都合のいい女」になりやすいと思いません?
もちろん今の旦那さんと出会ってだいぶ自由になられたかと思うのですが、逆に、そういう環境で育ってきたために自由に執着が生まれ、束縛を極端に警戒するようになることもあります。
また、精神的に母を支えるってことは、もし弟妹がいらっしゃるなら彼らの面倒を見る姉にもなりやすいものですし、学校でもその面倒見の良さが何らかの形で出てる可能性もありますね。
こうした点から「Cさんって基本的にあれこれ抱え込みやすいよね」というキャラが出来上がるんだと思います。
だから、こうした両親のことについてはもうしばらく向き合ってみられると良いと思います。
父に対するわだかまりを解消したり、母を必死に支えてきた自分を承認したり、家族のために頑張った自分をちゃんと褒め称えたり、また、子ども時代に子どもができずに両親に対して恨み辛みを持ってる部分を手放したり、色々とできることはありますね。
実は「病弱な母」のことって責められないじゃないですか。
でも、それ故に我慢したことがどうしたってあると思うのです。
だからその点では「怒ってる自分」もいるはずなんですよね。
*「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
*心理学講座動画:『罪悪感と癒着の心理』
*光の瞑想~疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク~
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さて、そうした環境に育てば苦しい反面、虎の穴での修行により鍛えられた才能もたくさんあるはずでして、一般的には細やかな気遣いが活かせる場がライフワークになりやすいものです。
つまりはサービス業全般と言えるわけですし、お金を稼ぎたいならインセンティブ付の高額商品を捌く仕事なども向いてます。
もちろんカウンセラーとかセラピストとかエステシャンとか美容家とかスタイリストとかなども向いてるはずです。
とはいえ、ここでまた一つ問題が出てくるのですが、そうした両親の元に育つとその意識はどうしても「内」を向きやすくなります。
父や母に意識を取られている分、「外」に目が向きにくくなるんですね。
だから、言葉は悪いですが敷かれたレールの上を進んで会社員などにはなれるのですが、自ら起業するとか、フリーランスで活動するなどの「社会において自ら道を切り拓く」と言うことに対しては恐れおののきやすいのです。
また、サービス業が向いてると言いましたが、例えば「営業」とか「販売」もまた会社の中では外向きの仕事ですからちょっと苦手意識を持ちやすいかもしれません。
ほんとは才能あるんすけどね。
実はライフワークを見ていくときって意外と「苦手だと思ってること」に才能を見出だせることも多いのです。
ここが葛藤の生まれる部分なんですけれど、例えば「助ける才能」がある人って、子どもの頃から親を助けることをしてきてるし、学校でも職場でも助けることをいっぱいしてきてるので「もう誰のことも助けたくなーい!あたしを助けてほしいわ!」くらいのことを思うようになるんです。
でも、子どもの頃からずっと鍛えてきたことじゃないですかー。
だから、それが才能でありライフワークと言えるんです。
だけど、そこには必ず無力感があり、助けると言っても「補償行為」としてやってきた部分もたくさんあるんですね。
つまり「助けすぎ」「やり過ぎ」な部分も多いわけです。
だから「もういや!」って思っちゃうんですけど、「それを60から80くらいの力でやればいいんよ」と冷たいカウンセラーは冷静に言い放ったりするからムカつきますよね?ほんと、こいつ何も分かってない!って思うよね?笑
つまり、その無力感を癒せばいいんじゃない?というわけです。
そうすると自然に助けることができるので、それを仕事にしたとしてもほとんど苦労もせずうまく行くようになるわけです。
これがライフワークってことなんですよね。
まあ、その辺はなかなかつかみにくいこともありますから、ぜひじっくり考えつつ、必要な手を使ってもらえればと思う次第です。
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