会社員を辞めて自分がやりたいことにチャレンジしたいのですが、どうしたらこれ！というものに出会いやすいですか？

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「これ！」というものに出会いたいと思う気持ちはよく分かるのですが、「これ！」というものって１つとは限らないし、状況や気分によって移り変わっていくものなんですよね。なので私は「ライフワーク・デザイン」ということをテーマのひとつに掲げています。
とはいえ、同様のご相談はとても多いのでどういう風に根本が提案していくかをご紹介したいと思います。

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おー、ずいぶんと変化されましたねー。素晴らしい！！
腹を括れたのも大きいですし、何よりずいぶんと自信が付けられましたね。
これからの自分が楽しみですよねー！

ということでライフワークを実現すべく自営業を目指されるということですが、どうやったらこれ！というものに出会えるのか？について考えていきましょう。

この辺はむしろ起業セミナーとかに参加してみると「これ！」というものが見つかりやすいですし、そちらは何かと現実的な話をしてくれると思いますから、あれこれ参加してみられると良いと思います。

ちなみにこちらはうちのお弟子たちもお世話になってる起業家支援家たちです。

叶理恵さん

さっきーさん

今井孝さん

コラボアース

うちのお弟子さんの中にもビジネスサポートをしてる者がいますので、良かったら探してみてくださいませ。

吉田れん

黒江香

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＞会社員は辞めて自分のやりたいことにチャレンジしてみたいと思うようになってきたのです。

ということは「やりたい」ということをビジネスにしていくってことですよね？

かつては夢物語として笑われやすかった女性の起業も今の時代はだいぶ「ふつう」になってきましたよね。そして、それで成功している方々もたくさんでてきました。

もちろん中にはうまく行かなくなる方も多いですし、そういう気持ちを持った方を狙うあまりよろしくないコンサルもいますから、誰と出会うのかは非常に重要ですけれど。

私がそういう方をカウンセリング、、、というか、コンサルするときはまず次のようなことを提案していくものです。

（１）今までやってきた仕事の中で得意なことと不得意なことをたくさん書き出してみる。ビジネスをやる上での強みが見えたり、逆に避けた方がいいことが見つかったりします。

（２）自分が好きなこと、興味あるジャンルなどをひたすら書き出してみる。事業化できるかどうかなんて考えなくてよくて、ただひたすら自分の「好き」を探し出します。

この（１）（２）から何らかの傾向が見えてくると思います。

なので、それを携えて信頼できるコンサルさんや起業支援をしている方を訪ねるのが一番お勧めです。

実は数日前もそんなカウンセリングをしたのですが、やっぱ自分が生きてきた世界が自分が見える景色ですから、やっぱ「他人の目」、できれば「肥えた目」があったらありがたいですよね。

ずっとサラリーマンをしてきたら、やっぱ勤め人の世界が標準となり、世界のすべてになりやすいものです。

大企業に勤めているとその規模が標準になりますから「会社を経営するって大変なことなんだ！」と思いやすくなります。

親戚のおじさんが事業をしていたけどうまく行ってなかった、という話を聴いて育ってもまた自営業って大変なんだと思い込みやすくなります。

接客の仕事をしていると「人と接することは大丈夫だけど、商品開発とか経理とかが全然分かんないから不安」と思うかもしれないし、事務をしていれば「自分が営業なんてできる気がしない」と思っちゃうかもしれません。

また、私たちの中には「自己正当化」という心理があり、自分が選んだものが正しいと思いたいんですよね。

だから、よくある話、起業しようと思って会社の先輩などに相談したら「やめといた方がいい。以前、企画にいたＡさんが起業したんだけどすぐにうまく行かなくなって借金まみれになってしまったらしい」とネガティブな情報を仕込まれたりもします。

その先輩にしてみれば会社員をしている自分を正当化したい心理が動くので、独立や起業をしようとする人に対しては反発を覚えやすいものです。

もちろんそれは家族や友達にしても同じことですね。

とはいえ、別に会社員が悪いわけもなく、それが合ってる人、それが自分らしい生き方である方だって当然います。

「いやあ、あなたは事務などの後方支援より、広報とか販売とか前に出る方がきっとよく似合いますよ」という話をすることもあります。

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以前、とある方がカウンセラーとして独立してやっていきたいと思いました。
それを周りに話すと同僚も家族も猛反対なんですね。
「うまく行くはずがない」
「安定を捨てたら後悔する」
みたいに総攻撃を受けちゃいました。

今度は起業家が集まるセミナーで同じ話をすると、
「そんなの早く独立した方がいい！」
「できることは応援するから！」
と賛同ばかり受けました。

どっちが正しいってことはありません。
それぞれの立場で良いと思うことを言ってくれてるだけです。

だから、「自分軸」というのがすごく大事になってきます。

「私はどうしたいの？」

ということですよね。

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そもそも私は起業したいとおっしゃる方をカウンセリングして、その全員の背中を押すわけではありません。

話を聴き、価値観などを色々と“事情聴取”していくうちに、「うーん、あなたの気質的には勤め人の方が向いてるような気がするんですよね」と水を差すようなことを言っちゃうこともあります。

また、その人の「生活」というものも考えます。

Ｈさんは離婚されるわけで、旦那さんの収入はアテにできなくなりますよね？
女性が起業する際、ここはものすごく重要なポイントになりますから、けっこうそれが何とかなるのかをお聞きすることが多いです。

例えば、カウンセラーとして起業したい！と思ったとします。

ちなみにお弟子さん制度をやってる私としてはそういう方は大歓迎なのですが、なぜかお弟子になる奴らははじめ「カウンセラーになりたいかどうか分かんない」とか「カウンセラーとしてやっていくかはまだ未定」みたいなモチベのやつらが多いのです。

でも、お弟子のカリキュラムを進めていくうちに「なんかやってみたーい！」という風に変わっていくらしいんですけどね。
（もちろん、始めからカウンセラーとしてバリバリやっていきたい！とか、今カウンセラーやってるけどもっと飛躍したい！という積極的な奴もいますけど、２，３割ですかね？）

話題が逸れてしまいましたが、「カウンセラーとして起業したい気持ちは応援するけど、実際生活はどうなん？できるん？」ということを気にしてしまうので、「カウンセラーとしてある程度収入が見込めるようになるまでは今の仕事は辞めない方がいいよ」という風にお伝えしています。

というのも、生活費を稼ぐためにヒーヒー言ってるカウンセラーは苦しいからです。

何が苦しいか？というと、クライアントさんのためではなく、自分の生活費のためにカウンセリングをするようになっちゃうからです。

「今月あと３本カウンセリング取らないとヤバい！」なんてなったら、クライアントさんの幸せに十分コミットメントできないでしょう？

また、自分の心身の状態をさておいてとりあえず売上を作ることにエネルギーを奪われるでしょう？

それじゃあ、ちっともいいカウンセリングなんてできないし、そんな生活が続くのはしんどくなりますから辞めたくなっちゃうんです。

でも、別の仕事だったり親からの支援だったり貯金があったりして生活費の心配をそれほどしなくてよければ、余裕をもってカウンセリングができますし、また学びのための投資だってできるでしょう。

その方がクライアントさんの幸せを描きながらカウンセリングを提供できると思うのです。

目の前の売上に捉われてしんどい思いをしてカウンセリングが嫌いになっちゃうのはものすごくもったいないと思うのです。

だから、生活費のためのいわゆる“ライスワーク”はどうするか？というのは起業をする上でとっても大切なものだと思っています。

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それから特に女性で起業家を目指す方は「モデル」がいたほうがいいようです。
（ちなみに男性の場合は「師匠」がいたほうがいいようです。まあ、正確には女性性が強い人は、、、男性性が強い人は、、、ですけど）

同じ事業じゃなくてもいいんですが、自分と似たような感じで起業してそれなりに成功している人。しかも、めちゃくちゃ成功してるというよりも、自分より２，３歩先を進んでる感じのする人。

そうすると自分が次にどの道を選べばいいのか、自分がこれからどういう風に成長していくかが見えるし、相談相手にもなってもらえますし、また、モチベーション維持にもつながります。

今すでに周りにモデルになりそうな人がいればいいですけれど、そうでない場合は何らかのアクションを起こして探してみるといいかもしれませんね。

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＞行動あるのみ！いろいろやってみるのみ！！とは思うのですが、どうやったらこれ！というものに出会いやすいですか？？ヒントいただけたらうれしいです！

「これ！」というものに出会えたら幸せなのですが、私たちの才能やライフワークってのは「これや！これ！これなんや！！」と感動的出会いをすることってあんまりないんですよね。

「え？あ、これ？あ、そうなの？え？ほんま？まあ、そうかあ。まあ、そうだよなあ」的な感じで出会うことが多いんです。

というのも「私たちは当たり前すぎて自分の才能にあまり価値を見ていない」「多くの人は意外とライフワークに近いところに生息している」という傾向があるからです。

また、女性性が豊かな方ほど「これ！」は秒単位で変わっていくものです。

起業家支援をされてる方が「会うたびにやりたいことがコロコロ変わるクライアントが多いんだよね・・・」と天を仰いでらしたことがあります。

女性性って気分屋で浮気性でふらふらしてふわっとしているものですから「これ！」というものが１つなことないんですね。

それは「ランチビュッフェ会場に乗り込んで、これ！というものだけを選んで食べたことある？」という質問の答えから分かるかと思います。「あれも食べたい、これも食べてみたい、ああ、それもいいね！」とあっという間にお皿をいっぱいにしちゃいませんか？

だから、「これ！」というものをビジネスにしようとすると「これ！」がなかなか見つからないので、やるやる詐欺になりやすいものです。

それで信頼できるコンサルさんに「とりあえずこれをやってみたらいいんじゃない？」って言われたことを素直にやってみて、興味がなくなったらまた別のに移ればいいと思ってた方が良いと思います。

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なので女性性が豊かな人ってそもそも「やりたいことをビジネスにしたい！」という思いそのものがふわっとしてふらふらすることも多いものです。

男性性は「ひとつの道を究めることに喜びを感じる」のですが、女性性は「いろいろな世界を知ってワクワクしながら生きたい」と思うものですから、そもそもビジネスだって“いろいろな世界”の１つに過ぎないわけです。

だから、起業していい感じで伸びて行っていたのに「彼氏ができましたー！」という事象でビジネスを止めちゃうこともあるし、「何に価値を見るのか？」というのも自分の状況に従って移り変わりいくものなんですよね。

それでお弟子さんも「自分がカウンセラーになるなんて全然想像してなかったけど、みんなと一緒に実習しているうちにここでならやりたいなあって思うようになったんですよね。あ、でも、バリバリやりたいとは思わないのでマイペースでやって行こうと思いますー！あとセミナーも行きますねー。飲み会も楽しみにしてまーす！」という話を非常によく耳にすることになるわけですね。

だから、結局私はＨさんのようなご相談を頂いたときに、Ｈさんのライフワーク、すなわち、Ｈさんらしい幸せな生き方って何か？というのを模索していくことになると思います。

そのライフワークの中にビジネスもあり、ライスワークもあり、恋愛もあり、推しもあり、趣味もあり、という風に見るわけです。

だから、あんまり私の場合はビジネスコンサルとか起業相談みたいな感じにはならず、そっちはそっちの専門家に相談したらいいと思うよ！とお勧めするんです。

※根本のお弟子さん制度８期

【お弟子さん制度】８期の募集について｜コンセプト・カリキュラム・日程・料金・お弟子たちの声などのご案内。

◎ライフワーク・グループコンサル～これからあなたは自分の才能を活かしてどう生きるべきなのか？～
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45894

★お弟子たち：カウンセラーを探す

＊「つい「他人軸」になるあなたが７日間で自分らしい生き方を見つける方法」（あさ出版）
＊忙しすぎて辞める人。暇すぎて病める人。（主婦の友社）

＊セミナー動画：ライフワークをデザインするワークショップ～こんなご時世だからこそ、「自分らしい生き方」改めて見つめ直してみませんか？
＊セミナー動画：やりたいことが分からない！を解決するための質問攻めワークショップ。

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