恋人がいてもなかなか結婚できない人の母の壁

この「結婚と母」の関係はこれから結婚を考える皆さんだけでなく、すでに結婚している人にもぜひ目を通しておいてほしい関係です。
子育てにも影響しますしね。
また、結婚相談所や結婚カウンセラーの皆さんにも参考にしていただきたい記事です。

一見タイトルは異なりますが、「対人関係は母親との関係が7割」という記事の続編になります。

http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/16267

お母さんというのは言葉を教えてくれるだけでなく(まあ、子ども側が勝手に真似するわけですが)、価値観や考え方、行動パターンなど、ありとあらゆるものの“ベース(土台)”になる存在です。

特に日本では家庭内のお母さんの存在感が大きいため、お母さんとの関係があちこちの人間関係に大きな影響を与えます。

例えば「結婚」という「新たな家庭を築くできごと」に関しても、当然深くお母さんとの関係が関わってくるのです。

「結婚したいけど、なかなか相手がいない」というご相談も、年に数万回は頂くと思うんですが(サバを読んでますけどね)、例えば、あるケースでは「お母さんとの距離が近すぎる」ことが大きな原因となり、また、別のケースでは「お母さんとの距離が離れすぎている」ことが原因となっています。

近過ぎると何が問題か?っていうと、
ひとつは「結婚相手をお母さんのために選ぼうとする」という心理であり、
ふたつめは「お母さんとの距離が近すぎる(癒着してる)がゆえに、恋人が入り込む隙間がない」のであり、
みっつめは「お母さんを無意識に優先する行動パターンがあるので好きな人ができても近づけない」という風に。

逆に遠すぎると何が問題か?ていうと、「なんで、遠くなったの?」の背景には「家族に対してよい思いがないから」とか「絶賛反抗期継続中だから」とか「両親の仲も悪かったし、結婚に対してロクなイメージがない」などの理由が出てきます。

そして、その状態で仮に恋人ができても、今度は「結婚の壁」みたいなものがそこに出て来るわけです。

相手が恋人が結婚できない人、結婚の確率が低い人、というケースは分かりやすいですよね~。
なかでも相手が既婚者、というのは代表的な例です。
母子癒着があったり、確執が強かったりすると、恋人に既婚者を選びやすくなります。上記、結婚を避ける、という潜在意識の目的のために。

また、相手が超多忙だったり、年齢差が大きかったり、遠距離であまり会えなかったり、仕事などの状況から結婚が望めなかったり・・・。

でも、必ずしも相手に問題がなくても結婚を遠ざけてしまうことは少なくないんです。

ある女性は付き合って8年の彼がいました。
彼はふつうのサラリーマンで性格も何も問題はなく、優しくて穏やかな関係を築いていました。
周りも公認、家族も応援な中でしたが、結婚、というとなぜか一歩踏み込めず、躊躇してしまう関係でした。彼女はお母さんととても仲が良く、休日もふたりで買い物に出かけたり、旅行に行くこともあるほど。
周りからすれば「理想の娘」であり、「みんなが羨む母娘」だったのですが、潜在意識で見れば、「彼よりも母を優先」していたのです。

そして、それは彼も同じでした。
彼は学生時代に父を亡くし、それ以来、母、息子の2人暮らし。
こちらは時々「夫婦か?」と見まがうほどの関係性を見せていたんですね。
お母さんは息子のために一生懸命家事をし、そして、お弁当を作るだけでなく、周りの世話もしていました。
結婚を応援する気持ちがある一方で、寂しさも吐露していました。
彼もまた、お母さんを一人にできないと結婚するなら同居を考えていました。

そんな二人ですからなかなか結婚には至らなかったのです。

この二人はどちらも「典型的な母の壁による結婚できない事例」の一つです。
恋人よりも母を優先しているのですが、それが意識レベルで見れば、母を大事にする良き娘・息子ですから、問題意識を持ちにくいのです。

また、実際、母親も年を取って行くので放っておけない、という娘側の心理も強いです。

また、こんなケースもありました。
彼氏の浮気に悩む女性をカウンセリングしました。いつも嘘を付いてはコンパに行き、職場の女の子に声をかけ、あちこちに女友達がいるプレイボーイ君でした。
それに苦しんでいるのですが、これまた5年くらい付き合っていたんですね。

その彼女には母子癒着の傾向がとても強かったのです。典型的なお話がありました。
「うちには門限はないんですけど・・・でも、夜11時を過ぎて帰ると母親の機嫌がすごく悪いんです。また、土日両方とも出かけると嫌味が凄くて。携帯に嫌がらせのようなメールや電話をしてくるんです。
だから、彼の家にお泊りしても、全然気が気じゃなくて。泊まるつもりだったのにお母さんがうるさくて家に帰ったことも1度や2度じゃありません」

そら、大変やなあ・・・と言うと同時に・・・ね?このパターン。私のブログの熱心な読者ならその背景が分かる、というか、痛いでしょ?(笑)

「ああ、そっか。だから、浮気性のカレなんだ。というか、浮気症になっちゃうよねえ、それじゃあ。だって、彼女の方がずっと浮気してるわけだし、むしろ、俺、愛人ポジション?ってカレ、思っちゃうよね~」

そう、バランスの法則の一つですけれど、彼女には母親がいて、そっちを最優先させちゃってるんですよね。
だから、彼としてはほかの女性に気持ちを逃しやすくなってしまうのです。
すなわち、「先に浮気したのは彼女の方」というのがポイントです(笑)

だから、お母さんとの関係を解消しておくということは、結婚に対してもとっても大切なアプローチだけでなく、自分がちゃんと自立する上でも重要なことなんです。
もちろん、母親を見捨てろ!というつもりはありませんよ。

〇母を手放す
〇母を許す

このどちらもが結婚に対しては重要なテーマになります。
これは女性でも、男性でも同じこと。

男性は「異性の親」ですから、特に意識しておくと良いですね。
「嫁姑問題」に繋がるものですからね~

※手放し方、許し方はブログでも書いてきましたし、セミナーでもやっているので詳しくはそちらに譲りますが、簡単にその流れを紹介しておきます。

1.母親に対して正直に感じている気持ちを書き出す。怒りも愛情も寂しさも。
2.母親に対してガマンしていたこと、犠牲していたことを書き出す。
3.母親に対して言えなかったこと、母親のせいでできなかったことを書き出す。
4.母親に感謝できることを書き出す。
5.母親が母親でよかった理由を書き出す。
6.母親に感謝の手紙を書く。
7.1~6をやった上で、これからどう母親との関係を築て行くかを決める。

この1~6をきちんとやるだけでだいぶ整理が付きます。
そして、7でこれからの方針を決めます。

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