◆お勧め本:小説・エッセイ(2)


長くなりましたので、こちらに追記していきます。
小説・エッセイ集第二弾。

◆お勧め本/こころ、心、自己啓発小説・エッセイ小説・エッセイ(2)出産、育児健康・食・旅・その他のおすすめ


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すべては宇宙の采配(木村秋則)
奇跡を起こす 見えないものを見る力(木村秋則)

“奇跡のリンゴ”の木村秋則さんの著書。世界では初めて無農薬でのリンゴ栽培に成功された木村さん。
温厚そうな、優しい笑顔が印象的ですが、その裏には壮絶な苦労がありました。
しかし、そんな一面とは別に、龍、UFO、臨死体験、宇宙人との出会い等、様々な“不思議な”体験をされています。
人間味溢れる本でありながら、ちょっと不思議な世界を垣間見る一冊です。
ハーモニーの幸せ(田口 ランディ

「田口ランディさん、いいよ」って散々聞いてきたけど、今まではちょっと刺激が強すぎて(!?)手に取れなかった彼女のエッセイ集。この本はまだ読みやすい方だと思います(笑)
女性の皆さんは、きっと女性としての赤裸々で正直な生き方に共感を覚えられる方も多いと思います。
私としては、神社だったり、心理だったり、感性に任せた生き方だったり、自分が憧れるものを先取りして表現してくださってるところに惹かれました。
それにやはり表現力はさすがですね。清々しい切り口も参考になります。

旅屋おかえり(原田 マハ)

旅好きな私にとって、とても魅力的なタイトルですが、中身も「依頼者に成り代わって旅をする元タレント」というユニークな設定で、あっと言う間に読了。
当初から切ない雰囲気の文面なのですが、後半は胸にジーンと来るシーンが連続で、新幹線の車中というのに、ふつうに涙を流しながら読んでいました。
私は著者の表現力や色彩感覚が大好きなのですが、今回も景色がリアルに目に浮かんだり、美しい言葉の羅列に感心しきりです。こんな文章を書けたらな、と思いながら読んでたりするのです。

人生の旅をゆく2(よしもと ばなな)

各所に散りばめられていたお話を集めたエッセイ集なのだが、読み始めた瞬間から、「これはいい」という思いが駆け巡る一冊。軽快なタッチでありながら、深いところをちゃんと見据え、現実から目を逸らさずに向き合っている様子が、いつもの独特の文体からすーっと心に入り込んでくる。哲学書でもないのに、ある種の思索をしているかのような感覚になる。それは、震災やお父さんの死、病気などを扱った文章が多いからではなく、著者の深い思いによるものだと感じるのだが。
本日は、お日柄もよく(原田マハ)

この本はある意味革新的だと思う。スピーチライターに光を当て、結婚式や葬式、政治家の演説まで、スケールの大きな舞台での「スピーチ」に感動させられる一冊。
著者が相当のスピーチのプロであり、言葉の魔術師であることを想像してしまうくらいレベルが高いと思うのだが。いったい、どうしてこのような文章(スピーチ原稿)を書けるんであろうか?幾度となく感動して涙腺が緩んでしまった。悲しい涙ではなく、ジーンと心に響く涙であり、それは私が仕事上、皆さんに与えたいものでもある。だから、小説を読むというよりも、勉強させていただいた感も強い。カウンセラー必携とは言わないが、ぜひ、おススメしたい一冊である。
カフーを待ちわびて(原田マハ)

沖縄好きな私としては「沖縄の離島」が舞台であり、そして、著者の表現力だけで、十分に満足してしまうのだが、そこに流れる切ない恋の物語が、また沖縄の持つ切ない雰囲気と相まって、とても美しく胸に迫るのである。
ああ、恋ってこんな感じか・・・にしても、明青は純粋すぎないか?と思うのだが、どうしても惹かれてしまうなあ、と思う。

そして、この「カフーを待ちわびて」のもう一つの物語が花々(原田マハ)。「カフー・・・」とシンクロしつつ、別の物語が、これまた南の島(奄美諸島)で繰り広げられるのが嬉しい。不器用だけど一生懸命な女子が原田マハさんの小説にはよく登場するのだが、これはご本人なのだろうか?

正直、どちらもストーリーは単純だと思うし、先も読めてしまう。でも、描写や設定がシンプルな分、心に残る物語で、読後感は本当に心地よい。

キネマの神様(原田マハ)

知識や表現、描写が素敵で最近とてもお気に入りの作家さんです。この作品も、物語の展開としては先読みできる内容なのですが、でも、やはり感動作。分かっていても、涙が出ちゃいます。(読了後、ハイライトを再度読み直しても、ジーンと涙してしまいました)
映画っていいな、って改めて思わされますし、とりあえず「ニュー・シネマ・パラダイス」や「フィールド・オブ・ドリームス」はもう一度見なきゃ、などと思わされます。
映画の深い知識はもちろんですが、その描写や表現力など、私も文章を書く人間として参考になるところがたくさんありました。
映画好きな方にはとてもお勧めしたい1冊です。

楽園のカンヴァス(原田 マハ )

アンリ・ルソーの絵画を巡る物語で、とても美しく、心洗われる物語。これだけさわやかで、すっきりさせられる読後感はなかなかないかもな、と感じられるくらい。ミステリーの側面もありつつ、歴史、地理、絵画に深い造詣が見受けられ、知的好奇心もずいぶんと満足させてもらえる。今年一番と言ってもいい本です。次に何を読むか迷っている皆さんにぜひ勧めたい一冊です。

ユリゴコロ(沼田 まほかる)

人の心の中にあるダークな面を掘り起こしてくる怖ろしい面と、家族や親子の深い愛に満ちた側面とが融合する不思議な話。背筋をゾクッとさせられながらも、登場人物の明るさに救われたり、しかし、生きることの根本を突きつけられたり、と、いくつの味も楽しめる名著かと。夏に読むことをお勧めしたいかな。

「あきらめない生き方 ~小さな一歩を踏み出すための55のメッセージ~」(てんつくマン)

熱いメッセージが心を突き動かしてくれました。この人、ほんとにすごいな!と思い、刺激をたくさん受けられます。

君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい(浅田次郎)

エッセイの名手・浅田次郎の作品集。あちこちの雑誌に投稿したものを集めた一冊で、豊かな表現力に導かれた物語が魅力的な作品である。
江戸っ子の祖父母とのやり取りなど、ぞくぞくするような逸話が大好きで、ベッドサイドに置いて繰り返し読んでいる一冊である。
吉田修一さんの著作にはまっています。

「パークライフ」で芥川賞を取り、「悪人」が映画化されて有名になりましたが、他にも、さらっと現代人の心の影を美しい言葉で描いた作品がたくさんあります。
ドキッとするようで、少しダークな感じもするけれど、でも、爽やかなタッチで、すごく引き込まれますし、示唆に富んでいます。

サウスポイント(よしもとばなな)

ハワイを舞台にした美しい物語。ほんと、すぐにでもハワイに飛んで、その波音に耳を傾けたい気持ちにさせられます。行間で読ませる術はますます匠の域に達しているように思うのですが。

みずうみ

深く静かな、とても印象的な物語です。静謐な空気の中にある、神秘性や、愛の物語に感銘を受けます。

シンプルで贅沢が心地いい。(パトリス ジュリアン)

パトリスの本はスカッとした気分になり、背中が凛と伸びるので、リフレッシュしたいとき、気分を入れ替えたいとき、森の中を散歩したいとき(!?)などに手に取ると効果てきめんです(笑)

まぼろしハワイ(よしもとばなな)

つばさよつばさ(浅田 次郎)

JALの機内誌に連載されている旅のエッセイ。現在も続いていて、毎月楽しみにしているのです。エッセイの名手というのが本当によく分かります。

天切り松 闇がたり〈第4巻〉昭和侠盗伝(浅田 次郎)
天切り松 闇がたり3 初湯千両 (浅田 次郎)
残侠―天切り松 闇がたり(第2巻)(浅田 次郎)
闇の花道―天切り松 闇がたり(浅田 次郎)

江戸っ子の語り口調で綴られる小気味良くも、グッとくる話が満載。胸がスカッとしたと思えば、じーんと胸が熱くなる、そんな浅田ワールドの真骨頂の一冊ではないでしょうか(書評みたいだ、笑)。
なんだかんだで、浅田作品で一番好きかもしれないです。

 

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