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「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ(小学館)」
【「ひとりで何とかしなくちゃ」を手放しても大丈夫】
心が疲れたとき私はスーパーで「つまみ〇」というお菓子を買い、根本先生のブログを読み漁るのを楽しみに、残りの一日を乗り切ります。
相談者さんへ根本先生が語るメッセージを読むひとときは至福の時間です。おかきを片手に(この相談者さんの状況は過酷! でも、そうなるのもわかるなあ。大丈夫、きっと何とかなるから)とエールを送るうちに、私自身も元気が蘇っていくのが不思議。
この心の作用はおそらく、時には厳しくて辛辣な(ように見える)根本先生の言葉の奥にある温かい想いを、私たちブログ読者が受け取っているからではないでしょうか。
本書には、ブログに醸し出される温もりに包まれるような、まったりとした根本先生の口調が(実際にお会いしたことはありませんが)再現されているようです。
3つの物語形式で綴られている内容を大まかに説明すると、主人公の女性たちの悩みを喫茶店のマスターが受け止め、個々に適した心の処方箋を出すというもの。
主人公の女性たちの心境の変化とともにストーリー(人生)が進んでいくところに、たとえ本人は意識しなくとも、良き助言を実行していけばその人生は希望に満ちた方向へ変わっていく、と気づけたのが大きな収穫でした。これは主人公たちの体験を読者目線で客観的に眺められたからこそ、得られた気づきだと思います。
「自分ひとりで何とかしよう」としがちな、本書のタイトル通りの武闘派女子(現在は女神へ進化中)の私の場合、読書中はそれぞれの主人公の呟きに共感したり気持ちを揺さぶられたりで、心が忙しなかったです(笑)それでも、マスターが背後に控えてくれているから大丈夫、と安心して物語世界へ没入できました。3人の主人公全員に自分を重ねつつ、リラックスして物語を読み進めるうちに武闘派女子の魅力を受け入れている自分がいました。自己受容が進んだサインだとしたら嬉しいです。
これまで根本先生のご本はたくさん読んできましたが、ふんわりした余韻が残るのは本書が初めてかもしれません。安らぎと癒しに触れたくなったら、またこの本を開きます。
あと本文にある実用的な50のトレーニングも、忘れずに少しずつ取り組んで活用していきます。
(Aさん)