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彼のことが好きな分だけ振り回されるし、振り回されるほど彼のことが好きになったような錯覚に陥るし、だんだん心がボロボロになっていくのも無理はありません。
でも、そこで向き合うべきは彼ではなく、自分自身なのです。
様々なパターンを見つめながら、どうしたら野良猫男子を家猫にしていけるかを考えていきましょう。
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自分でも「典型的な自立系武闘派女子だな」と自覚しつつも、どうにもならない恋愛のループから抜け出せず、藁をもすがる思いでメールいたしました。
私は現在35歳。一般企業で管理職をしており、年収も人並み以上、仕事に関してはそれなりに自信を持って取り組んできました。「やればできる」が私のモットーでした。
しかし、1年半付き合っている彼(38歳・IT関連)との関係が、どうしても攻略できません。
彼は典型的な回避型だと思います。
付き合い始めこそ情熱的でしたが、私が少しでも結婚や将来の話をしたり、内面的な深い話をしようとしたりすると、目に見えてシャッターを下ろします。
・仕事が忙しくなると平気で2週間は音信不通になる。
・「会いたい」と言うと「重い」「束縛されている」と距離を置かれる。
・核心に触れそうになると「冗談」や「はぐらかし」で逃げ、対話を拒否する。
・デートの約束を直前まで確定させず、常に「自由」を確保しようとする。
・でも、こちらが愛想を尽かして別れを切り出そうとすると、急に弱った姿を見せて引き止めてくる。
一番辛いのは、彼と一緒にいるはずなのに、一人でいる時よりも孤独を感じることです。
職場の後輩には的確なアドバイスができるのに、彼の前では感情がコントロールできなくなり、自爆LINEを送っては既読スルーされ、夜中に一人で泣いています。
周りの友人は結婚・出産ラッシュ。「そんな男やめときなよ」と言われるのは百も承知です。でも、時折彼が見せる脆さや、先生のブログにも出てくる「寂しそうな男の子」を感じると、どうしても放っておけなくなります。
私はいつまで、この手に入らない距離を追いかけ続けなければならないのでしょうか。
他人軸になってボロボロになっている自分を卒業し、幸せなパートナーシップを築くためのヒントをいただければ幸いです。
(Sさん)
恒例の“仕事はうまくいくのになんで恋愛はうまくいかねーんだよ案件”、ありがとうございます!
そうお気づきの通り「自分軸」がカギになりそうですね。
そして、彼は典型的な回避型、すなわち野良猫男子なのでしょう。
かつての常連様が「男はあてにならんが、仕事は裏切らねえ」というセリフがSさんのハートにもキレイに突き刺さるのではないでしょうか?
彼とどうしたら幸せになれるのか?を考えるために大切なことが「自分軸」であり、彼に振り回されない女になっていこうじゃねえか!という方向を見ていくといいと思います。
本来、そのためにはほかにもいろいろな情報をご提供いただきたく、
・今までの恋愛も回避型(野良猫男子)の彼が多かった?
・ご自身に回避型(野良猫女子)の傾向はどれくらいあると思います?
・家庭環境はどうしていたか?しっかり者の長女みたいな傾向あります?
などをまずはお聞きしてみたいと思います。
それから、Sさんのようなバリキャリ系な方には、
・仕事と結婚してる?って言われたらどう感じますか?
・恋愛の優先順位って何番目くらいだと思いますか?
・そもそも男性という存在に対してどのようなイメージを持っていますか?
などの追加質問を投げてみたいと思うのです。
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「仕事と結婚している」に限らず「母(家)と結婚している」みたいな現象もよく見られるのですが、そう、何も私たちは異性と結婚するとは限らないって心理があるのです。
それは別に「仕事が大好き!」とか「実家が一番居心地いい!」というポジティブな思いだけではありません。
「腐れ縁の夫」みたいな存在があるように「実家のことが放っておけなくて仕方なく」とか、「仕事が嫌いってわけではないけど責任ある立場で、必要とされているから」みたいなちょっとネガティブ寄りの理由であっても「仕事と結婚」しちゃってることがあります。
責任感が強くて責任あるポジションを任されると自分の気持ちは置いといて、とにかく「責任を果たさなきゃ!モード」が発動し、プライベートそっちのけで仕事中心の生活になっちゃってることもあります。
そういう心理状態だと、彼氏というのは「愛人ポジション」であり、「2番手」ということになります。(本命が「仕事」や「実家」だから)
「仕事が安定しているのであれば、彼氏は不安定な人がいい」みたいな感じでバランスを取りに行くんですね。
すなわち、ガンガン自分を求めきて、「一緒に住もう!」とか言い出し、「仕事と僕とどっちが大事なの?」と仕事に嫉妬し、あれやれこやと束縛してくるような彼氏なんてまっぴらごめんなのです。
だとすると、「えーっと、わたしが大事にしたいものはどれなんだ?」と立ち止まって自分を見つめる必要があるのです。
が、仕事に忙殺され、実家からの連絡が頻繁にある状況だとなかなかそこまで意識が廻りませんよね。
だからちょっと頑張って、一旦彼のことを横に置き、自分と向き合う時間を作りたいものです。
・わたしは何を大事にしたいのか?
・わたしはどんな恋愛がしたいのか?
・わたしは今の彼に何を求めているのか?
だから、このパターンにハマっている方をカウンセリングする場合は、その中で「何を優先したいの?」という話を盛り上げつつ、「抱え込み症候群を手放しましょう」とか「仕事に対して自分軸を確立していきましょう」という方向でカウンセリングを進めるのです。
●セミナー動画:ワークショップ「抱え込み症候群を手放す4週間プログラム」s
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また、回避型(野良猫男子)にハマってしまう理由のひとつに「麻痺」というものがあります。
ちょっと深い話です。
仕事頑張ってる、とか、過去に恋愛で散々傷ついてきた、とか、親がヒステリックだったのでいつしか感情を殺してクールに生きてきた、みたいな方に当てはまる場合、「その麻痺した感情を取り戻すために刺激的な恋を選ぶ」という傾向があります。
だから、回避型の彼氏に限らず、問題児の彼氏を選びやすいってことです。
回避型の彼って近づけば逃げるし、こちらが逃げれば近づいてくるわけですし、ドタキャンも当たり前で、彼の気分に振り回されることが多いですよね。
とっっっても刺激的なわけです。
そうすると彼との恋を通じていろいろな感情を感じさせられます。
不安、怖れ、寂しさ、怒り、不信感、無価値感、焦り、惨めさ、悔しさ、劣等感、罪悪感等々、ネガティブな感情のオンパレードになりますよね。
それと同時に、彼のことが好き!だし、連絡が取れたらうれしいし、会えた時はすごくうれしいし、優しくしてくれたらめちゃくちゃうれしいわけです。
こうしてプラスの感情もマイナスの感情も大きく波が動くのは、まさに「固まってしまった心のリハビリ」としては最適なのです!!
そうして、麻痺した感情(心)をほぐして、感情を感じられるイキイキとした日々を送ろうとされてるわけですね。潜在意識の策略です。
だとすると、自分で自分の麻痺を溶かせるようになれば、彼に振り回される必要がなくなる、という単純な公式が浮かび上がります。そして、事実その通りになるものです。
だから、ここでのカウンセリングは「過去」にフォーカスを当てていきます。
・親子関係の振り返りと癒し、手放し
・過去の恋愛の精算、手放し
・セクシャリティの解放
だから、「幼稚園の頃ってどんな子だった?」という昔話を振ることも多いですね。
まだ感情を麻痺させる前はどんな子だったのか?それがほんとうの自分なんじゃないか?というところを見ていくわけです。
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さて、こうした回避型な彼の場合、当然ながら「他人軸(彼軸)」になりますよね。
彼の言動に振り回されて一喜一憂し、彼と会っていないときでも「あいつ何してんねやろ?」と気にかかり、束縛したくなり、もっとこっちを振り向いてほしい!というニーズが強くなっていきます。
するとだんだん頭の中が彼に支配されて行くようになります。
その状態が続くと彼に対する「執着」がとても強くなり、彼以外には考えられなくなっていくんです。
そうすると中には「彼依存症じゃね?」みたいな状態になってしまうこともあるんですね。
だからこそ、「自分軸」を確立することがものすごく大事なわけでして、「わたしはわたし、彼は彼」ときちんと線を引くことが大事です。
「他に考えなきゃいけないことがいろいろあるのに、気が付けば彼のことを考えてしまっている」とするならば、「うわー、けっこう彼に執着しちまってるなー!」と判断し、“手放し”を考えたほうが良い状態です。
「手放し」って言ったって、別れを勧めるわけではありません。
手放すのは「執着心」であり、不信感、不安、怖れ、罪悪感、無価値感、寂しさ、惨めさ、恥ずかしさなどの“感情”です。
回避型の彼(=野良猫男子)との恋愛は「自分軸特別矯正プログラム」と言えるものでして、軍隊のトレーニングのごとく、日夜問わず自分軸を確立するための演習が繰り返されるものです。
「わたしはわたし、彼は彼」という呪文を常に唱えつつ、「わたしはどうしたいの?わたしは何がほしいの?」という自分の心に対する問いかけを常に行い、「今、自分にできること」に意識を向け、「今の自分にはできないこと」を冷静に判断し、受け止め続ける、という演習をするわけです。
さらにそこから深掘りすれば、彼に対して他人軸になってしまうルーツはやはり過去の恋愛もしくは親子関係、きょうだいかんけいに端を発することが多いので、そこも見つめ直していくものです。
そして、自分軸を確立し、きちんと彼と“対等に”向き合えるようになってくると不思議と彼との関係も変わってくることが多いんです。
気が付けば彼が家猫になってる、みたいな。
*「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本」(学研プラス)
*新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)
*セミナー動画:本気の手放しワーク 2024
*セミナー動画:『本気の手放しワーク』
*手放しワーク~手放したいものを川に流してしまおう~(1,000円)
*セミナー動画:心理学講座「執着と手放し~もしあなたが今幸せでないならば何かに執着しているのではないだろうか?~」
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さて、「野良猫の野良猫好き」という法則があるんです。
そんな回避型の彼にボロボロになるまでハマるというSさんはどうなのでしょう?
Sさん自身も野良猫女子の傾向はありません?
つまり、Sさん自身の中にも「親密感への怖れ」がたんまりとあるんじゃない?という疑惑の目を向けるわけですね。
もちろん、親密感への怖れがない大人なんていないものですから誰でも多少は持っているのですが、Sさん自身の場合はどうでしょう?過去の恋愛遍歴を振り返ったときに心当たりはありませんか?
回避型(野良猫)の場合、恋愛だけでそれが出るかと言われたらそんなわけはなくて、友達、仕事、趣味、家、街、車に対してもその傾向が出るものです。
例えば、
・友達はいるけれど親友と言える人はいなくてなんでも話せる相手がほしいけどいないって状態が続く
・仕事は毎年のように人の入れ替えがあるからあんまり目立たないけれど、同じプロジェクトや担当を何年も続けるとなると飽きて嫌になってしまう。
・会社そのものにも親密感への恐れが出て、慣れてきたなあ、と思った頃に転職を考える。
・特定の同僚と仲良くなることを避けて、一定の距離を保とうとする。
・引越し魔、とまではいかないけれど、数年に1回の割合で引っ越しを繰り返している。
・行きつけの店もほしいけど、店の人に顔を覚えられると足が遠のいてしまう。
・ペットを飼うならもちろん猫!!!
・カウンセリングに通って自分とちゃんと向き合うぞ!と思ったが、3か月、半年経つとなんか行きづらくなって間を空けてしまう。
そんな傾向が強い場合は「ん?もしかして、、、わたしも??」と思った方が良さそうです。
そうすると「あれ?彼が回避型だと思ってたけど、実はわたし自身がそうなの!?」という驚愕の事実に気づくことになるでしょう。
そしたら、話は自分のことになりますから、野良猫好きの野良猫女子を卒業すべく、自分に意識を向けたいものです。
そんな方はこちらも参照ください。
最重要テーマとしては、「親密感への怖れを癒して、コミットメントができるようになる!」です。
◎セミナー動画:ワークショップ「親密感への怖れを徹底的に癒すワーク集」
◎セミナー動画:自立系武闘派女子のための恋愛講座「親密感への怖れを癒す」
先日も「親密感への怖れを癒す」というテーマで個人セッションをしていました。
リトリートセミナーのロールプレイセッションのように、実際に席を立ちあがってもらい、数メートル先に今近づきたい彼をおきます。
ロールプレイならば「人」を置きますが、個人セッションの場合は人がいないので「椅子」を置いて「ここに彼が立ってると思ってくださいね」なんて風にします。
そして、実際にすこしずつ自分から距離を縮めてもらいます。
一歩一歩近づく際に、そのとき感じている気持ちを表現していきます。
すると数歩近づいた時点で、「これ以上はちょっと怖いかも」「なんか嫌かも」という感情がでてきました。
そこでふつうなら逃げてしまうわけで、ここからが勝負です。
その怖れや嫌悪感や不安や痛みをそこで吐き出してもらうんです。
あるいは、その気持ちを感じながら、その場にい続けます。
するとだんだんその距離が大丈夫になっていくんですね。
そして、そこでまた一歩、その彼に近づきます。
この一歩一歩が「コミットメント」というやつで、「わたしは彼を選ぶ!」「わたしは彼と幸せになる!」という思いを都度選択していくプロセスです。
するとさっきよりも怖いか?というと必ずしもそうではありません。
「ん?意外と大丈夫。」という感覚がすることも多いのです。
親密感への恐れを作る距離感って「壁」みたいなものでして、そこを越えるとすーっとまた近づけるんです。
ただ、その壁は一枚だけじゃなくて複数あることも多く、次の一歩で「さっきは大丈夫だったけど、また怖くなった」ということもあります。
そうして、彼との親密感を感じられる距離まで近づいてみるんです。
親密な距離に近づくと愛情も強く感じられますが、安心感、つながり、情熱、喜びが得られ、不安、寂しさ、恥ずかしさなどがなくなっていくんですね。
その感覚を自分にインストールしてもらうことがこのセッションの目的のひとつです。
そして、「彼にコミットメントする!」ということがここでできるようになるのです。
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とはいえ、途中で「迷い」が出てくることもあります。
「この人でほんとにいいのかな?」という疑問が。
それ自身が回避したい欲の現われであることもあります。
つまり、彼に近づくのが怖いゆえに「この人じゃないかも」と思ってしまうパターンです。
一方、ほんとうに違う場合もあります。
でも、やることは基本的に同じで「そのとき感じていることを受け入れ、解放していく」「自分がどうしたいのかを自分軸で決める」です。
そんな感じで、親密感への怖れを解放していくってことを私のセッションではよくやってるんですよね。
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そうして「彼」ではなく「自分」と向き合うことにより、「回避型の彼氏の今後の処遇」を主体的に決めていくことができます。
そうすると確実に心に余裕ができます。
彼を待つこともできるし、彼に決断を迫ることもできるし、彼を手放すこともできる。
選択権は自分の手に握られているってことです。
そうすると回避型の彼も自分と向き合わざるを得なくなり、これからどうするかを自分で決めなきゃいけなくなります。
そうすると「素直にお縄を頂戴します」と両手を差し出してくる確率が高いんですけど、Sさんの場合はどうなるでしょうか?
もちろん、その前にSさんが彼に幻滅してさよならすることもあり得るんですけど。
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そんな癒しのセッション、コミットメントのセッションを体験できます!
◎5/3,4,5 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398
◎新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)
◎3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!
『回避型の彼(野良猫男子)に振り回されてボロボロになってる自分を卒業して幸せなパートナーシップを築けるようになりたい!~野良猫男子との向き合い方~』
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