*
家族から罪悪感で支配されるとブラックな環境を引き寄せてしまうようになります。
ブラックな会社、ブラックな彼氏、ブラックな家族、という風に。
その罪悪感をなんとか手放していきたいのですが、それと同時に、そこから描かれるヴィジョンを見ていくことで「許し」を容易にすることもできるのです。
*
私は3人兄弟の長女。
2才したの妹。5才したの弟がいる。
昔は父母、私ふくんだ兄弟3人、祖父母の7人で住んでました。
今は父母、私、妹の4人で住んでます。
母は過干渉、ヒステリック系、他人をコントロールしたい種族。
父はボンボン精神虚弱体質。
放任主義者という名の無関心。
妹は精神虚弱でのかまってちゃん。
祖父は気難しい頑固じじい。
祖母は感情の起伏激しめ世間のルールに厳しい人。
そんな環境ですくすくメキメキとと育ってきた私。
外語大→ブラック企業→ブラック保育園→残業地獄企業→大手企業の事務職(7年目)と経歴を重ねてきた私ですが、先日ついに倒れました。
身体が「もう無理、限界だ…」と叫んで、現在絶賛省エネモードです。
周りの空気を読み、先回りし、みんなのご機嫌をとる超高性能センサーがオーバーヒートを起こしましたようです。
自分を労ってみたところ「あ、私はこれが好きだったっけ。これが嫌だったな。」と感覚が戻ってきました。お恨み帳にも大分お世話になり、「わたしを置き去りにするのはやめよう。もう私に母は助けられないな」という境地に降り立ちました。
そして迎えた今日。高性能センサーを20%まで(コントロールできないので実質0%かも)押さえ込み、一週間過ごしたところ…
ラスボス(母)の罪悪感と「家族なんだから」という切り札を両手いっぱい抱えて攻撃して来ました。依存ゾンビちゃんの限界が来たようです。
一瞬、全てを持っていかれそうになりましたが、攻防戦を経て何とか聖地(自室)に帰還。
また「あの地獄に引き戻されたらどうしよう」…という不安と「絶対に地獄には戻らない」という決意が私のなかで渦巻いています。
この攻防戦はいったいいつまで続くのでしょうか…私は疲れています。
(Mさん)
とりあえず、どちらかの本を読まれることをお勧めしたいのですがもう既読でしょうか?
*「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
*ギリギリまで我慢してしまうあなたへ『逃げる技術』(徳間書店)
*
まあ、なんとか自宅から逃げ出したいところなのですけれど、やはりそれは難しい状況なのでしょうか。
>「わたしを置き去りにするのはやめよう。もう私に母は助けられないな」という境地に降り立ちました。
というところまでたどり着けたのはほんと素晴らしいですね。
ぜひその思いをスマホの待ち受けにしていただいて、その思いを貫いていきましょう。
また、これをお読みのみなさまの中でも「こ、これ、あっしの話でやんす・・・」と突き刺さった方もぜひMさんの言葉を座右の銘とし、日々アファメーションしていただければと思う次第でございます。
さらに追加するなら「わたしは十分、母(家族)のために頑張った。やれることは全部やってきた。だから、その役割を卒業してもいい」と自分に言い続けることもお勧めしたいです。
*
さて、「もう限界・・・」と気付けたこともまた素晴らしいことなのですが、体は正直なもので、今までの習慣から抜け出すにはなかなか困難を伴いますよね。
しかも、母がすぐそこに居るという状況は「心穏やかに過ごせる」とは限らないでしょう。
そうすると昼夜も逆転しやすいですしね。
「家族なんだから」という大義名分を使って罪悪感を突っついてくる母は、娘が元気だろうが、ぶっ倒れていようが「わたしの方が大変論」もあって、お構いなしなんですよね。
そうすると常にその物理攻撃に怯えていなければならず、やはり身の安全を確保すべく、家を出るのが第一の選択肢になります。
とりあえず「身の安全を確保する」というのはDVやモラハラに悩む方々と同じ対処方法です。
要するにそれくらい精神的に追い込まれる環境に自分がいることを自覚しなきゃならんということです。
*
一応、今も会社には行けているのでしょうか?
それとも休職中ということでしょうか?
まあ、とにもかくにも身の安全を確保した上で、この「ブラック企業に愛される体質」を改善していきたいところですね。
少なくともMさんはそのために1歩、2歩とすでに進んでいらっしゃるようなので、そこは大いに自分を褒めてあげていただきたいところです。
すでに自分を見つめ直しているし、高性能センサーもスイッチをオフにできるし、母を撃退したし、すばらしい戦果をいくつも上げていらっしゃいますからね。
>周りの空気を読み、先回りし、みんなのご機嫌をとる
という癖も最近は少しはマシになってきたところではないでしょうか?
そうして「自分」を取り戻しつつあるところはほんと大きな1歩を踏み出したと思っていただいていいでしょう。
そんなMさんがなぜブラック企業を渡り歩いてきたかと言えば、ブラックな家族で育ったから、ブラックな体質に体が慣れてるから・・・という解釈ができます。
さらに、一般的にブラック企業を無意識に選ぶのは、自分にはそれがふさわしいとどこかで思っていて、「自分をより傷つけるために」という罪悪感がうごめいていたり、無価値感から「この会社しか自分を雇ってくれない」と思い込んでいたりするからです。
もちろん、その罪悪感やら無価値感は家族(特に母?祖母?)から刷り込まれてきたものに間違いはないものです。
この「罪悪感」があると、自分を幸せにしない方向に突き進んでしまうものです。
自分を傷つける、苦しめる選択をしてしまうんです。
だから、ブラックな環境というのはうってうけ・・・というわけですね。
*
その罪悪感は「何か悪いことをしたから」というわけではないんです。
しんどそうなお母さんを助けたかったのに助けられなかった、という無力感が作り出すものだったり、「あんたのせいで」と罪を擦り付けられたり、「こんなにしんどいのに何もしてくれないのね」と罪の意識を煽られたりし続けた経験が「罪悪感」となって心に溜まっていきます。
そして、それは幼少期から繰り返し経験してきたなので、気が付けば「自分は罰せられるべきだ」という思い込みに支配されてしまうのです。
Mさんのような環境に育てば、高性能センサーで周りの人の顔色を読むのもごくごく自然なことになりますし、両親祖父母の機嫌を損ねぬよう、最善の手を考えなければいけなくなりますし、勝手に相手の気持ちを読んで行動することもできるようになるでしょう。
先々の話かもしれませんが、そういう方ってのはカウンセラーやヒーラーとしての才能を持つんですよね。その仕事にとっても役立つ能力なので。
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とはいえ、その気が付けば当たり前になっている罪悪感を処理していくことは喫緊の課題になるものです。
そのひとつがMさんが気づいた「もう私に母は助けられないな」という悟りでもあります。
そこでは「自分ができることは全部やった。もう十分母を助けた。」ということを宣言することも大事です。
もちろん、全部やったとは思えないし、もう十分だとは思えません。
目の前には幸せじゃなさそうな母が今もいるわけですから。
けれど「助けられたかどうか」ではなく、「ベストを尽くした」ということが重要なわけで、結果は関係ありません。
要するに「母を助けるために精一杯頑張った自分を承認する」ということがすごく大事なのです。そのための宣言になります。
それは同時に自分の無力感を認めることになります。
助けたいけど助けられなかった、という事実は無力感、罪悪感を大いに煽ってくるものです。
が、「助けられなかったけど、精一杯やった」と認めることでその自分を救うわけです。
ほんとうは母を助ける前に、自分を助けなきゃいけなかったんですよね。
だからこそ、今は舵を切って、自分を助ける、というフェーズに入る必要があるんです。
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>また「あの地獄に引き戻されたらどうしよう」…という不安と「絶対に地獄には戻らない」という決意が私のなかで渦巻いています。
ここでは「わたしはわたしをこれ以上傷つけない。」と決めることが大事です。
そうして「依存から自立」を目指すわけです。
こうした母との関係は「共依存」になっていることが多く、心理的な癒着が起きてるものです。
「共依存」、つまり、お互いが依存しあっている関係です。
罪悪感が接着剤となり、お互いを癒着させているのです。
癒着しているものですから、それを切るときには痛みが伴います。
でも、それ以上に今のままでは自分がダメになるし、傷ついてボロボロになるし、だからもう限界だ、ということを悟り、「もう自分を傷つけない」と決意することが大事です。
それはほんとうの意味で母を見捨てるわけではありません。
母の自立を促すことにもつながりますし(たぶん、母は放っておいても自立しているけど)、少なくとも自分が元気にならなければ母を救うこともままなりません。
戦場で傷ついた兵士を救う医師が自らが傷を負ってしまったのであれば、何より自分の治療を優先する必要があります。傷ついたまま治療に当たっていたら助けられる兵士も助けられなくなるからです。
その決断をさせるのが「自立心」というわけです。
だからそこは鬼になった気持ちで、母親を敢えて突き放すことも必要なんですよね。
なので、Mさんの選択を私は支持します。
大いに戦い、無事、今の環境から逃げ出せることを応援します。
*「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
*心理学講座動画:『罪悪感と癒着の心理』
*光の瞑想~疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク~
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さて、ここからはヴィジョンの話をしましょう。
それだけ母や家族のために全精力を傾けてきたMさんが、今度は自分のためにそのエネルギーを使えるようになったら、何がどう変わるでしょうか?
また、その難易度がMAXの家族に対してしてきたことを、一般の人たちに与え始めたら何が起きるでしょうか?
超高性能センサーを“正しく”使うことができたなら、Mさんの人生はどう変わっていくでしょうか?
もし、今までの苦しみを喜びに変えることができたとしたら、家族に対してどんな思いを抱くようになるでしょう?
罪悪感は「許し」によって癒されるものですが、その「許し」を作るために、ヴィジョンを描き、それを現実化していくアプローチを私は好みます。
幸せになったらすべてを許せる、のが人間ですから。
Mさんが家族の中で培ってきた能力にはどのようなものがあるか考えたことはありますか?
人のために頑張れること、人に与えることができること、何度も何度もチャレンジできること、その経験から得られる強さ、忍耐力。
高性能センサー以外にもさまざまな能力が養われているはずです。
それを“平和利用”する方法を考えていきませんか?
*
そうした環境に育てば「生命力」も強くなり、「叩いても死なない」精神力を得られるものです。
ということはセクシャリティもとても豊かになり、それは女性としての魅力、色気、輝きにつながります。
そのエネルギーを受け入れ解放していくことで、より世界は豊かに広がって行くのです。
ということで、Mさんの前途はたいへん明るいので、まずは「自分のことだけを考えて、自分の幸せを選択し続ける」ということにコミットしていただければと思うのです。
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