自ら一段下がって彼を見上げるポジションに入ると自分を責めるばかりになってお互いの関係を客観的に見ることができなくなるから自爆テロだってしたくなるよね。



彼を見上げるポジションに自ら降りてしまうと自作自演になってしまうし、彼の気持ちを放置してしまう(誤解してしまう)し、我慢や犠牲が激しくなってしんどくなるし、それで自爆テロを起こしやすくなるし、ロクなことはないのですよね。
もっと「いやー、あたしはいい女っすからー」と思い込めたらいいんですけどね。

根本先生、お世話になっております。

「親密感への怖れや罪悪感など自分の痛みに捉われると、自分のことでいっぱいいっぱいになるので、彼氏の状態に気が回らなくなってしまうものですね。」でお世話になりました、Aです。

その後、先生のおかげで順調に進み、プロポーズもいただいたのですが、ここ5日ほどで、私はやらかしてしまいました。

いつものように電話していて、結婚に際してお互い再婚なので挙式の予定もない為「写真撮れたら嬉しいな、高いものでなくていいから、結婚指輪くらいは欲しい」と言ってしまったこと。
好きな人と行きたい場所が昔からあった事、ずっと遠距離で会う機会もほとんどなかった為、「憧れだった〇〇に一緒に行きたい」このような事を言ってしまったんです。
「お金がないくせに何言ってるの」「写真も指輪も無駄」と言われてしまいました。
私のしたかった事が「無駄」という言葉で片づけられてしまった事が悲しくもあり、腹立たしくもなってしまい、噛みついてしまい当然彼を怒らせてしまいました。「いつか行きたいね」とかでよかったんです。
自分にとっての憧れを「無駄、我儘」って言葉で片付けてほしくなかった事と、いつも嫌われることが怖くて言いたい事を我慢していたので爆発。

すると、「お金の価値観が違うなら結婚できないね」と言われる始末で、翌日にこのままではダメだと思い、話をしようと勇気を出して電話をしましたが、ながら話をしている事を感じ取ってしまったので、「ちゃんと話す気ないの?」と言ってしまい、また怒らせてしまい…。いつも小競り合いしているので、いつもの事だと思っていたんです、ですが少し言葉の端々に違和感を感じたので、冷静に話そうとしたところ「毎回向き合って話しても、同じこと繰り返しだし、沈むんじゃなくてせめて現状維持してくれないと無理だよ」
と、言われました。その通りだと思い、謝罪をし、その日は電話を切り、その後に改めて謝罪のLINEを送りました。
「最近疲れているのかもしれない、ごめん」と返信をもらいました。

そんなもやっとしたまま翌日になり「今まで私ってどんな事話してたっけ、何話したらいいんだっけ?」と恐怖モード突入で毎日送っていた朝のLINEも送れなくなり、彼からの連絡もありませんでした。
今までの恋愛でパンチドランカーでヘラヘラしつつも、実は血の涙を流していた事を先生のおかげで気付くことができた為、傷つくのは怖いながらも大切な人だから、ちゃんと話したいと思い、翌日はLINEを送ってみました。
それでも返信は「疲れてて嫌な言い方をして、ごめん」そして、何もかも「ごめん」が語尾につくばかりでした。労いと心配の言葉しか返信できず…
「ごめん」の文字を見る度に「私はもう必要ないのかな」という気持ちに襲われて今に至ります。
彼には起業の夢があり、近々退職、そしてまったく未知の世界に進みます。
先を考えると不安になる気持ちもあるだろうし、日常の業務をしながら、仕事以外の時はずっと新しい事に向けて時間を割いていたので、推測でしかありませんが、切羽詰まっているのもあるかもしれません。
私は、自分の思いを押し付け、彼の事を何も思いやれていなかったんだなと、自己嫌悪に襲われています。私のせいで彼を苦しめているのではないか、私が負担を増やしているのではないか、もう嫌われた、そのような気持ちも生まれてきました。

連絡も、電話はなくなりLINEは一応返信をくれましたが、そこでも、「なぜか疲れてる」「なぜかしんどい」そのあとにごめんという言葉が付き、もうその言葉を聞きたくなくて、私は自爆テロのごとく「明日から、私からは連絡しないでおくね、連絡することで負担になりたくないから。」と、労りの言葉を付け加えて送ってしまいました。
ただ単純に「私はもう迷惑をかけたくない。負荷をかけたくない。笑っててほしいし、苦しめたい訳じゃない。邪魔になりたくない」という気持ちだけでその言葉を出したので返信を求めていた訳ではありませんでしたが、ただ、心のどこかでは、何かしらのレスポンスはあるのだろうと期待していたのだと思います。
既読だけが付いた事に落ち込み、気持ちを完全に「私はいらない子なんだ」「なんの配慮もできなかった、私がわがままなんだ」「次連絡が来るときは別れ話だと思う」という思いだけがでてきます。「自分が悪い」って思ってしまえば気持ちはラクです。責めるだけですから。すべて、配慮がない私に原因があると思います。辛い思いに支配され、このままいくと第二弾最終兵器「別れましょう」自爆テロをするような気がして…
今の私はどうするべきか…ご指南ください(土下座)
長い文章で申し訳ありません、よろしくお願いいたします。
(Aさん)

さて、人のパターンというのは無意識に登場するものですから、似たようなことをまたやっちまっていたとしてもなかなか気づけず、ようよう振り返ってみると「あっ!(汗)」みたいなことになるものです。

Aさんもお気づきでしょうか?

前回のタイトルになっている「自分のことでいっぱいいっぱいになるので、彼氏の状態に気が回らなくなってしまうものですね。」という部分、今回も起きてるとしたらどうでしょうか?

カウンセリングやリトリートセミナーでお話を伺っているときにもちょくちょくあるんですけれど、「自分」に意識が向くと「自分の世界」で物事を測るようになってしまうんですね。

Aさんの文章にはツッコミどころが満載なわけですけれど、中でも一番気になったのは

>すべて、配慮がない私に原因があると思います。

という一文でして、このあとの「自爆テロをするような気がして…」につながりますけれど、こういう状態を「自己完結型」と私は呼ぶのですね。

でも、けっこう共感される自立系武闘派女子のみなさまは多いのではないでしょうか?

彼の反応を見て“察し”、自分の言動を改めようとする。
彼の態度から“察して”、ああだこうだと思い込む。

この“察して”という部分は「自分の価値観に沿った判断」というほどのことでして、要するに「彼の態度を勝手に自分でこうだと決め付け、それに踊らされている状態」と言えるのです。まさに自作自演ですね。

こういうのって、先読みができたり、勘が良かったり、空気を読んで行動できたりする「仕事できる系武闘派女子」に多く見られるものでして、シンプルに金のやり取りが軸となるビジネスにおいてはけっこううまくいくのですが、様々な感情が飛び交う恋愛や人間関係となりますと判断を誤って迷走することになるものです。

だから、私がお話を伺う立場になるとたいへんネチっとした感じで「え?それってほんまなん?」「え?彼ってそういう風に考える人なん?」「え?それって事実なん?それともあんたの思い込みなん?」と詰められることになるのでカウンセラーってやっぱり選んだ方がいいよね!と思う今日この頃です。はい。

つまり、そうして「自分の価値観や考え」と「現実に起きているとこ」と「彼の価値観や考え」というのを切り分けて捉えないと、自分で作った罠に自分でハマる、というエンタメが発生することになるものです。

この辺、思い当たるフシがある読者がたいへん多いのではないかと思われます。

そんなみなさまを集めた「自作自演お茶会」とかやってみたらなかなかカオスな場ができそうですね。もちろん「分かる分かるー!!!!」の絶叫がこだまするでしょうからカラオケボックスなどの防音設備が完璧な場を用意しなければなりません。

自作自演お茶会参加熱望メンバーにとって、彼の言動を深読みしてあらぬ方向に解釈し、最終的には自爆テロを起こすなんてのは朝飯前と言えるかと思いますが、やはり、そこは長所が短所として作用しているのかもしれません。

先ほども書きましたけど、先読みができたり、勘どころが良かったりして仕事上は問題ないですし、そもそもAさんも同志のみなさまも頭が良いものですから、あれこれと考えが巡ってしまうのですよね。

そして、もちろんたいへん情熱的でありますから、一度思い込みが働きますと一気に火の手が回りまして「ローソクの火を灯そうと思ったら山火事になってしまった。てへ。」という状態になりやすいものです。

そして、何が問題かって、そのご自身の情熱量であったり、頭の回転であったり、その感覚の鋭さであったりをほぼほぼ評価されてないところでして、「じぶんはふつうの女」もしくは「あんまりレベルの高くない女」として思い込んでいるところです。

だから、みなさまにおかれましては「自分ではそんなの価値でもなんでもなく当たり前のことだと思ってんだけど、それって価値とか魅力って奴なの?へー」というポイントを多数抑えることが大切であり、きっと今までも周りからそれなりに評価されてきたにも関わらず全然それを受け取っていない現実に気付くことが大切なのでございます。

◎オンライン:6/2(日)11:00-13:00 特別心理学講座「どうしたらもっと自分の魅力や価値を受け取れるようになるのだろう?~他者評価と自己評価と潜在意識評価~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/52773

そういう方がカウンセリングに来られた際にはもれなく「あたしと付き合えて幸せだよな?あたしを彼女にできてよかったな?」というアファメーションを伝授することになっていまして、それくらいの思いを持った方がいろいろと都合が良いのです。

というのも、文章を通読してみると分かるようにAさんは何かと自分を落としやすいのですね。
私なりの表現を使いますと「自ら進んで一段下がって彼を見上げようとする」という行動でして、これが非常にヤバく、たいへん恐ろしいものでございます。

一段下がって彼を見上げるポジションに付きますと、当然ながら視界には彼しか映りませんし、しかも、斜め下からの角度からしか見えません。

となりますと彼の全体像を把握するのはもちろん、周りの状況なども見えなくなるわけですし、そこは依存のポジションですからそもそも苦しいものです。

そしてそこは格好の自作自演ポジションと言えるものでして、すぐに火薬に点火したくなってしまうものです。

だからこそ、彼との対等性に意識を向けることはとっても大切なんです。

それはAさんや同志のみなさまが得意とする

>いつも嫌われることが怖くて言いたい事を我慢していたので爆発。

という事件を抑制するためにも。

なんで嫌われるのが怖くて言いたいことを我慢しちまうかと言えば、自ら進んで積極的に一段下がって彼を見上げているから。

だから、思いが溜まりまくって爆発することになります。

みなさまはどれくらい自覚があるか分かりませんが、内側に阿蘇山を抱えてるようなものですから、一度大爆発したらそれこそ九州全土を溶岩で埋め尽くしてしまうほどに危険な存在なのです。分かってる?

なので、同じ九州で言えば桜島を目指そう!ということなのです。
そして彼には「鹿児島県民を見習って火山灰対策をしとけ!」とお伝えすればよいのです。かの県民は降灰が日常過ぎて何とも思わないらしいですから、彼もいずれその境地にたどり着けますね。

まあ、そうなるとなんで自ら進んで一段降りて見上げてしまうか?という話になるのですが、そこにあるのが「罪悪感」であり「親密感への怖れ」であり「自信のなさ」というところになるのですよね。

まあ、この罪悪感やそれ由来の親密感への怖れってのはなかなか厄介なものでして、何かと自分が悪いと思い、自分では不十分だと感じ、自分は彼女に相応しくないとか勝手に判断させるに十分なもので、お察しの通り自爆テロの元凶となるものです。

ということでヒマにあかせて揚げ足を取ることにしてみましょう。

Aさんが自ら一段降りてやがるな、と感じる一文を抜き出してみるとこれだけたくさんありました。

>その通りだと思い、謝罪をし、その日は電話を切り、その後に改めて謝罪のLINEを送りました。

>恐怖モード突入で毎日送っていた朝のLINEも送れなくなり、彼からの連絡もありませんでした。

>「ごめん」の文字を見る度に「私はもう必要ないのかな」という気持ちに襲われて今に至ります。

>私は、自分の思いを押し付け、彼の事を何も思いやれていなかったんだなと、自己嫌悪に襲われています。私のせいで彼を苦しめているのではないか、私が負担を増やしているのではないか、もう嫌われた、そのような気持ちも生まれてきました。

>私は自爆テロのごとく「明日から、私からは連絡しないでおくね、連絡することで負担になりたくないから。」と、労りの言葉を付け加えて送ってしまいました。

>ただ単純に「私はもう迷惑をかけたくない。負荷をかけたくない。笑っててほしいし、苦しめたい訳じゃない。邪魔になりたくない」という気持ちだけでその言葉を出した

>心のどこかでは、何かしらのレスポンスはあるのだろうと期待していたのだと思います。

>既読だけが付いた事に落ち込み、気持ちを完全に「私はいらない子なんだ」「なんの配慮もできなかった、私がわがままなんだ」「次連絡が来るときは別れ話だと思う」という思いだけがでてきます。

>配慮がない私に原因があると思います。辛い思いに支配され、このままいくと第二弾最終兵器「別れましょう」自爆テロをするような気がして…

これだけ見れば分かるようになり、これが「癖」(パターン)になってしまっているのですね。

で、こうして自分の世界に入り込んでしまっているときってのは「相手のことが見えない」状態ですので、仮に間違った解釈をしていてもそれに気付かず、ひたすら破壊の道に進んでしまいます。

それを「親密感への怖れ」だの「罪悪感が原因」だと言うことは簡単なんですけど、そもそもそれに気付けなければ、自らが敷いた破滅へのレールをJR西日本の新快速並みのスピードで突き進んでしまうことになります。(新大阪を出発したあと高槻に至るまでの在来線最高の130kmで爆走する新快速はぜひ前面展望にて楽しんでいただきたいものです。ちょっと怖いくらいです。)

このパターンはじっくりと癒していけばいいのですが、それには時間も必要ですから、やはり「自分のパターンを知っておく」ということがすごく大事なんですね。

「自分は自作自演の罠にハマりやすい女なのだ」という自覚を持ち、彼にLINEを送り付ける前に「これってそうじゃねえかな?」と自分の思いを確認する作業を採り入れたいのです。

※だからこそ、ある程度まではマメにカウンセリングを受けて、自らがパターンにハマってないかをチェックしてもらうことをお勧めしたい次第です。

先ほど引用させてもらった「証拠品」をひとつひとつ検討し、なぜそう思うようになったのか?というところを掘り下げていきたいのですが、それはまあ然るべき場所でやっていただくとして、どうしたらいいのか?て話をしてみたいと思います。

さて、彼からのLINEにあった、

>「最近疲れているのかもしれない、ごめん」と返信をもらいました。

という一文ですが、まずはこの彼からの返信の解釈が間違っているかもしれない、と気づく必要があります。

この「ごめん」が何を意味するかは婚約者でもあるAさんはとーぜん理解されてると思いますが、彼は前日の自らの発言を謝罪しているわけですね。

そして、彼はAさんもご存知の通り、

>起業の夢があり、近々退職、そしてまったく未知の世界に進みます。

ということですから、だいぶそちらに意識が取られているようですし、そこで疲れもあり、プレッシャーもあり、また、不安でもあり、ワクワクもあり、という心理状態にあるんだろうと思います。

だから、内容はともかく彼女との間で揉めたくないという心境なのだろうと思います。

Aさんの

>「写真撮れたら嬉しいな、高いものでなくていいから、結婚指輪くらいは欲しい」と言ってしまったこと。

>好きな人と行きたい場所が昔からあった事、ずっと遠距離で会う機会もほとんどなかった為、「憧れだった〇〇に一緒に行きたい」このような事を言ってしまったんです。

というのが彼にとっては「新たな負担」として感じられたのでしょう。
それでネガティブな反応をされたかと思うのですが、それが翌日の「ごめん」につながっているのですよね、きっと。

だから、そこで「ああ、こいつ、疲れてるんだな」ということでスルーできればよかったのですが、自分を一段下に置いちゃってるAさんとしては「聞き捨てならぬ」ということで、そこから話を大いに広げてしまったんだろうと思います。

たぶん、彼としては

>「お金がないくせに何言ってるの」「写真も指輪も無駄」と言われてしまいました。

というのはストレスから来る一言でそれほど深い意味はなかったんじゃないかと思います。
翌日の「ごめん」で彼もたぶん反省しているだろうし、誠実な彼であれば、少しは彼女の希望を叶えてやれないか検討を始めているだろうと思われます。

しかし、そこから話が大きくなってしまうと「ああ、もうしんどい」ってことになります。

まあ、この「男の軽はずみな一言から大噴火が起こる」という事件は世界中あちこちで起きているものですし、Aさんの大切な思いをその一言で踏みにじられたとなればそりゃあ事件になるのも無理はありませんが、彼からすれば、それほど大事(おおごと)になるとは思っていなかったと思います。

そもそも自立系男子は「言葉」をあまり重要視しませんから、そうした軽はずみな言葉を吐いてしまうことは非常によくあることです。(経験者談)

しかも、それなりにストレスフルな生活を送っていれば、返す刀で彼女を傷つけるような言葉を吐いてしまうこともボキャブラリが少ないこともあり、非常によくあることです。(経験者談)

それによって彼女が予想外の大爆発を起こし、収拾がつかなくなってしまい、ヤバいって気付いたときには火の手が回ってるなんてことも非常によくあることです。(経験者談。涙)

さらに、そうした軽はずみな一言によって罪悪感が膨れ上がり、戦闘状態になってしまうことも非常によくあることです。(涙)

「仲良くしたいだけなのになんでこうなっちゃうの!」ということなのです。

しかし、そこで自立系でストレスフルな人は「もういい!」って切りたくなっちゃうんですね。でも、それは本音ではなく、このしんどい状況が「もういい!」ってことなのですが、そこから自然と別れ話になることも珍しくないでしょう。

本音はお互い別にあるのです。

こういうときに遠距離ってめんどくさいですよね。
電話とLINEのやり取りが中心になりますから、相手の家に怒鳴り込んでとことんやり合うってこともできませんし、「とりあえず会って話しよう」という手が使えないですからお互いヤキモキしながら「別世界」を生きることになります。

たぶん、彼としてはAさんの長年の希望、思いを踏みにじりたかったわけではないと思います。

そして、Aさんは彼に自分の大切な思い、夢を否定されたと感じたことも嘘ではないと思いますし、そこで悲しくなったり、ムカついたりするのは当然だと思います。

ただ、そこで本当の気持ちをお互い素直に言えない、表現できないことが今回の炎上につながると思うのです。

だからどちらが悪いとも言えません。それぞれに事情があるのですから。

しかし、そこで「あたしが悪い」と謝るのも違います。

いや、謝ってもいいのだけど本音を伝えないと同じことを今後も繰り返すことになります。

また、自分のせいだと思って引きこもるのも違います。

自分にも問題はあるけれど、彼にもあるのですから、そこはちゃんと線引きしなきゃいけません。

そもそも「は?あたしのささやかな夢をあんた何ぶち壊してんねん!!」と怒号と共に暴れることをしてませんよね?

それをやれってわけではないのですが、それができない関係性ってのは健全ではないと思います。

とりあえず筆者としては冒頭、彼の

>「お金がないくせに何言ってるの」「写真も指輪も無駄」

という反応に対して激怒してスマホを握りつぶし、車に飛び乗って彼の元に駆けつけなかったAさんの反応に「は?」と思いました。「らしくねーなー」と。

やはりそこは「殴り込みの上、タコ殴り」が正解ではないでしょうか?

要するに、悲しくなってイラっときて、「あんた何言うてんねん!」とも言い返さず、翌日には「ごめん」とこちらが謝ってる時点で「おかしい」と思っちゃうのです。

「それってうまくやるために自分の気持ちを我慢してるってことでしょ?今時点でそんなことやってたら結婚して毎日一緒にいるようになったらどうなるの?」と冷静に、かつ冷酷にツッコミを入れたいと思うのです。

もちろん、心理学的正解は「えー、そんなこと言われたらあたし悲しいよ。ずっと夢だったんだから無駄って言われたらほんとうに辛いよ。」と感情をコミュにえーションしろってことになるのですけれど、いやいや自立系武闘派女子としては「は?とりあえず表出ろや」ってことが正しいと思います。そうやって「教育」していかなきゃね!笑

ということで「対等性」というところに課題を持ってみるといいと思います。

そして、対等性を構築するには、つまり、自分から一歩降りちゃわないためには、

1)自分の価値や魅力に自信を持て
2)彼の愛情をきっちり受け取れ
3)自分と彼を客観的に見る目を養え

というところになりますが、その具体的な方法等につきましては誌面の都合上、割愛させていただきたく存じます。

ま、今までもこういう話よくしてますからね。自分軸だの自己肯定感だのってところですから。

だからこそ、

4)駆け込み寺となる友人やカウンセラーを持て。

ということがやっぱり大切なんだろうなあ、と思う次第です。

◎オンライン:6/2(日)11:00-13:00 特別心理学講座「どうしたらもっと自分の魅力や価値を受け取れるようになるのだろう?~他者評価と自己評価と潜在意識評価~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/52773

◎オンライン:6/22(土)14:00-17:00 本気の手放しワーク・オンライン
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/52830

◎根本のカウンセリングスキルを伝授する根本式アクティベーション・カウンセリング講座
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/52425

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