婚約破棄が2回もあったせいか結婚に踏み切れません!~両親との関係でやり残したことはない?~



両親との関係に未完了なテーマがあるとなかなか結婚を自分に許可できずに、浮気させたり、振らせたりしてしまうことがあるんです。
でも、それはどれくらい両親を助けたかったか?などの思いによるもので、それならば改めて両親との関係に向き合った方がいいんじゃないかと考えるのです。
今日は潜在意識の中の深いお話と、そこと向き合うセッションについて語ります。

根本先生、こんにちは!
私は女性性豊かめで男性性はそこまで強くない女子(アラサー)です。
現在は婚約中のパートナーとラブラブに過ごしています。

性格はどちらかと言うと前向きでポジティブ思考です!
過去の恋愛ではそれなりに傷付くこともあったのですが
・最初の恋愛では彼からの猛アプローチの末婚約したものの、裏で他の女性と子供を作っており別れた。
・二番目の恋愛でも結婚を一年後に控えたある日、唐突に「貴方を受け入れられない」と振られた。
その都度自分の心理を見ながら、どんな潜在意識が結婚を邪魔しているか?を観てきました。

両親はお見合い結婚で仲が悪く、家庭内で冷戦状態のような感じでした。
父に精神疾患があった為、母はモラハラまがいの暴言を父にぶつけていた時期もありました。

私も思春期には母からの差別や暴言を受け、「家庭を持つと人を傷つける」という意識がインストールされていたと思います。

また、根本さんのブログを読んで、自分は女性性が豊かなタイプであると気づきました。
女性性が豊か+パートナーとラブラブ+好きな仕事に夢中になっている
と結婚以外では幸せなのですが、結婚に踏み切れません!後押しして頂きたいです!
(Mさん)

このところMさんから頂くパートナーシップネタが連発していますが、やはりMさんってのはその辺の問題を抱えやすいのでしょうか?笑
(まあ、「まみむめも」から始まる名前の方が多いってことですけどね。)

さて、今日のMさん。「婚約中」だけど「結婚に踏み切れない」ということなんでしょうか?「待て!」をしているところってことですかね?

にしても、なかなかマニアックな恋愛を過去にされてたようでして、まあ、そりゃ、結婚に踏み切るのは勇気要るよなあ、と頷いたところです。

裏で子ども作っちゃったり、突然別れを切り出されたり、なんぼラブラブな関係を築いていたとしても完全に心許すことは難しくなっちゃうよなあ、と思っております。

2回の婚約を破棄することになった過去があれば、「もしかしてあたしは結婚にはご縁のない人生なのかしら?」とか思っちゃっても不思議はありません。

ほんまに大丈夫?
今度こそ大丈夫?
と彼と詰めちゃいそうになるかもしれません。

前向きでポジティブ思考なMさんだから何とか保ってるのかもしれません。

だから、ラブラブな今カレと婚約はしてるものの、「待て!」をしている間に良からぬことが起きるのでは?とかも考えてしまいそうで。

>「家庭を持つと人を傷つける」という意識がインストールされていたと思います。

この意識は取り除けたのでしょうか?
それともそれに気付いたところなのでしょうか?

このブログで扱われる結婚ネタには様々なキャラの両親・きょうだい・ご本人が登場してきており、それが結婚の心理的な壁になっていることはご存知かと思います。

いわゆる「親密感への怖れ」という奴ですね。

知り合い、、、OK。全然OK。全然問題なし。
友達、、、OK.めっちゃ得意。
恋人、、、まあまあOK。今の彼とのラブラブだし。
同棲、、、うーん、たぶんOKかな?ヤったことないけどたぶんイケる。
結婚、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、(フリーズ)

そんな風に心理的な距離が近づくにつれてモヤモヤしたものが出てきたりします。

「家庭を持つと人を傷つける」なんて意識が入っていたら、彼と揉めないために、彼を傷つけないために、結婚を遠ざけることもよくあることです。

結婚して夫婦になる、ということは、両親の夫婦関係がモロに影響が出てくるものです。お互いに。

例えば、「父が仕事して、母が専業主婦でうまくやってた」という家庭で育ったのならば、女子としては「結婚したら家庭に入った方がいいのでは?」という価値観を持ちやすいものです。

一方、同じ状況だけど母が苦しんでた、幸せそうじゃなかった、という場合では、逆に「結婚しても専業主婦だけにはならない」と固く誓いやすいものです。

また、「父と母がずっと喧嘩ばかりしていた」となれば、「結婚」というものに希望はあまり持てなくなったり、「絶対いい夫婦になる!」と過大なプレッシャーをかけて結婚に挑むことになったりします。

Mさんのように、母が父に暴言を吐いていたとなれば、「結婚したらあたしも夫に暴言を吐いてしまうのでは?」なんて怖れを持つこともよくあります。

さらに「父が女絡みで母を泣かせてた」ならば、「男は信用できない。結婚したら浮気とかするに決まってる」という思い込みを後生大事に抱え込むことになります。

もちろん、こうした思いが「意識化」されてるケースばかりでなく、思春期を経て両親と心理的距離ができた場合には、そういうネガティブな思い込みを持っていることすら気付かないことも多いのです。

だから「家庭を持つと人を傷つける」という思いに気付いたMさんは偉いです!

とはいえ、そうした親密感への怖れとか、親から譲り受けた価値観などに気付いてもなかなかそれを拭い去るのは難しいですね。

長年の習慣にて身に着けた価値観なものですから、そう簡単に外れないもので、「何度もカウンセリング受けたのに同じパターンを繰り返してるやんけ!」とツッコミを入れたい方も多いと思います。

それくらい潜在意識の力って大きいのです。

さて、「家庭を持つと人を傷つける」という思い込みが原因で、2度の婚約破棄事件に遭遇したのであれば、Mさんは相当パワフルなエネルギーをお持ちだ、とも言えますね。

すなわち、「家庭を持つと人を傷つける」から、一人目の男には陰で子どもを作らせ、二人目の男には突然「貴方を受け入れられない」というセリフを吐かせたのですから。

もちろん、そんなつもりは毛頭ないとは思いますが、もし、それが真実だったとすると、Mさんは家族の中で相当嫌な、辛い、苦しい思いをされてきたことが分かりますね。

で、始めにお伝えしておくのですが、この家族関係から来る強い価値観を変えるのはうんざりするくらい何度も何度も向き合う必要があると覚悟してください。

幼少期の家庭環境って何年もかけて続くものじゃないですか。
場合によっては20年くらいその環境にさらされるわけですよね?

それだけ長いこと培った価値観や思い込みはその後の人生の「土台」となるほどに固着化しちゃいます。

私たちがふだん日本語を流暢に話せるのも、子どもの頃から長年日本語に晒されてきたわけですし、関西人がボケたりツッコんだりするのも、子どもの頃から長年そういう環境に生息していたからですね。

それで東京に移住した関西人が頭で「ボケたらあかん。ボケてもツッコんでもらわれへんことが多い。」と理解していても、つい癖でボケてしまい、しらこい空気を作り出してしまうのです。

Mさんの「家庭を持つと人を傷つける」という思い込みも同様で、好きな人と結婚して家庭を築きたい、という気持ちから婚約までたどり着いたとしても、その先に進もうとするときに「この人を傷つけてまう!」とアラート音が鳴り響き、結婚できないように自分を仕向けてしまったりするのです。

従って、こうしたカウンセリングを始めるときには、そんな怖い、イヤな話をさせてもらって「改めておかんやおとんと向き合う覚悟はある?大丈夫?」と確認したりするものです。

さて、カウンセリングを進めていこうと思うと、ここまでの話とは全然違う話から始めることも多いのです。

「家庭を持つと人を傷つける」に散々触れてきましたが、それはどこに行ったの?みたいな展開です。(苦笑)

>両親はお見合い結婚で仲が悪く、家庭内で冷戦状態のような感じでした。
>父に精神疾患があった為、母はモラハラまがいの暴言を父にぶつけていた時期もありました。

Mさんってひとりっ子?きょうだいはいます?

それで多少は見解も変わるのですけれど、そんな家庭に生まれてきたMさんに目的があるとしたら何でしょう?とまずは考えてみます。

冷戦をやめさせたい、平和な家族を作りたい、という思いはあったかと思います。

また、精神疾患がある父であれば、そんな父を助けたいと思っていたかもしれません。

そして、暴言を父や娘にぶつける母のことも、どこかで助けたい、と思ってたかもしれません。

そう考えるとMさんは「家族を助けたい」という思いを強く持って育ってきたのでは?と考えることができます。

で、「Mさん、そのミッションはうまくいったの?」ということですが、Mさんに限らず、たいていのミッションは失敗に終わるものです。

子どもが持つ思いが家族に届くのはなかなか難しく、それよりも被害者になってしまうことの方が圧倒的に多いわけで、Mさんの「家庭を持つと人を傷つける」という思いも、その中で生まれてきたものと想像できます。

で、そのミッションが失敗することで人は無力感なり罪悪感なりを抱えます。

そして、その量は「それくらい家族を助けたかったか?」に比例します。

例えば、Mさんがひとりっ子だったり、長女だったりすると、「何としてでもあたしが家族を助けなければ!」と決死の覚悟で挑むことになるでしょう。

武闘派である姉がいるとか、壁になってくれた兄がいるとか、両親の目を一身に集める弟妹などがいるなどの条件によってその強さも変わりますね。

で、そのミッションが失敗に終わり、無力感や罪悪感を抱えた場合、そこで敗走するが如く家から距離を置く人もいます。

そうすると、その失敗感のみが残り、自分には人を助けられるほどの力がない、と打ちのめされながらも、「いや、このままで終わってたまるか!」と決意し、今度は問題のある彼氏をコレクションしながら、その失敗感を取り戻そうとします。

一方、家族への思いが執着となるほど強かった場合、形の上では家を離れても、心は常に実家にあり、未だに両親を助けることに意識を向ける人もいます。

そこで、実際に両親の面倒をよく見る娘になるケースもあります。
何かと実家と連絡を取り合い、しんどい思いをすることが分かっていても母を助けようとする、など。

一方、実際は両親と距離を置いているのだけど、心のどこかでずっと実家のことが引っ掛かり続ける場合もあります。

そうすると表面上は関りを持たないのだけど、心の中では気にしているので、仮にパートナーができてもそこにコミットすることができません。

感覚的に「何かやり残したことがある」ような気がするのです。

つまり、体は実家を卒業しても、心はまだまだ実家に留まり続けるのですね。

じゃあ、そのミッションをきっちりコンプリートさせましょう!とカウンセラーは考えるわけです。

ひとつは「自分は娘として両親のためにできることを“すべて”やった」という意識を持つことです。

あ、頭で思っても意味はないですよ、もちろん。
心からそう思えるようにしていくことです。

例えばここでは「両親のために自分がやってきたこと。そして、今も両親のためにやっていること。」をリストアップし、そんな自分を賞賛します。

そこからがものすごく大事なんですが、「両親のためにやってきたことが、今の生活においても役立っていること」を知ることです。

例えば、母親の愚痴を聞いて助けようとしてきたことが、今の職場でもいろんな人の相談に答えて役立っている、ということを知ることなんです。

その相談されることが「苦痛」ではなく「喜び」として受け止められているのであれば、親との関係もコンプリートした(卒業した9と言えるでしょう。

こういうのを「恩恵を受け取る」という風に表現しますし、人からの相談に答えることが自分の「才能」であると意識します。

ふたつめは「やり残したことを“すべて”やる」ということ。

両親に対して(父・母それぞれに対してでも良いが)、十分できてないこと、このまま亡くなってしまったら後悔することを実践するんですね。

“すべて”というのはなかなか難しいのですが、「やり切った」という感覚を得られるまでは続けたいものです。

みっつめですが、これはもう潜在的なものですからあんまりピンと来ないことが多いかもしれません。

なので、これはもうリトリートセミナーとか個人セッションのレベルの話になります。

「お父さん、お母さんを助けたくて生まれてきたのに、それが十分にできなくてごめんなさい」という宣言をします。

一種の敗北宣言ですね。

そして、その罪悪感を一旦引き受けます。

そうすると不思議なことに、今まで自分が家庭を持てなかったこと、婚約破棄になったことが感覚的に理解でき、すーっと肩の荷が下りることがあります。

つまり、両親を助けられなかった罪悪感にそうとは知らずに苦しめられる人生だったことに気付くのです。

よっつめ。

改めて、母を、父を癒しましょう、というプロセスに取り組みます。

これはもう完全に感覚の世界ですから、やっぱりリトリートセミナーの世界ですし、個人セッションでもギリいけるかな?どうかな?というレベルの話です。

母の中にある苦しみに目を向けます。
おそらく、幼いMさんが感じていたであろう、母の痛みを感じます。
そして、その母の痛みを自らが引き受けて、それを燃やします。手放します。

その中で、母を本来の姿に戻してあげる、という手続きを行います。

ほんとうのお母さんってどんな人なのでしょうね。
Mさんのようにポジティブで前向きな人だったのでしょうか。
それともバイタリティ溢れる、パワフルなおかんなのでしょうか。

いつつめ。

これはよっつめとつながってきます。そして、明らかに潜在意識の話で、現実的には全然ピンと来ないかもしれません。

この辺まで見てきますと、「夫を助けられなかった」という罪悪感に苦しむ母の姿も見えてくるでしょう。

父に暴言を吐き、モラハラまがいのことをするのも、罪悪感からだと理解できるでしょう。

「そっか、母は父を助けたかったのか」ということに気付けば、じゃあ、母と一緒に父を助けに行きましょう、というプロセスが成り立ちます。

そして、父をふたりで助けたのち、父を母に預けて立ち去りましょう。

こうして「仲の良い両親」を目の当たりにすることで、Mさんのミッションはコンプリートします。

そうすると、仮に「家庭を持つと人を傷つける」ということがあっても、その後に「でもまあ、癒せばいいか。仲直りはできるもんな」というルールが新たに追加されるでしょう。

そしたら、家庭を持つことに抵抗はなくなると思いませんか?

そんなプロセスを描きながらセッションをしているのですけれど、ね?相当覚悟がいるでしょう?

現実にカウンセリングするとなれば「とりあえず結婚話は進めてさ、同時に、こうした心の問題と向き合っていけばいいよ」とお伝えすると思います。

さて、こんな風に問題をぐりぐりと掘り下げながら進めていくのが王道のプロセスです。
本質に向き合い続けるわけでそれなりの負担もかかりますが、その恩恵はパートナーシップに限らず各方面で出るのでお勧めです。

また、全然違うラインとして「パートナーシップはすべてを癒す」という格言に則り、ラブラブな彼との関係をより深めていくアプローチも取ることができます。

ただ、ある程度ご両親とのことも理解されているようなので、がっつりそっちと向き合った方が早いかな?と思い、今日はこういうお話をさせていただきました。

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結婚に踏み切れないのは両親のことがまだ引っかかっているからでは?


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