欲深くて何が悪いの？むしろ、大事じゃね？

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欲って悪いものにされがちですし、ワガママってのは悪口で使われます。
が、ほんとうによくないものなのでしょうか？
欲ってモチベーションも作るし、何よりライフワーク（自分らしい生き方）をデザインするには必須のものだと思うのです。
欲深くなって、欲と欲で葛藤すればいいと思うのです。

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このところお弟子向けのみならず、ライフワーク絡みでグループコンサルが人気で、また、個人的にビジネスコンサルを依頼されることが増えてきました。
（ビジネスコンサルは個人的に問い合わせてくださいませ。）

分かりやすく言えば「こういう風になりたい」とか「もっと自分らしく生きたい」とか「会社員が限界だからひとりビジネスを立ち上げたい」「もっと売上を伸ばしたい」「これからどうやって活動していけばいいか？」「ＳＮＳが苦手なんだけどそれだとセールスに結び付かないですよね？」「新しい分野を開拓したいのだけどどうしたらいい？」みたいな、ライフワークや仕事に関するご相談を頂くのですね。

個人セッションでも最近ではパートナーシップネタと半々くらいになっている感じでして、「男ができん！どないかせえや！」というカウンセリングのあとに「カウンセラーとしてもっと成功したいんだけど？？」というカウンセリングが続くような感じです。

なので、カウンセラーというよりもコンサルタントという肩書もアリなんじゃねえか？と思い始めてる今日この頃ですが、まあ、似たようなもんですね。

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で、私の元を訪れてくださるクライアントさんはいい人で、かつ、優秀で賢い方が多いのです。（もちろん、アホもいますので、アホのみなさん、ご安心くださいっ！意外と元ヤンも多いです！てへ）

で、そういう方の多くは幼少期から与えられた仕組みの中でうまく適応して振舞うことが上手な器用さを持っていて、だからそれなりに組織の中でも重宝されるんです。

でも、それってある意味自分を殺して周りに合わせるような部分も出てくるし、自分を抑えて周りとうまくやる必要も出てくるし、我を出してしまうと場を乱してしまうので周りを見ながら自分を調整することが多いんですよね。

それで「燃え尽きましたーー！！！」ってカウンセリングに来られる方も後を絶たないわけですし、「ヤバい、モチベが下がってきた。どないしよ」とそ相談しに来られる方もめちゃくちゃ多いわけです。

２０代の前半くらいまではごまかしが利くのですが、２０代後半から３０代にかけて、それまでの無理がたたるんですよね。

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２０代後半になって会社や社会の仕組みが分かってきて、先々のことが見え始めると「このままでええの？」という疑問が湧き、「これからどうやって生きようか？」と考え始めると、途端にやる気が失せたり、燃え尽きたり、周りの人と比べて自分を下に見たりするのです。

あとは、、、、体力と精神力。言うなれば頑固さの勝負。笑

気合と体力でごまかし続けてアラフォーまでたどり着く人もいれば、２０代後半で「あ、あかんわ、これ」と気づいて自分を変えようとする人もいます。

年齢を重ねるにしたがってなかなか動きづらくなるものですよね。

自己正当化も働いて「今、動いたら今までの人生を否定することになる」と思ってしがみつく人もいます。

「この年で転職とかヤバすぎる」と思って自分をさらに抑えようとする人もいます。

「自分には取り柄何てないし、何かを始めようとしたって無理」と無価値感を発揮して早々に諦めようとする人もいます。

「失敗したら周りの人に笑われる」と人目を気にしてブレーキを踏む人もいます。

そして、まるで時限爆弾が爆発するのを待つかのようにじっと「動かない」という状態に陥ります。

でも、そうして器用に振舞って来ていて、それが自分にフィットしてるならば今のライフスタイルに満足しているはずですし、楽しいです。小さな問題はあるけれど、そこまで悩むこともありません。

しかし、左右反対に靴を履いてるような違和感がずーっとあるならば、たぶん、今の生き方は自分にフィットしてない確率が高いんです。

だから、何かの折に時限爆弾が爆発しちゃったり、なんか爆発しそう！と気づいて手を打ったりされるのですね。

そこで「じゃあ、自分に合った生き方って何なんだろう？」ということを考え始めるついでにカウンセリングやグルコンに参加してくださる方が多いわけです。

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で、そういう優等生でエリートな方々ってのは、意外かもしれませんが、アイデンティティを喪失しちゃってることが多いのです。

「賢いから周りの人の意見とか時代の流れとかをまるで自分の考えのように捉えちゃってるんだよねー」ということ。

意識高い系な方々はまさにその典型だと思うのですが、そうでなくても、その状況に合わせる自分を作るのが上手だから、うまく自分をごまかしてうまくやれてしまうのです。

だからそれなりに成功するし、報酬だって多く頂けるわけですし、「それが自分だ！」と思い込んでしまうこともあるんですけど、でも、心のどこかに「違う！なんか違う！」という声がこだましてるんですよね。

「ほんとうは経営コンサルになりたいのだけど今の学部からは難しいし、今の時代はＩＴだからそっち方面に進んでＩＴコンサルになって、そこから経営も見れるようになる」と就活を始めた頃のＮ氏は考えたそうです。

それで如才なく面接では振舞って内定をたくさんいただくのですが、そういう仕事をしていくワクワク感ってのはあまりなかったんですよね。

だって本当になりたかったのは心理カウンセラーだったんですもの。

カウンセラーって道はない！と決めてかかり、ならば企業をカウンセリングする経営コンサルだ！と思考を転換させてたわけですから、ワクワクなんてするわけがないのです。

だから、内定を頂いた企業から就職先に選んだ会社は「そのまま大阪に住めるから」という理由でしたし、なんで大阪に住みたいのかと言えば、彼女が大阪にいたからですし、大阪が好きだったからです。

内定先からの評価はどこも高かったのですが、結局、その他人からの評価よりも自分の欲求を優先させたわけです。その選択をした自分を今では「よくやった！」と思っています。

とはいえ、自分をごまかし、自分にウソを重ねて仕事を選ぼうとしていたので、その後、心理学と出会ったときには就職先へのモチベーションは急降下していきました。

でも、心理学やカウンセラーで食っていける保証もなければ自信だってなかったのでそのまま就職するのですが、まあ、失礼にもやる気はあまりなかったんです。期待されて入社しましたから厚遇を頂いてたわけで、ほんと失礼ですよね。そんな自分を受け入れてくれてたのですからやはり財閥系の会社は器がデカいと今でも思って感謝してます。

そうして自分をごまかしながら仕事していたツケは案外すぐに来ましてメンタルを病んでしまったわけです。

でも、そこで心理学って救いがあり、それを希望に変えることができたので、何とか５年、ＩＴの仕事を続けられました。そして、それは今の仕事でも役立ってるので良い経験をさせてもらったと思います。

結果、自分の欲求を抑え、なんとか迎合しようと思っていましたが、わがままな私はそれに耐えきれなかったんですよね。そんな器用ではなかったということですし、それくらい我が強かったんだろうと思います。

欲深いし、自分にウソを付くのはしんどかったので、その５年間密かに無茶をしてカウンセラーとして生きられる道筋を必死に作っていきました。

・・・ときれいに語ってますけど、全然きれいじゃないですけどね。メンタル病んでましたし、メンヘラでしたし、ものすごく泥臭くて、惨めで、苦しくて、イヤで、葛藤しまくりの２０代でしたから、私にとってその頃は今も暗黒時代のようなものです。笑って話せるようになるにはけっこう時間が必要でした。

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自分が今の仕事ができているのはたぶん欲深いからです。

イヤなもんはイヤだし、欲しいモノは欲しいんです。

ヤリたいことをヤリたいようにヤリたいので、ちょうど９年前にフリーになりました。

欲深いので、その欲を満たすためにはどんな手でも使う、ということでハードワーカーになりました。

ワガママなんです。ほんと。

興味ないことにはほんと無関心なので、けっこう周りをがっかりさせてることも多いと思います。

でも、フリーランスになって出会う人がガラッと変わって同じような立場の人たちに出会って気付きました。

「なんだ、みんなワガママじゃねえか」と。

マイペースだし、欲深いし、ワガママな奴ばかりと出会いました。

不器用な奴ら、とも言えます。

ただ、みんな、そのワガママの中に「周りの人を幸せにしたい」という欲深さも持っているので、家族と仲良しだったり、友達が多かったり、お客様を大切にしたりしてまして、そこも彼らを尊敬するポイントでもありました。私もその欲求が強いです。

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それで今日のタイトルの話になるのですけれど、もっと欲深くなっていいんじゃないですかね？？

つべこべ考えずに、もっと自分の欲求に素直になってもいいんじゃないですかね？

そして、その欲深さの中で思い切り葛藤したらいいんじゃないですかね？

欲って対立しますからね。

「食べたーい！でも、太りたくな―い！」って感じで。笑

その欲求を掘り下げていって選択したらよいわけです。

「やっぱスタイルを維持したいから、太りたくない！を選ぶぞ！」と。

でも、その１分後に「やっぱ食べるー」となるのはかわいいじゃないですか。

そうしながら「ああ、あたしは食べることの方が大事なのか。じゃあ、食べるものを選ぶようにするのはどうだ？」と新たな課題を見つけて成長していくのです。

「無理を通せば道理が引っ込む」という格言もありますよね？

そんなの無理！ダメ！と諦めてしまうのは、結局、自分に我慢をさせてるってことになりますよね。

もちろん必要な我慢もあると思いますが、それなら心も納得するでしょう。

「このあとブッフェに行くんだから、めっちゃお腹空いてるけど今は食べちゃダメ！あとから絶対後悔する！」という風に。

人生にも同じことって言えるわけです。

もちろんこの欲ってのは自分自身に対する欲のことですよ。人をどうこうしたいって欲はコントロールにつながるものですからね。

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でもね、ここで注意してほしいことがありまして、それは「蓄積疲労」とか「メンヘラ」とかの問題です。

自分の欲求を無視して無理してきたとするでしょう？

相当メンタルには負担がかかっているわけです。

そうすると今の欲求は「休みたい。何もしたくない。働きたくない。」みたいなものになると思うのです。

だから、それを本音だと“錯覚して”「働かずにお金が入ってくる生活がほしい」とか思うのです。

でも、疲れてるからそう思うだけで、ほんとうに働きたくない人なのかは分からないんです。

もしかすると本来の自分は仕事大好き人間で、好きなことだったら夢中になって何でもヤル！って人かもしれません。

けど、イヤな仕事、やりたくない仕事を長年やってきて疲れてしまい、仕事が嫌いになっちゃってるのが今の自分かも知れません。

だとしたら、疲れを取ってみないと本音って分からないですよね？

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あるクライアントさん。推しがライブをすると聞けば「あらゆる手段を使って取りに行く」そうです。

当然ファンクラブに入っていますから第一次抽選から参戦します。
それがだめなら第二次抽選、そこでだいたい売り切れるのだけど、一般販売もあれば当然そこにも挑みます。
それでもダメなら（ほんとはダメだけど）メルカリで手に入れようとします。

そこで分かるんです。

「あんたは欲しいものがあったら何が何でも手に入れたい人で、そのための努力は惜しまない人」だってことが。

だとしたら、ライフワークにしても、パートナーシップにしても、同じような行動をとるはずだ、と言えるんです。

だとしたら、仕事についてももっともっと欲深くなってみたらいいんじゃない？

あるいは、仕事で得られる報酬の使い道をもっともっと欲深く考えたらいいんじゃない？

「なに？推しが今度ハワイでライブする？それは何としてでも行かねば！円安なんてどうでもいい！サーチャージャーがクソ高いのもどうでもいい！わしは何としてでもハワイに行って推しに会うのだ！」と情熱を燃やせば、そのための資金作りは必死にすると思うのです。

そうして、欲深さから目標ができれば、つまんない仕事も前向きに耐えられるようになりますね。

「は？わしは推しに課金するために仕事してるんじゃ。決まった給料さえもらえたらええんや。別に職場の人と仲良くなりたいとか出世とかはどうでもええんじゃ。」と割り切ることができるでしょう。

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欲深くなったら周りの人に迷惑をかける！と思い込んでる方もいらっしゃるんですけど、それは欲深くなってから考えましょうか。

周りの人を大切にしたい欲と、自分がやりたいことをやりたい欲とで葛藤すればいいのです。

時には「ごめん！ここはあたしのわがままを通させて！！」というときもあれば、「まあ、そこまですることはないか」と思うこともあるでしょう。

「欲」って心理学では悪者にされがちですけれど、私はものすごく大事なものだと思います。

だから、もっともっと欲を大事にしていいと思うのです。

そして、欲と欲がぶつかったら、そこで悩みましょう。
ひとりで結論が出なかったら欲深いカウンセラーさんに相談しましょう。

◎そんな自分の本音に気付く！素直になる！欲に従って生きる！

【5/3,4,5受付中！】ザ・リトリートセミナー in 神楽坂～生き方が、人生が、自分自身が変わる３日間～
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398

◎罪悪感にフォーカスしまくったワークショップ。

東京：4/27（土）13:00-17:00 罪悪感をあの手この手で癒す、リアルのワークショップ
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/52431

◆根本の個人セッション
◆お弟子さんを検索する！

★武闘派女子のみなさまのための新たなバイブルが生まれましたっ！

戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本（ハーパーコリンズ社）

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう？」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください！もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません！（不採用になっちゃったらごめんなさい！何度でもチャレンジ可！です）
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