彼氏とその母の三角関係に嫉妬が止まらない!~同居中の母・息子の心理とその関係に入り込む自らの問題について~



彼とその母の関係がまるで「夫婦」のようになってしまうこと、想像できるでしょうか?
そうすると彼女は表面的には「恋人」なのに、実質的には「愛人」になってしまうのです。
そうした三角関係を読み解きながらも、一番重要なのは「なぜ自分がそこにはまり込んでしまったのか?」という自分自身の問題です。

根本先生、こんにちは。27歳、長女です。
根本先生の本に何度も助けられています。(罪悪感を手放す本の読了後はパッと目の前が明るくなったような気がしました)

数年前、学生時代から付き合っていた彼氏と別れました。あまりに落ち着いた関係で、最後1年半ほどはセックスレスでした。安心感はあったのですが、穏やかな関係に飽きてしまった私は2度浮気した後、別れを選びました。

今の彼氏は私と出会う前に、女性側の浮気による婚約破棄を経験しています。
また、彼氏は幼い頃に父親を亡くし、母親1人に育てられたそうです。

そんな彼ですが、現在、彼の母と二人暮らしです。母親が彼の家に転がり込んでいる状態です。
私が、彼と母親の距離感がどうしても気になってしまい、お付き合いがうまくいっていません。
彼と母親は、別居の気配はありません。彼は、婚約破棄でお母さんを傷つけてしまったから、次に紹介するのは結婚する女性が良いそうです。

彼は、私の前でだけは素になれる。お母さんとは正直別居したいと言いますが、母親が寂しそうで離れられない、今別居して母親に何かあれば後悔すると言っています。

お母さんをまた傷つけたくないから、と、彼のお母さんにも会わせてもらっていません。
私を入れたことがない家に、母親と現在も二人暮らしです。全てにおいてお母さんファーストを感じ、猛烈に嫉妬します。

彼のお母さんへの嫉妬をなくそうとお恨み帳に号泣しながら書き殴ったことも何度もありますが、うまく吐き出しきれていないのか、その後も彼氏に毒を吐いてしまいます。

長文になりましたが、自分の感情との向き合い方、アドバイスくださいませんか。出来れば大好きな彼と生きていきたいんです。
(Mさん)

おぉ、なかなかハードな恋愛を選ぶのが得意みたいですねー!!
さすがは名うての武闘派女子。今後、ご自身のことを「どうやらあっしは筋金入りらしいぜ」と語っていただければと思う次第です。

また、本を読んでくださってありがとうございます。
感想を頂けるのってやっぱ嬉しいんですよ。よかった!報われた!とか思うんですよ。

ということで、今の彼とのことが大変気になってる最中ですが、私としては

1)学生時代からの彼とのこと。落ち着いた穏やかな関係とレス、浮気、別れたあとの様子などについてお聞きしたいです。

2)前回、今回となぜそういう恋愛をせざるを得なかったのかを知りたいです。ゆえに、それ以外の男女関係、Mさんの恋愛観、そして、思春期はどうだったのか、親子きょうだい関係はどうだったのかなどを知りたいと思っています。

なぜ今の彼を差し置いて過去のことに触れるかと言えば、同じパターンを繰り返さないようにするためです。

つまり、彼に幻滅→浮気→別れ、という流れを再現しないように、ですね。

逆に言えば「Mさんよぉ、あんたにゃ前科があるんだぜ?だったらよぉ、今の彼ともおんなじような別れ方をするかもしれねぇだろ?あんたは違うと言うかもしれねぇが、俺はその確率は低くねぇとふんでるのさ。これは向こうの問題じゃねぇ、Mさんの問題だからな」と老刑事のように耳元でささやこうとしてるわけです。(え?キモい?ごめん・・・)

「すべての問題は自作自演」と言いまして、それは意識しないレベル(潜在意識など)で起きてるものですから、つい「あたしとおかんとどっちがいいの!」と相手を責めてしまいそうですけれど、その彼を選んでるのはほかでもない自分自身ですから、そういう難解な彼氏のことが大好き!というMさん自身の問題として捉えていくんです。

ものすごくシンプルな話をしますと、うちの読者の108%を占める自立系武闘派女子の方々は原則として「人生はドラマである」というポリシーの元、与えられた配置にて各自戦闘を行っております。

突撃部隊に所属する方々は常にビジネスやパートナーシップの最前線にて戦闘を繰り広げ、そのフットワークの軽さ故、世界を股にかけて飛び回っている奴らもいるほどです。(彼らの一部は特殊空挺部隊として夜討ち朝駆けにて敵をせん滅するヤバい奴らもいます。)

また、後方待機部隊と呼ばれる「待つ女」シリーズに配属されたものは、その女性性の豊かさから待ち、受身、迷い等を繰り返しながらもスイッチが入れば突撃部隊以上の行動力を見せる特徴があります。

さらに、秘密情報部なる部隊も存在しているようで、全く武闘派を感じさせない外見や雰囲気を持ち、相手を油断させたのちに怖いことをいっぱいする詐欺師というかスパイみたいな奴らもおります。

その一方で、特殊訓練部隊に所属するのは常に思考し、内観し、理想を求め、禁欲主義を貫く者たちであります。一般的には「修道女」と呼ばれることもありますが、その内実は厳しく過酷な行に打ち込む“修行僧”であります。

彼女たちは頻繁に某カウンセラー氏から「なんでそんなところに行くんかなあ」とか「ようそんな男見つけて来たなあ」と感想を漏らされるレベルの男を狙い撃ちしておりまして、「その光景はまるでチョモランマ単独無酸素登頂を目指すアルピニストのようだ」と形容されています。

なので「穏やかで優しくて愛情深く、たくさん愛情を示してくれる素敵な男性」には退屈しか感じられず、「問題多め、刺激強め、難攻不落な男性」という、まるでラーメン屋のオーダーみたいな恋愛に突っ走る傾向があるものです。

ちなみに最近扱った事例ではこちらのMさんも同志であろうと思われます。

「彼」が好きなのではなく、「私を大切にしてくれる優しい彼」が好きなのかもしれないと気づいてしまったとき~二人の関係はより親密になるための新しいステージに入ったのかもしれない~

おもわずMさんとしては「え?これ、あたしのことですか?」とおっしゃられるかと思いますが、武闘派女子のうちの57%はその自覚がないものです。

ね?分かりますよね?

元カレと今カレ。どっちが刺激的なのか、どっちが難攻不落なのか、どっちがめんどくさいのか、どっちが情熱を掻き立てられるのか、どっちが胸をかきむしるほどの感情を与えてくれるのか。

それで、今の彼のことは置いといて、これからのMさんの幸せを考えるために(1)(2)を知りたいわけです。

特に、今回の彼との関係は「嫁姑問題」につながる「三角関係」ですから、Mさんの人生における「三角関係」をあれこれ検討してみたいんですよね。

父・母との三角関係。
親・きょうだいの三角関係。
友達関係での三角関係。
過去の恋愛における三角関係。

元カレの時も「彼氏・浮気相手」の三角関係を自ら演出されたわけですし、今回も「彼・彼母」との三角関係を作り出してるわけですので、そこがポイントになろうかと思います。

一般的には「父・母との関係」が最も気になりますが、そこに「きょうだい」が侵入してくることもありますので、やはりベースは家族関係になりますでしょうか。

だから、カウンセリング等の場ではこの辺をまずは切り口にお話を進めていくことになろうかと思います。

もちろんそれも「彼・浮気相手」という三角関係を再び構築しないためです。

ちなみにこの三角関係。さまざまなところに出てくることで有名です。

「あ、元カノ(元嫁)とあたしを比べてる!」でおなじみの「あたし・彼・元カノ」。
「あたしと仕事とどっちが大切なのよ!」でおなじみの「あたし・彼・仕事」。
「旦那もいるけど彼氏もいる問題」でおなじみの「あたし・夫・彼」。
「何あの女?誰?」でおなじみの「あたし・彼・彼の女友達」。
「いつもサッカーばっかり・・・」でおなじみの「あたし・彼・彼の趣味」。

このルーツをたどれば「あたし・母・父」の三角関係にたどり着くものであり、時には「エレクトラ・コンプレックス」として扱うこともあります。

とはいえ、Mさんから提供していただいたご自身の話はそこまでですので、これ以上深掘りはできないので、マザコンな彼氏について触れて行こうと思うのですが、すでにお気づきかと思いますが、かなり難易度が高い彼氏なことは言うまでもありません。

現代においては「母と息子」の密接な関係は時に大きな問題になることも少なくなく、ニートや仕事が続かない問題、男性性の欠如、恋愛や結婚を邪魔する母親問題、息子の自立を阻む母親問題等々に至ります。

感情的かつ過干渉な母に取っ捕まって、「まるで恋人か奴隷」のように実家に縛られてる男性も多いのですね。

でも、じゃあ、母親が悪いのかというとそうではなく、息子は息子で、母のことが大好きだし、母親を守ろうとするし、特に父親との関係がうまく行っていなかったり、父親が離婚・他界によって不在だったりすると、自分が父親ポジションに入って大好きな母親とのパートナーシップを築くことも珍しくないものです。

つまり、母・息子の関係が親子なだけでなく、恋人・夫婦、時には娘・父みたいな関係になってしまうことも少なくないものです。

ちなみのこの現象は母親を失っている男性が潜在的に持つことも珍しくなく、そうすると彼女・妻に母を求めるようになったり、その母の存在が忘れられないがゆえに恋愛ができなかったり、彼女ができても母親の存在が忘れられなくて愛人ポジションに彼女を置いちまったりすることもあるものです。

なのでMさんのお話を見ると「母=恋人、Mさん=愛人」という三角関係になっているようですね。

人間関係ってのは表面的な関係の裏に、こうした一見不可思議な関係が生じることがよくありまして、Mさんはもちろん、彼自身も「Mさん=恋人」のつもりなのですが、心の中ではそうではないので、なかなかこの状況が理解できないのです。

仮に、母親ではなく奥さんだとしたら色々と辻褄が合ってくると思いませんか。

「彼は妻と同居中。
以前、彼は妻をすごく傷つけてしまったので離れたいけど離れることができない。
当然、Mさんを妻に紹介するなんてことはできないし、家にも招けない。
妻はすごく自分に尽くしてくれたので、彼がいなくなると妻が寂しがるから離れられない。
Mさんのことは女性として好きだけど、妻にはそういう感情がなくても家族だから。」

だから、「Mさん、彼、彼の母」との三角関係になってるんですな。
しかも、それは「不倫関係」のような図式になっちゃってるわけです。

表面的にMさんは彼の彼女だし、本来、最優先される存在のはずなのに、彼は母を選び、Mさんを2番手(愛人)扱いしてるわけですから、そりゃあ激怒するし、嫉妬も止まらないでしょう。

御恨み帳書いたぐらいでは収まらない嫉妬が出てくるでしょうし、悲しいし、虚しいし、寂しいし、わけが分からんし、樹海に置き去りにしたる!!!と思ってしまうでしょう。

ものすごく理不尽ですよね。

すでに「あたしが言ったことよりもお母さんが言ったことを信じる」「何かと『母曰く』と言う」「あたしとの予定を立てる際にまず母親のことを考えてる」等々の地雷も踏んづけられたかもしれません。

この「母一人、息子一人、同居」というところに「彼女」が入り込むのはまさに無数に地雷が埋め込まれ、敵弾が飛び交う戦場に挑むようなものでして、まあ、そりゃ、武闘派女子のみなさまはそれくらいの刺激じゃないと満足できないのでしょう。

そこで「彼を何とかして母親から切り離して、自分のところに引っ張り込む」という戦略を打ち立てたいところなのですが、彼の性格上、それはかなり難しいと言わざるを得ません。

なんせ彼の本音は間違いなく「恋人はまた作ればいいけれど、母親の代わりはいない」というところにありまして(もちろん彼は絶対にそれを認めないと思います)、それをヒシヒシと感じているからMさんはムカつくし、悲しいし、寂しいし、苦しいのだと思います。

なので、その彼とうまくやろうと思ったら「彼の母もひっくるめて愛する」という器が必要になると思ってください。

すなわち武闘派女子らしい「毒を食らわば皿まで」精神で、「分かった。あたしがあんたのおかんの面倒も見たるわ!」くらいの気概が求められているのです。

そして、そうした彼のマザコン的心理を理解、受容した上で、「いかに3人で幸せになれるのか?」を考えていくのです。

だから、彼の母と“競争”してそれに勝とうとしてはいけません。

かなり勝率が低い競争なのですが、仮にそれに勝ったとしても彼は母への罪悪感に耐えられなくなるかもしれず、それゆえ、Mさんのことを愛せなくなるかもしれません。

それくらい広い心と余裕、そして、自信がMさんに求められているのですが、逆に言えば、それだけの人間性の成長、さらには女としての自信を得る大きなチャンスとも言えます。

ということで、ちょっと想像してみてください。

「彼はもちろん、彼の母までも虜にできる女性ってどんな女性だろう?」

それが今のMさんにとっての目標、ヴィジョン、野望になると思いますので、想像力を駆使してそのイメージを掴んでみてください。

さて、そんな過酷な状況におかれたMさんは嫉妬の炎を絶やさず燃やし続けるわけですから、彼に暴言を吐いてしまうのも無理はないと思います。

しかし、そうして彼を責めたところで彼の母への気持ちを変えることはできません。

むしろ、心離れを加速させてしまうリスクさえあります。

ところでそういう態度でいることでMさんを傷つけてることに彼は気づいているのでしょうか?

「え?母親を優先するのは当たり前じゃん?」と気にも留めない感じでしょうか?
それともMさんに対しても罪悪感を持っている状態でしょうか。

Mさんが彼にご執心なほど、息子の心の変化を敏感に感じ取った母親もまた息子によりご執心になるものです。これはバランスの法則とも言えます。

そうすると彼はますます「母」と「彼女」の板挟みになるものです。

そして、彼の手を二人の女性が引っ張り合う図が完成します。

そんなとき、ほんとうに彼のことを愛するのであれば、Mさんは何ができるでしょうか?

ひとつは「それならば二人のためにあたしは去る」という選択であり、もうひとつが「母息子をひっくりめて愛する」という選択なんですね。

さて、Mさんならどうしますか??

こういう情熱的な状況になり嫉妬や怒りを掻き立てられるのは情熱系武闘派女子としては「望むところだ!」というところなのですが、問題はインパクトがあまりに大きいため「他人軸」になりやすい点と、その母・息子の関係に巻き込まれて「癒着」しやすいところです。

だから、そこは意地でも「自分軸」ということに目を向けたいところなのです。

*セミナー動画:ワークショップ「自分軸とは何?なぜ自分軸が大切なのか?どうしたら自分軸が確立できるのか?」
*文庫版『人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本』 (だいわ文庫)
*新書版『なぜ、あなたは他人の目が気になるのか?』(フォレスト出版)
『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)
「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)

Mさんの文章を拝見しても、その主語がほとんど「彼」ですよね。

だいぶ「彼軸」になってしまってるのかもしれません。

「あたしはなぜこの恋に足を突っ込んでしまったのか?あたしはこの恋から何を学ぼうとしているのか?この恋はあたしにとってどんな意味があるのか?」

そんなことをじっくりと考えていきます。

自分を軸におき、主体的にこの問題と向き合っていくのです。

そして、その情熱を自分自身に向けて「より素敵な女性」に成長する糧としていきたいところなのです。

「あたしはあたし、彼は彼」

その基本に立ち返り、常に「あたしはどうしたいのか?」に目を向けていたいところです。

すなわち、彼やその母とのことは横においといて、前半部分の自分の問題に意識を向けみてると、さぞかし美しい大人女子として成長されることと思われます。

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