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夫に限りませんが身近な人のイヤな行動はストレスになりますし、もちろん喧嘩の種にもなります。
しかし、相手をコントロールしても意味がない上に、実はそれって夫の問題なんですかね?という耳の痛いお話なのです。
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本日の価値観の違いについてのお話しを読んで、自分の愛を確かめています。
ですが、私の場合は、コロナやお金の価値観等とは比べものにならないくらい、アホらしいので、よく分からなくなりました。
主人は、テレビに登場するタレントや一般人を、見境なくけなし続けるのです。この間も、一般人の高校生に「アホの顔しとる!アホやぁ~!」と、言い続け、ご飯がまずくなりました。
それで、つい、「二流大卒の癖に!」と口に出てしまい、大変お腹立ちの様で、「お前なんか~~」と、今度は私をけなしまくって、どれだけ言っても気がすまないようでした。
この状況を愛で埋める事は、出来そうもなく、根本先生に、お便り致しました。
(Mさん)
そういうおっさん、いますよねー。
昭和的喫茶店とか大衆的居酒屋では常連のおっちゃんたちが政治やらタレントやらをけなし続けてるシーンによく出会うものです。
それを聞かされる方は気分が良いわけもないわけでやめてほしいと思う次第です。
で、こういうのも価値観の違いと言いますか、性格の違いと言いますか、なかなか受け入れられないことも多いものです。
それが先日の記事ですね。
>「夫婦間の価値観の違いをどう乗り越えたらいいか?~「愛を選ぶ」という境地に達するまでの意識の持ち方と取り組み方~」
特に「アホらしっ!」と思うことについては「愛を選ぶ?は?なんでやねん!」という反応が一般的かと思うんですよねー。
で、すでにMさんもお気づきかと思うのですが、
夫→テレビに登場する人をけなす。
妻→そんな夫をけなす。
という図式が成り立っていることは注目すべき点ですよね。
確かに「他人をけなすことはダメなことだ」とか「あんた人のこと言えんの?」とかツッコミどころは満載なのですが、そういうときに「正しさ」を盾にして「あなたが間違ってる!」という主張をしてしまうと「正しさの争い」になって喧嘩になってしまうのですね。
>この状況を愛で埋める事は、出来そうもなく、根本先生に、お便り致しました。
ということなんですけど、「出来そうもなく」というよりも「する気がなく」ということなんだろうと思います。ですよね?
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さて、こういう「なんでそういうことするわけ?」と相手の行動に疑問符が大量についてしまうことって少なからずあろうかと思います。
そうすると人は「正しさ」を使って、相手をコントロールしようとするわけですが、その戦略は多くの場合、失敗に終わるものです。
で、そういうときは「理解」が何よりも大事で、そういうときに心理学って非常に役立つものです。
>主人は、テレビに登場するタレントや一般人を、見境なくけなし続けるのです。
こういう人たちはどんな心理なのでしょう?
自己肯定感は高いんでしょうか?それとも低いのでしょうか?
今の自分に満足してるんでしょうか?それとも不満足なのでしょうか?
幸福度はどうでしょう?高いんでしょうか?低いんでしょうか?
そして、なぜ「テレビに登場する人」が相手なんでしょうか?
まあ、そういう風に質問されれば、そりゃあ、自己肯定感が低くて自信がなく、気が弱くていっぱい我慢しながら辛い人生を送っていらっしゃる方なんだろうなあ、という風にみなさん分かると思うんですよね。
それが居酒屋で隣に座ってるおっちゃんだったらスルーすればいいんですけれど、それが一緒に生活する夫だったら、そこで止まっちゃうのはもったいないですよね。
「なぜ、夫はそんなにも自分に自信が持てないのでしょう?」
「なぜ、夫は自分をそんなにも卑屈に扱っているのでしょう?」
「なぜ、夫はこのような現実を作ってしまうのでしょう?」
そこからさらに話は進むわけでして、
「そんな夫のために自分は何ができるのだろう?」
「夫の自己肯定感を高めてあげるために自分ができることは何だろう?」
というところまで考えられるわけですね。
この部分が「愛を選ぶ」ということですね。
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あ、心理学の基本を押さえておきますと、「なぜ他人をけなすのか?」と言えば、それは「投影の法則」が適用されまして、「自分のことをけなしまくっているから」というのが答えです。
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さて、そうした心理を理解していった上で自分には選択権があるんですよね。
「そんな夫と一緒にいる」
「そんな夫と距離をとる(別れる)」
その上で、この前者をMさんは選んでいらっしゃるんですよね?
その自覚を持っておくことも必要ですよね。
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さらに嫌な話をしますと「パートナーって鏡」って言われるんですよー。
ってことは、そういう態度を取り続ける夫って、自分自身でもあるんですよねー。
イヤですねえ、そんなこと言われたら。
納得なんてしたくないですよねえ?
ということで、そんなパートナーの姿を見て、自分を見つめ直す、ということが本流なのですね。
「自分の中にも誰かをけなしたり、バカにしたり、否定したり、攻撃したりしているところってないかなあ?」という風に見て行くわけです。
少なくともテレビに映っている人をけなしてる夫を否定している自分がいますよね?
他にはどうでしょうか?
他人を否定することはなくても自分自身を否定しているようなところとかありませんか?
って感じで、自分を見つめ直すんです。
そうして、「自己肯定感低くて、自分に自信がなくて、気が弱くて、犠牲的で、我慢ばかりしていて、辛いけれど何かを変える意欲はなくて、妥協して生きてるような自分っていないかなあ?」というところを見て行くんですね。
パートナーに映し出される自分というのは「シャドウ(影)」と言われる要素で、自分で認めたくない、見つめたくない、というものが多いのですね。
だから、むしろそういう部分はパートナーに押し付けて、パートナーの責任にして、自分は悪くない、という風に思いたいんですよね。
そして、もし、そういう自分を受け入れ、許していくところを目指すんですね。
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こういうケースでは「パートナーが自分のイヤな要素を見せてくれている」という風に解釈をします。
だからこそ、そういう自分を受け入れて、許していくのです。
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