婚活に行き詰まってるみなさんへ~楽しめてる?素の自分は出せてる?自分の気持ちに素直になれてる?~



「今週末、アプリで知り合った人とデートなんだけど気が重たい」というクライアントさんへのカウンセリングをベースに、その気持ちを解き明かしてみました。
婚活を頑張ろうとするあまり、自分じゃない自分になろうとしているのかもしれないのです。

今日も若干、新刊の「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)のプロモーションになるかもしれないんですけど、本文はあまり関係ないので気軽に読み進めていただけたらと思います。

が、とりあえず「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)買ってくださいました?笑

感想などもお待ちしてますので、ぜひお聞かせくださいませー!

さて、先日、数年来のお客様と「婚活」についてカウンセリングをしておりました。
彼女は元々不倫にハマるパターンが続いていて、そこを脱却し、しばらくは静養していたものの昨年より本格的に婚活を始められました。

30代も半ば近いということで焦りもあり、また、今まで不倫以外にまともな恋愛をしてこなかったのでふつうに出会える自信もなく、ここはアプリなり相談所なりに頼ってみようと思われたわけです。(コロナ禍で合コンは壊滅的でしたし)

で、最近はちゃんとコミュニケーションを取れる人も増えてきて(この表現は分かりにくいんですけど、婚活中の方はきっと共感してくれるはず!)、デートしたりしているのですけど、まあ、「これぞ!」という人に出会えないという話が最近の主流なわけですね。(これも婚活中の方は大いに共感してくださると思います)

見た目も性格も本人が言うほどに悪くないので(失礼!笑)、それなりの引きはあるわけですが、どうも彼女の腰が重たいわけです。

で、前々回お会いした時も「今週末はちょっといいかな、と思っている人とドライブに行くんですけど」とおっしゃいまして、その表情はまるで戦地に赴く兵士のような覚悟と悲壮感を漂わせておりました。

その人のことは「まあ悪くないな」と思っている。
話はけっこうできる。趣味も合う方だと思う。
見た目も悪くないし、仕事もちゃんとしている。
自分のことはだいぶ気に入ってくれているみたい。
今まで3回会って告白されたし、イヤな気分ではないので「仮交際」にした。
誠実でとても良い人だとは思う。
けど、このまま続けていいのか分からないし、素直に喜べない。
友達に軽く話したらかなり応援してくれているが、そのテンションに自分が付いていけない。
週末のことを考えると正直気が重い。
そんな自分が彼とデートするのは彼に申し訳ないんじゃないかと思う。

そんなことをつらつらと話していました。

「早めに神楽坂に着いたのでぶらぶらしてたんですけど、ここで恋人とデートしたら楽しいだろうなあ、と思ったんですが、それは彼じゃないんですよね。でも、誰ってわけでもないんですけど。根本さんのところに来るのはちょっと怖いけど楽しみでもあるんですが、今週末のことは正直、気持ちが重たいんです。」とのこと。

なので「そこで前の不倫相手が浮かばなかったってことはだいぶ手放せたってことだよね~」なんて返して「たしかに!そうかも!」とおっしゃってたんですけど、

「楽しめないってのはしんどいわね」

というと、また顔を曇らせて「そうなんです。悪い人じゃないし、ふつうなら上モノと出会えた!って喜ぶべき彼なんですけどね」とおっしゃいます。

結婚がしたくて、あるいは、恋人が欲しくて婚活しているはずなのに、なぜか楽しめない。
相手が気に入ってくれてることに対して、罪悪感を抱いてしまう。
自分も悪くないなあ、と思っているのに明るい未来が全然描けない。
だからと言ってダークな未来も浮かばない。

結婚したいんだったらちゃんと彼とデートすべき、という思い込みが強くて、全然楽しめない。むしろ、会社に行く方がまだ気持ちは楽。

そんなんじゃ結婚できないし、そもそもあたしは結婚したいのか分からなくなってきた。

そんな話になっていって表情は冴えません。

好きな人とのドライブだったらヨダレ垂らしてウホウホな計画立ててとびっきりのオシャレをして、当然勝負パンツもばっちり用意してワクワクしながら決戦に挑むはずが、いや、もちろん、それなりの装備は用意すると思うんですけど、心は沈んでるんです。

「そっかー。やっぱり○○ちゃんは愛人向きってことなんかなあ?その方が楽だもんね」とボソッと言うと「は?お前、何言うてんねん」といきなりカバンの中からドイツ国防軍の制式拳銃であるワルサーP38を取り出したので思わずハングアップしてしまいました。笑

そういうとき、カウンセラーとしてはクライアントを茶化したり、落としたりする発言は慎むべきですよねえ。ええ、反省してますよ、もちろん(棒読み)。

とはいえ、本の帯でスーパーカウンセラーといじられた私ですから、ちょっとそれらしきことを見ていくのですね。

こういうマインドになってしまうときって考えられる原因ってめちゃくちゃいっぱいあります。
ざっと羅列してみます。

〇過去の恋の痛みがまだ癒えてない。まだ昔の男を引きずってる。
〇家族や過去の恋が原因で「親密感への怖れ」がある。
〇一人に慣れ過ぎていて、恋人ができる、ということが違和感しかない。
〇女としての自信がなくて、愛され続ける自信もないのでさっさと逃げたい。
〇相手に気に入られるために過剰に頑張りすぎてしまうので疲れる。
〇セクシャリティのブロックが強く、女として見られることに抵抗がある。
〇自分は男性経験が豊富なので相手に引かれてしまうじゃないかと危惧してる。
〇罪悪感が根強いので相手を傷つけてしまう、壊してしまうことを怖れている。
〇男性不信・男性嫌悪が実は強く、男性と近づくことが感情的に抵抗している。
〇そもそも「楽しい恋愛」という経験がなく、我慢や犠牲のイメージが強すぎる。
〇自立しすぎているのでパートナーを持つことが面倒になっている。
〇両親や過去の恋愛の影響で、恋愛は我慢して相手に合わせるものと思い込んでいる。
〇自分が彼を愛し続ける自信が全くなく、それは相手に対して失礼だと思っている。
〇自分は幸せになっちゃいけないような気がしていて、気に入られると逃げたくなる。
〇ちゃんとやらないとうまくいかないと思い込んでいて緊張してしまう。
〇無理しないと、頑張らないと関係を続けていくことが難しいと思い込んでいる。
〇1対1の対等な関係だと引け目、負い目を感じて重たく感じてしまう。
〇素の自分を出したら嫌われると思っているのでいつも演技してしまう。
〇自分は欲張り/わがまま/性欲強い/めんどくさい女などの思い込みが強いので、相手に迷惑をかけると思っている。
〇男性とのコミュニケーションがそもそも得意ではないので常に緊張してしまう。

ざっくり20個ほど挙げてみました。
もちろん、ほかにもあると思いますし、一つじゃなくて関連していくつもの項目に当てはまったりするんですけど、どうでしょう?心当たりありません?

彼女の場合は過去の恋とかセクシャリティブロックとか親密感への怖れ的な奴はけっこう扱ってきたのですが、やはり「実践」となると改めてその問題が出てきたり、今まで気づかなかった別の問題が出てきたりします。

カウンセリングの現場なので、そこでその重たい感情をひとつひとつ見ていくことにしました。

「なんで楽しめないんだろう?」
「なんでそんな重たい気持ちになるんだろう?」
「なんで彼から逃げたくなるんだろう?」
「なんで明るい未来が描けないんだろう?」

その理由を“感情的”に見ていくんです。

「そういえば男の人とデートして楽しいと思ったことってあまりないかも。いつも気を使ってたり、我慢して相手に合わせたり、自分を出せなかったりしていたかも。」

「ちゃんとしなきゃ嫌われると思ってるんですかね?相手の機嫌を損ねてはいけない、とか、ちゃんと相手を喜ばせなきゃいけないってすごく思ってるかも。」

「私が恋人とラブラブで仲良くうまく行くってイメージが全然なくて。気に入ってもらってるんだからもっと素直に喜べばいいと思うんですが、彼が私のことを気に入れば気に入るほどそれに応えられなくて気分が沈むんです。申し訳ないことですけれど。」

「このままうまく行くって全然思えないんですよね。どこかで自分が彼に失望したり、彼にがっかりされるんじゃないかと思って、いいのは今だけだと思っちゃうんです。」

そんな話を彼女はしていたと思います。(たぶん、忘れてるので創作もあると思います。)

カウンセリングの効果もたぶんあって、ここ数年、彼女は「自分らしい自分」で生きられるようになってきました。

泥沼化していた不倫の恋も自分で決着をつけ、それはそれでいい恋だった、と思えるようになり、彼の幸せだって祈れるようになりました。

たまに彼からお誘いの連絡が来るそうですが、それに動揺せず、No!と言える自分になれました。

あまり好きじゃなかった仕事も在宅勤務と時差出勤のおかげで楽しくなり、人間関係も良好になったのでとても楽になりました。

けれど、その一方で、男女関係についてはここ数年、動きはなかったんですよね。

だから「一人で日常を楽しめるようになったし、元気になったし、楽になった」んです。

そこに「そろそろ恋人が欲しいっていうか結婚もしたいなあ、いい年だしなあ」という思いが出て婚活を始めたんですが、そうすると「今の楽しい一人生活」が終わっちゃうような気がしてるんです。

つまり、自立系武闘派女子のクライアントさんがよくおっしゃる「セックスがない以外は楽しい毎日」を成し遂げられていたのですね。

こういう状態を私は密かに「ほぼ自己完結生活」と呼んでいます。

“ほぼ”というのはその男女の営みがない状態だからで、それ以外はほんと充実して楽しい日々を送っていらっしゃるわけです。

しかし、人はそこで「考える」のです。

「このまま一人で生きていくのはさすがに寂しい」(けど、今は寂しくないんだよね?)

「将来のことを考えるとずっと一人ってのは嫌だなと思う」(けど、今の生活はイヤじゃないんだよね?)

「周りを見ると結婚してる人が多いから取り残されてる気がする」(けど、今の生活って楽しいんじゃないの?)

「たまに一人だとつまんないときがあって恋人がいたらいいなあと思う」(けど、そう思うのって月に何日あるの?)

「排卵日とか生理前とか性欲がすごく強くなる時に男が欲しいと思う」(女性用風俗って手もあるけどそれは違うか。)

で、まわりまわって「なんで○○ちゃんは婚活してるの?」というそもそも論にたどり着くんです。

「恋をするのってドキドキワクワクして、それが楽しいんじゃないの?なんか義務的な感じで、しなきゃいけない仕事みたいに捉えてない?ほんとに結婚がしたいの?今の生活でそんな不便を感じてるの?」

イヤな質問ですよねえ。

素直な彼女はそういう質問をするとちょっとぶすーっとして(つまりはイラっとして)、「そりゃそうですけどー。将来のことは考えるな!って言いたいのかもしれませんけど、そういうわけにもいかないじゃないですかー!」と反論されるわけですね。(それは正しい!)

つまり、婚活をすることってのは「保険」みたいなもので、将来に備えるためのもののように捉えてるんです。

けど、みなさんちょっと想像してみてください。

生命保険に入ってる方もいらっしゃると思いますけど、それって積極的に入りました?
「今は必要ないけど将来のことを考えて」とか「今のうちに入っておけば保険料も安いし」とか、けっこう思考的になってませんでしたか?

「今は必要性を感じていないんだけど、このままはマズい」という思考(推測)によって婚活をするのって楽しいわけがないと思うんですよね。

恋が好き!
男が好き!
二人で色々楽しみたい!
喜びを一緒に共有できる人が欲しい!
心を許せる人が欲しい!
愛し、愛される関係が幸せだ!

そういうワクワクした思いがないと、長丁場になることの多い婚活ってだんだん疲れちゃうと思いませんか?

もちろん、一部の人はそうした感情よりも、「めちゃくちゃ子どもを産みたいから」「結婚して早く家を建てたい」「親を安心させたいし、孫を早く見せてあげたい」「結婚して専業主婦になりたい」のような思い(感情)が強く、淡々と婚活を進められる人もいます。

私のクライアントさんにもいらっしゃいますが、そういう方は客観的に見れば「流れ作業」のような形で、非常に多くの方と出会い、デートをし、そして、いい人を見つけて結果を出されます。

それこそ2年で数百人の人と会う人も珍しくなく、毎週土日はすべて婚活にささげてる方も少なくないものです。

しかし、そういうタイプではなく「恋を楽しみたい!人生を面白くしたい!充実感を味わえる日々を送りたい!」という気持ちが主流の方は、基本的に楽しくないことはしたくないんですね。

「将来のためを思って」と婚活するのはイヤなんです。
「今を楽しみたい!」のです。

だから、「ほぼ自己完結生活」を楽しく過ごされてる方は、そこに楽しくない、めんどくさいことは入れたくないのですね。

だから、週末のデートが気が重たいわけです。

そういう方はよく「土曜日にアプリで知り合った人とご飯に行く予定だったんだけど、仲のいい友達から誘われたのでリスケしてもらっちゃった!てへ」なんてことをふつうにしちゃうわけですね。

じゃあ、どうしたらいいのか。私が彼女にしたアドバイスを参考にしていただければと思います。

「○○ちゃんてさあ、いい女だと思うんだよね。
(具体的に良いところをたくさん挙げてみた。)
だからさ、彼の前で素を出すことを目指したらいいと思うんだよね。彼を楽しませようとか、彼に合わせようとかせずに、そのままの自分を出すようにしたらいいのよね。
ドライブ行くんでしょ?その先に自分なりの楽しみを見出すといいんだよね。
今なら紅葉?じゃあ、きれいな写真撮るとか、美味しい団子屋さん調べとくとか、ドライブの後に行く飯を自分が選ぶとか、自分の喜びをそこにぶち込むのよね。
温泉好きじゃん?だったら、その先に温泉とかないの?メイクしてるからとか髪が濡れるからとか気にせずにさ。そこで風呂入って癒されたら気分も変わるわけじゃん?
風呂上がりの○○ちゃんに彼がまた惚れるかもよ。まあ、それはそれでめんどくさいかもしれんけど。
でも、そうして素の自分で振舞ってそれでダメならしょうがないじゃん。
とにかく自分なりに“楽しもう!”と意識することを最優先にしてみたらよいのよ。
その楽しむことに関してはここ数年だいぶできるようになったでしょ?
つまんなかった仕事も楽しくなったし、趣味だって見つけたし、在宅勤務で家をきれいにしたし、いろいろやってきたじゃない?
そこで男と絡むと昔の自分が出てきちゃうんだけど、この数年の自分の変化を恋愛に応用するときなのよねー。
だから、自分なりの楽しみを出してさ、それでダメならそれでいいじゃん。
また愚痴を聞いてあげるからさ。ふふふ。そこで、いじっちゃったらごめんな。先、言うとくわ。」

まあ、そんな言葉を聞いて彼女はすっきりしたそうで、「とりあえずインスタ見まくって面白いとこ探してみる」と張り切って帰っていきました。

で、前回のカウンセリング。

「ヤバい。彼にめっちゃ気に入られたかもしれん。前より彼の熱量上がってる気がする。けっこう好きに振舞ったらそれが良かったみたいで。ドライブ、意外と楽しかったし、意外な共通点も見つかったし、盛り上がって。で、温泉にも入ったら、彼の目つきがエロくなってて笑えたし。自分もそんな彼がイヤじゃなくなってきたし。」

そこで、思わず「え?そうなん?おもんな」とつい言ってしまったので、再びワルサーP38を取り出されたのですけれど、でも、やっぱりやることは同じ。

そこでさらに彼の前で素を出せること、ありのままの自分を表現していくこと、言いたいことを言葉にすること、、、つまりは、「裸の自分を見せること」をテーマにセッションを進めていきました。

それは「彼との関係がどんどん楽しくなるにはどういう自分になったらいい?」というテーマがベースにあります。

長々と書いてきましたが、要するに「楽しめてる?楽しくなるにはどうしたらいい?」ということを考えること、そして、「今の自分の感情にとことん素直になること。考えるんじゃなくて感じること!」という2点がとても大切ですよ、という話です。

結局素の自分で勝負するしかないんだからいかに素を出していくのか?が将来を考えるならなおさら重要だと思うんですよね。

そのためには「自分を甘やかす」ということが実は大事で、頑張りすぎ、期待に応えすぎ、抱え込みすぎ、一人で考えすぎ、などの自分に厳しい方は根本さんやお弟子さんのカウンセリングを受けるか、この本を熟読したり、セミナーに突撃されると良いと思うのです。(結局ステマ!笑)

「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)

*柏/オンライン:1/14(金)19:00-20:30 NHK文化センター柏教室「今日こそ、自分を甘やかす。~厳しすぎる自分から自然体な自分へ~」

*東京/オンライン:1/30(日)13:00-17:00 「○○すぎる人のための自分を徹底的に甘やかす講座~もっと深く自分を許し、愛する~」


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 『婚活に行き詰まるみなさんへ。楽しんでる?義務になってない?
 


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