私の過去を受け止めてくれた彼のことを疑い、怖いと思ってしまいます。



今までそんな風に優しくされたことがないのであれば、当然ながら疑い、怖れを抱くのは当然だと思います。「慣れ」の問題ですねー。
でも、そこには「投影の法則」が隠れていまして、過去の人と今の人を同一視してしまっている自分がいるのです。

初めまして、何かのネタになれば…と思って送らせていただきました。
もし、似たようなご相談を受けていたらすみません…。(探しきれなかったので、もう一度お話いただきたいなーと思いました。お手数をおかけします…。)

いつもブログを拝読していまして、今まで自分がたっぷり恐れやわがままや、なんやかんやを溜め込んでいるとは気づかずにきましたが、最近、やっと少しずつ自分で分かるようになってきました。

今回、相談させて頂きたいのは恋人のことです。

彼は私の至らないところ、コンプレックス諸々を受け止めて「そんなところも好き」と言ってくれます。自己肯定感が少し上がった(と思っているのですが)私は彼の言葉を嬉しく思っていました。

そして、最近になってもっと深い恐れの根源に触れました。

それは私の父親のことで、幼い頃から私が駄々をこねたり、何か嫌なことがあって泣き喚いたりするとすぐ怒って、

「甘えるやつは嫌い(甘えるな)」
「泣いてもどうにもならない」
「もう知らないから」
「そんなふうに駄々をこねるやつは、自分の子どもじゃない」

と突き放されたり、無視されたりしました。おそらく、そのときのことがずっと心に残っていて、また今まで男性から疎まれたことも多々あって、男の人に恐怖感があります。

そのことに気づいたとき、涙がこぼれて彼に泣きながら当時のことを話したら、「もっと甘えていい」「ちゃんと話聞くよ」「自分が守るから」などなど。びっくりするような反応が返ってきました。

問題はここからで、そんなふうに私の過去を受け止めてくれた彼なのに、どうしても彼の言葉を疑ってしまいます。怖いとも思ってしまいます。

「ほんとうに?ほんとうに好きなの?」
「なんでそこまでしてくれるの?」
「また信用して裏切られたくない(もう傷つきたくない)」

これは、もしかして親密感の恐れリターンズなのでしょうか?
とうとう、ラスボス(あるいは中ボス?)が登場したのでしょうか?

もし、そうだったとしたら、私はどうやってこの気持ちに打ち勝てばいいのでしょうか…。

よろしければ、ご教示いただければと思います。お願いします。
(Kさん)

あら、そんな素敵な彼氏がいるって惚気話ですか?そんなの男日照りが続いて渇き切っている女子たちが暴動起こしますよ?(笑)

でも、そこは同じかもしれませんけどね。彼の優しさを受け取れないってところ。

一言でまとめちまえば「慣れ」の問題だと思います。
“親密感の怖れ第二章”でもあるけれど、「慣れ」が大きいと思います。

Kさんも今まで虎の穴で生まれ育ち、戦場を渡り歩いてきたのでしょう?
それがいきなり平和で穏やかな街にやってきたとしたら、そこで展開される世界は信じられないものがあるでしょう。

お父様からスパルタで育てられたKさんからすれば、彼の優しい言葉が信じられないのも無理はありません。

「裏があるに決まってる」
「そうやって私をその気にさせて何か金品を巻き上げようとしているのでは?」
「そんな風に油断させて、私を海外に売り飛ばす気だろう?」

そんな風に思っちゃうんでしょう?

あるあるっすよね。

武闘派女子なみなさまからすれば、「うん、気を付けた方がいいよ。そういう優しい男ほどあとでとんでもないことしよるから」と警告を鳴らしたくなるかと思います。

今まで生きてきた世界と全然違う態度を採られたのならば、そりゃあ、ビビるし、不安になるし、怖いし、疑うもんだと思います。

今までブラック企業を渡り歩いてきた人が超ホワイト企業に転職しました。
残業もなし、休暇も自由に取り放題、ノルマもなく、上司も同僚も温和。困ったときは助け合い、それでいて給料も良い。
・・・天国じゃあ・・・と思いつつ、ヤバい、こんなところにいたら自分がダメになる、と焦り始める武闘派女子もいました。

それまで付き合った男たちは彼女を自分の都合がいいように振り回していました。セックスも自分本位で全然愛情が感じられないもの。彼女は自分が風俗嬢か何かのようにしか思えませんでした。
それがあるとき出会った男性は既婚者だったけれど、すごく優しくて、丁寧に愛撫してくれて、彼女を気遣ってくれるセックスをしてくれました。
初めてセックスの喜びに目覚める一方で、このままでは彼から離れられなくなる、と不安を感じてしまいました。

・・・Kさんと似た話かもしれませんねー。

だから、彼には「あなたの優しさはとても嬉しいし、ありがたいのだけど、今までそんな思いをしたことがないから怖くて、不安なの。慣れるまでもう少し時間がかかるみたいだから、それまで気長に付き合ってください。」と三つ指ついてお願いするといいですよ。

さて、その上で、本丸を攻めることにしましょうか。(こういう言い方をするとやる気になるのが武闘派ですね)

お父さん、だいぶスパルタなタイプですね。
ただ、そんなお父さんは昔はたくさんおりまして、特に軍国主義の名残が強い時代は、そういう態度を採ることが父親の一般形だったんです。
(だいたい、昭和30年代生まれくらいまでは軍国主義の影響を強く受けた父親が多いはずです。その父親が終戦時に大人になっていたので。)

今のようにお父さんが子どもたちの話に耳を傾けたり、一緒に遊んだり、家事をしたり、というのは、ほんとにずっと後になってのことです。

まあ、かつての父親(男性)というのは、直接的な愛情表現はタブーでしたからねー。
そういうのは「女々しい、男らしくない」とされていました。
だから、むしろ、愛情を示す言葉を“知らない”人もすごく多いのです。

「愛してる」とか「好き」とか「かわいい」などの言葉が辞書にないわけです。

だから、今の30代以降で、父親に褒められて育った人というのはあまり多くないのが現実だと思います。

だから、そこで見るべきポイントのひとつめは、

◎あなたのお父さんはどんな風に愛情を示す人でしたか?

ということです。Kさんのお父さんも言葉では愛情を示せない人ですよね?では、どんな方法で彼は愛情を示してくれたのか?を考えてみてください。

そんな不器用なお父ちゃんたちのよくある愛し方をいくつか紹介しましょう。

・見守る
・黙ってお金を出す
・モノを与える
・こうした方がいい、ああした方がいいと口出しする
・あれこれ心配する
・教育熱心になる

まあ、言葉ではなく態度で示すのが彼らのやり方ですし、子どもからすれば「そんなの愛情じゃねーよ」と思えるものも多いわけですが、彼らの立場に立って見ればそれは愛情なんだ、というものが色々とあるものです。

だから、「お父ちゃんにも愛情があったんだな」という前提で見てみないと何も出てこないかもしれません。

さて、それと同時に、Kさんが抱えている「男性不信・男性恐怖」について見つめて参りましょう。

◎お父さんとの関係で嫌だったこと、ムカついたこと、悲しかったことを書き出してみる。

◎その他、男たちとの関係で嫌だったこと、ムカついたこと、悲しかったことなどを書き出す。

◎お父さんや男たちに対して「我慢したこと」「気を使ったこと」「犠牲したこと」などを書き出す。

◎男たちの何が嫌いなのか?何が嫌なのか?何が怖いのか?を書き出す。

その辺でだいぶ気持ちの整理が付くと同時に、「今の恋人は今まで出会った男と全然ちゃうやん?」と思えて、ますます感謝や愛情が出てくるんじゃないでしょうか。

少しちゃんとした話をしましょう(笑)

>そんなふうに私の過去を受け止めてくれた彼なのに、どうしても彼の言葉を疑ってしまいます。怖いとも思ってしまいます。

こういう風に感じてしまうのは、彼に過去の男たちを「投影」しているからなんです。

過去の男たちと彼を同じように見ているんですね。

つまり、彼自身を見ているのではなく、彼の背後に蠢く過去の男たちの幻影に惑わされてしまっているのです。

もちろん、これは誰にも起こりうることです。

皆さんの中にも「男って○○なんだよね」というデータがしっかり入り込んでいると思うんですね。それは過去の男たちから収集したデータなのですが、今、目の前にいる男とは無関係であるはずなんです。

ところが、そこを同一視してしまうので、「この男もきっと○○だわ」と思い込んでしまうようになります。

そして、そう思い込むとそんな風に彼を誘導しちゃうこともあって、「やっぱりこいつも○○だったわ」という結論を招くことになります。

もちろん、その思い込みはネガティブなものであっても「自分の心を守るため」に使われます。

「男って○○なんだわ」と思い込むことは、自分を守るための盾になり、鎧になります。
そうすると「○○な事件」が起きたとしても、「やっぱりそうだわね」と思えるので、傷つかずに済むわけです。

でも、それって彼にしてみれば迷惑な話でして、「あんたも今までの男と同様、○○なんでしょ?」って決めつけられるのはいい気分じゃないですよね?
(逆の立場を考えてみれば分かりやすい)

だから、きちんと「過去の男」と「目の前の彼氏」を区別して捉えられるようになりたいものです。

その方法が、先ほど紹介したいくつかの質問でして、それによってだいぶ線引きができるようになると思うんです。

「ああ、今までの男は○○だったけど、彼は△△なんだなあ」

「ふつうの男は○○するんだけど、彼は××なんだ」

そんな風に切り分けられると、より彼の優しさや愛情が受け取れるようになると思うんです。

そして、そういう彼と出会えたこと、そういう彼から愛されること、それはKさん自身が変化し、成長した証だと捉えて、自分のことも思い切り褒めてあげましょう。

(どこかのブログのお陰で)自己肯定感があがったのかもしれないし、(誰かのセミナーで)いい女度がアップしたのかもしれませんから、各方面に感謝することもお忘れなく!(笑)

ついでにもう2つほど宿題を出すならば、こんなテーマはいかがでしょう?

◎私が彼に愛されるにふさわしい理由を30個見付ける。

◎私がほんとうは男好きである理由を30個見付ける。

さあ、レッツトライ!

★さて、自分の人生とがっつり向き合ってみましょうか!

東京:1/12(日)11:00-18:00 愛で問題を解決する1DAYセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/32857

★自分に自信を持つ=自己肯定感をあげる、ということで、おすすめです。

『自己肯定感をあげる3daysプログラム』
東京:2/9(日)、3/8(日)、4/12(日)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31475

★パートナーシップや女性性に触れる。

東京:2/11(火祝)13:00-16:00 【男性から愛され続ける女になる!】見て、感じて、実践できる大人の女性向け恋愛・不倫恋愛セミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/33164

今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!

「彼の優しさを怖いと思ってしまうのは過去の痛みが出てきたから」
https://voicy.jp/channel/962/66446

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