それは「元カレ」への執着なの?それとも「その恋」への執着なの?



元カレのインパクトが強いと、どうしてもその時の恋を忘れられずに執着してしまい、元カレが理想のパートナーになってしまうことも情熱の女であればよく起きることですね。
ただ、そこで気を付けたいのは「元カレへの執着」と「その恋への執着」は違う、ということなんです。

こんにちは。
昨年11月にセミナーに参加し、じゃんけんで勝って本を頂き、お礼のメールを送り、そしてお返事を頂いた、40歳のシングルマザーです。
お返事を頂いてとても嬉しかったです! どうもありがとうございます!
…5ヶ月後にお礼を言うのも何かなーと思いますが、本当にありがとうございました。

今日はご相談があり、メールしました。ネタにしてもらえると嬉しいです。

——-

私は、超自立・ロックマン・超ハードワーカーな元彼に、1年10カ月前にふられました。
私はその後も元彼を思い続けていましたが、4カ月前に再度ふられました。

その後私は、自分をさらけ出す&女性性開放に取り組んできました。
私は5年前から心理学にお世話になり、お陰で自己肯定感も上がりましたが、その割に恋愛がうまくいかないのは、私が自立系・ロックウーマン気味だからかなと思ったためです。

1カ月前には婚活して、超自立・ロックマン・ハードワーカーな新彼もできました。
けっこう私のタイプですが、元彼と比べると、波長の合い具合・運命の相手感が弱いので、新彼のことはまあまあ好き、今はまあまあ幸せという感じです。

自分の中で「こういうパートナーとこういう未来を築きたい」というイメージがあるのですが、「こういうパートナー」=ほぼ「元彼」なんです。
婚活も「元彼との再会に向け、自分をさらけ出す&女性性開放の実践練習を行う場」、新彼も「ロックマンと幸せに付き合う練習」という意識があります。

とは言え、元彼は音信不通なので、自分の描く幸せな未来のイメージは、現実的でないし元彼軸なのかとも思って、モヤモヤします。
そして、このモヤモヤ感ある未来に向けて自分で道を選び(新彼をつくり)、今はまあまあ幸せですが、ワクワク感が足りずに満足できていない自分がいます。

こういう感覚って、どうすればいいでしょうか?
(Nさん)

元彼→超自立・ロックマン・超ハードワーカー
新彼→超自立・ロックマン・ハードワーカー

ということで、新彼にはもうちょっとハードワーカーになっていただきたい、というところなんでしょうか。
それともロックマン度合いがまだまだ足りねえ、とお感じなんでしょうか。

・・・まあ、それにしてもみなさん、ほんま好きねえ・・・(笑)

とりあえず、「ロックマンてなんだ?」という方は下記リンクを参考にしてください。
それぞれのページにはたくさんロックマン記事へのリンクがあってきっと迷子になっちゃうと思うので、ちゃんとここに戻って来てねっ!(笑)

○ロックマンとは?野良猫男子とは?そして、そのの違いとは?
https://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/13698
○ロックマンとは?~その傾向と対策、50選~
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/12298

よく「野良猫の野良猫好き」とか「ロックウーマンはロックマンを愛する」なんて表現をするんですけど、やっぱり「似た者同士」なんですよねー。
なので、ロックウーマンの自覚があるNさんとしてはやはり彼らが標的になるわけですね。

で、

>自分の中で「こういうパートナーとこういう未来を築きたい」というイメージがあるのですが、「こういうパートナー」=ほぼ「元彼」なんです。

という話なんですけど、ちょっとここでいくつか聞いておきたいことがありまして(といってもブログなんで一方通行になっちまうのはご了承ください)。

・元カレと付き合う前から、そのイメージがあったの?ということは、元カレはイメージ通りの男だったということ?

・それとも元カレと付き合っているうちにそのイメージができあがったの?

・そのイメージの中にある「こういうパートナー」は、音信不通をふつうにかましてくる奴なの?

・・・とまあ、カウンセラーなんで、色々と聞いておきたいところがあって、その上でおもむろに「それはですねえ・・・」と語り出すスタイルでやってます(笑)

とはいえ、その答えの如何に関わらずお伝えできることもありまして(きっとそれが中核)、すなわち、「執着してるってことですよね?」という話です。

インパクト大な人とお付き合いして、その後、残念な結果になると、どうしたってその彼に執着しちまうもんです。
ちょうど執着の本を書き上げたばかりなので(2020年発売に延びそうです!)、そんな事例をたくさん思い出しておりました。

インパクトが強い彼に対して、情熱の炎をガンガン燃やして全力で体当たりする恋をすると、どうしてもその恋の余韻が残りやすくなります。

その彼が「私が本気を出すのに申し分ない相手」だったこともその要因ですが、何よりも執着してしまうのは「そこまで本気になった恋」そのものに対してなのかもしれないんです。

だから、それだけ情熱をぶち込んで本気になれる彼=理想のパートナーという風に思い込みやすいのです。

実際あった話なんですけど、ロックマン氏と壮絶な恋をして別れたのちに普通の人と結婚して退屈していた武闘派女子がいるんです。別れて数年後、ふとした縁でそのロックマン氏と再会することになりました。。
向こうは数年経っても中身は変わらず「ヤらせろ」的なノリで迫ってくるんですけど、彼女、びっくりするほどに彼に食指が動かなかったんです。
その気満々で新しいTバックに、デコルテを強調した超ミニワンピースでデートに行ったにも関わらず!!(分かりやすいファッションですが、ロックマン氏にはその方が有効なのは確かです)

それだけ情熱的な本気の恋をするには、彼のキャラや態度などももちろん重要ですが、そのときの自分の状況、体調、気分、年齢、知識、経験、環境、出会い方、運命、波長、体の相性、笑いのツボ、味の好みなどのあらゆる要因が寄与します。

だから、その情熱的かつ本気の恋をしたのは「彼」のお陰だけではないのですね。

でも、どうしたってそう思っちまうものですから、「過去最高の恋愛をした彼=理想のパートナー」という風になってしまいます。

みなさんもこんな体験ありません?
「20歳の頃に素敵!!こんな人と恋がしたいー!!」と思っていたタイプの男性に、30歳になって出会ったら「つまんねー、おもんねー、なんじゃこいつ?」と思っちゃったこと。

だから、過去の男を理想のパートナーにしちゃうのは、彼にとっては少し荷が重い話なのかもしれません。

その辺は「元カレ」に執着しているのか?「その恋」そのものに執着しているのか?は見分けを付けといた方が良さそうです。

すなわち、「あれだけ情熱的に燃え盛って熱い時間を過ごしたことが忘れられなーい!!そんな恋を演出してくれたあの男がやっぱりいい!!!」なんて風に思っている可能性が少なくないのです。

さて、Nさんの話に戻りましょう。

その元カレのインパクトが強いと、どうしたってリベンジを果たしたいと武闘派ならば思うものです。

>婚活も「元彼との再会に向け、自分をさらけ出す&女性性開放の実践練習を行う場」、新彼も「ロックマンと幸せに付き合う練習」という意識があります。

そうそう、そんな風に婚活も次なる恋もリハビリであり、トレーニングになるんですよね!
その辺はさすがアスリートだなあ。

トレーニングをするのはますますいい女になるだけなので全然問題ないんですけれど、残念ながら、その元カレの幻影を追いかけているうちは「幸せ~♪」は感じにくいのも事実です。

で、どうするか?

Nさんがチラッと書いてらっしゃる「元彼軸」というのが試験に出るポイントかもしれませんぜ。

元カレと付き合ってる間は「彼軸」になっていませんでしたか?
別れたから「元彼軸」になっちまったんでしょうか?

要するに「あの恋に執着してるんでねぇか?」という風に私は見ているってことです。

だから、少なくても「元カレ軸」を「自分軸」に戻してあげるのは大切な試みだと思います。

※自分軸に戻るための本

『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)

「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)

とはいえ、元カレやその恋を手放す覚悟はできてますか?

よかったらこのDVDでも見て実践してみてください。

セミナーDVD『本気の手放しワーク』

とはいえ、「手放す」には「覚悟」が必要でね。
こうして根本さんに言われたから手放さなきゃ、と思っても、モチベーションは低いわけですよ。

私の場合、元カレへの執着が強すぎて、今の彼を愛せない、今の結婚に退屈しか感じない、と言われたときにすぐに「執着手放しましょ!」なんて提案しないのは、モチベーションが伴ってないからなんです。

ちょっと私の想像(妄想)が入るので、Nさんの話からずれていたら申し訳ないのですが、過去の恋に執着しているとき、私たちは「今」に生きられていません。

新彼がいても、元カレとのことを思い出すならば、それは「過去」に生きてる証ですよね。

「あの頃はこうじゃなかったのになあ」とか「あの頃はよかったなあ」というおっさんの昔話を聞いて閉口した経験はありませんか???

それに似た状態になっちまってるのかもしれません。

でも、その彼のインパクトが強くて、その恋の体験がしびれるくらい感動的だったとするならば、そうなってしまうのも自然なことです。

だから、過去の住人になってしまうのも悪いことではないし、今の自分には必要なことだと思っています。

つまり、それは良くないからやめな!とはとても言えないのです。

だから、根本さんはそんな話をした上で、こうお聞きするんです。

「で、どうしたいの?」
「で、どうする?」

しばらくここに留まってもいいし、抜け出してもいいし、それは自由です。

旅の疲れを癒すために立ち寄ったオアシスにいつまで滞在するかは旅人自身が決めることができます。

だから、「手放したくなったらそう言うてくれたらいいし、しばらくここにいるって言うんなら、骨を休めるのも悪くねえよ」なんて、あちこちの方言を交えてお伝えしているわけです。

さあ、Nさんはどうしたいのでしょう?

もう一度、元カレにアタックする、ということもできるし、今の彼を愛する、という選択肢もあるし、元カレ以上に情熱的な恋ができる男を探す、というのもできるし、しばらく男はいらねーや、という選択もあるし、選び放題です。

頭で考えるのではなく、心で選択してみましょう。

ま、私は意外と気長なんで、その辺はテキトーにお付き合いしますんで、焦らずに。

★そんなロックマン氏の取り扱いや、過去の恋への執着についても学べるセミナー

○大阪:9/7(土)11:00-18:00 自立系武闘派女子のための1DAYセミナー~親密感への怖れを手放す~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/29813

○名古屋:9/22(日)14:00-17:00 自立系武闘派女子のための恋愛講座~幸せなパートナーシップってなんだ?~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31844

★自分軸になること、その上で、自己肯定感をあげること、を主題にしております。

『自己肯定感をあげる3daysプログラム』

名古屋:10/19(土)、11/16(土)、12/15(日)
大阪:10/20(日)、11/17(日)、12/14(土)

https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31475

★疲れた時は同志に相談するとなおよいと思う。
http://cocoronooffice.jp/#counselor

 ☆オンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」
 >https://cocoro-marche.com/

 ☆東京:9/14(土)13:00-17:00 お弟子さんたちのカウンセリングを体験できる会
 >https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/31477

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https://www.mag2.com/m/0001677732.html


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