安心できる旦那さんがいるのに、どうして彼を求めてしまうのだろうか?


そこには必ず心理的な理由がたくさんあるものです。
しかも、そうならざるを得ない状況にあったわけです。
だから、自分を責めることはやめましょう。
そして、その理由に目を向けていきましょう。

根本先生こんにちは、初めてお便りします。
よかったらネタに使って頂けると嬉しいです。
最近は大阪で開催された『ダメンズ撲滅の会』(!)にも参加し武闘派の美女達にも接触できてとても有意義な時間が過ごせました。が、やはり1人になると頭がパンクしそうです。

散々な恋愛時代を経て、紳士的な15歳年上の夫と出会い、結婚して約3年。
今はまさかの自分が不倫中です。同僚の彼(独身同い年)と1年半経ちます。
芸能関係の経歴を持つハーフでイケメンの彼。散々遊んできた様ですが、人生初めて一目惚れをしたと告白され私が離婚するまで待つと言ってくれてます。
夫もとても一途で鬱陶しいくらい私にベタ付きです。要は2人、似ています。
2人の唯一の違いは、夫は仕事熱心で四六時中必死に働き。独身彼はまだまだ自分自身で精一杯、未だにバイトの身であり、暇さえあれば携帯ゲームやYouTube、しょうもない噂話が大好きです。
明らかに夫がいいやんて話ですが、独身彼の一番の魅力が体の相性なんです。こんな事言って自分猿かよと思いますが、外見も超タイプで体の相性も抜群だと、中身がしょうもなくても皆が羨むイケメンに『絶対俺と結婚して!』と言われると、離れられません。
夫は年齢差のせいか安心感は絶大ですが、SEXとなると近親相姦の様な思いで身体が拒否します。
孫を心待ちにしてる親にも申し訳ない、そもそも不倫する奴はクズだと思ってるのに、決められません。

私は昔からある夢があり16歳で上京したものの紆余曲折を経て10数年経ち、今の夫と一緒になる事で夢を諦めました。
結局何も掴めないまま結婚し、自分のしたい事を全力でせず、自分の稼ぎだけじゃ生きていけない。心の隙間を2人から埋めてもらい大事な事から逃げてると気がします。
『自分はどうしたいの?』の返答としては『私が2人居たら双方を幸せにしてあげたい』です。包み込む様な夫の優しさも、私を女性でいさせてくれる彼も手放せない。超最低ですが、本音です。
根本先生には『好きねぇ』と言われてしまいそうですが。。

私の親は離婚してます。ただ両親共に私を大事にしてくれており、両親が心底大好きです。俗に言う『親との関係性』は私には無関係に思えるのですが、不倫問題においてもやはりどこか関係してるのでしょうか?
自分で選んだ道なので愚痴ってる場合じゃないですが無限ループから早く脱したいのです。
(Aさん)

まあ、あんたも好きねえ(笑)(お約束)
しょうがないわねえ~(笑)(これもお約束)

そのダメンズ撲滅の会(笑)でもお話ししたかもしれないのですが、ほんと最近、絶賛不倫中の奥さまからのご相談が多く、これは何かの暗示じゃねーか?と訝しむ私です。
おそらく、Aさんの話を読まれて「なにぃ?」と前のめりになってる方がけっこういると思うんですよね~。
「え?あたしのこと?」と思った奥さん。そう、あなたのことです!!

昨日、そこそこお笑いネタを投じたので、今日はちゃんとしたことを書こうかと思ってるのですが、「起きてることは必然っす!」という立場の私からすれば、Aさんの状況を超最低とかクズとかは思わないわけです。

なるようにして、なってるわけです。
それが今の状況です。

それは他の皆さんも同じですね。

さて、いきなり話は難しくなるのですが、心の成長のプロセスはバラバラになったマインドを統合していくことになるのですが、ぴったり合うはずのパズルのピースがなぜかハマらない、ということがよくあるんです。

その原因の代表格が「みんな大好き罪悪感」という感情でして、罪悪感があるとせっかく統合しようとしていたピースをゆがめてしまってハマらないようにしてしまいます。

「旦那さんと二人仲良く生きていこうと思ったのに、なんか気になる男性が現れちゃった。体のピースがぴったり合うの(はあと)」みたいにね。

そこで「夫」と「彼」にマインドが割れてしまうことになるんです。

ちなみにまもなくこんな本も出るので読むといいですよって話なんです。

「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)

私としては「なぜ、旦那さんだけじゃなく、彼という存在が必要なんだろう?」というところに目を向けていきます。

今のAさんにとっては「旦那さんとの生活とイケメン彼とのセックス」の両方が必要なんですよね?

「旦那さん一人の生活には戻れないし、かといって彼との結婚もすぐには考えられない、どっちも選べなーい!!!」ということは両方必要ってことなんです。
(こうしたご相談が最近とても多いのです。)

それをダメなことって既存の価値観や倫理観などで判断しちゃうと自己嫌悪する以外ありません。それは辛いですよね。

だから、「なぜ、なんだろう?」って思ってみるんです。

例えば、Aさんのように彼氏とのセックスが最高!という話もよくあります。
それは単に体の相性がいいだけじゃなくて、もっと精神的なものが影響しているものです。

不倫のセックスって当然アンダーグラウンドだからより自分を解放しやすくなって、表(旦那さん)とは全然違う自分になることができます。
あんなことも、そんなこともできちゃうわけです(ぐふふふふ)。

そもそも旦那さんという存在が保険になるので、「彼」には冒険ができます。
だから「彼」がニートだろうが、バイトだろうが、安賃金だろうが、旦那さんの収入があるのでそれを気にしなくてもいいし、仮に、彼が結婚してようが、彼女がいようが気にしなくてもよくなります。

つまり、彼の存在を通じて自分を自由にしている、という見方もできるんです。
制限を取っ払うわけです。

ずっといい子をしてきた人がこのパターンにハマることもよくあります。
親に機を使ってきた人がこの問題で悩むこともあります。
日常に疲れすぎていて彼にどっぷりハマるケースもあります。

「なぜそうなる必要があるのか?」についてはほんとうに様々な理由が挙げられます。
心理分析ってそうした理由をいくつも見つけ出して「だからしゃあないのよ、そんなに自分を責めんとき。焦らんとき。」って安心させるために使います。

そして、大事なポイントなんですが、不倫や浮気は「旦那さん」という存在が前提で成り立っているんです。
いわば旦那との生活、という土台の上に、彼とのお付き合いが載ってるってイメージです。
そしたら、なかなかどちらか選べないのも無理ないですよねー。

>私は昔からある夢があり16歳で上京したものの紆余曲折を経て10数年経ち、今の夫と一緒になる事で夢を諦めました。
>結局何も掴めないまま結婚し、自分のしたい事を全力でせず、自分の稼ぎだけじゃ生きていけない。心の隙間を2人から埋めてもらい大事な事から逃げてると気がします。

夢を諦めるって人生においてものすごく深い傷を残すものになるんです。
納得していればいいんですけど、どこかに未練があったら、そこでハートがぱっかーんと割れてしまうわけです。

夢を追っていた自分、を封印し、夢を諦めて安定を選んだ自分を新たに作ったんです。
とすれば、Aさんにとって彼との恋は、まさに夢を追っていた自分の象徴なんじゃないかと思うんです。

言い方を変えれば、夢を諦めることの代わりに包み込むような安心感(=夫)を得たんですが、その一方で、夢を追っていた自分はその思いを彼に向けることで今、バランスが取れているんです。

それで夫も彼も両方必要に感じるんですな。

安心感も捨てられないし、かといって夢を追う情熱だって捨てられないってことです。

>私の親は離婚してます。ただ両親共に私を大事にしてくれており、両親が心底大好きです。俗に言う『親との関係性』は私には無関係に思えるのですが、不倫問題においてもやはりどこか関係してるのでしょうか?

いいご両親ですね~。どんな影響があるのか?というのはもう少しツッコんで聞いてみないと分からないんですよー。

両親共に自分を大事にしてくれて、自分も両親のことが大好きというのは素晴らしいことです。

ただ、その両親(父、母それぞれ)とAさんの関係がどのようなものだったのか?ってのが重要でね。

とても仲良し家族だったがゆえに「おいおい、結婚したって聞いたけど、心は実家に置きっぱなしじゃねーか?」なんて場合もあります。

また、両親ともに自分を愛してくれていて、自分も二人を愛している、という話をよくよく聞いたら「だいぶ、いい子をしてきたんだねえ。反抗期もなかったみたいだし~」というネタが浮上してくることもあります。

あと親との関係が不倫に影響してくるのは「生まれてから思春期くらいまでの間」が大きいので、その頃の関係はどうだったの?ってことから、「なぜ、私には2人の男が必要なのか?」という理由が見えてくることもあります。

今回はこれ以上の情報がないので触れられないですし、「夢をあきらめきれなかった武闘派女子の物語」で十分1本のブログになるので、それはまた何かの機会にしましょうか。

じゃあ、どうすりゃいいのよー!!!と叫びたくなってるところだと思うんですけどねー。

まあ、セクシャリティの問題がテーマにあがることは言うまでもないですが、もう一つは「夢」に関するものかなあ、と思うんです。

彼と別れた方がいい、とか、離婚を急ぎなさい、とか言うつもりは一切ありません。

それゆえ「彼から早く離婚して!待てない!」とせっ突かれてる奥さんには「根本さんとこ来てもあたし全然決められるようにならない」ってぐちぐち言われるんですけどね(笑)

「そりゃあ、どっちでもいいよ。好きになさい」って言われるだけだからねえ(笑)

私からすれば、それよりももっと興味深いポイントがあるので、そっちを見ていきたいんです。

「夢」って希望だし、情熱の源だし、パワフルだし、明るいし、楽しいし、素晴らしいものです。

それを諦めるというのは、そうした非常にポジティブなエネルギーを別のものに転換する、ということです。
でも、なかなか転換できる先が見つからないので心の中でモヤモヤ、ドロドロを作ります。

今回、彼の出現で、見事、そのエネルギーの向け先が見つかったわけですが、ところがやっぱり罪悪感も付いてきて、非常に強い自己攻撃となっているんです。

少なくても今日の記事を読んで「なんだ、そうなるだけの理由があるんだから自分を責めなくていいんだ」と気付いてもらえたら幸いです。

だから、新たな夢を持つことをこれから目指していくのがいいのかなあ、と思うんです。
私の言葉で言えば「ライフワーク」です。
それは以前の夢の延長線上にあるものかもしれないし、あるいはまったく違うものかもしれません。

もちろん、今はそっちにエネルギーは向けられないと思うので、もしセッションする機会があったら、その「夢を諦めた痛み」について触れてみたいと思っています。

割れてしまったハートをひとつにくっつけましょ。
そこから何が生まれるか、それを楽しみにしましょ。

★ダメンズ撲滅の会、次回は9月。

大阪:9/7(土)11:00-18:00
「自立系武闘派女子のための1DAYセミナー~親密感への怖れを手放す~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/29813

★自分自身と向き合い、つながる2日間。
(リトリートセミナーは本年は軽井沢のみです)

6/23,24 軽井沢プレミアム・リトリートセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/29926

★自分のありのままを受け入れて愛してあげよう、という会。

ワークショップ『自分を愛する、ということ』
札幌:7/13(土)15:00-18:00
仙台:7/15(月祝)15:00-18:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/27420

★動画付きでより深い内容を学べるオンラインスクール。月額3,240円で毎週月曜日配信。
https://www.mag2.com/m/0001677732.html


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