スパイシーな彼の後は、マイルドな彼氏でお口直し!?



辛いものを食べた後は甘いものが欲しくなるのが人の心。
そこでもう少し深く自分を見つめて「何が幸せなの?」「どうしたいの?」という問いかけをすることで「私らしい生き方」(ライフワーク)が見えてくるものです。

根本先生、毎日ブログみて自分を見直しております。
先日発売なさった本も読破し、実はもう3人に布教済です。
具体的なテクニックが多い気がしたのでとても読みやすく、仕事関係の人に勧めやすかったです。

突然ですが先生に相談です。
どうやら私、浮気しやがった元カレをまだ好きなんではないか説が有力になってしまったんです。

その元カレには2回浮気されたのですが(1回目は職場のおばさんに愛してるラインだけ、2回目は出会い系で肉体関係もってた)、もちろん「不義理をしたお前があったかい家庭を築いて子供の父親になる権利はない」と東京湾に沈めたはずなんです。

今は穏やかで私だけを一途に愛していてくれている新しい彼氏に愛されていて、幸せだなぁ穏やかな日常ってこういうものだなぁという日々を送っていたんです。
(最初は浮気された後だったので、私が野良猫化して音信不通にしてしまったのですが、あきらめずにアタックしてきてくれました)

ところがオフィスが移動になり別部署の方と一緒にお仕事をするようになって、そこで気になる人ができてしまいました。
暖かくて幸せなところにいるのになんでと考えたら、元カレの1回目の浮気に通ずるものがあるなと気が付いてしまいました。
私はまだ元カレのこと愛して浮気したことを認めてあげようとしているのでしょうか?
ネタとして扱っていただけたら幸いです。
(Yさん)

布教活動まことにありがとうございます(^^)
御礼に遠隔ハグ3回分プレゼントいたします。ほれ。ほれ。ほれ(笑)

ま、要するに「刺激」が欲しいのかもしれないですね。

かつて、記事にしたことがあるんですけど(どこで書いたかは忘れた)、辛いものを食べた後に甘いものが食べたくなり、そうすると再び辛いものが食べたくなるように、スパイシーな彼と付き合った後は、マイルドな彼を求めるんですけど、それに慣れてくると再びスパイシーな彼が欲しくなるものです。

それに刺激的で辛い食べ物ってあと引きますよね~
なかなか忘れられないものです。

実は私は唐辛子系の辛いものは苦手なのですが、先日、家族と韓国料理屋さんに行ったのです。
で、「あ、これ、あかん。食えねえ」と思って箸を引っ込めた品にえらく後ろ髪を引っ張られまして、それで、ついついチャレンジしつつ、「ああ、あかん」と悶絶していたわけです。
その刺激は数日経っても忘れられず、性懲りもなく「また、行きたいよねえ」なんて話してる私がいるのです。

刺激的な分だけ、忘れがたくなります。

そして、情熱系女子にとってみては「恋の刺激」というのはこれまた垂涎物の好物でございますので、「穏やかで優しく、いつても私を受け入れて、惜しみなく愛情を注いでくれる彼」の元で落ち着いた生活をしていたとしても、ふと魔が差したように「刺激物が欲しい」と感じるようになります。

すなわち、退屈しちゃうのです。

私のブログをご愛読いただいている方には野良猫男子やロックマンをこよなく愛する女子たちがうじゃうじゃといらっしゃるのですが、彼女たちはおしなべて超情熱系であり、「刺激こそ我が人生!退屈は敵じゃ!」のスローガンのもと、一丸となって彼らを追いかけているのでございます。

そりゃあ、長年、戦場を駆け抜けてきた武闘派女子ともあろうものが、平和で穏やかな生活にあこがれることはあっても、そこに長居することはできません。

一時的にオアシスで過ごし、傷が癒えたと思えば、再び戦場を求めてしまうのは、これはもうサガ(性)と言えましょう。

しょうがないんです。もう。それは。
私もカウンセラーとして「また、そこに行くんだ・・・。」という感想をいくつ漏らしたか数え切れませぬ。

刺激的な彼というのは情熱女子にとってはたまらない「感情のアップダウン」を思い切り味合わせてくれます。
不安になり、落ち込み、悲しみ、怒り心頭になる一方で、喜びや快楽や達成感もあります。
アップダウンの幅が大きければ大きいほどコーフンし、「ああ、生きてる!あたし、生きてるわっ!!」と夕日に向かって叫んでしまうのです。

だから、箸休めとして穏やかな男子を求めることはあっても、そこに安住することはもしかすると望んでいないのかもしれません。

また、人間関係には「連鎖」という傾向もあります。
いじめっ子の多くが元いじめられっこであるように、浮気をされて傷ついた女子が、やがて、浮気をする側に回る、というケースも多々あります。

それを「復讐心」という言葉で説明することもできますし、「元カレからその方法を学んだのね」という解釈も可能です。

また、Yさんが理解されているように「元カレと同じことをすることによって、元カレの気持ちを学び、元カレを許す」というプロジェクトに参画している、という解釈も間違いではないでしょう。

じゃあ、あたしはどうしたらいいのよ!とYさんはそろそろいきり立ちそうになると思いますので、話を具体化したいと思います。

こういう時に私がよくする質問はこれです。

「あのさー、ほんまのところ、Yさんはどんな恋が理想なん?」

そう、ここで取り出したるは伝家の宝刀「自分軸」です。はい。

一旦、自分の内面を見つめながら自分がどんな恋をしたいのかをぜひ考えてみて頂きたいのです。

自分がワクワクする恋愛ってどんなのかなー?
私が幸せを感じられる恋ってどんな関係なのかなー?

例えば、「愛したい」と「愛されたい」という思いが皆さんあると思います。
そのバランスってどれくらいだと思います?

これはその時期によって変わりますから、「今の気分」と「本来の私」で乖離が生まれることもありますけれど、Yさんはいかがでしょうか?

本来「愛する」:「愛される」の割合が「7:3」だったとするでしょう?
いわゆる「愛したい人」です。
自立系武闘派女子には多い比率だと思います。

ところが、野良猫君とお付き合いしているとどうしても追いかける方が主になるので、「9:1」くらいの比率になっちゃって苦しくなることがあります。

すなわち、「愛する」が供給過剰になるわけですね。

そうすると私たちのマインドはバランスを取るために「愛される恋」を求めるようになります。

そうすると、「8:2」くらいで愛してくれる男性に惹かれるようになります。
それによって「9:1」だったらバランスと「7:3」に戻そうとするわけです。

ところが、「8:2」の彼と「7:3」の私では、お互いに愛したい人という意味ではうまくいく一方で、お互いに受け取ることが苦手なのでバトルが展開されるようになります。

そもそも、女子としては「9:1」が「7:3」になればいいので、「8:2」の彼からある程度愛をもらったら復活して、再び「愛する人」を探したくなります。

まあ、あくまでこれはざっくりとした例え話なのですが、意外にあるんじゃないかなあ、と思ってるんですけど、いかがでしょうか?

そうした「本来の私って???」という部分に向き合うにはいいタイミングだと思うのです。

で、ところがここで終わらないのでいつも長文になってしまい、根性のある武闘派以外の方には読んでもらえないブログ(メルマガ)になるんですけど(笑)、ここでさらにもう一つ上のレベルも覗いてみたいと思います。

それは「Yさんがほんとうにやりたいことって何?」ってこと。

恋愛は人生においてどれくらいの重要性を持っているのでしょう?でもあります。

Yさんのような方とお話しているときに、そのライフワークに関する質問をよくさせていただきます。

先ほどまでは恋愛における「愛する:愛される」のバランスをお伝えしましたが、人生における「恋愛:ライフワーク」のバランスってどう?というのも大切なんです。

つまり、「恋愛は穏やかで愛する人と幸せになりたい。それで、私が求める刺激はビジネスからバンバンいただくわよ!」という生き方もあるのです。

ライフワークセミナーをしていると、やはり恋愛や結婚がライフワークの軸にどん!と存在している女子も多数見受けられるのですが、その一方で、やはり仕事だったり、趣味だったりを謳歌したい方も珍しくありません。

もし、「辛いもの」が「仕事」や「趣味」などで得られるのであれば、Yさんは今の彼とそのままお付き合いを続けても、どんどん幸せを感じられるようになっていきます。

一方、「やっぱりあたしは恋に生きる女じゃ!!」という場合には、心の赴くままに男をとっかえひっかえするのも自分を幸せにする方法です。

何が正しいかは自分の心が知っています。

「ああ、いい彼なんだけどなあ。彼と一緒にいたら愛されて幸せって分かるんだけどなあ。でもなあ」という女子の話をよく伺う私ですけど、そういう時はサクッと「でも、向いてないんだからしゃあないやん」と斬り捨てております(笑)

ということで、どうしたい?何が幸せ?といういつも通りのお話になるのでした~

自分らしい恋愛をしたい方へ送るDVD

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そんな「私の幸せな恋愛」を考える会

東京:6/16(土)13:00-16:00
大阪:6/30(土)13:00-16:00
「自立系武闘派女子のための恋愛講座~私に相応しい恋と結婚について考える~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/24355


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