男性性を鍛えて成長してきた自立系武闘派女子が抱える「内なる少女」の問題~女性性の解放と大人女子への成長~



幼少期よりわけあって男性性を成長させなければならなかった自立系武闘派女子にとって、女性性はずっと抑圧されやすいものです。
しかも、男性性が強いので社会的には成功することも多く、それゆえ、女性性は後回しになってしまい、少女のまま心の中に留まってしまいます。
そうすると「大人女子」としての自分に自信が持てず、生き方も迷子になってしまいやすいのです。

根本先生、いつもお世話になっております。
自立系武闘派女子です。今回はお礼(と相談)を言いに参りました。
私は適齢期に結婚した頼りない夫との離婚にずっと悩んできて、不倫(よく言えば?婚外恋愛)にハマっていた時期もありました。
しかしそんな自分はあまり良くないよなあと、1年くらい前から根本先生、お弟子さん、その他の自己啓発系講座、と自分と向き合うことに専念しました。
こんなことをして何になんねやろ、こんなに大量課金して、と思いつつもせっせと内省を続けていると、あるとき「抜けた」感じがあり、さらに1年足らずで不倫はもうどうでもいいかな、という感じになり、あれほど悩んでいた離婚を決意できていました。

2026年8月5日の相談内容が、まさに過去の私のようでした。ずっと思考がぐるぐるしてつらかったけど、どんな時も自分軸、自分軸と唱えていると、ある時降りてくるものだなあと。

さて、ここからが相談です。
問題は2つ。

①再び男性性優位になってる気がするがいいのか?
二人のかわゆい子どもを育てていくには今の職場では給料が足りぬ、もっと稼げる職場に転職しよう、自分の市場価値は、とヘッドハンターに相談したり
子どもの教育をどうするかと調べたり、マネープランを真剣に考えてみたり
封印していた?男性性がめちゃくちゃ優位になっている感じがします。
あれほど根本先生やお弟子さんから女性性を大事にしましょうね、と言われていたのに・・・

②理想のパートナーに頼りたいけど頼りたくない問題ー理想のヘラクレスオオカブト像とは??
内省の結果、私は「コントロールできることはコントロールしたい 幸せの決定権を他人に規定されたくない」ということがわかりました。
家は完全に自分好みの癒やされる場所を作りたい。仕事も自分の能力を最大限に活かせてそれに見合ったお給料をもらえる、刺激的なものがいい。
尊敬できて互いに高め合えるパートナーは絶対に欲しいが、金銭的には自分で理想の生活を過ごせるくらい稼ぎたい。家にずっといられると喧嘩もするしときめきもなくなるので、子どもが大きくなるまでは別居がいい。

SNSでよくある、「稼いでくれる男性と再婚して、タワマンに住んで、自分は仕事は趣味程度に。ブランド物を夫に買ってもらう」という誰もが羨むザ・女性の幸せというものには嫌悪感すら覚えます。
女の価値=見た目と年齢、夫のスペック=自分の価値
という彼女たちの価値観が受け付けないし、もしそこで夫と不仲になったり不倫でもされたら、自分の幸せが終わるのに。

しかしここに、「稼げる素敵な男は浮気する」という私の固定観念も潜んでいるような気もします。
そして
・経済的に自立したいが、食事や旅行などは多めに出してくれると嬉しい。何なら自分が転職してもっと稼いで資産が貯まるまで生活費もヘルプしてくれたらめっちゃ助かる
・ほんとーは私もATMのような旦那をゲットして専業主婦、SNSで自慢みたいな生活をしてみたい。でも自分の年齢と見た目じゃ無理な気がしてはなから諦めている。だからマウントとってくる女が大嫌い が自分の本音な気もする。

この辺りが若干拗れていて自分の中で整理できていなくて、理想のパートナーシップ像がいまいち描けていないです。
こんなややこしい私にぴったりのヘラクレスオオカブトくんはどんな人なのか
何を紐解いていけばいいのか
根本先生アドバイスお願いいたします!!!!(切に)
(Mさん)

ごくたまに「あなたにとってぴったりなパートナーはこんな人じゃない?」ってお伝えすることがあるんです。常連様で、それが必要だと思った人限定なので滅多にしないんですけど。

「こんな人じゃない?」って言われたらそれが正解な気がしてしまい、そこに縛られちゃう可能性があるからふつうは言わないようにしています。

だから「こんなややこしい私にぴったりのヘラクレスオオカブトくんはどんな人なのか」という問いに対しては「うーん、まあ、誰でもいいっちゃいいんだよねー」という風に答えることが多いです。(冷たい?)

まあ、Mさんの場合はたぶん2面性がとてもあるんです。
放っておくとすぐに男性性をバリバリ出して突撃していくところ。
実は乙女で、女子っぽくて、女性性だけで生きたいところ。

その両極端な自分がいて、常に綱引きをしているみたいな感じですよね。
そうすると一方を立てると他方が断たず、という葛藤が生まれてしまうんです。
それがパートナーシップにしても、ライフワークにしても迷子になるところですね。

例えば、男性性バリバリで生きていきたい人には、どちらかというと自分がバリバリ稼ぐから、相手は家庭を守る、安定した仕事をしている、精神的にもブレない、優しい、自分を優先してくれる、居場所になってくれるような男性がフィットしますし、それで成功します。自分の男性性を彼の女性性が中和してくれるようなイメージでバランスもよくなります。

一方、女性性バリバリの乙女なMさんからすれば、最後の方に書かれてるATMのような旦那を得て、専業主婦になって、キラキラしたセレブ妻になって、ママ友とおしゃれなレストランで優雅にランチをする、という憧れが生まれます。

そんな真逆な思いを持ってるからそりゃあ、どっちつかずになりますよね。

夫と離婚を決意すれば(もうハンコは押したの?)、必然的に自分が父親を兼務することになるので再び男性性が活発化するのも無理はないでしょう。
だから、①のようになるのはごくごく当たり前のことで、それは別に悪いことと捉えなくても良いと思います。

問題は②の方で、「内省の結果、私は~子どもが大きくなるまでは別居がいい。」はその男性性のMさんの考え。自立を望む姿が理想として描かれてますね。

一方、その次の文章からは女性性優位な私。

それはMさんの心の迷いを表してるわけです。
自分がどういう生き方をしたいのかがまだ定まっていない、という。
だから、カウンセラーとしてはそれらを統合すべく、「どういう生き方をしたいのか?」というところを決めて行くのが今からの方針なのかな?と思うんです。

で、Mさんの場合、

>でも自分の年齢と見た目じゃ無理な気がしてはなから諦めている。

これがけっこう引っかかってると思うんですよねー。
もし、年齢も見た目も問題なかったらどうする?女性性の生き方を選ぶと思う?

たぶん、それもNoなんですよね。

で、この辺ってMさんにとってはあまり望まない(いい気分のしない)テーマなんだと思います。っていうか、多くの人の問題って、そういう風に自分としてはあんまり触りたくない/触られたくないところに本質があって、だから自分では無意識に避けてしまうし、カウンセラーが指摘してものらりくらりしてしまうところなんです。

特に自立系な方で論が達者だったり、頑固だったりすると、頑なに「問題の本質」に触れたがらない方も少なくないんですよ。やっぱ嫌だし、怖いし、キモいし。

だから、意地悪な根本先生は「まあ、Mさんはなんだかんだ少女だもんねー。来年中学卒業だっけ?」とか言いながら笑いに持って行こうとするんですけどねー。で、滑るんですけど!?

さて、みなさまに嫌われる覚悟を持ってツッコミを入れて行くのですけれど、

>SNSでよくある、「稼いでくれる男性と再婚して、タワマンに住んで、自分は仕事は趣味程度に。ブランド物を夫に買ってもらう」という誰もが羨むザ・女性の幸せというものには嫌悪感すら覚えます。

というMさんの話に共感を覚える方も少なくないと思います。

でも、それって「嫉妬」なんじゃないですかね?
ほんとうはそんな女性のことが羨ましいんじゃないですかね?

けれど、自分はそんな風になれない、そんな魅力的じゃない、みたいな劣等感があって、それで嫌っているんじゃないでしょうか?

もし、そういう女性に対して嫉妬心や劣等感がなければ、「そういうのもアリだよねー。それはそれで楽しそうだもんね。」と思うだけです。自分がそれを選ぶかどうかは別として。

でも、嫌悪感が動いちゃうということは、何かしらそういう生き方に引っかかるものがあるわけです。

そう、ネガティブな感情が動くというのは何かしら自分の心の傷に触れてる証です。
そして、それがけっこう重要な問題解決のヒントになることが多いものです。

だから、こちらも同じです。

>女の価値=見た目と年齢、夫のスペック=自分の価値
>という彼女たちの価値観が受け付けない

と感じてしまうのも同じこと。
ほんとはそれ、自分自身が感じてることじゃないの?と勘ぐってしまうものです。

しかも、Mさんの場合、「見た目と年齢」ってキーワードですよね。
それで「どんな男がヘラクレスオオカブトくんなのか?」を考えるってことは、夫で自分の価値を測ろうとしてない?と思われても仕方がないかもしれませんよ?

嫌ですよね。そういう部分をねちねち指摘されるのって。

でも、ここが問題の本質だと思うんです。
だから、この「見た目と年齢」とか「大人女子としての魅力」あたりをテーマにされると良いかもしれません。

これはMさんに限らず、自立系武闘派女子あるあるの物語かもしれません。

* * * * *

ほんとうはめちゃくちゃ女性性が豊か。もちろん、セクシャリティだって強い。
でも、そのまま生きることはできず、家庭内の問題で男性性を鍛えなければいけなくなった。
早い子は保育園くらいから、遅くても小学校高学年くらいから「自立」の道を進み始める。

男性性を鍛えていくと、男性性を元に作られている社会システムにはうまくマッチする。
学校でも優等生になるし、内申点は抜群によくなる。それで成績もよければエリートコースに進める。スポーツができればそちらでも一流に向かうルートに乗れる。

とにかく根性があって頑張り屋で前向きで負けず嫌いで自分をコントロールすることができるからかなりの成績を修められる。

その間、女性性は抑圧され、少女のまま心の中に留まることになる。

そうして大人になって仕事に就くが、そこもまさに男性性がフィットする世界だ。

頑張れば頑張るほど結果が付いてくる。
仕事やお金は裏切らない。

だから、仕事では成果を残し、その分、給料だって上がっていく。

だが、心の中の少女はまだ幼いままだ。
だから、恋をすると急に少女になってしまう。

「好きな人の目をまっすぐ見れない」
「そもそも、好き、と言えない」
「好きな人と一緒にいるだけできゅんきゅんしてしまう」

しかし、自分には長年鍛え上げてきた男性性がある。

だから、そうした少女の自分を隠して男性性で恋愛をする。

そうすると男性性が強い男との恋愛はたいてい喧嘩が絶えなくなる。
そして、その喧嘩にたいていは買ってしまうから結果的に男を闇落ちさせてしまう。
セックスだってまさに格闘技だ。
刺激的ではあるが、癒されるものではない。

その一方、女性性が強い男とは相性が良い。
彼女を女王様として扱い、自分は忠実な臣下になれるからだ。

だから、そういう男との恋愛はうまく行く。それで結婚もする。

けれど、退屈だ。つまらない。刺激がない。
セックスなんてほんと面白くない。
子どもを作る、という義務感で行うことも多い。

それで“婚外恋愛”という道を選ぶか、“ワーカホリック”の道に進むか、になる。

しかし、そこにはときめきもあるが、罪悪感もあり、やがてその生き方は虚しくなる。

しかも、その婚外恋愛で出てくるのは長年抑えつけられてきた少女の自分だ。
だから、まるでその関係は「パパと娘」みたいになることが多い。

少女に戻れるから楽しいし、ときめきもあるし、幸せだって感じる。
セックスだってそこで初めてその喜びを知ることも多いだろう。

だが、アンダーグラウンド内限定の幸せではある。
そこに先が見えない虚しさも付きまとう。

しかし、相変わらず、表の世界では女性性を使えない。
少女のままの自分では全然自信にならない。
むしろ、表の世界ではそれがコンプレックスになる。

もちろん、結婚しない道を選んだとしても、ワーカホリックの道を進んできたとしても、たいていここにたどり着く。

内なる少女の扱い方が分からないのだ。
だから、迷う。

そうすると

「自分はいったい何がしたいんだろう?」
「自分はいったい何者なんだろう?」
「ほんとの自分は何が欲しいのだろう?」
「自分はどんな生き方がしたいのだろう?」

という悩みが頭からこびりついて離れなくなる。

・・・。

そんなみなさまに一言言いたい。

「ようこそー! めんそーれ!ウェルカーム!たくさんのアプローチをご用意してお待ちしてます~♪」

・・・殴りたくなりました?笑

* * * * *

そういうわけで、カギは「内なる少女」の部分かな?と思うんです。

離婚が決まって男性性が優位になっちゃうのも、Mさんの女性性がまだ自分を幼いと感じ、自らの女性性にコンプレックスを感じてしまうからかも。

だから、2面性が出てきてしまう。

その少女から見た幸せが「セレブ妻」なのではないでしょうか?

「夫をATMにして養ってもらい、自分は好きなことをやってキラキラする」って、大人女子の発想でしょうか?

もらうばかりなの?それってtakerなんじゃないの?あなたは何を夫に与えるの?

だから、SNSでキラキラしていて優雅でセレブな生活をしてるけど、夫婦仲がうまくいってる妻は、ちゃんと「夫に与えてる」と思いますよ。

そういう男性が現れたときに

「わたしは夫に何を与えられるんだろう?って考えちゃうんです。そこに居てくれるだけでいいって言ってくれるけど、わたしもちゃんと夫を幸せにしてあげたい」

って相談に来てくれますもの。

Mさんにもそういう思いはありますよね?

だから、もう少し自分の中の大人女子を見つめてみませんか?

同時に少女から大人女子に成長してみませんか?

そうなったときに、矛盾するMさんの思いは統合されると思いますよ。
そして、それにふさわしい人が現れるんじゃないでしょうか?
少なくとも自分が幸せを感じられる生き方には出会えると思います!

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