「愛させてあげる」という才能について?~私たちは知らず知らずのうちに“何か”を発して生きているもの~



私たちは無自覚だけど人それぞれに何かを発して生きているもので、それで人間関係が構築されたり、人から評価されたりされなかったりするんです。
だから自分が発しているエネルギーを知ることができればライフワークを生きられるようになるんですね。
とはいえ、それって目に見えないし、女性性の見方ですから、なかなか受け入れられないんですけどね。

こんにちは。
いつも楽しくブログ・YouTube拝見させていただいています!
待つ女のグループセッション参加できること嬉しく、楽しみにしています!
待つ女の自認があり、女性性・待つ女関連のコンテンツを片っ端から何度も見させていただきました。

簡単な質問なのですが、「愛する」「愛される」ではなく「愛させてあげる」という意識が大事とのことですが、この感覚を掴むのが難しく感じています。

待つ女だからか基本的に受け身なので沢山愛されるのですが、貰ってばっかりじゃ!と思い、愛する(何か行動をする)を癖で実行してしまいます。
愛させてあげるという感覚を掴めたらお互いにもっとハッピーになれるのではないか?と思い質問させていただきました。

寒くなってきましたがお身体ご自愛ください。いつも勉強になるコンテンツをありがとうございます。
(Rさん)

さて、そんな待つ女(後方待機部隊)のみなさまのためのコンテンツ、充実しております。
最近はこんなものも発売しました。

●セミナー動画:心理学ワークショップ「『待つ女』が幸せを引き寄せる方法~女性性をさらに活用せよ!~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/53914

Rさんも参戦してくださるグループセッションはこちら。

◎東京/大阪:「待つ女」が幸せになるためのグループセッション
東京:12/21(土)12:00-18:00(キャンセル待ち)
大阪:1/19(日)12:00-17:00
東京;1/26(日)12:00-18:00(キャンセル待ち)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/54270

基本的に「待つ女」のみなさまは「愛させてあげる」という意識を持つというより「受け取る」という方がふさわしいことが多いものでして、「愛させてあげる」というのは何かと与えがちな「突撃部隊」「特殊空挺部隊」の方々の方がフィットするかもしれません。

が、まあ、それはそれでよいとしてRさんにとっての「愛させてあげる」すなわち「受け取る」という意識については、少し意識を広げる(?)必要があるのかな、と思っています。

例えば、こんな男子の意見があるんです。

彼女は何かしてあげたくなる魅力がある人で、彼女が喜ぶならってなんでも与えたくなるんですよね。

それですごく喜んでくれるとやっぱり自分もうれしくて、良かったー!と思えるんです。

それに彼女と一緒にいるととても安心できて落ち着くので、そこにいてくれるだけでいいって本気で思うんですよね。

むしろ、自分が彼女を疲れさせてないか気になるほどでして、彼女はそのままそこにいてくれたらいいんです。

先日も「自分ばかりしてもらって申し訳ない」と言うので、「いやいや全然そんなことない!ほんといてくれるだけでありがたいんだ」と返したのですが、彼女にはちゃんと通じているんでしょうか。

ほんと自分にとっては彼女の存在が癒しなんです。

この彼の思い、Rさん、そして、待つ女のみなさまは受け取れるでしょうか?

彼の意識は「与えさせてもらっている」です。

そして、その彼女は「彼に与えさせてあげてる」です。

「待つ女」にとって重要なことは「自分の存在価値をきちんと知る」ということです。

『何かするから、何かができるから、愛されるのではなく、自分の存在自体が愛される理由になる』ということを知らなきゃいけないのです。

とはいえ、この『 』内はすべての人に当てはまるので、突撃部隊なみなさまにとっても言えることなのですけどね。

「存在自体が尊い」というのは何も推しに限ったことではなく、みなさま全員にもれなく言えることなのです。

そして、それを感じられない、信じられない、そうは思えない、という方は「罪悪感」や「無価値感」をしっかりお持ちだということです。

けっこう話が怪しくなっちゃうかもしれないのですが、私たちは勝手にいろんなものを発して生きています。

「あの人と会うとなんか楽しい気持ちになる」
「なんか落ち着くんだよね、あの人って」
「あの人に会うと元気になるんだ」
「あの人って癒し系だよねー」
「なんか面白いんだよね、あの人」

そう感じる人に出会ったことがあると思います。

何かをするからそう感じるのではなく、一緒にいるだけでそう感じてしまうという。

もちろん、ネガティブなものを発してしまうこともあるので、自分の心のあり方がすごく大事なんですけどね。

その発しているものというのは外見もそうだし、声、態度など、要するに雰囲気でして、「自分ではコントロールできないもの」です。

そして、ややこしいことにそれには相性というものがありますので、ある人にとって癒し系な人が別の人にとってもそうか?というと案外そうでもないものです。

もちろん、その「楽しい」とか「癒し系」という雰囲気はひとつではなく、いくつも持っていることが多いんですよね。

ところが、これって自分が勝手に発しているものですからなかなか自覚はできません。
今まで出会った人たちのアンケートを集めてみなきゃわかんないので、いまいちピンと来ないものも多いのです。

ちなみにみなさんは人からどんな風に評されることが多いでしょうか?
また、歴代の彼氏たちからどのように言われてきたでしょうか?

Rさんの

>待つ女だからか基本的に受け身なので沢山愛される

という解釈も、採点すれば「30点」くらいでして、部分点しかあげられません。笑

たくさん愛されるにふさわしい雰囲気をRさんが発していらっしゃるんです。

先ほどの経営者男子みたいに「何かしてあげたくなる雰囲気」を持ってらっしゃるのでしょう。

だから、その自分が発している雰囲気、空気感をちゃんと自覚しないといけないんです。

私たちは「愛されるためには何かしなければならない」と子どもの頃から思い込んできました。
それは親との関係で培われることが多いのですが、何かと「与えなさい」という風潮も影響していると思います。

そして、男性性社会では「結果」で評価されるものですし、また、その結果というのも「目に見えるもの」に限られてしまうんですよね。

そうすると「自分が発している雰囲気」なんてのは目に見えないし、何が結果かもよく分からないし、ってことになりますから、なおさらそれを価値とは思えないのです。

自分が発している「何かしてあげたくなる雰囲気」よりも「校内マラソン大会3位入賞」の方が価値があるように感じてしまうのです。

そういう男性性的な結果主義を考えてしまうと女性性的な「自分が発しているもの」に価値を見るのは難しくなり、「あたしは何のとりえもない」みたいに誤解するようになるんです。

それで無価値感が募っていくというのもありますし。

Rさん、そして、これをお読みの皆様。

問題。「あなたには何かしてあげたくなるような魅力がある」と言われたときの気持ちを400字以内まとめよ。

もし、素直に喜べず、いやーな感じがしたり、否定的な気持ちになったりしたならば、その気持ちを見ていくことにしましょう。

それを認めてしまったら何がヤバいのか?

調子に乗りそう?
周りを見下しそう?
もっと偉そうな態度を取りそう?
人から嫌われそう?
何もしなくなりそう?(怠け者になりそう?)
余計わがままになりそう?

じゃあ、なんで「調子にのりそう?」と思ってるんだろう?何かそういう経験があるんだろうか?

・・・的な話をしていくとやっぱり「母」が登場することも多いと思います。

母から散々「あんたはわがままで、少し褒めるとすぐに調子に乗る」とか言われてきたとか。

また、思春期の同級生とのやり取りも響いてると思います。

「あの子、調子乗ってるよね」という噂を流されたことがある、とか。

そしたら、そこと向き合っていくのも一つの手です。

さて、「何かしてあげたくなっちゃう」という雰囲気を醸し出しているRさん、そして、同志のみなさまは、そこで「自分ばっかりしてもらって申し訳ない」という罪悪感にハマりがちですね。

それを特に「恵まれていることへの罪悪感」と言います。

「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』

そして、この罪悪感があると、まさに

>貰ってばっかりじゃ!と思い、愛する(何か行動をする)を癖で実行してしまいます。

ということになるのです。

この「何か行動する」というのは罪悪感からくる補償行為になりますから、けっこうしんどいと思いますし、空回りしやすいですし、「愛した感」というのはあまり強くないはずです。

罪悪感ベースですからね。

だから、それを癒すためには「それだけの価値が自分にある」ということを受け入れなければならないわけです。

相手の気持ちに立てば「与えさせてくれてありがとう」です。

与えたい人には受け取ってくれる人が必要です。

逆に言えば、受け取ってくれる人がいてこそ、与えることができるわけです。

先ほどの経営者の言葉にあるように、受け取ってもらえることが喜びであり、幸せなのです。

・・・という気持ちはRさんも同志のみなさまもよくわかると思います。

ただ、自分が推される側になると「いやいやいやいや」となりやすいだけで。

だから、「受け取ることは与えることなんだよ。だから、受け取ることが苦手な人は、与えさせてあげる、という与える表現に変えたらいいんだよ」と便宜上お伝えしています。

「受け取ってあげることが相手の喜びなんだ」ということを思い知ってください。笑

例えば、子どもとか甥っ子とかが似顔絵をプレゼントしてくれたと思ってください。

「うわー、全然似てねーや。ていうか、全然かわいくないじゃん。最悪ー!」って思います?

そんな絵の上手さよりも自分のことを思って絵を描いてくれたことがものすごくうれしくないですか?

そして、一生懸命描いてくれた気持ちに感動しませんか?

「受け取る」ってそういうことなんです。

モノやコトをプレゼントされたとしても、受け取るのは「気持ち」です。

ただ、これが大人同士となりますと、「与えなさい」という観念が働きすぎたり、「罪悪感」「無価値感」が邪魔したり、「恥ずかしさ」という気持ちが出てきたりして、相手の気持ちを素直に受け取ることができなくなっていきます。

また、思考が働いていろいろと計算しちゃうこともあると思います。
過去に傷ついてきた分だけ「疑い」だって出てくるでしょう。

だから「受け取る」って自立した大人にとっては難しいんですよね。

そうした観念なネガティブな感情を「それはこっちの事情だから」と横において、「喜んであげる」ということが「与える」ということになるんです。

ということで、とりあえずふだんから「ありがとう」を連呼するようにしましょう。

マニュアル通りにコーヒーを渡してくれるカフェの店員さんにも「ありがとう」を心を込めて言うようにしましょう。

何かと「感謝」を意識するようにするんです。

それと同時にカウンセリングやセミナーなどを受けてそのネガティブな観念を手放していくことにしましょう。

罪悪感や無価値感を手放していくし、恥ずかしさと向き合うし、「騙されてもいいや」という開き直りを付けるんです。

「疑い」が出て来たり、「下だとみられてる」ことに反発したり、「何かお返ししなきゃ」と考えたりしなくても済むように、「まあ、傷ついたらまたカウンセラーさんに癒してもらえばいいか」という思いを持てるように。

さて、自分が発している雰囲気、つまり、それをエネルギーと言います。

私たちは目に見えないところでそのエネルギーのやり取りをしていて、自分の状態が良くなれば良くなるほど、本来のエネルギーを与えることができます。

例えば、スーパーカウンセラーの某氏は「僕に会えたんだから大丈夫ですよ」などというたいへん調子に乗った発言を時々なさるそうです。

「出会いたくても波長が合わずに出会えない人もいる中で、今日、ちゃんと会えたでしょう?ということはもう大丈夫ということなんです。何とかなるかも!という希望を感じませんか?もう大丈夫、って安心しませんか?」

そんな上から目線の偉そうな発言をした挙句、おもむろに高額商品を売りつけるそうです!ひどい!ひどいわ!

まあ、見ようによっては詐欺師ですから表現の仕方って重要なんですけどね。
とはいえ、その表現というのも地球で現世を生きる上でのスキルに過ぎません。

発しているエネルギーは自分自身ではコントロールできません。
だからこそ、それを自覚し、上手に付き合っていくことが大事なんです。

それはライフワークにつながることでもあります。

私なんてあんまり話を聴かずにその人の発するエネルギーばかりを調査してますもん。

だから、「うーん、どっちかというとアイドル目指すくらいがいいと思うんだけどなー。」とか「あなたの才能ってセクシャリティだから、もっと女を出した方が幸せだと思うー」とか言っちゃうわけです。

Rさんには「うーん、たぶんあなたは姫だから姫らしくすることが今の課題かもなー。なに庶民のフリしてんねん」とか言っちゃうかもしれません。(それはまたグループセッションの日をお楽しみに)

◎今年の問題今年の内に方向性を見出しませんか?

12/22(日)東京:1DAYリトリートセミナー~ライフワークやパートナーシップと向き合い、自分を深く知る1日を~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/50757

根本のセッション
お弟子を検索する!

◎東京/大阪:ロックマン対策会議~ロックマン愛好家のみなさまがいかにして幸せになるかを会議する~
東京:1/13(月祝)12:00-17:00
東京:1/25(土)12:00-17:00
大阪:2/2(日)12:00-17:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/54372

★自分らしい生き方を模索し、実践していくリトリートセミナーへようこそ!。

◎ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398

★【新刊】根本の刺さる言葉がかわいく彩られてる本。油断禁物!
「そのままのあなたが、絶対かわいい。 できない自分も好きになる30の「ほめ言葉」」(PHP研究所)

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)

問い合わせフォームから「根本裕幸へのリクエスト(ネタ提供)」をお選びください。

また、お弟子さんたちのオンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」でも随時ご相談を募集しています。


無料で読める根本のメールマガジン「予約の取れないカウンセラーが送る“毎日使えるココロの講座”」
より深く学びたい方のためのオンラインスクール「根本裕幸のメルマガ&動画で学ぶ、めっちゃ使えるココロの法則」


今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!

『(準備中)』


★Youtubeの公式チャンネルでも同じ内容を公開してます!(チャンネル登録よろしくお願いしますー!)

(準備中)


★voicy/youtubeで配信した話を文字起こしして公開してます!テキストで読みたい方はこちらからどうぞ!

『(準備中)』

★自宅で、カフェで、移動中に、どこでも学べる根本の心理学。
根本の著作一覧
根本裕幸のサイン本屋さん
セミナーセミナー動画・DVD販売・音声配信サービス販売サイト

あわせて読みたい