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女性性を解放し始めると新しい世界の扉が開いたものですから新鮮な出会いがあったり、新たな自分を発見したり、今までと感じ方が変わったり、すごく楽しくなるのですが、そこでつい男性性が優位だった時代の癖で「勢いつけて走り出す」なんてことをしがちなのです。
そこは地に足を着けるべく、自分の気持ちに素直になり、その感情を味わい続けることがお勧めなのです。
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以前、女とは何ぞや?から女性性セッションに参加し、自分見つめ直しを徹底的にやってきました。色んな面で変化をした報告と、彷徨い続けている私をお助け下さい。
元カレと破局後、野良猫ロックマンだった彼を助けたい気持ちは父親から来ている事に気づき、気持ちはグンと下がり、女性性の解放から仕事は第一線を退き、収入減でも緩む方向へと舵を切った所、収入はさほど変わらない状態で仕事が出来る方へ変化しました。今はとっても楽です。
そして、試行錯誤の中、私には癒す才能があるのかと薄々は感じていたのですが、仕事量を減らしたタイミングで、ここ最近、カウンセラーの道へ勉強を始めました。
この調子で、恋愛も…と思ったのですが、今まで幸せな結婚を掲げていたものの、今の私はシングルマザーで夜のお出かけは困難、土日デートは月一出来るかどうか?はて、恋愛は出来るのか??メイクもオシャレも向上して来た!女を感じたい!ならば今の私にはセフレが丁度いいのではないか?と
そんな中、セフレ申請出来るようなメンズを発見!セフレ申請で関係を一度を持てました。
おー!久々の感動!と思いきや、彼は自分のプライベートや仕事の事など、誠実に報告してくるようになり、セフレとは思えない、自然体の自分でいられると気持ちを言ってくれ、あー、私が良かったのね!と受け取っています。
彼は会いたいけど、仕事が正念場。音信不通にはなる事はないですが、次に会える日は未確定の状態。
マルチタスクではない様子で、あまりつついてもなー。私が良いと思えば落ち着いたら連絡来るかなぁ。くらいには思ってますが、これは私が望んでいるもの?
一つ嫌な予感がするのは、また野良猫ロックマン臭がする事!彼はバツイチ競争心強め、前回の野良猫も劣等感を感じると言われ、婚約破棄。
またか…
彼は確かに魅力的な部分は多いです。恋愛となるとお互いに環境が一致している事は多く、かと言って幸せな結婚には遠いような。私自身、今は結婚したい気持ちは薄い状態になり、ベストと言えばベスト。
欲を言えば、月2くらいで満たされたいなぁ。かと言って本当は恋愛がいいのかなぁ。私、結婚したくないのかなぁ。結婚に向いてないのかなぁ…
また劣等感感じるとか競争されるとか嫌なんだよなぁ。確かに、自分はいい女なんだなぁ…幸せになっていい許可を下ろしてるはずなんだけど
私は散々女を蔑ろにして来た自覚はあります。武闘派で男と戦って来ました。
母親も祖母も女を生きていません。だから、今からでも私は女を楽しむ!甘え下手だけど頼れるようになってます。
女としての自信がないのでしょうか?女とは何ぞやをまだ脱してないのでしょうか?
先生、彷徨っている私を導いて下さい。
(Mさん)
ツッコミどころが満載でさすがは武闘派女子!と感激しておりますが、今後、文章を紡いでいこうと思いますと「ほんまどこからツッコめばええねん!」というツッコミしか思いつかず、つくづくボキャブラリのなさを思い知らされている今日この頃です。今日の大阪は風が冷たいですね。
さて、まず皆様に(若干残念な、そして、ご納得いただけると思われる)業務連絡をお伝えしたいのですが、
「大人になって出会う男は3種類。野良猫、ロックマン、そのミックス、以上だ。」
という点につきましてご査収くださいませ。
まあ、相手もそれなりに年齢を重ね、様々な経験を積み、仕事だって責任ある立場を経験しているかと思われます。
武闘派女子のみなさまもなかなかのこじらせ具合ですけれど、その皆様のお相手となる殿方もみなさまほどではないにせよ、それなりにこじらせていらっしゃいますし、むしろ、そうでない殿方と出会ってしまわれても、みなさまはあまり興味を持たれないことと思われます。
ほら、結局似た者同士ってことじゃないですか。
ピュアでまっすぐで裏表のない誠実そのものな男子と出会ったら引いちゃうでしょ?
あたしにはもったいないわ、と思うか、そもそも興味を持たないか、どちらかでしょ?
そもそも皆様も野良猫女子かロックウーマンかそのミックスかに分けられるわけで、そりゃそうなるでしょ?という話ですよ、お姉さん。だから、まあ、ね。分かるよね?言いたいこと。うん。そうそう。そういうことね。皆まで言わせなさんなよ。
はい。これでツッコミどころのひとつ、完了~♪
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で、ふたつめ!
散々女を蔑ろにしてきて、男と戦う武闘派を地でやって来られたMさん、そして、同志の皆さん。
ついつい「思考」に走ってしまいませんか?
「どうしたらいいのだろう?」ばかり考えて、「どうしたいのだろう?」と気持ちに目を向けることをスルーしちゃってませんか?
仕事で散々頭を使っているからか(←これは別に構わん)、恋愛やプライベートな人間関係においても「思考優位」になっちまってませんか?
そうすると「男が欲しい」という“心の叫び”においても、戦略的思考を動かしてしまうものなのです。
ちょっと長い引用となりますが、
>今まで幸せな結婚を掲げていたものの、今の私はシングルマザーで夜のお出かけは困難、土日デートは月一出来るかどうか?はて、恋愛は出来るのか??メイクもオシャレも向上して来た!女を感じたい!ならば今の私にはセフレが丁度いいのではないか?と
これってまさに「思考」ですよね?「戦略」ですよね?
確かに「正しい」です。理論的には。
シンママで仕事を頑張ってらっしゃるわけですから「ふつうの恋愛」というのはなかなか難しいという「思考的結論」に至り、おそらく“消去法”によって「セフレ」という解を導き出されたんだと思います。
でも、それがほんとうに欲しいものなの?
私ってそもそも論を展開したがる傾向がありまして、
「その彼とほんとうに合ってると思う?」
「その仕事、自分に向いてると思ってる?」
「今のライフスタイルがしたいことなの?」
「今の環境に無理やり満足しようとしてない?」
などと根っこの部分にフォーカスするんですよね。
そういう風にするときって「思考と感情が分離してるよね」と感じたとき。
それが一致していれば何ら問題はないですし、むしろ、それでOK!と思うのですけれど、そこが不一致だから「問題」が出てきたり、うまくいかなかったりするんです。
となれば、もし、Mさんが心からセフレを望み、そういう彼を手にしたのであれば、もっと割り切った付き合いができるはずですし、相手がいろいろと語ってきたとしても「あたしは付き合うつもりはないの」と言えるはず。
だから、Mさんにとってセフレというのは「ベストではないけどベター」という結論なんだと思われるのです
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ちなみに女性性が豊かな人ほどセフレという中途半端な状態は好まないのが一般的です。
結果的にそういう風になってしまうけれど、ほんとうは悲しい、寂しい、という気持ちも抱えるものです。
それはセックスをすることで情が生まれるってことになるんですけど、もう少し詳しく言えば、セックスをすると心も体もその人の子どもを産む準備を始めるんです。(実際に子どもを作るかどうかは別)
その人の子どもを産む態勢が勝手に整っちゃうのが女性という生き物と言ってもいいでしょう。
だから、セフレを望むのは男性性的な要素が入り込むからですし、ということは、何かを諦めたり、見ないようにしているからと言ってもいいのです。
なので、そこで何を諦めているのか?何から目を逸らしているのか?というのがひとつのポイントになりますし、そこにはもちろん何らかの痛みがあることは言うまでもありません。
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さて、そもそも「自分見つめ直しを徹底的にやってきました。」ということで、野良猫ロックマン氏を手放し、収入はさほど変わらずとも仕事ができる環境を手に入れられ、さらに、癒しの才能を活かすべくカウンセラーへの道を歩み始められたわけじゃないですか。
これってめちゃくちゃ素晴らしいことですよね。
こうしたご報告をお聞きするのは大変うれしく、また、読者のみなさまにも希望と多少の嫉妬を与えるものですから、ほんとうにありがたいものです。
だとしたら「本当は恋愛がいいのかなぁ。」というのがたぶん本音ですよね。
でも、諸事情により戸籍にバツを付けてる状態なわけですから「私、結婚したくないのかなぁ。結婚に向いてないのかなぁ…」と感じてしまうのも本音ですよね。
せっかく女性性を開いていい女になってきた自覚があるなら、なおさら「感情」や「感性」を大事にしましょうよ。
ここでこそ、女性性に目を向けて「欲しいもんは欲しいのじゃー!」と叫びつつ、「怖いもんは怖いんじゃー!」と震えておくのがお勧めなのです。
そう、シンプルになるってことです。
感情と思考をミックスさせるとものすごく複雑化してしまうものですから、「恋をしたいけど、怖い!彼氏が欲しいけど自信ない!」的に素直に自分の気持ちを受け入れてあげることが大事だと思うんです。
そして、武闘派女子ってのは自立系を標榜するだけあって、せっかく女性性を開いてきたタイミングなのに、再び自立(思考)に走ろうとする傾向があるわけです。
だから、自分の気持ちに素直になって「ほんとは恋愛したい。けど、劣等感とか競争すんのはイヤ。結婚だってしたい気持ちもある。けど、よく分からん。」という状態で居ることを自分に許可するんです。
思考で結論は出さないようにするんです。たいがい間違うから。
その気持ちを受け入れたままでいると徐々にその気持ちも整理されていき「やっぱり彼氏ほしいなー。結婚はまだ考えたくないなー。」みたいな感じにまとまっていくと思います。
あるいは、その状態でカウンセリングなどを受けて「ねえ?どうしたらいい?どうするのがいいと思う?ねえ?」とカウンセラーに無茶ぶりするのがお勧めです。
そこで「好きにすればええやん!ってのはなしで!!」とリクエストすると某カウンセラーさんはけっこう頭を抱えるみたいですよ。(耳より情報)
長年の癖でつい思考に頼りがちなんですけど、まだちょっと思考の出番には早いんですよね。
気持ちが定まってから思考ってのは活躍するものですから。
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>女としての自信がないのでしょうか?女とは何ぞやをまだ脱してないのでしょうか?
どちらも今がちょうど「移行期」なんだろうと思います。
ある意味、祖母・母と代々女を捨てて生きてきて、孫の代になって久しぶりに女に目覚めようとしているのですよね。
だとすると雲をつかむような状態になることは致し方なく、それゆえ、自信というのもなかなかつきにくいものと思います。
今って誰かカウンセラーとかコーチとか付けているのでしょうか?
カウンセリングを学び始めたということは、そこでメンターのような存在がいるということでしょうか?
3代ぶりに「女」が目覚めたとすれば、卵からかえったヒナみたいなものですよね。
だから、大事に、大切に育ててあげることが必要なんです。
でも、一方で、思考は立派に発達し、男性性優位で生きてきたものですから、ついつい生まれたばかりのヒナに卵を産ませようとしちゃうのかもしれません。
だからこそ、伴走者が必要なんです。
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たぶん、今は「女を楽しむ」ということが各方面でできるようになってきてると思います。
ファッションやメイクもそうだし、目にするものや興味を持つものもどんどん女性性側になってきて新鮮な喜びや楽しさもあると思います。
だとすると「セックスも!」となるのかもしれませんが、いきなりそれは勇み過ぎかもしれません。
もう少し準備を重ねてからも良いのではないかと思うんです。
女の自分は何を求めているのか?
ほんとうの自分ってどんな女なのか?
そういう部分を「感じる」ということを十分やってからでも良いものです。
例えば、長らく男性性優位で生きてきて、そこで躓いて、女性性を開いていくと、今まではあまり感じられなかった感情が出てくることが良くあります。
その代表例は「恥ずかしい」なんですけど、今まで男性性優位でやってきた分だけ、そうした気持ちを癖で抑圧しようしたりするんですね。
それはもったいないわけで、じゃあ、その気持ちと向き合っていきましょう、もっと味わってみましょう、ということをやっていきます。
恥ずかしさ、であれば、その恥ずかしさ、と向き合うんです。
それでまたセクシャリティや女性性が開いていきます。
他にも「怖い」とか「無価値感」とか今まであまりなじみのなかった感情が出てくることもあります。
自分を「弱い」と感じられるようになるので、誰かに頼りたくなったり、甘えたくなったりしたくもなります。
今まではそれを「気合」とか「根性」で抑圧してきたんですけど、それもしたくなくなっていきます。
「最近、すごく誰かに甘えたくなるんですけどヤバいですよね?」とかおっしゃるので「めっちゃ順調っすねー。その気持ち、大事にしていこうぜ!」という風に返します。
その甘えたくなる気持ちもまた自分で受け入れていきます。
そうした内面的な部分にフォーカスして、できるだけ思考は使わずに、感情を受け入れていくことをしていくと、どんどん雰囲気が変わって行くんです。
「ん?なんかあった?ずいぶん雰囲気変わったんじゃない?」
「え?そうですか?前髪切ったから、ですかね?」
「そんな変化に僕が気が付くと思う?」
「あ、そうか。せんせーも一応男性ですもんね。じゃあ、何か変わったんですかね?それっていい方向にってことですよね?」
「そりゃそうでしょ。あんまり褒めたくないんだけど、いらんものが抜けて、雰囲気が柔らかくなって、色気みたいなものもずいぶん増してる気がするんだけどね。」
「え?ほんと?うれしー!もっと褒めてくれてもいいですよ。」
みたいな定型文を交わすことになるのです。
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自分の気持ちを感じて、それを素直に受け入れる、感じておく。
思考はできるだけ使わずに、感じるままにしておく。
男性性が発達してるだけにもどかしい感じがするかもしれませんけど、「熟成」するつもりで自分の素直な感情を味わい続けることがお勧めな時期かな、と思うのです。
◎オンライン:3/10(日)14:00-17:00 ありのままの自分を知って受け入れる究極の自己肯定感ワークショップ~ありのままの自分ってなんだ?~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/51841
◎大阪:3/20(水祝)、東京:3/24(日)12:00-17:00 ゆるむ・解放する・アク抜きする・頭を空にするワークショップ
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/51973
◎【5/3,4,5受付中!】ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398
◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397
★武闘派女子のみなさまのための新たなバイブルが生まれましたっ!
戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本(ハーパーコリンズ社)
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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