幸せになることへの怖れはどうしたら解消できるのか？～幸せに期待してませんか？罪悪感に惑わされていませんか？～

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幸せになることが人生最大の恐怖と言われるのですが、それくらい幸せになりたいのが私たちなんだろうと思います。
すっごく欲しいものを手に入れるのって怖いですものね。
でも、その分だけ幸せに期待しやすいし、怖いものだから遠ざけたりしたりするのが私たちでもあります。

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あらー、ありがとうございますー（はあと）

みなさまも「幸せになることへの怖れ」というワードは耳目にされたことがあるかと思いますが、その実感がない方も多いと思うのですよね。

でも、例えば「回らないシースーと高級焼肉、おごってもらうならどっち？」と聞かれるのと「吉野家とすき家、おごってもらうならどっち？」と聞かれるのでは、どっちが真剣に悩みます？

他にも「オダギリジョーと玉木宏から同時に口説かれたらどうする？」というテーマもあるんですけど、けっこうこれに関しては好みが分かれるし、そんなことが起こるわけない、という謎の自信に満ちてるのでこういうときは使えないものです。

ただかつて「福山雅治の第一婦人なんて到底あたしには務まらないから１４０番目くらいの女として立候補したい」と真剣におっしゃる方がいまして、それならと「妻と離婚するから僕と付き合ってほしい」って言われたらどうする？って聞いたところ、「きゃー、それは嬉しいするけど無理ー。あたしに吹石一恵のポジションは務まんない！！」と鼻血を垂らさんばかりにコーフンしておりました。

そう、最高の幸せは怖い、のです。

なぜかというと、最高の幸せを受け取るだけでものすごい“妄想”が脳裏を駆け巡るからです。

一度最高の幸せを手に入れたあとでそれを失ったら生きていけない！
そんな幸せになってしまったら数々の悪事が暴露されちゃう！（罪悪感）
こんなあたしが幸せになることなんてみんな許してくれない！（罪悪感）
幸せになったらみんながあたしから離れていく気がする！（孤独感）
自分なんかが幸せになったらみんながあたしのことを笑ってバカにする！（罪悪感）
幸せになったら何を目標に生きていいのか分からない！
自分が幸せになっていいとは思えない（罪悪感）

だから、マリッジブルーってのが生まれるわけですね。

そして、まあ、なんと罪悪感が多く出てくることか・・・。

そもそも「幸せが怖い」と思う人は「幸せが大好き」だし、「すごく幸せになりたい」のです。

大好きな人に告白するのってすごく怖いでしょう？
すっごく欲しかったものを手に入れるときってすっごく怖いでしょう？

でも、それだけ好きで欲しいものだとね、ちょっとハードル上げちゃうんですよね。

そして「幸せ」というのをものすごく「特別なモノ」と思っちゃうのです。

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そういう声をお聞きするたびにこう伝えるんです。

「それは“幸せ”に期待し過ぎだって・・・」

なんか一般的に「幸せ」ってのにずいぶんな期待を持っているようで、幸せになったら○○になる、○○が手に入る、とハードルをずいぶんと高く設定しちゃってるのですよね。

いやいや、そうじゃないんですよ。

幸せになるには足りないものを補ったり、真っ黒い腹の中を白くしたり、過去の過ちを悔い改めたり、みんなから応援されたり、そんなことをする必要はないのですよ。

単に「今の自分を丸ごと受け入れる＝自己肯定感」だけで幸せを感じられるようになるのですよ。

そんな伝家の宝刀のように幸せを扱わないでくださいよーって言います。

幸せになったって凹むことは出てきますし、腹が立つことも出てきます。
でも、またそこから幸せを感じられるようにもなります。

罪悪感を持ったまま、自己嫌悪を持ったまま、幸せになるんです。

私はそれを軸にカウンセリングやセミナーをさせてもらっていまして、それこそリトリートセミナーなんて３日間ずーっとその視点でセッションをしていますから、だいぶ意識も変わりやすくなるものです。

だってね、ウン十年生きてくりゃ、叩けば埃の出る体でしょ？
きれいごとだけでは生きていけないでしょ？

それを全部きれいにしなきゃ幸せにならねぇってんなら誰も無理っすよね。

むしろ、罪悪感とかそういう感情を持っているからこそ、幸せを感じたときに喜びを感じられるんです。

そのために「許し」という武器も我々は携えているのですからそこは心配いらないんです。

「自分を許す」というのは生涯かけて取り組むテーマですけれど、そのたびに幸せの感度は上がっていくってもんなんです。

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同様に「結婚」を全知全能の神のように扱わない方がいいんですよね。
つまり「結婚」に期待しすぎるな、ということです。

バツイチ同士だとなおさら結婚へのプレッシャーは高まるかもしれません。

「１度ならず、２度はさすがに避けたい」という声をよく耳にします。

しかし、中にはコレクターのごとくバツを集めている方もいらっしゃって、とある４０代のクライアントさんは「２，３回目の離婚から全然平気になっちゃったわ。結婚も離婚も日常になっちゃったんですかね？」と平然と語っておられました。さすがに６回も婚姻届けと離婚届を提出してきた人生ならそこまで悟れるのかもしれません。

Ａさんの人生を省みれば、いろんな人と付き合っては別れてきて、それで成長した部分もあるけれど、どうせ今の人ともうまくいかなくなるって思ったり、今の自分ならこの人と結婚してうまくやっていける、って思うのですよね？

でも、「結婚したいなんて思ってはいけない」とか思っちゃうわけですから、そりゃ葛藤しますわね。

だから、

＞結婚しない現実を望んでいる自分、幸せを受け入れたい自分が日々戦っています。

というのもまあ無理はないよなあ、と思うのです。

当然ながら「幸せ」と「結婚」は別に両立するもんじゃありません。
結婚したから幸せでも、結婚しなければ不幸なわけでもありません。
逆もあるわけです。

「幸せ」って感じるものだから、いわば「状態」です。

天気に例えれば「快晴」みたいなもんですね。
今この原稿を書いてる時点の大阪は晴れ間も見えてますが薄曇りって感じです。
そういう日もありますよね。

でも、「快晴」の日しか楽しめないってのはやっぱり変なわけで、曇りがちな日でも、雪の日でも楽しむことはできます。

だから「幸せ」に期待したり、執着しちゃったりするとそうじゃないときは全然楽しめなくなっちゃうので、それはそれでどうかな？と思うんです。

他人軸のひとつ「幸せ軸」ってことですね。

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今の彼のことが好きで、結婚したいな～と思うときもあるくらいですから、久々に本気の恋をしてるってことなのかな？

だとしたら少なくともそれくらい好きになれる人がいる幸せは感じられますよね？

彼と一緒にいて幸せを感じられる時間もきっとありますよね？

そして、そのことに感謝できたりしますよね？

だから、ある意味、もうそれで十分と思ってるＡさんもいるかもしれないんです。

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そして、やはり「罪悪感」ですね。

罪悪感という感情は幸せになることを邪魔するだけでなく、すでにある幸せにケチを付けようとします。
幸せになれない努力をいっぱいするんですね。

カウンセラーにとっては最も癒すべき感情であり、最もご縁のある感情と言えます。

＊「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」（ディスカバー２１）
＊セミナー動画：『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
＊心理学講座動画：『罪悪感と癒着の心理』
＊光の瞑想～疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク～

「こんな自分が幸せになってはいけない」と常にささやき続けてくるわけですから、なかなか無視はできませんし、罪悪感を刺激するような過去のできごとも引っ張り出してきますから、ほんと厄介ですよね。

それで心理学を勉強したり、カウンセリングを利用したりしていく上で

＞◎幸せになることが怖い
＞◎自分に自信がない
＞◎罪悪感がある
＞◎幸せになる覚悟ができていない
＞こんなところを潰していくのがいいんでしょうか？

という方向性を見出だすのですが、確かにこれは間違っていませんし、この方向で進んでいけばいいと思います。

けど、私はそこにもう少し付け加えたいと思います。

それは「今、幸せ」を意識することと、「幸せになったあと」にも目をやることです。

例えば「自分に自信を持てば幸せになれる」「罪悪感を癒せば幸せになれる」と考えるわけです。

これは別に間違ってはいないのですが、ただ問題があってそれを「自信を持つまで、罪悪感を癒すまでは幸せにならなくてよい」という思いが裏に控えていますね。

つまり、幸せってのが怖いからそこから目を逸らすために自信のない自分や罪悪感の方に目をやっちゃうんです。

でも、それってとても曖昧じゃないですかー。

自信を持つにしても青天井ですし、罪悪感を癒しきるなんてできるの？って世界ですし、「それって幸せになることから目を逸らしてるんじゃないの？」という痛いツッコミができるんですよー。

それに、じゃあ、自信がついてきたらいきなり幸せに目を向けるの？罪悪感が癒されてきたら幸せに目を向けられるようになるの？

なんか違うくない？と思うのですよね。

ずーっと幸せを見ること。できれば具体的に。妄想でもいいから。

そこの向かう上で「ああ、罪悪感が強くて障害物になってるなー」と思ったら、カウンセラーの暖簾をくぐって「まいど。また罪悪感がちょっと邪魔してんすよ。どかすの手伝ってくれん？」って言う訳ですし、「自分に幸せを許可するにはもうちょっと自信つけたほうがいいかもなー」と思ったら、セミナーとかでワークに取り組んでみる、みたいな。

だから「今、幸せ」という意識はすっごく大事なんです。罪悪感にまんまと乗せられて幸せを先送りにしないことが大事なんです。

「今も幸せ。だけどもっと幸せになりたい。」という意識を持ちたいなあ、と思うのです。

「どうしたら自分がもっと幸せを感じられるようになるでしょう？」

ぜひみなさまも想像してみてください。

ただ、そこで他人軸並びに依存が残っている人は「外」に求めちゃうから注意してねっ！（はあと）

「結婚」とか「お金」とか「パートナー」とか「家」とか「海外」とか「海」とか「健康」とか「時間」があなたを幸せにしてくれるわけじゃないってことです。

「パートナーができれば幸せになれる！」ってのは暇つぶしの妄想に過ぎませんし、そう思ってしまうならば「自分の何かから目を逸らしている最中」と言えますから、まずは自分の何かに目を向けたほうがいいでしょう。

「もっとご機嫌で過ごせるようになったらもっと幸せを感じられるだろう」
「もっと自分のことを認めてあげたらもっと幸せを感じられるだろう」
「もっと好きなことをやったら幸せを感じられるようになるだろう」
「もっと人に感謝の思いを持てるようになったら幸せを感じられるだろう」

そしたら今、何をすればよいかは明確になりますね。

Ａさんの答えはなんでした？

＞もっともっと幸せになりたいです！大声で幸せだーー！と叫びたい！！

今、叫んでみるといいですよ。ガチで。

今感じている幸せの分だけ大声で。

そして、もっと大声で叫びたい！と思えたならば、それはいい目標になりますねー。

そのときに「罪悪感が厄介だから癒しておくかー」とか「過去の男たちの気配がまだ残ってるからそれをはがしておくかー」とか「どうも親密感への怖れがあるみたいだから、そこを癒してみるかー」みたいに思えたらカウンセリングなりセミナーなりののれんをくぐってみてください。ま、シンプルにリトリートセミナーがお勧めっスけどね。

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シンプルに「今、幸せ」を感じるには、まず自分が心地よい環境を作りましょう。
カフェに行く、温かいお茶を飲む、お風呂に入る、ごろごろする、猫を抱っこする、という環境を準備します。

そして、今、ここに意識を向けるべく、その状況を味わいます。

「やっぱ猫ってかわいいなあ」とか「このお茶、しょうががほど良く聞いてて美味しい。あったまる。」とか「このカフェの焼き菓子、やっぱり美味しい」とか「やっぱ寒い冬は熱燗が一番だべ」とか。

そうすると「感謝」がしやすくなるのですね。

純粋にお店の人とか猫とかに感謝できるでしょう。
それが広がって自分の大切な人たちに感謝の思いが出てくるでしょう。

そうして「ありがたいなあ」と感じているとき、きっとあなたは「幸せ」を感じています。

これってよほどの状況じゃなきゃできることじゃないかなあ？と思うんですけどどうでしょうか？

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