【小ネタ】いつも自分のことを俯瞰してみている自分がいてリラックスができません!~思考癖とリラックスについて~



9月4日の記事、ステマっぽい雰囲気の記事とのことでしたが、思い当たる節がありすぎて頭もげるほど頷きながら読ませていただきました。
いつも素晴らしい記事を無料で提供している根本さんには心から感謝しています。
この記事の中で「リラックスすることが大事」と書かれてありましたが、私はリラックスするのが大の苦手です。
他の人間がいるときはもちろんのこと、自分1人でいる時も頭や心にガッツリ他人がいて、というか、そもそも私のことをシラーっと見ている「私」がいるんです。俯瞰というか、監視人っぽい自分。
この監視人を手懐けることに長年苦慮しています。
他人がいる環境ではリラックスできないので(実はカウンセリングの場でも気を使うので「泣いた方がいい?」とか余計なことが頭ぐるぐる回ってうるさくてたまりません)、先日は山の中の宿に行って(もちろん1人)自然の中の散歩もしてみたのですが、自然の中でも俯瞰の自分のツッコミがうるさくて思ったような気分転換はできずに「なんだかなー」な結果となりました。
俯瞰の強いリラックス音痴な自分を手懐けるために、何か良い案があればぜひネタがてら教えていただけるとありがたいです。
(Aさん)

ゆるむ、とか、リラックスする、とか、ボーっとする、とか、何も考えない時間を作る、とかが超絶苦手、という方にもよくいらっしゃるものです。

そういう方々の心理的背景を探っていくとまずは「思考的だから」「頭で考えすぎるタイプ」という理由が考えられるんです。

でも、だからといって思考的な人はリラックスできないというわけではありません。

なぜなら元々考えることが大好き!という人種もいらっしゃるんです。
感情の起伏が激しすぎて困っている情熱系武闘派女子のみなさまには信じられないかもしれませんけどね!ね!ね!

で、そういう方は「考えることでリラックスができる」という芸当をお持ちです。

そもそもリラックスできたり、ゆるむことができるのは「好きなことをしてるとき」なんですね。

考えることが好きな人は考えることが好きなので考えることがリラックスになるんです。
まあ、信じられないですけどねー。

学者、研究者、勉強好きな方々に限らず、探求心や研究心などを持ち合わせている方などは、あれやこれやと思考することを喜びとされてます。

まあ、うちの読者のほとんどの方には当てはまらないと思うのですが、皆さんのパートナーとか知り合いとかには「そういえば・・・」という方もいらっしゃるかもしれません。

で、思考的になってしまいやすく、それゆえリラックスが苦手という方の場合、何が理由になるかと言うと大雑把に言ってしまえば「怖れ」です。

何かを怖れている。
何かに不安を覚えている。

そんな状態のときに私たちは思考をフル回転させてしまいます。

○○になってしまったらどうしよう・・・
このままだと○○になっちゃう・・・
○○にならないようにするにはどうしたらいいんだろう?

という風に思考が動き出すわけです。

で、それはできごとに対して起こるだけでなく、自らが封印しているエネルギーに対して怖れを抱くこともあります。

よくうちの読者さんは「あたしが本気を出したら地球を割ってしまう」とか「本気で怒ったら彼を吹き飛ばしてしまう」と思ってらっしゃるわけですが、これもまた「怖れ」ですよね。

エネルギーが強すぎて封印してしまっている方は、その封印が解かれることを怖れるのです。

それは抑える力が強ければ強いほど思考的になることを示しています。

だからカウンセリングなどで「考えすぎてしまう」という方にお会いする場合、私などはまずこっちを疑います。

「強すぎるセクシャリティを持っているがゆえに、自分の身の周りの人を命の危機にさらさぬよう、そのセクシャリティを強力な力で抑え込んでいる。その力こそが怖れなのだ。」と。

だから、何かを本気でやってみると「あ、あたしが本気を出しても地球は壊れない!せいぜいタワマンが一棟吹き飛ぶくらいだ!」ということが分かるので安心できるはずです。

そうして、自らのエネルギーを抑えなくても大丈夫!と気づけば思考癖から抜け出すこともできるのです。

さて、一見、Aさんの質問からかけ離れているように見えて、実は「自分を常に俯瞰してみてしまう」というのも一種の思考癖として扱うことができるんです。

自分を俯瞰してみてるってことは、意識を自分から話しているわけで、それを認知しているのは思考ですね。

だから、ひとつの理解としては、Aさんが無意識のうちに自分のエネルギーを抑えており、自分が暴走をしないように“監視している”と理由を考えたいものです。

それくらいAさんはご自身のことを暴走特急のように見ていらっしゃるのですが心当たりはありますでしょうか?ええっ?ありすぎますか?笑

もしくは何かしらの「怖れ」があって、意識を俯瞰するところにおいてると考えるのですね。

そういう風に自分を俯瞰してしらこい目で見ている目的を考えてみるといいのです。

自分を俯瞰してみなければいけない理由とはなにか?
自分を監視しなければならない理由は何か?

そうすると「自己不信」のようなものが見えてくるかもしれません。

それは自分のことを「目を離したら何をしでかすか分からない二歳児、あるいは、ヤンチャな姉ちゃん」のように見ているのかもしれません。

じゃあ、なぜ、そんな風に自分を見てしまうのでしょうか?
もし、自分から目を離したらどうなってしまうのだろう?
そういう風に見なければならないのはなぜなのでしょうか?

ってことを“考えてみる”ことをお勧めしたいのです。

で、一般的に思考癖が強い方は「ゆったりとした場所でゆっくり過ごす」なんてことは余計に考える時間を与えてしまうのであまりお勧めしておりません。

そんな思考が動かなくなるような、自分を俯瞰できないくらい“追い込まれた状態”に持って行くのがお勧めです。

例えば、筋トレ。トレーナーさんにハードに追い込んでもらいましょう。
筋トレじゃなくても、スポーツ系なら何でもいいです。

いきなり「今から50メートルプール10往復してこい!」なんて言われて、ターンのたびに「タイムが落ちてるぞ!キープ!キープ!」とか言われるなんてどうでしょう?

あるいはサウナ。温冷入浴を5回セットでもやれば何も考えられる余地は与えられないかもしれません。もちろん、温泉でも構いません。

まあ、泥酔という手もありますが、これは奥の奥の手ですね。

バンジージャンプとかスカイダイビングとかはどうでしょうか?案外、慣れてしまえばやっぱ俯瞰してしまうかなあ?

よく「心の問題は体からアプローチするといいよ」と言うのですが、そうした思考癖や俯瞰する癖を何とかしようと思えば、そんな「体」からのアプローチが良いかもしれません。

こうして思考する余裕がないほど体を追い込んでしまえば、ただただボーっとでき、その瞬間はリラックスできると思います。

あと本質的には鍼灸で自律神経を緩めてもらうのもアリですね。

ただ、それで俯瞰する癖をなくすことができるか?というと、私もそれはあんまりお勧めしません。

どうせ考えるなら楽しくて面白くてエロいことを考えればいいし、俯瞰してる見ている自分を笑えたり、楽しめたりするなら頭の中に新喜劇を持ってるようなものですから悪いことじゃないですよね。

またそうして自分を俯瞰することが癖になってることで、人の所作を冷静に見れるメリットがあるでしょうから、色々とサービス業などでは役立ちそうです。

どちらかというとポジティブな意味も見てあげるといいと思うので、そんな機会を創ってみるのも良いなあ、と思うのです。

そんな思考癖のある皆さまにはこのセミナーがとてもお勧めです!

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https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/50955

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