燃え尽き症候群につき女性性に全振りしたら体重が増えたんですけど?~まずはそんなにも頑張りすぎる癖と向き合うことから~



女性性に意識を向けるとゆるむ、許す、ということができるようになるので体重って増えやすいんですよね。
でも、そもそも燃え尽きるくらい頑張る人って、頑張ってる自分も好きだし、頑張ってる自分がふつうだと思ってるし、頑張ることがなくなれば必死に頑張ることを見つけるから、結局ずーっと頑張り続けちゃうんだよね、というところが問題じゃないかと思うんです。

2度目のネタ提供チャレンジです!燃え尽き症候群にさらなる解説をお願いします!!

今年の4月からドクターストップによる2度目の休職、7月には新たな学びスタート、10月不妊治療スタート(結婚4年目ずっとレス、過去に夫の浮気や風俗あり)、で今ここ燃え尽き症候群なわたしです。

最初の休職が2年前の4月なので、そこからずっと燃え尽きてるのに無理して燃やしてきた感があります。回復には4~5年見る場合も、というお言葉には安心しました。

大黒柱を降り、女性性全振りを意識して生きてきました。
ここでの学びの成果もあり、お金が減ることにはビビらなくなってきています。
(夫の仕事も以前より順調そうです)
しかし、体重の増加にはビビっています。休職して5キロは増えたかと…。夫が、またよそのお姉ちゃんに行くのではとの不安もあります。その辺はどう捉えたら良いでしょうか?
夫とセックスできないので、食べる寝る買う旅に出るはしています。

会いたい人に会いに行く、という言葉にピンと来て大阪リトリート参加を目論んでいます!是非体重についても、アドバイスよろしくお願いします!!
いつもありがとうございます。
(Mさん)

おっ!!大阪のリトリートでお待ちしてまーす!!

ということで、体重の増加については先ほどカウンセリングをさせていただいた常連様も気にしておられまして、「まあ、癒されたら体重増えるんよね。自分にいろいろと許可が出るからさ。」と遠い目をしながら答えておきました。

女性性に全振りするでしょう?
そうすると「ゆるむ」わけです。心が。
ストイックさってのは男性性なわけですから、今までだったら「あかん、あかん、がまん、がまん」と思ってたのに、「ま、いいわよね~」と許可が出ちゃってお菓子に手が伸びるんです。

また、そもそも今まで燃え尽きるくらい頑張ってきたんですから、そこで脂肪も燃焼させてきたんだわけです。

でも、そこで休職するようになったら燃やすきっかけがなくなるわけで自然と太りますよね。
運動していた人がそれをやめると太っちゃうのと似た感じ。

だから、そのうち太っている自分に許可が出て、「あら、この二の腕のお肉、気持ちいい~」とか言い出すようになるかもしれませんね!でも、そういうクライアントさんにはあんまり出会ったことないですけどね!みんな「やだ、そこには触れないで」とおっしゃいますけどね!

それは女性性が解放されることによって「ゆるむ」「許可がでる」というポジティブな心境の変化が出てきて太りやすくなるのですけれど、でも、そこにも許可が出るので太ってきてもそんな自分を許せるようになるんですね。

ところが多くの場合、女性性の解放と共にセクシャリティも解放されやすくなり、そうすると「女として美しくありたい」とか「より女らしくいたい」という気持ちも出てくるようになります。

そうすると太ってしまった自分に対して女性性とセクシャリティが葛藤を起こす、みたいなことがあるわけです。

で、たいていの場合、セクシャリティの方がパワフル(セクシャリティというエネルギーの上に男性性と女性性が成り立っているイメージ)なので、そこからは「女の自分を磨いていきましょう」というテーマを掲げるようになり、さらにセクシャリティの解放によってより「自分らしさ」が表出してきますから、「適正体重」に近付いていくのが一般的な変化です。長ったらしく説明したけど伝わってるかな?

だから、今はむしろセクシャリティに意識を向けていくと徐々にスタイリッシュになっていかれると思うのです。

それもあって夫氏がふたたびお姉ちゃんの元に行くのが気になったり、セックスに対する意識が高まってきてたりするのかもしれません。

なのでレス解消というのを今の目標にされてみると体重の件についても扱いやすいと思います。

※もしダイエットに挑まれるのであれば、女性性やセクシャリティを意識したダイエットをした方がいいってことですな。

さて、軽く済ませるつもりで意外に文字数を使ってしまったのですけれど、私が気になるのは「2度目の休職、7月には新たな学びスタート、10月不妊治療スタート」という、ハードワーク癖についてでございます。

>最初の休職が2年前の4月なので、そこからずっと燃え尽きてるのに無理して燃やしてきた感があります。

武闘派女子のみなさまは例え灰になったとしても根性でそこに炎を立ち上がらせる“焚き火力”をお持ちでいらっしゃいまして、個人的にに焚き火が趣味の人間としては大変羨ましい性質なんですよねー。なかなか灰に火をつけるのって難しいですからみなさんがどんな魔法を使われているのか興味津々なのです。

で、燃え尽きたまま2度目の休職の後も「学び」「不妊治療」と新たなチャレンジをされてるのですけど、どうなんでしょう?それで休むことになってますでしょうか?

学ぶこととか不妊治療をしちゃいけない!ってわけじゃなくて、それに耐えうる心理状態にあるのか?というのがどうしても気になってしまうのですよね。

>大黒柱を降り、女性性全振りを意識して生きてきました。ここでの学びの成果もあり、お金が減ることにはビビらなくなってきています。

という風に女性性を解放することでのポジティブな変化は大いに素晴らしく、同時に体重増加という“副産物”も出て来ちゃったわけですが、そこでちゃんと「休養」になっているのかが気になるってことです。

学びも不妊治療もそれなりにエネルギーを使うでしょう?
初めてのことだから新鮮さもあるし、どちらも望むことなのでやる気だってあると思われますが、でも、それもまた「灰から炎を立てようとする」ことになってないかな?と危惧されるわけです。

ちなみに今日も似たようなカウンセリングをしていたのですが、「燃え尽きるくらい頑張る人って、頑張ってる自分も好きだし、頑張ってる自分がふつうだと思ってるし、頑張ることがなくなれば必死に頑張ることを見つけるから、結局ずーっと頑張り続けちゃうんだよね」という話、Mさん、そして、同志のみなさまには心当たりしかないんじゃないでしょうか?

そうして頑張れることは良きことだし、実はそれ、才能でもあるのでぜひとも活かしたいんですけど、「頑張り過ぎ」はやっぱヤバいわけです。しかも、みなさまの場合、「ものすごく頑張り過ぎ」という状態に自覚を持たれませんから、気が付いたときには燃え尽きてしまい、ドクターしかストップできない状態になるわけです。

要するに「無制限にエネルギーを出力しちゃう癖」ということですね。

しかも、それはたいてい「人のため」なんですよね。
自分のためどころか、むしろ、自分には犠牲を強いることもあるくらいで、
「困ってる人を放っておけない」
「頼まれごとは断るのが申し訳ない」
「良かれと思ってあれこれ手を出しちゃう」
「相手の期待に応えちゃう」
「相手をがっかりさせたくない」
「自分よりも相手の方が大変だと思っちゃう」
「要領よくなんでもこなしちゃう」
「何でもひとりでできちゃう器用さがある」
みたいな感じで、気が付けば出力オーバーで壊れちゃう(燃え尽きちゃう)わけです。

そうすると頑張ることがデフォルトに設定されてるので、常に頑張らなきゃいけないことを探すので、燃え尽きて専業主婦になったらなったで家事を猛烈に頑張っちゃうし、それでも飽き足らず何かを学んだりするし、家計を旦那ひとりに背負わせるのは申し訳ないとパートに出ちゃったりもするし、結果的に「全然休めない」ということになりやすいものです。

そんな方がカウンセリングなんかを受けると「もっと自分を大事にしなさーい!」と怒られるのですが、馬車馬のみなさまにとってそんな声は当然馬耳東風ですから「はーい!気を付けまーす!とりあえず今日出していただいた課題を猛烈に頑張りたいと思いまーす!」なんて言うわけです。

ま、休むのが上手でないのはMさんに限ったことではないのですが、そもそも頑張り屋さんって頑張らない状態を悪だと捉え、頑張ってる状態をふつう、ものすごく頑張ってる状態を良と捉えていらっしゃるのが問題なのですよねー。でも、頑張ってない状態を知らないわけですから無理もありません。

ただ、そうしたハードワークに陥る理由ってのは「罪悪感」と「無価値感」が影響しているシーンも珍しくないんです。

「ちゃんと頑張らないと誰かに申し訳ない」みたいな発想がある場合は罪悪感が優勢。

「頑張ってない自分には価値がない」という思いがある方は無価値感が優勢。

どっちもある方はどっちも優勢。

ということで、燃え尽きるほどのハードワークを改善するにはそうした感情を癒してあげる必要もあるのです。

★罪悪感

「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
*心理学講座動画:『罪悪感と癒着の心理』
光の瞑想~疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク~

★無価値感

*セミナー動画「無価値感を癒して今の自分に自信を持つためのワークショップ」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45220

さて、そうした「頑張り癖」には女性性が必要でして、だから、太ってしまうくらい女性性に意識が向いているのであればそれは良いことです。

だから、「頑張るのがばかばかしくなるくらいの状態」をまずは自分に教えてあげたいと思うのですが、その点はどんな状況でしょうか?

新しい学びも不妊治療も頑張らずに楽しみながらできてるってことであればよいかと思うのですが、とはいえ、「頑張ってないつもりだけど、実は頑張ってる」という状態もありますのでなかなか自分で判断するのは難しいですね。

>夫とセックスできないので、食べる寝る買う旅に出るはしています。

前半もとても気になるところですけれど、とりあえず食う寝る買う旅するってことができてるのはいいですねー。

とにかくたくさん寝ることが大事ですので、「いやあ、今日も8時間寝ちまったよ」くらいな日々を送っていただければと思います。

一度、完全にアク抜きしたいですものね。

そうして「ああ、頑張ってないって気持ちがいいなあ。楽だなあ。自由だなあ。」という状態を自分自身に教えてあげるわけですね。

リトリートセミナーでは流れによってはそんな感覚を得るセッションを作っていきますので、もし大阪まで来られることになったら楽しみにしてくださいませ。少なくとも女性性をかなり意識するセミナーになることは間違いないのでその感覚を少しでも体感していただけると思います。

◎東京:11/23(木祝)|大阪:12/3(日)大阪:1DAYリトリートセミナー~ライフワークやパートナーシップと向き合い、自分を深く知る1日を~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/50757

そして、このオンラインセミナーも超おすすめですね!

◎オンライン:【平日夜3日間】【休日昼1日】女性性を解放し、体感し、会得する短期集中プログラム|ゆるむ・うけとる・ゆだねる
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/50955

さて、

>しかし、体重の増加にはビビっています。休職して5キロは増えたかと…。夫が、またよそのお姉ちゃんに行くのではとの不安もあります。その辺はどう捉えたら良いでしょうか?

妻が体重が増えことを旦那さまは気にされてるのでしょうか?

女性が思うよりもふくよかな女性を好む男性って多いものですし、また、その辺を気にしない男性もまた多いものです。

なので体重が増えてスタイルが崩れることよりも、そこで「女」としての意識が薄らぐ、または、女としての自分を嫌悪する、という方が悪影響を与えると思います。

つまり、太ってる自分は女じゃない、そんな自分はダメだ!という風に見ることの方が夫婦関係そして、ご自身のメンタルにも良くないってことです。

だから、たぶんレスのこともあいまってセクシャリティがもう一つのテーマになってるんだろうなあ、と思うのです。

燃え尽きるくらいの頑張り屋さんですから元々セクシャリティは豊かなはずです。
そのエネルギーを仕事にぶち込んで来られたわけですから。

だけど、そもそも女としての自分をどう見て来られたのでしょうか?
また、セックスができないことをどう捉えていらっしゃるのでしょうか?
はたまたセクシャルなことについてはどういう意識を持っていらっしゃるのでしょうか?

個人セッションもグループセッションでもレスの話題はよく出るのですが、やはりセクシャルなことは向き合い辛いために、何となく見て見ぬフリをしてしまいがちです。

先日も紹介しましたが、こういうケースもレアなようでよくあるものです。

彼氏ができるとなぜこんなにも相手に依存・執着してしまうのだろう?~性欲を抑える/隠すから依存心が強くなる!?~

Mさんもほんとうは女として夫に見られたいし、女の喜びを味わいたいし、女の幸せを感じたい!と強く切望されてると思うのです。

でも、そこで「浮気」「風俗」ってことが発覚すると「女の自分を全否定」してしまうほどに傷つきますよね?

とはいえ、「一家の大黒柱」として男性性ばりばりで仕事を頑張ってるなら、彼は女性性を求めて女性の元に走ってしまいやすいでしょう。

だから、以前から「女としての自分」というのをどういう風に扱ってこられたのかはたいへん気になるところなのです。

そういう点も考えると、子ども時代や仕事に対する意識、そして、過去の恋愛等にも光を当てて行った方が良いかもしれません。

まあ、その辺は情報がないのでまた機会を改めて、ということになりますけどね!

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