彼氏ができるとなぜこんなにも相手に依存・執着してしまうのだろう?~性欲を抑える/隠すから依存心が強くなる!?~



エネルギーが強い人問題ってのはあちこちでお話してきますが今日もその一端。
自立系な方々が彼氏ができるとすごく依存したり執着したりしてしまう理由を探っていくと強い性欲というものが出てくることがあるのです。
これ、マイナーなようで意外とメジャーなんじゃねえかと思っておりまして、もしかして、これ、あたし?なんて風に読んでもらえると面白いかもしれません。

今日はテーマはメジャーだけど案外当てはまる人は少ないかもなあ、というネタをお話したいと思います。

個人セッション等では以前よりちょくちょくあって私としてはそないマイナーとは思っていないのですが、昨日もそんなカウンセリングをしておりまして「この話ってブログでは書いてないなあ」と思ってネタにしてみようと思いました。

ただ、表面化はしていないけれど該当する方って実はとても多いんじゃないかと思っているんですけどねー。「あたしは関係ないか」と思った方も「もしかしたら・・・?」という思いで読んでいただければと思います。

なぜ、彼氏にそんなにも依存してしまうのか?
なぜ、彼氏にそんなにも執着してしまうのか?

その原因を探っていくと子ども時代にちゃんと子どもができなくて彼氏に「親」を求めてしまったり、あまりに自信がないので「次はないかも」と不安になってしがみついてしまったりするなどの理由がメジャーなのですが、そこに隠れてある一つの理由も想定されるんです。

「あたしを全部受け止めてくれる人なんてそうはいないから、せっかく捕まえたこの彼にすべてを受け止めてほしいし、何ならそれを受け止めた上であたしを支配してほしい」

要するに「エネルギーが強すぎる人問題」のひとつなんですけれど、この「全部」の中で最も隠されがちなのが「性欲」だったりするんですよね。

ただ、ここで注意しなきゃいけないのは、エネルギーが強すぎる/性欲が強すぎるから依存心が出てくる、というのは他の面でちゃんと自立している人、限定です。

仕事をしていて社会的に自立している、とか、ひとり暮らしができてる、とか、という自立系武闘派女子のお話です。

世間的にも女の子が性欲を表に出すのははしたないという風潮がまだまだ残ってますよね。
そして、周りの子と比べることもないから自分の性欲が強いのか弱いのかなんて分からないですよね。
また、思春期の頃にはその性欲が「嫌悪感」として感じられることも多いので抑圧し勝ちですよね。
さらに、小さい頃からオナニーを覚えるとたいてい母に見つかってひどく怒られて、すごく悪いことをしてるように思えて余計に隠しちゃいますよね。
そもそも性欲が強いってのはなんか恥ずかしいような感じがしますよね。

だから「性欲が強いかどうかは分かりません。ふつうだと思います。」と思っていたり、そもそもそれを忌避してるから強く抑圧しちゃっていたり、「そういう機会もないし」と封印してみないフリをしちゃったりするものです。

そして、中には「性欲を転換して猛烈なハードワーカーになってる」という方もいらっしゃるものです。

エネルギーが強いってことは生命力が強いってことですから性欲だってそれなりに強いんです。(確定)

だから、ほんとうは性欲が強いんだけどそれを出す場所なんてなくて、だから一流のオナニストになるくらいしかできないって思ってるわけです。

それが体の相性も悪くなく、向こうもそれなりに積極的で、自分の性的な部分を出せそうな相手が現れたらどうでしょう?

めっちゃハマると思いません?

でも、ハマってはいるんだけどいきなり全部は出せないでしょう?
好きな人ならなおさら自分を出して嫌われるのが怖いし、ワンナイト的な人はまだ信用できないから出し切れないし、だからセフレくらいがちょうど良いってことにもなるんですけど、それでもやっぱすべては出せないんです。

しかも、性欲だけじゃなくてそのほかの部分も「全部受け止めてほしい」と思ってるわけですから、やっぱり彼氏が一番いいわけですね。

そうした葛藤があるものですから「彼氏とのセックスは自分を6,70%くらいは出せてるかな?」という評価になるわけです。そう、不思議と6,70%と答える方が多いんですな。

満足してないわけではないけれど満足しているわけでもない、という絶妙なラインですよね。

「じゃあ、80%出したらどうなるの?」と想像してみてください。

これも回答のテンプレがあるかのように「彼氏に引かれちゃう、嫌われちゃう」とか「自分の知らない自分が出てきそう」と答えてくれます。つまりそんな怖れが強くあるわけです。

100%自分を出したら彼を壊しちゃうかも・・・という怖れもありませんか?

だから、6,70%出力したところでブレーキをかけるわけです。
そのブレーキのせいで「イケない」という問題を持ってる方も非常に多いものです。

ちなみに最近「セックスをすると彼氏の方が痛がる」とか「彼氏のモノが荒れちゃう」とか「なんか彼がセックスを避けてる気がする」とか「自分の欲求がエスカレートしてきて彼氏が若干引いてる」というご相談を頂くのですけれど、それもまた自分のエネルギー(性欲)を出しちゃったらヤバいって思うようになっちゃいますよね。

で、6,7割は出せているのだけど、じゃあ、残りの3,4割は何?というと将来の希望・・・であればいいんですけど「我慢」なんですよね。

だから、すごくうまく行ってる彼でも少しずつ不満が溜まっていきます。
「まあ、こんなもんだよねー」と妥協しようとしても、「ほんとはもっと自分を出したい」と思っているので欲求不満気味になります。

それで浮気したくなる人もいるんですけど、けど、こんな自分を受け止めてくれる人なんてレアだと思ってもいるわけです。

そうすると彼氏への執着が強くなるのも分かるんじゃないでしょうか。

6,7割も受け止めてくれる人なんて他にいないからって執着する。
でも、その3,4割の部分を我慢してるから、彼への期待になったり、依存になったりしてしまう。

だから、恋をするたびにその人に強い依存心が出て来ちゃいます。
そして、その分だけ、いつも不安になったり、不満が出てきたりしちゃいます。

誰と付き合ってもそうなるわけです。
自分を全部出せることなんてないから。

でも、結局のところこれに気付いている人はまだ良くて、始めから「自分の性欲ってこんなもん」と押さえている人などは6,70%を100%だと思い込んでて「彼とのセックスに満足してます!」と思い込んでみたりします。

また、自らもその強いエネルギーを怖れるものだから、彼氏を作らない、セックスにハマらないようにする、性的なものを遠ざける、といった方策を無意識に採用している人も多いわけです。

だから、自分がエネルギーが強いとか性欲が強いってことを自覚されてない方も少なくありません。

まあ、それで幸せなら全然問題ないんですけど、本来の自分のエネルギーを活用できてないわけですから「なんか中途半端な人生」「楽しくないわけではないけど楽しみ切れてない感じがする」「何かしたいことがあっても怖くて手が出せない」「自分は臆病で勇気がない人間だ」「イキイキとしてる人を見ると嫉妬しちゃう」「自分には何も取り柄がない、面白くない女だ」みたいなことを感じるようになるわけです。

で、性欲ってタブーなものだから余計にそうなりやすいのですけど、そもそもエネルギーが強い人って、本気で自分を出そうもんなら地球を割っちまうかも?という怖れがあるのは今までもブログで何度も触れてきました。

だから、自分のエネルギーに蓋をし、出す際にも慎重にブレーキをかけながら、ということになってます。

じゃあ、そういうのってどうしたらええの?本気出したら地球われちゃうでしょ?とお思いのみなさまへ、私なりの対処法をお伝えしたいと思うわけです。

ついこの間も「セクシャリティが全開になって爆発しそうになってるときの取り組み方や心がけについて~パワフルなセクシャリティに振り回されずに地に足を着ける方法について~」という記事でセッションの一端をお見せしました。

心理学的に見ますと、6,70%しか自分を出せていない、ということは、6,70%しか自分のことを受け入れていない、ということになります。

つまり、残りの3,40%は自分でも受け入れられない自分なんですよね。

80%出したら自分の知らない自分が出て来ちゃいそう、という怖れが出るのも納得ですよね。

でも、自分としては100%出したいわけです。もっと自分を出したいんです。
けど、自分でも受け入れられない残りの3,4割を出すのは怖いわけです。

「だから、どこかの素敵な殿方にその部分を引っ張り出してほしい」という欲求がここに生まれ、それが依存心や執着心になると言ってもいいでしょう。

なのでそこで彼頼みにするのも悪かねーんだが、どうせやったら自分で自分を受け入れるのが大事じゃね?という話になるのです。

自らそのブレーキを外し、未知(だと自分が思っている)世界への扉を開けるわけです。

そんなときにイメージ(想像力)はとても有効な手段になりますね。

だから、セッションでは「70%出せてる自分」を思い出してみたあとに「80%くらい出せてる自分」をイメージしていきます。

そこで怖れがあるなら怖れを感じるのですが、その抵抗が強すぎてうまくイメージできないってこともあるものです。

別にうまくイメージできなくてもいいんです。80%出している自分を感じられたら。

だから、その辺は感覚的なものに意識を向けながら「自分を開くこと」をしていきます。

80%に出力を上げたらどんな自分になるのか?
何を感じ、何を見ているのだろう?
そのときの感覚ってどうなっているのだろう?

イメージの世界は自由です。
もし、そこでほんとに地球を割っちまいそうなら割ってみてもいいわけです。笑

そうして80%、90%と出力を上げて行く感覚を味わうだけです。

実際に想像したとおりになるかは分かりませんが、その感覚を味わって自分になじませていくと、不思議と怖れがなくなり、ついでに彼氏への依存心が軽くなっていることに気付くでしょう。

非常にシンプルなイメージを使うわけですが、そうして自分で自分を受け入れていくようにすると、もちろんセックスも以前よりグッと良くなりますし、何となくエネルギーが溢れているように感じられますし、女性性も当然のように開きますし、「なんかやれそうな気がする!」という前向きな希望が得られるようになるみたいです。

今日は「性欲」を軸にお話しましたけど、それは分かりやすく、また昨日そういうセッションをしたからで、「エネルギーの高い人は自分のエネルギーを怖れて封印し、6,7割くらいまでしか出せないんだよね?」という話として読んでいただいても良いですね。

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