能力が高かったり、セクシャリティが強かったりする人ってのは自分に振り回されちゃうことが多いんですよね~男性性と女性性、そして、セクシャリティのバランスについて~



自分のことは自分が一番分かってないわけで、自分の取り扱い方を間違っちゃってるケースも多々あるものです。
だから、身の程を知る、ということがとっても大切なわけで、そこを読み違えちゃってる人がとても多いと思います。
それを知るだけでヴィジョンが少し変わっちゃうことも多いのです。

根本先生はじめまして。Mと申します。
グルコンに課金しつつ、こちらをしたためております。

私は40代後半・結婚12年目・子なしです。根本先生のブログにお世話になってかれこれ5年。お互い一目惚れで出会った彼がいた時から時々拝読しています。

私は女性性とセクシャリティが非常に強く、それをどうしたら手懐けてヴィジョンを実現していけるのか悩んでいます。

今年の2月、看護師からフリーのプログラマになりました。少しづつですが固定のクライアント様がいる状態になった矢先、突然のやる気喪失。チャンスが目の前にゴロゴロ転がっているのは見えるし、その気になれば取りに行けるのはわかっているのにそれが出来ないのです。

こうなるのは初めてではないので、”一旦離れて戻りたければ戻る”で対処しています。でも出来ることなら”長期的なコンスタントさ”を身に付けたいのです。

自分のヴィジョンに近づく為には必要だし、現実問題として生活費を稼がないといけない状況でもあります。(高収入だった夫が最近転職して給料が激減したため(泣)。)

私のヴィジョンは、小さくてもいいから自分の事業を持って生涯現役を目指すこと。そして稼いだお金を食事・芸術・旅行など人にも自分にも使って楽しく生きて行く事です。

走り出したこの事業をどうにか続けられないか考えていますが、稼がなくちゃいけない焦りも相まってとっ散らかっております。看護師に戻ってライスワークをしつつ副業としてやる事も考えていますが、女職場が怖いです。

セクシャリティでは、先述の彼と出会ってからより一層男の人が寄り付いて来る感じで嫌です。ジムにいる男性やよく利用するお店の若い店員さんをぼんやり見つめていただけなのに勘違いされます。

プライベートの会話や挨拶すらした事もないのに、何故そうなるのでしょうか?私は勘違いされないように、わざと無愛想な態度を取らざるを得ません。そんなに物欲しそうな顔をしているのでしょうか(笑)。

でもちょっといいなと思う人だと、より見つめたりしてみます。そうすると相手の反応が可愛くて面白かったりします。でも会話はしません。

参考までに私について簡単にまとめました。

グルコンに向けての前哨戦としてネタにして頂けたらと思います。
当日はお会い出来るのをすごく楽しみにしております。

子供時代:父は仕事こそ器用にこなすが人間関係が下手。転職多くアルコール依存症で他界。母と兄は俗に言う”デキる人”。出世して管理職になる。私はお行儀がよく、親や大人に甘えた記憶がない。女の子からは羨ましがられている事を感じていたし、男の子からは助けてもらうことが多かった。

思春期~大人:そろそろ勉強せな!と勉強に没頭。順位を一気に250番上げて志望校合格も、その後はやる気低下で暗黒の高校時代。男子からはそこそこモテていたけど、そうゆう自分が嫌だし好きになって欲しくなくてわざと男っぽく振る舞っていた。女子の友情が大切だった。同級生の女子はファンになってくれる子も居たけど、それ以上にアンチも居た。喋ったこともない女子の先輩達から嫌がらせを受けていた。

ゼネコンに入社。またやる気スイッチONでサクッと建築士免許取得。10年間楽しく仕事をするも、上司二人からのセクハラに耐えられず辞職。男性からはコンスタントにお誘いあるがその気になれず。結婚までの数年間は本命既婚男性とお付き合いしつつ、時々別の男性とも…。親友の彼氏に告白され、親友を失う。

結婚後:看護師なら安定していて良いかもと思い、看護学校入学。勉強に没頭し成績トップで卒業。何度か転職しつつ看護師として10年勤務。でも女職場は恐怖に満ちた世界だと知る。身に覚えのない事を告げ口されて辞職に追い込まれたり、何もしていないのにお局に怒鳴り散らされたり。医師と雑談をしただけで先輩に無視されたり、同期から冷たくされたり。

この頃から仲のいい友達にすら自己開示が出来なくなってしまいました。

そして一目惚れした彼及び根本先生のブログと出会う。深海に眠る箱の蓋がゆっくりと開くイメージを何度も見て、今までにない感触を体験する。でもその彼の結婚願望・子供欲しい願望が強過ぎて私からお別れを告げる。自由が奪われそうで嫌でした。

あまりにいろいろうまく行かないので、自分は頭が変なのかも?と心配になり、有料の国際IQテストを実施。結果はIQ:139ありました。

このテストの信憑性がどうなのかはわかりませんが、世界中に受験者が居て母数は結構いるのでその中での順位である事は間違いなく…。でも知らないほうが良かったのかなとも思います。
(Mさん)

よくクライアントさんにこんな話をするんですよね。

「頭が良すぎるのでついつい思考に引っ張られちゃうんだよねえ」
「能力が高すぎるってのも問題ですなあ。やればできちゃうってある意味不幸だよね」

飲み屋でクダを巻くおっさんのような「感想」なんですけどね。笑

それはIQが高いってことだけじゃなく、ちょっとやる気になりゃあ、順位を250位も上げるし、建築士免許も取るし、看護師学校をトップで卒業するし、プログラマになるわけでして、まあ、なんという才女なんでしょう!と思うわけです。

ということは、やればできる!ということが分かってるだけに、その気にならない自分にイライラしちゃうもんですよね。

しかも、女としても現在に至るまで各場面でモテてこられたようですし、気を許せばわらわらと男が集まってしまうなんて、うちの「どこに男なんておるんじゃー!」と荒れてる武闘派女子たちに爪の垢を煎じて飲ませてあげたい気持ちになりますよね。

そんな魅力たっぷりなMさんに嫉妬しちゃってる読者も少なくないのかもしれません。
そんな方はぜひこちらの本をご一読くださいませ(はあと)。

「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」(学研プラス)

そんなMさんはおそらくこんな状態だと思いますからこの記事をぜひ暗記するほど読み込んでいただきたいと思うくらいなのです。

危ないんですよねー、そういう方って。

自分の能力に自分が振り回されたり、いろいろなことが分かりすぎるがゆえにデメリットが多かったり、え?なんでそんな風に思われちゃうの?というできごとが多かったり。

女子が多い環境でアンチを作り出しちゃうのもそんな自分の能力を知らないからこそなのかもしれません。

そういう方もときどきセッションやグルコンにいらっしゃるので、敬意を込めて「身の程知らず」とお伝えさせていただいております。

能力や知能やセクシャリティが高いとなかなか「自分と合う人」が出現しないんじゃないかと思うのですよね。

そんな自分を導いてくれるような、ふつうに扱ってくれるような、何ならいじくり倒してくれるような存在っていなくて、気が付けば自分がリーダーとか矢面に立ってむしろみんなを引っ張っていかなきゃいけなくなって、それで目立っちゃってめんどくさいことになるのかもしれません。

どうでしょう?
そんなMさんは目に見えない、数値化できない世界に興味はお持ちでしょうか?

まあ、私のブログにハマって下さったのであれば多少なりともその関心はあるとして話を勝手に進めさせていただきますね。

私のブログでは自立系な武闘派の方々に向けたお話をさせていただいているので、女性性に関するテーマを数多く扱っているんですね。

自立系な方々は多く幼少期より各地で修業を積まれ、早くに自立を果たされてきました。つまり、男性性の成長がけっこう早い段階から始まるってことです。

しかし、その一方で豊かな女性性を持っておられるのですが、それをその男性性によって封じるということを必要に迫られてやって来られたんですね。

その結果、豊かな女性性を強力な男性性が覆い隠すような心理状態になっているんです。

だから、日常的には男性性を使ってブイブイ言わせてるわけですが、基本的に女性性が優位なわけですからなんだかんだ女性性に支配されることになります。

Mさんの言葉を借りれば「長期的なコンスタントさ」を男性性は望むわけですし、男性性が優位な人はそれを実現させることはさほど難しくありません。

しかし、「女ってのはほんとに気分屋だよな。こないだは気のあるふりをしてたくせに、今日会ったらよー、全然素っ気ないんだよ。ほんと飲まにゃやってられねぇよ」と飲み屋でおっさんが愚痴るように女性性というのは大変気分屋なのですね。

従って「突然のやる気喪失」というのは女性性にとっては「東から太陽が昇る」と同じくらいふつうのことですし、「その気になれば取りに行ける」ことも知っているのですが、その気になるのは「さあ、いつのことでしょう?」と誰も分からないわけです。

そうした経験より「一旦離れて戻りたければ戻る」という手法を採り入れられたMさんはさすが賢いと思うのですが、その結果、「男性性vs女性性」という葛藤がMさんの中で繰り広げられてると思うのです。

また、セクシャリティに関しても、男性性優位で生きて来られた方は理屈・理論・論理・理性・数値等で表現できないものに関しては不信感を抱くことになっていますから、モテることにも理由を求めますし、理由がないのにモテる現実はなかったことのようにしてしまいがちです。

そもそも女としてモテるってことは男性性が優位な人にとっては望まない現実のように思えるので、蓋をしたくなってしまうものでもありますけどね。

そして、そういう「自分の魅力を十分に受け取ってない人」というのは得てして同性からは目の敵にされやすいところがありまして、また、気付いていないけれど自分も無意識に同性たちの地雷を踏みまくっている可能性も考えられるんです。

それゆえ、

>身に覚えのない事を告げ口されて辞職に追い込まれたり、何もしていないのにお局に怒鳴り散らされたり。医師と雑談をしただけで先輩に無視されたり、同期から冷たくされたり。

こういう事象が立て続けに起こるのだと思います。

つまり、まあ、看護師なんてのは名うての自立系武闘派女子を排出する武闘派中の武闘派な職業ですから、そりゃあ、戦場のような職場には違いありませんが、なぜかは知らぬけど周りの女子の地雷を踏むなり、嫉妬を煽ったりするようなことをしちゃってきたんじゃねえかと思う次第です。

「身の程知らず」ってほんと危険なんだ!ということをまずは自覚していただければ幸いです。

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さて、じゃあ、そこで私は「現状についてはなんとなく理解できたと思うんですが、これからの未来はどうしたいっすか?」という質問をたいがい投げかけます。

男性性を優位にした生き方がしたいのか?
豊かな女性性を解放する方向で行きたいのか?
セクシャリティを受け入れていくのか?
セクシャリティを封印していきたいのか?

それによって、

>私のヴィジョンは、小さくてもいいから自分の事業を持って生涯現役を目指すこと。そして稼いだお金を食事・芸術・旅行など人にも自分にも使って楽しく生きて行く事です。

というヴィジョンの実現方法が変わりますし、また、このヴィジョンそのものも修正したくなるかもしれません。

とりあえず、「身の程を知る」ということがまず大事でして、「ああ、自分はそういう人間なんだなあ」ということを受け入れていくことが大事です。

先日のカウンセリングでも「とりあえず男はあたしを見たらヤリたくなるらしいってことを覚えといてくださいな」とか「どうやら今まで周りから差し伸べられた手を片っ端からはねのけて来たらしいって思っといてください」とか「与えることばかりし過ぎて受け取ることを忘れてたらしいと覚えといてな」みたいな話をしたところです。

まあ、本来豊かな女性性を持ってるならそれを活かしていきたいぜ!とおっしゃる武闘派女子も多いので、そっち方面で話を進めさせていただきますね。

女性性を活かそうと思えば、Mさんのヴィジョンは自然と少し手が加わります。

「私のヴィジョンは、豊かさを受け取り、食事・芸術・旅行などを大好きな人たちと一緒に楽しんで生きていくことです。(はあと)」

女性性的な感覚では「お金」よりも「豊かさ」の方がはるかに重要でして、「お金があっても豊かな気分になれんかったら意味なくね?」という価値観を持ちます。

また、「自分の事業」だろうが「旦那の事業」だろうが「友達とやってる事業」だろうが関係なく、そもそも事業を通じて収入を得ることにそこまで興味があるか?というと微妙です。

そして、楽しいことや嬉しいこと、ワクワクすることが大好きなので、それが実現できれば大いに幸せを感じられるのですね。

つまり、男性性(自立)から見ると「形」や「モノ」や「方法」が大事なのですが、女性性から見れば「感情」が大事なのです。

つまり、形や方法なんてどうでもよくて「楽しけりゃいい!」というものなんですね。

とはいえ、幼少期からせっかく築き上げてきた男性性があるわけですから、男性性vs女性性の争いや、男性性 or 女性性という二者択一もワクワクしないと思いますので、その辺をうまくバランスを取ることが今のMさんの課題なんだろうと思います。

「今の自分にとってほど良い男性性と女性性のバランスを追求していく」って感じです。

となると、例えば、

「私のヴィジョンは、大好きな事業を通して豊かさを受け取り、食事・芸術・旅行などの人生の喜びを大好きな人たちと一緒にとことん楽しむ人生です。」

という形になったりします。

そんな風にちょっと修正がかかるのはヴィジョンに関してだけでなく、仕事のあり方、パートナーシップ、フレンドシップ、趣味等々、幅広いものがあると思います。

やはり昨今は自らのセクシャリティをどう扱うか?というテーマを扱う機会が多いのですけれど、まずは「知る」ということ、そして、次は「活かす」ということをテーマにしていくものです。

セクシャリティを「男女関係」に使うことが一般的と思いきや、ライフワークにも必須のエネルギーですし、自己肯定感にも影響するのがセクシャリティなんですよね。

ヴィジョンを明確に描き、ライフワークをデザインしていくためにはセクシャリティの力を借りなきゃいけない部分も大いにあるってことですし、自分のセクシャリティの豊かさを受け入れられてないとその分自己嫌悪につながり自己肯定感が下がってしまうわけです。

具体的に言えば、

>ジムにいる男性やよく利用するお店の若い店員さんをぼんやり見つめていただけなのに勘違いされます。

というMさんの気持ちも分からないではないのですが、「札束をぶら下げてスラム街を歩いていたら、そこの住民があなたからお金を奪おうとするのって当たり前だと思わない?」というのが答えのひとつなんですよね。

そこで「ああ、あたしがぼんやり見つめていたら男たちは勘違いするよな」と自分の魅力を受け入れられたらMさんはどう変わると思います?

無愛想な態度をとるだけが方法じゃないんですよね。
別に勘違いされてもいいわけです。
Noってはっきり言えれば。
自分は守られていると思えていれば。

さて、Mさんの男性性と女性性、そして、セクシャリティをどうバランスを取って活かしていくか?というのが、まずは知ること、そして、受け入れることから始まるわけですけれど、そのためには少し長期的視点を持つ必要があります。

今回は家族のことについては触れていませんが、そのあたりの影響だって当然あると思いますし、そもそもご主人との関係についても深掘りした方が良いかもしれませんし、プログラマという仕事がほんとうによいのかについても再検討していくことも必要かもしれません。

半年、1年かけてそこを研究するつもりで(せっかくプログラマの仕事にやる気がなくなってるのだから時間はたくさんありますよね?笑)、取り組んでみられると人生がずいぶんと変わるんじゃないかと思われます。

カウンセリングやグルコンを定期的に利用してみるなど、「自分らしい人生を生きるためにどういうプログラムを組んでみようか?」というのを検討してみることから始めてみてはいかがでしょうか?

◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397

◎ライフワーク・グループコンサル~これからあなたは自分の才能を活かしてどう生きるべきなのか?~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45894

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)

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