意識が先、現実は後。~女性性が豊かな人の願望実現方法~



その願望を成し遂げるために“考える”のは女性性が豊かな方にとって向いてる方法とは言えません。
まずはその願望をより濃厚にイメージして「その気にさせる」ことを目指します。
そうすることで様々な引き寄せも起こるし、困難も乗り越えて行けるので、案外あっさり現実化させてしまうのです。

このところ、カウンセリングでこんな話をたくさんしています。

そもそもはこの記事の反響がとても大きくて、そしたらそんな話題がのぼるし、だからこういう風にした方がいいよね?という話をすることが増えまして。

エネルギーがとても強い人はちゃんと3次元の地球に合わせた使い方をしないといろんなものが壊れちゃうよね?~フルマラソンを全力疾走するような人生にしてない!?~

まあ、最近は何度もこすってる記事ですけどね。笑

女性性が豊か、強い人の話をうちのブログではよくしています。

女性性が元々豊かな人が虎の穴で修業して早くに自立した場合、その女性性のエネルギーを男性性に変化されるし、仕事が抜群にできたり、周りから姐御扱いされたりするので「自分は男性性が強い」なんて思いがち、とか。

しっかり者の長女として家族を取りまとめるポジションに立つと、周りの空気を察知して動くようになり、人間関係のバランサー(調整役)として成長した結果、人にも慕われ、仕事もできるんだけど自己喪失しやすいよね、とか。

女性性が豊かだからほんとは自由で解放的な人なんだけど、母ちゃんや姉ちゃんとの葛藤、社会的な風潮などから自分を制限しやすくてそこで窮屈な思いをしやすいのだけど、でも、女性性が豊かな分、とても器用なのでなんとかこなしてるけど人生面白くない、とか。

とても器が大きいので自らがその器に溺れてしまって自分が何者か分からなくなり、消極的に「ふつうの人生」を選ぶんだけど、その分、アンダーグラウンドが必要になって表と裏の顔を持つようになる、とか。

自立系武闘派女子と呼ばれる方々によくある傾向なわけですけれど、女性性が豊かってことは感受性も豊かだし、感情の影響を受けやすいし、ふつうは論理的にモノを考えることは苦手っていうか、興味がないんですよね。

けれど、ありあまるエネルギーがあるので何か気になることがあるととことん「考える」のですが、その「考える」というのは残念ながら論理的思考ではなく、「あれこれと思いめぐらして悲喜こもごもを味わって感情に振り回されること」だったり、「こうじゃねえか?ああじゃねえか?と“思い付き”を頭の中に浮かべて“ピンと来る”ものを探す作業」だったりするんです。

ああ、それって「考える」とは言わないんじゃない?なんて指摘もよくしてます。

で、要するに「思考」よりも「感情」や「感覚」の方を重視することをしてるのです。

「これかわいい」
「えー、やだ」
「なんとなくこれがいい」
「ふと旅行に行きたくなった」
「なんかムカつく」
「わー、悲しくなってきたー」

このどこが思考なんだよ!とツッコまざるを得ないわけです。

だから、そういう方々は何にせよ考えるよりも感じる方が圧倒的に得意だし、本来は物事も「物理的現象」では捉えず、「論理的」に解釈することもせず、「感情的・感覚的」に受け止めるんですよね。

例えば、扇風機を買おう!と思った際も、その機能よりも「デザインがかわいい」「なんとなくこれが好き」「うちの部屋にはこれが合う」という“感覚”で選ぶことが多いと思います。

出力がどうの、サイズがどうの、何段階の風が出るだのってのはその次に見る項目になるんですな。

これが論理的思考をする人の場合は、自分が求めている機能をまずは考え、そのサイズや出力を見て、それにフィットした商品を探します。デザインとかはそのあとに見るものですし、論理的思考に偏った人はそもそも見た目よりも機能なのでデザインに興味がないことも多いです。

だから、彼氏の部屋に行ったときに「なにこの統一感のない部屋の作りは?」と思ったり、「なにこの何もない空間は?ようここで生活できとるな」と引いちゃったりするわけです。

服やアクセサリを選ぶときなんてまさにそうでしょう?
機能なんて冬物のダウンや下着には求めるかもしれないけれど、アウターは「かわいい」「きれい」「きもちいい」「似合う」という感覚で選ぶでしょう?

一方、論理的思考の人はやはり機能が優先になるので結果的に「着れたら何でもいい。安い方がいい」という選択になるので、デートの際に「あたしがどれくらい悩んで今日のコーデを考えたと思ってんのよ!一緒に歩いてて恥ずかしいわ!」というファッションで彼が現れ、即、気持ちが萎えるというシーンが週末の新宿や梅田で展開されるわけです。(平日は会社帰りゆえスーツや仕事用の服という無難な恰好をしてるのでそこまで萎えたりしないが、在宅勤務の彼だと同様の傾向がみられるであろう。)

何が言いたいか?を誤解を恐れずに言えば、「おまいらは考えてるつもりかもしれないけど、結局は感情や感覚を軸に生きてるんだよ!」ということです。

だらだらと前提の話が長くなっているのは本題は一瞬で終わると筆者が踏んでるからでして、まだまだもう少し思考と感情・感覚の話が続きます。

「旅行に行きたい!」と思ったとします。

それも感情・感覚が起点になります。

「なんか毎日退屈だなー。パーッと非日常空間で自分を解放したいなー。」
「仕事のストレスがハンパない。このままだとヤバい。旅にでも出なきゃやってられん」
「刺激が欲しいなー。見知らぬものを見て刺激を得たいなー!」

みたいな感情・感覚が動くわけです。

そして、その感情や感覚を満たす場所を何となく思い浮かべます。

「やっぱ南の島かなー」
「北の大地も悪くないなあ」
「ヨーロッパの街並みでコーフンしたい」

さらに誰と一緒に行くと楽しいか?それとも一人の方が楽しいか?などを想像します。

「○○ちゃんも海外行きたいって言ってたなー。誘ってみようかなー」

ここで重要なのは「○○ちゃんが海外に行きたいと言っていたかどうかという事実はどうでもよい」という点にあります。

「言ってた」のか「言いそう」なのか「そう思ってそう」というのは感情・感覚の世界では同一に捉えられるし、「○○ちゃんと一緒に行ったら楽しいし、安心!」という気持ちの方が優先されるのです。

さて、「旅行に行きたい」と思った際、ここまですべて頭の中(だと思っている心の中)で起きてることって分かります???

ここまで来てようやく「現実」を見ることになります。

・休みは取れるのか?
・預金残高はどれくらいあるのか?
・そもそもその旅行先にはどれくらいお金がかかるのか?
・○○ちゃんに声をかけなきゃ。

その結果、「ああー、○○ちゃん仕事が忙しすぎるってーくそー!。しかも、何この旅費?高すぎない?」という“感情”が動いて、「じゃあ、今回は近場にしとこうかなー」とか「もうちょっと先に行こうかなー」とか「えーい!一人で行っちまえ!!」とか思うわけです。

そうして「旅行に行きたい」という願望を現実のものとしているのです。

その際、「なんか毎日がやだ!退屈過ぎる!仕事おもんない!ストレスめっちゃ溜まってる!」という思いが強ければ強いほど「一人でも旅行に行く!できるだけすぐに行く!」という気持ちになるの分かりますか?

何この燃油サーチャージ!何このホテル代!と思っても、「もう海外でも行かなきゃやってられんわ!!!」という思いが勝れば、「無理を通せば道理が引っ込む」ということになり、海外に行ってしまい、「ああ、来てよかったー。帰りたくねー」と思うようになるわけです。

これが「意識が先、現実が後」というタイトルの具体的な例です。

この「意識」というのは様々な解釈があるんですが、女性性が豊かな人たちにとっては「感情・感覚・直感・感性」という“心”だと思ってください。

これをより手順立てて説明するとこういう流れになります。

1)うわー、めっちゃストレス溜まってる。毎日がほんと苦痛。【問題発生!】【内面的問題】

2)海外に行ってぱーっと発散したい!【解決方法】【目標】

3)海外であんなこともこんなこともしたい!【想像を膨らませる】

4)行きたくてしょうがねえ!!【情熱】

5)何!?クソ高いな!ちくしょー!【問題その2】【現実的問題】

6)でも、このままだったらヤバいなー!どうしよう!【葛藤】

7)いや、あたしはそれでも行く!親戚を危篤にしてでも行く!【意思決定】

8)ふわー。やっぱ海外サイコー。このままここに居てぇ!【願望実現】【問題解決】

これを応用してみましょう。

1)このまま独りはいやなのじゃ。結婚したいのじゃ。

2)いい男を何とかして見つけるのじゃ。

3)その彼とあんなこともそんなこともこんなこともするのじゃ。うしし。

4)もう我慢ができんのじゃ。早く男を作るのじゃ!

5)うわっ!ロクな男、残ってねえ。ロクな奴と巡り合わねえ!

6)でも、このままじゃヤバいのじゃ。一人はイヤなのじゃ。

7)絶対いい男を見つけるのじゃ!もっと本気で探すのじゃ!

8)おっ!こんなところにいい男が落ちてるのじゃ!うん、ちゃんと三次元で二足歩行してるぞ。

※皆様からの反感反論ブーイングアンチコメ等々は覚悟しておりますが、あくまでこういう流れであるという説明ですので、その点ご了解いただけたらまことに幸甚でございます。

つまり、女性性が豊かな人が「何かが欲しい」とか「こうなりたい」とかの叶えたいことが見つかったときに、そこまでのプロセスを「どうすれば手に入るのか?」と論理的に考えて計画を立て、マイルストーンを敷いたってうまく行かないんだよね、という話なんです。

だってそのやり方、向いてないっていうか、好きじゃないっていうか、よく分かんないでしょう?

だから先に「意識をゴールに向ける」ということをやり、そこで思いを募らせる、感情を盛り立てていくんです。

そして、そこで気分が盛り上がった分だけ「その気になる」ので、厳しい現実や障害物が現れても「その情熱で」乗り越えて行けますし、ここには書いていないですが、その気になった分だけ、向こうから援助や解決方法が飛び込んでくることもあるんです。

「海外に生きてーなーと思っていたら、○○ちゃんから連絡が来てお茶をすることになり、その場で一緒に行くことが決まった」みたいな感じ。

そして、この偶然みたいな不思議なできごとはものすごく頻繁に起きているものでして、おそらく皆さんも体験されたことがあるでしょう。

だから、「彼氏がほしい!」「結婚したい!」「起業したい!」「転職したい!」という場合も、そうした「まずは意識をそっちに向ける」ということをやった方が実現性が高まるんです。

「まず、アプリに登録して、いい人にいいねをして、いいねしてもらったらちゃんとメッセージを返して、良さげだと思えばやり取りして、それでデートの日を決めて・・・」なんて手順を考えるだけで気分が萎えるでしょう?

そう「やり方」「手順」「方法」を考えちゃいけないタイプなんです。

感情・感覚で動くんだから当然でしょ?

だから、「こんな彼氏がほしいなー」「こんなデートがしてーなー」「こんなイチャイチャがしたいなー」みたいなことを妄想してでも気分を盛り立てたほうが「めんどくさいアプリも頑張れる」んです。

そして、当然ながらその都度「思考」じゃなくて「感情」「感覚」で選択するんです。

「なんかパスタの食べ方が気に入らなかったの」で「こいつナシ!」と思っても全然いいんですよ?

でもねー、そこで自信がない分だけ怖れが出てきて考えるってことをしちゃうんですよね。
慎重になって臆病になっちゃうんですよねー。

その場合はもうカウンセリングとか利用した方がいいんですけど、「考えることは自分に向いてないし、考えてると思っても実際は感じてるだけで考えてない」ということに気付いたほうがたぶん良いと思います。

それについてもまず「意識が先」ということで解決していくことができるんです。

「もしさー、その怖れがなくなったらどうすると思う?」
「もし、自分に自信あったらどうすると思う?」

そう思っていると現実が後から付いてくるよ、ということなのです。

ちなみに筆者も理論的に見せているだけで実はとても感覚の人(気分屋)なので、戦略を立ててその通りに成功したことは一度もありません。

その証拠に「出版企画書」を自ら書いて提出しても落とされるばかりで、今まで書いた本はすべて「向こうからやってきた話」ですし、リトリートセミナーにしてもお弟子さん制度にしても行うセミナーはそのすべてがインスピレーションであり、そこから「やりてえ」という情熱を使って現実化してきたものです。

頭で考えて論理的に設定したセミナーは残念ながらそのほとんどがコケています。

ちなみに論理的思考をする人が「海外旅行に行く」という現実を創る場合を紹介しましょう。

そもそも論理的思考の人は感情がその理由になることはあまりないので、ストレス発散や刺激を受けたい等は動機になりません。ストレスが溜まってると気づいたときも「効率的にストレスを発散する方法」を思考するので、海外旅行のような手間がかかる方法はあまり選がないのです。さっさとサウナに行くか新装相成った京都競馬場で奇声をあげるなどの手っ取り早い方法を選ぶはずです。

それゆえ、海外旅行にはそもそも興味を示さないことが多いのですが、「趣味の遺跡群を見て回る」「海外出張を命じられた」「学会参加のため」「まだ行ってない場所があるため」等々の理屈っぽい理由が動機になりやすいです。

さて、その方法ですけれど、そういう動機ですから目的地がすでに決まってるケースが多く、「ハワイもいいなー。でも、ヨーロッパもワクワクするなー。けど、やっぱ海かなー」みたいなことはありません。

そして、ここは人それぞれの価値感によりますが、「予算内かつ期間内にどう効率的に安く目的地にたどり着けるか?」という命題を解くべく、日夜、GoogleMapや旅行関連サイトを漁り、経路・宿泊地等を決定していきます。

その結果「いったん韓国に渡り、そこでドバイを経由してミラノに至る」みたいな飛んでる時間よりもトランジットの時間の方が長くね?というルートを選んじゃうものですが、「だってそれが一番安いもの」という結論を得て満足するわけです。

もちろん、宿泊するホテルについても「目的地にほど近い安いホテル」を選ぶので、「おいおいシャワーが出ねえじゃねえか」というところになってしまうこともあるでしょう。

その辺は自分の価値観というルールの制限を受けて定められるので、人によっては「とにかく安全を!」ということで、ANAで飛び、スターアライアンスの航空機に乗り換え、ホテル日航に宿泊するというルートを選ぶことになります。

そのため、本日のネタになっております女性たちには口を酸っぱくして「そういうタイプの旦那なんだから旅行の計画を任せたらクソつまんねーものになるぞ。だからお前が全て手配せよ」と伝えるわけです。

ということで、みなさま、何かひとつ欲しいものをイメージしてください。
万馬券を取る!でもいいし、凱旋門賞を現地で見る!でもいいし、一口馬主になる!でも構いません。

そのとき、こういう風に思ってみてください。

「あたしはそれをどういう風に手に入れるんだろうなー?楽しみー」

ただそれだけです。

まずはそんな実験をしてみてください。
そして、それが叶った際はぜひご報告くださいませ(はあと)。

★今日の話をさらに具体的に深めた動画です。

セミナー動画:「願望を実現するための「本音」と「本気」のワークショップ」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/47287

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)

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