自分らしく生きるようになったらアンチが増えて攻撃されるんですけど放っておけばいいんですかね?



いい子ちゃんを長年やっていた人が自分を解放して自分らしく生きられるようになると、そんな自分をよく思わない人たちがアンチ化します。
また、変化が急激な分、行き過ぎてしまうこともあるんですよね。
でも、少なくとも生き方が変わったのですから人との付き合い方も変えていく必要があるんです。

毎日楽しく拝見しております。

私のパーソナリティですが、おそらくここの読者さんにも多い長女型いい子ちゃんを長年やり、押し込められてきたアンダーグラウンドが暴れて鬱などの時期を経て、30代でいい感じに自己を解放しはじめ自分らしく楽に生きる力を手に入れ出したアラフォーです。

さて、最近の気づきと悩みですが、
「え、人間ってこんなに嫉妬とか他人軸に左右される生き物なの?それを踏まえて発言するの難しいな…」
ということです。

私は、比較的性善説に近い感覚で多くの人と付き合いを広げ深めていく形で生きてきて、「人間関係に超恵まれて生きてる」と思ってますし、単純に「関わった人みんななるべく幸せだといいね」くらいに思って生きてます。
人が自慢話をしていても(うるさいなと思うことはあれど)あまり気にならないし、人のことを羨ましいとかずるいと思うこともあまりなく、それぞれみんな自分の人生生きたらええやん、というスタンスです。

いいことがあったら「聞いてー!うれしー!」と言いたいし、それを聞いたら「え、やったじゃん!!」と言いたいしというシンプル極まりない感覚で生きてます。
(昔はもっと周りに対して忖度力が高かったと思いますがどんどん弱まってます)

が、そのフルオープンな感じ、能天気な感じが鼻につくと時折言われてしまったり、他人の「あの人ムカつくよね、ずるいよね」という話に乗らないことでイラつかれたり、「幸せそうでムカつく」と言われたり…たまに疲れます。
(基本はそんなこと言わない人たちに囲まれて生きられているのですが)

子供の成長につれ人間関係が否が応でも広がってきており、「私が私のままでフラットにいると、なんか浮く?」と悩むことが出てきました。
せっかく自分を解放したのだけれど、昔のように忖度力や迎合力を持ったり、大人しくしてた方が生きやすいのか??うーん、、、

そんな風に思いたくはないんですが、最近そう思わざるを得ないことがちょこちょこ続き、近しい人に気兼ねなく本音を話すことを躊躇う瞬間があったりします。

私に足りない、必要な心構えなどあったら教えてください。
(Eさん)

なんか分かる!思い当たることいっぱいある!と思われた方はぜひこちらの本や動画に課金してみるのはいかがでしょう?

「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」(学研プラス)
セミナー動画:「嫉妬って何?嫉妬ってどうしたらなくなるの?嫉妬とどうしたらうまく付き合えるの?」講演会&質問会

けっこううちのお客様や読者あるあるなお話かもしれませんね。

上手に空気を読んでそうならないようにしていらっしゃる方もいますが、自己肯定感があがるにつれて「なんか自分だけ浮いてきた」「今まで関わってきた人がウザくなってきた」「なんかここにいるのが嫌になった」等々のお話を伺いますが、それ、全部、順調な変化です。

で、Eさんは元々浮力高めなタイプなのかもしれず、それが自分を解放するにつれてより顕著になってきたのかもしれません。

日本って「みんなと一緒」で安心する人が多いんですよね。
それが同調圧力になることもありますが、いわゆる「和を尊ぶ」という善になることも多いです。まあ、何でも善悪併せ持つわけです。

そうするとフルオープンで能天気でシンプル極まりない感覚で生きてるEさんに対して、クローズドで神経質で複雑な思考で生きてる周りの方々は嫌悪感を持つことになるのです。(それが嫉妬心であることはお察しの通り)

しかも、そんなクローズドで神経質で複雑な思考で生きている人の方が多いわけですからEさんはマイノリティな存在になります。

だから、クローズドで神経質で複雑な思考で生きている人がEさんを排除したくなるのは当然でして、Eさんを攻撃するのも「みんな一緒」だから大義名分が立つわけです。

最近の話題で言えば「マスク」が説明しやすいですね。

ふだんからマスクをしてるのはなぜでしょう?

色々と理由が付けられると思いますがもしその理由のひとつが「周りの人がみんなしてるから」であり、「みんなしてるのに自分がしてないのは恥ずかしい」という思いがある場合、マスクをしていない人に対して「うわー、なにあの人?」と否定的に見ることになると思います。

「みんなと同じじゃなきゃ恥ずかしい」という思いがあるから、「みんなと同じじゃない人」に否定的な感情を持つわけです。

さらに「ほんとはノーマスクにしたいけど周りの人になんて思われるか?」と思っている人はなおさら“自らの正しさを証明するために”マスクをしてない人を攻撃したくなります。(これもまた嫉妬心のひとつです)

つまり、主体的にマスクをしているのではなく、(周りの空気を読んで)受動的にマスクをしているために、その根拠が「みんなと一緒が安心する」ということになり、「みんなと一緒じゃない人」は敵に見えちゃうってことです。

そこではもうマスクの医学的効果とか政府の方針とは全然関係なく「みんなと一緒であるか否か」というところが議題になるんです。

そうすると今はまだマイノリティであるノーマスクの方々は、そういう風に見られることを覚悟する必要があるんですね。

そこで「いやあ、政府がマスクは自由って言ってんじゃん?攻撃するのはおかしくね?」と政治を持ち出したり、医学的見地からノーマスクの正当性を主張したりすることは無意味なんです。

だから、マイノリティの方々は喧嘩するのではなく「まあ、そういう風に思う人たちもいるよねー」と一旦は受け入れていくことが大事で、場合によっては自分に対して否定的な態度を取る人と距離を取る必要もありますね。

もちろん、そうして「あんたたちの気持ちも分かる!」と一旦受け入れた上で、「でもね、あたしもあんたたちに受け入れてほしいわけよ」と交渉や議論をすることはOKです。

さて、うちのお客様読者様には「元々いい子ちゃんで優等生だったけど、根本さんのブログや本やカウンセリングやセミナーのお陰でいい子ちゃんを脱して自分らしく生きられるようになってきたぞー!」という方が多いと思います。そういう方は声を大にしてSNSでつぶやけばいいと思いますし、周りの人たちに本くらいは宣伝してくれてもいいと思うんですよね!!

以前の自分よりはずっと楽だなあ、生きやすいなあ、と感じられる方はそのプロセスの途上で別れや出会いを繰り返して来られてると思います。

内面的な変化は徐々に起こるので、明確なビフォーアフターがあるわけではなく、「気が付けば楽になっていた」「言われてみれば生きやすい」と感じられてる方が多いと思います。

そうすると自分が知らず知らずのうちに変化して、気が付けば周りから浮いていたなんてこともあろうかと思います。

元々浮力高めな方は必死に浮かないようにたくさんの重りを付けてきたと思いますから、その重りを外せばすーーっと浮上しちゃうのも無理はないですよね。

さて、そこで問題が起こるのは「どれくらい自分の変化を受け入れているのか?」という点であります。

以前の自分と同じだと思っているとその分だけ周りから攻撃されやすくなるのです。

一般的に私たちの潜在意識は変化を怖れます。現状維持を望みます。

それが投影されるので、自分の周りの人たちもあなたの変化を怖れます。

だから、あなたが変化し始めると周りの人はその変化を止めるために攻撃という手に出るんですね。(それで最も身近な人が最大のドリームキラーになることすらあります。)

そして、その変化が急だったり、大きかったりする分だけ、周りの攻撃も激しくなるんです。

逆に言えば「周りの人たちが攻撃してくるってことは自分は変化しているんだな」と気づけるんですけどね。

つまり、Eさんが楽に生きられるようになってきた分だけ、それを快く思わない方々がいて、攻撃してきたり、悪口を言われたりするのはある意味正しい変化と言えるんです。

>いいことがあったら「聞いてー!うれしー!」と言いたいし、それを聞いたら「え、やったじゃん!!」と言いたいしというシンプル極まりない感覚で生きてます。

こういう感覚が通じる人もいれば、通じない人もいるし、それが顕著になってきたということです。

だから、喜ばしい変化が起きてるんですけど、その分、悲しく、寂しいできごとも起こるということなんですよね。

>近しい人に気兼ねなく本音を話すことを躊躇う瞬間があったりします。

という風に思うようになるのも、成長して変化して新しい自分になったんだけど、まだその新しい自分に慣れていないし、その新しい自分で新しい人間関係を構築していく最中にあるからだと思うんです。

「子供の成長につれ人間関係が否が応でも広がってきており」という状況であればなおさら考えちゃうのも無理はないと思いますが、たぶんそこで「私が私のままだと浮いちゃうの?」と悩むこと自体がまだ新しい自分に慣れてない証拠だと思うんです。

だから、「あたしはこういう人間なんだから」と自分を主張し、「嫌われても当然。気の合う人とだけやっていければいい」というポリシーを立てることがお勧めです。

これは結果的に「あの人はそういう人だから」と認知されることにつながります。

でも、長女でいい子ちゃんをしてきた期間が長ければ長いほど抵抗があるポリシーだと思います。

忖度をしていた時代の自分がまだ残っているから「あの人ムカつくよね、ずるいよね」とイラつかれたときに気になっちゃうわけです。

でも、「幸せそうでムカつく」なんて嫉妬の最たる表現で、めちゃくちゃ褒められてるし、憧れられてる証拠じゃないですかー。

とはいえ、そういう方々とはお付き合いしたくないですよね?

関りを持たなければいけない環境であっても、それは最低限にしたいですよね?

ってことで、そういう風にすればいいんです。

目標としては「あの人はフルオープンで能天気でシンプル極まりない人だから」と周りの人に認知されて、それでも付き合ってくれる人とだけ付き合い、否定的な人とは距離を取る、というこれまたシンプルな生き方をすることです。

ま、いわば「自分らしく生きるプロジェクト・応用編」ということですね!

◎この辺についてはこれらの本が役立つと思います。

*文庫版人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本 (だいわ文庫)
*新書版『なぜ、あなたは他人の目が気になるのか?』(フォレスト出版)

でも、見方を変えてみれば、そうしてEさんに嫉妬して攻撃してくる方々もまたその人それぞれの人生を葛藤しながら生きてますよね。

嫉妬ってイヤな感情じゃないです。
攻撃するのも気持ちいいもんじゃないですよね?

つまり、そういう方々もまた「幸せじゃない」のです。

でも、彼女たちなりに幸せを模索しながら生きてると思うのですね。

>それぞれみんな自分の人生生きたらええやん、というスタンスです。

というEさんなら、彼女たちをそういう目で見てあげられると思うんですね。

「それもまた彼女たちが選んだ人生で、それが彼女たちの生き方なんだよね」と。

経験された方も多いと思うのですが、私たちが変化・成長していく上で人間関係は変わらざるを得ないものです。

今まで親しくしていた人に距離を置かれたり、嫌われたりすることもあれば、それまで少し遠かった人と急に親しくなることもあります。

それは自分のキャラをきちんと把握することが大事なんです。

フルオープンで能天気でシンプル極まりない生き方ができるようになったEさんも、実はまだ変化の途上です。

まだまだオープンにできるでしょうし、もっともっと能天気になれますし、よりシンプルに振舞うことができるでしょう。その途上にいらっしゃるんです。

そして、時には周りからの批判につい対抗してしまい、過剰にオープンで能天気になろうとしてしまうこともあるでしょう。

つまり、行きすぎちゃうこともあるんです。

さらには、長年培ってきた忖度力や迎合力を再び登場させた方がいいのか?大人しくした方がいいのか?を悩むこともあるでしょう。

それもまたスキルですし、Eさんの魅力の一つになり得るものですし、役立ってきた過去もあるわけですから、捨てちゃうのももったいないと感じますよね。

なのでやっぱりここでは改めて「自分はどうしたいのか?」と自分軸かつ主体的に考えたいのです。

そうしながらも試行錯誤ですね。

昔の自分が出ちゃったこともあれば、意識的に昔の自分を出してみることもあるでしょう。

新しい自分で突っ張ってみて、でも疲れちゃうこともあるでしょう。

そうするとたいていの場合、基本はフルオープンで能天気なんだけど、ケースによっては忖度もするし迎合もする、なんてあたりに落ち着くことも多いです。

この辺はほんと試行錯誤です。トライ&エラーです。

そうして、自分が心地よいと思う生き方を模索し続けるわけです。

とある社長さん。サラリーマンから独立起業して成功を収めていらっしゃいます。

収入も数年で何倍にもなりました。
それで普段から付き合う相手も代わり、高級店で接待されたり、社長仲間とそれなりのレベルの寿司屋に行ったりすることが増えました。
もちろん着る服も変わりましたし、ゴルフも始めました。
世界がガラッと変わったんですよね。

でも、元同僚はもちろん、学生時代からの友人もサラリーマンをしている人が多く、彼のそんな変化に否定的で、あからさまに嫌悪し、距離を取る人もいました。

彼はそれを悲しい、寂しいと思っていましたが、それも仕方ないと思ってましたし、そうした彼らの態度にちょっと反発してムキになってる自分もいました。

そんな彼は松屋のファンで、相変わらずランチは松屋で済ませていました。
また、サラリーマン時代から家の近所の大衆酒場によく出入りをしていて、それは相変わらず続けていました。

するとあるときから職場近くの松屋でサラリーマン時代の元同僚と出会ったり、大衆酒場に学生時代の友人がひょっこり顔を出したりすることがありました。

始めはお互い気まずい雰囲気でしたが1対1で話をしてみるとすぐに昔みたいに話ができるようになったんですね。

そして、そんな友人の一人が彼に「自分も起業したい」と相談してくれるようになったり、個人的に飲みに行く誘いをしてきたりする人が増えていきました。

以前とは違う形、新しい形でまた彼らとの友好が始まったんです。

もちろん、距離を取られたままの友人もいますが、「不思議なもんですねー。やっぱ縁のある人とは再会するんですね」と彼は言ってました。

新しい交友関係も増えましたが、一時的に離れていた昔の友人たちもその一部が戻ってきました。

そして、以前の自分よりはずっと生きやすく楽しく友人関係を築けていると彼は実感しています。

そんな風に自分が変化・成長していくとき、人間関係もまたいろいろな変化を見せるようになります。

でも、そこで「自分らしくある」という意識を持つことで、より心地よい関係性を築けるようになっていくのです。

ちなみにそんな彼がなぜカウンセリングに来たかと言えば「妻がセックスをしてくれない」というご悩みでした。経営は絶好調らしくそちらはご相談する余地はないとのことで。

◎一気に自分を成長させてみませんか?人生を変える3日間へようこそ!

5/3,4,5 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~ゴールデンウイークに人生を変える旅に出てみませんか?~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/48425

◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
また、感想を送ってくださったり、SNSで感想をつぶやいてくださったりすると根本がめっちゃ喜びます!

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自分らしく振る舞えるようになって楽になったんだけどアンチも出てきたんですけど?


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