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自分に厳しいってのはなかなか自覚しづらいもので、頑張り屋さんや自立系な方々は少なからずその傾向があるものです。
甘やかしたらダメになると思って自分に鞭を振るっていることに気付けない方も多いんですよねー。
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「自分を甘やかす」と聞くと皆さまはどのように感じられるでしょう?
私のブログを通読されてる方なら「分かってんだけどなー。ついつい鞭を振るっちまうぜ!」という方もいれば、「なんか最近、自分を甘やかせることができるようになって生きやすくなってきた」という方もいらっしゃるでしょう。
基本、私たちは「自分に厳しい」ものです。
こうあるべき、というルールを持っていたり、
あれしなきゃ、とスケジュールに追われていたり、
これくらいできなきゃ、と基準を高く設定していたり、
そして、それらに「当然」「ふつう」「みんなやってる」という大義名分を付けているので「自分が自分に厳しいということに気付かない」という現状を作っているんです。
なので、そういう方は「自分に厳しい」という自覚はないものの、何らかの“症状”によってそれに気づかされることになっています。
「なんか忙しくて余裕がないぞ!」
「このところ体調がイマイチ。」
「睡眠が浅いのよねー。寝ても寝ても眠いわ」
「客観的に見れば自分はハードワーカーだと思われてるけど・・・」
「このところ人間関係がぎすぎすしてきた」
「パートナーシップがこのところ低空飛行過ぎる」
「頑張ってるのになんか報われないなあ」
「やりたいことがいっぱいあるのに全然手が回らない!」
「好きなことしてるつもりなのに楽しくないんだよな」
「気が付けば最近あんまり笑ってないなあ」
もちろん、だからと言ってその理由が「自分に厳しいから」とは気付きにくいものなのですが。
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そんなテーマで今度新潟でマミコとコラボでセミナーするんです。
近隣にお住まいの方、この機会に新潟に出向いてやろう!と思われる方、ぜひお越しください!!また、お知り合いが新潟にお住いの方がいらっしゃったらぜひ「行けや!」と脅していただけたら幸いです。
新潟:4/8(土)14:00-16:30 マミコと一緒に特別講座「もっともっと柔らかく、暖かく。今日から自分を甘やかそう!」
☆新潟で一緒にセミナーするマミコのお話。
柔らかい日差しに誘われて、自分にうーーーんと甘く優しくしてあげませんか?だってだって、春だもんね!
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先日、「自分が自分に期待する」という記事を書きまして、うちの読者のハートにけっこう刺さったみたいですけど、「自分に高いハードルを設定して頑張ってそれを超えようとする」ということもまた「自分に厳しい」ということになります。
こういう話をすると武闘派だったり、頑張り屋だったり、いい子だったりする方々からは「それじゃあ成長がないのでは?」という問いを投げかけられます。
目標を設定してそこに挑むことは大切なことであって「自分に厳しい」ということにならないのでは?という至極真っ当な疑問です。
そういう問いに対して私は「その基準の設定の仕方の問題と目標を達成したときの態度の問題なんだよね」という哲学的返答を返すものです。
分かりやすくテストの点数で例えてみましょう。
TOEICの現在のスコアが600点だとしますね。それもそれなりに優秀な点数ですが、まず、その自覚があるかが一つ目のポイントです。
そして、英語の勉強を頑張ってスコアを伸ばそうとしているとしましょう。
それ自体は何ら問題ありません。むしろ、すばらしいことだと思います。
しかし、そこでもしあなたがこのように考えているのであれば「自分に厳しい」わけです。
「周りの人たちは700,800当たり前のように取ってる。自分もそれくらい取らなければ。」
これは「他人軸」なあり方ですよね。
周りの人を見て、自分の基準を決めてるわけです。
「英語ができると人に言えるためには800点くらいは取らなければ。600点ではまだまだダメだ」
これもまた他人軸な要素を持ってますね。人からの評価を気にしてるわけですから。
そして、高い基準(800点)を設定し、今現在の自分(600点)を否定していますね。
600点で満足しなさい!ってことではなく、まずは今の自分を肯定しましょう!というのが課題になります。
「帰国子女なんだから900点くらい取れなきゃおかしいのに、600点とは情けない」
これは過去に実際あった事例なんですけれど、帰国子女という状況からハードルを高く設定し、今の自分を否定していますよね。
「そもそもそんな英語得意なん?好きなん?」「スコアは600点だけどふつうに英語使ってるんじゃないの?」などの疑問も生まれます。
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こういうテストって「目に見える数字」だから例えやすいわけですが、似たようなことを内面的な要素だったり、目に見えない行動だったりに転用して私たちがいるんです。
だから「なんかしらんけどいつも疲れてる」とか「別に忙しいわけじゃないけどストレスが溜まってる」とか「なんか楽しくない!充実してない!」などのように見えない原因で自分をしんどくしちゃってるわけです。
そういうときは「何らかの高い基準を設けて自分自身を責めている状態」という風に解釈でき、それを「自分に厳しいんだよねー」と表現するわけです。
つまり「今、日々いい気分で過ごせていないならそれは自分に厳しい証拠」と思ってしまっても良いのです。
えええええええーーーーーーっ!?!?という声が聴こえて来そうですけど、決して暴論ではありません。
どんな状況にあっても「自分の心は自分で面倒を見る」わけですから、「いい気分じゃない」「楽しくない」「つまんない」というのも周りの責任ではなく「自分が作りだしたもの」なんです。
そして、その原因が「ちょっと自分に厳しすぎるんじゃね?」というわけです。
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じゃあ、自分を甘やかしている状態だとどういう表現になるのか?
向上するための目標を設定している状態だとどういう表現になるのか?
「600点取れたから次は650点を目指すぞ!頑張る気になってきたぞ!」
「600点取れて偉いねー。すごいねー。頑張ったねー。また頑張ったら700点くらいまでは行けそうな気がする!うふふふ」
要するに「やる気になる」「頑張りたくなる」「ニヤニヤしてしまう」「嬉しくなる」と言ったポジティブな感情が出てくるんです。
そして、誰かと比べるわけでなく(他人軸ではなく)、自分軸で今の状況を捉えられているのです。
だから、自分に厳しすぎる人が自分を甘やかすためには「自分軸」であることがまずは大切と言えるでしょう。
「私は私、人は人」って線引きをきちんとしましょうね?ということです。
そして、今の自分を肯定するわけですから、すなわち「自己肯定感」という毎度おなじみのテーマが出てくるんです。
だから、極論を言えば「今の自分の状況に対して自己嫌悪や自己攻撃、あるいはネガティブな感情を持っているのであれば自分に厳しいと言える」のです。
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でも、子ども時代から期待に応えて頑張ってきたり、何かしら目標に向かってきたりした方は、「自分を甘やかす=怠惰になる」というイメージが付きまとうようです。
果たしてほんとうにそうなのでしょうか?
そう思ってしまうということは、それくらい常に緊張した人生を送ってきたってことじゃないでしょうか?
自分を甘やかす目的のひとつに「弛緩作用」というものがあります。
何かを頑張るときはピーンと張るけど、そのままだったらストレスが増大します。
だから、コトが終わったらだらーんと緩めることが必要ですよね。
その「緩める」ということが「自分を甘やかす」ということになります。
筋トレをしていると「インターバルがものすごく大事」ということを教えられます。
スクワットを15回頑張ったら筋肉を3分休むんです。
そうしてピーンと張りつめた筋肉を緩める方が筋肉がきちんと付くそうですし、ケガもしません。
何かを頑張らなきゃいけないとき、イヤでもやんなきゃいけないことがあるときってありますよね?
そこはやっぱり頑張り時なので頑張っちゃってもいいわけです。
けれど、その後に自分を緩めることをしてあげないと、ピーンと張りつめたままになっちゃいますね?
そこでは「自分を甘やかす」という技を駆使するわけです。
けれど、自分に厳しい人ってのは「ひとつの目標を達成したらすぐに次の目標に向かって走り出そうとする」という傾向があります。
フルマラソンを走った直後に、100メートル走に挑むわけです。
そんなんでいい記録出ますかね?
やっぱフルマラソンを走ったらそれなりに休息をとらないと100メートル走の記録何て測れないですよね?
でも、案外みなさん、そういうことをやっちまってるのかもしれません。
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そうすると「自分を甘やかす」ということは「自分を大切にする」とか「自分に優しくする」という風に置き換えることができます。
また、具体的にどう甘やかすか?を考えるならば「自分の心の声を聴く」という風に言えます。
そして、自分を甘やかすためには「今の自分を知る(肯定する)」ということがまずは出発点となるわけですね。
だから、こんな問いを自分に投げかけてみることにしましょう。
〇今の自分が頑張ってることは何でしょうか?その自分を「偉いなあ」って認めてあげましょう。
〇今の自分を10個褒めてあげてください。
〇今の自分がご機嫌になれることって何ですか?思いつくことをまずはやってみましょう。
〇「ちょっと一息ついてください」と言われたら何が思いつきますか?それを今やってみませんか?
〇やりたいけどやってないことって何かありますか?そこに“チャレンジ”してみませんか?
〇人から言われて嬉しい言葉は何ですか?それを自分自身にかけてあげましょう。
〇自分のいいところを10個すぐに挙げてみましょう。ニヤニヤするくらいのいいところを見つけてあげましょう。
そんな心がけを日々してみると「自分を甘やかす」ということが決して悪いものではなく、むしろ、自分をさらに元気にする大切な心がけであることが分かってくると思います。
だから何かを頑張りたい方とか、夢を叶えたい方とか、欲しいものがあるとか、男がほしい!とか、ライフワークを生きたい!という方には必須の“スキル”なんです。
そして、こういうのが苦手な方は敢えて何も予定のない平日夜とか休日を作っていただいて「今日は自分を甘やかしてみよう!」ということにチャレンジしてみるといいですね。
◎そんなお話をさせていただく会を4/8(土)に新潟で開催しますっ!皆さんからの疑問・質問にお答えする時間も作りますのでお近くの方はぜひ!
新潟:4/8(土)14:00-16:30 マミコと一緒に特別講座「もっともっと柔らかく、暖かく。今日から自分を甘やかそう!」
ちなみにランチ会もあります。
★新潟に来れない人(?)はこちらもあります。
*「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)
*セミナー動画「○○すぎる人のための自分を徹底的に甘やかす講座~もっと深く自分を許し、愛する~」
◎本格的に自分を愛することに取り組むならコレ!
5/3,4,5 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~ゴールデンウイークに人生を変える旅に出てみませんか?~
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今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!
『自分を甘やかすことは自分に優しくすることだし、大切にすることでもあるし、自己肯定感をあげる方法でもあるんです。』
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