ほんとの問題はそれじゃないかもよ?~お金の問題と思っていたらスーパーおかんからの愛をもっと受け取れ!という問題だった編~



自分ではコレが問題だと思っていたところが実はそうではないかった、というケースもよくあるものです。
今回も「貯金が苦手」という問題から入るのですが、ほんとうは夫婦関係、さらにはスーパーおかんとの問題が隠れているようです。

根本さん初めまして!こんにちは!
少し前に根本さんを知り、Voicyを聴きながら家事をしたり車に乗ったりして楽しんでいましたが、つい先日、とうとうブログを覗いてしまい、過去記事など読みあさってしまっている主婦です。
ダメもとで質問を送ってみようと思います。

「お金に対する意識を変える3つのポイント」という記事を読み、私もお金に対する自分の意識について悩んでいたので、とても参考になりました。

結婚して11年が過ぎ、ずっと家計を任されているのですが、貯金が下手です。
数年前に思った以上に貯まっていなかったことに旦那さんがショックを受け、家庭内のシステムを変えるということがありました。
家計は任されてはいますが、以前のように全てを私に渡す、という形では無くなり、旦那さんも貯蓄などをやってくれるようになり、私としてはそれで気が楽になりました。

この数年、色々と考えたり悩んだりしたのですが、分かったことは、私はお金への執着があまりないのかなあということです。
幼少期はあまりいい思い出はなく、父親は借金が原因で家を出ていき、兄は障害があって、私は家庭で色々と頑張りすぎたり我慢した過去があります。
なので、18歳になって、どうしても家を出たくて県外の大学に行かせてもらいました。それから地元には戻らず結婚し家庭を持ち、子どもも居ます。
母親は女手一つで、私と兄を育てて、大学まで行かせてくれて、小さい時からお金がなくて困るとか、そういう心配をさせるようなことが一度もなくて、どうやっていたのだろうと、自分も家庭を持つようになって本当に母はすごいと思いました。
公務員のお仕事を全うしたのですが、それだとしても私には想像もできないお金のやりくりだったように思います。

私は、大学を卒業して、一人暮らしをして自分で働き、好きなことをしたり、楽しんだりして過ごしていたときは、自由で本当に楽しかったです。
今思えば、その時から私は貯金をあまりしてなかったんです。旅行やそれなりに高価な買い物や、結婚もしたりしたので、欲しいものややりたいことにお金を使ってきた、のも確かで、なんというか、欲しいものに使ってしまうんです。
お金あるんだから、やりたいことに使ったらいいじゃんって、思ってしまうんですね。一人暮らしの時は、給料日まで何日かあるのにお財布に1000円、とかいうことになっても、なんとかなるやろ、と思って、あまり悩んだりもしなかったんです。

その癖が、きっといまだに残っていて、貯金が苦手なんだと思うんです。なんとかなると思っている自分が居ます。
なので長い目でみる貯金は旦那さんに任せたのですが、旦那さんはきっと私に、もっと貯金が上手になってほしい、と思っていると思うし、私も頑張っては居ます。でも、お金を貯めることばかり考えるのは苦しいんです。
旦那さんの収入も、もちろん貯金に回したりはしています。でもそれ以上に、旦那さんから漏れ出している、とにかくお金を貯めたいという気持ちが目についてしまって、それができてない自分を責めるような気持ちにもなってしまうのと、最近は、私にそもそもあまり不安がないことが、逆に大きな欠陥のような気がしてきてしまい、悩んでいます。

長くなってしまいましたが、、こんな私は、どうやったら貯めることを楽しいと思えるようになりますか。なんで貯めれないのでしょうか?

よろしくお願いいたします。
(Yさん)

まあ、この手のご相談においては威厳並びに確信をもって「諦めたほうがいいんじゃね?」という提案をしてしまい、相談者さんを後悔させてしまうカウンセラーも世の中にはいるんですよねー。ほんと誰のことやら。

「貯金」という意識は日本人に大変根強い価値観なのですが、海を渡ってしまえば価値観も大きく変わるものです。「貯金」というのは貨幣の価値が一定であることがある程度保障されてる国でしか成り立たないものですから、貨幣価値がいつ転がるか分からない現代においてはあまり推奨されない面もありますよね。

だから「貯金しなければ!」という意識はそれ自体が問題になる可能性もあるわけです。

また、昨今では「お金」よりも「信用」の方がはるかに価値があることが認知されるようになりまして、そこでも「貯金」の意味が改めて問われてるわけです。

という話になるのですが、Yさんのお話とは直接関係のない話かもしれませんね。

で、ちょっとYさんにとっては意外な話かもしれませんが、ここで話してくださった内容って果たして「お金」とか「貯金」の問題なのでしょうか?

ここ、非常に重要なことでございまして、もし、旦那さんもまたお金や貯金に執着せずに、まあ、なんとかなるやろ的な考え方の方だったら、このように私に相談しようと思ったのでしょうか?

同様に、夫の年収が軽く8桁を越え、ふつうに生活していると勝手にお金が貯まっていくような状況であれば、この相談は浮かぶんでしょうか?

ということで、この問題は「お金」ではなく「夫婦関係」の方が本質じゃないかと思うのです。

つまり、「夫の望みを叶えられない妻が抱えている罪悪感などについて」という問題です。

すなわち、

>旦那さんはきっと私に、もっと貯金が上手になってほしい、と思っていると思うし、私も頑張っては居ます。でも、お金を貯めることばかり考えるのは苦しいんです。

とおっしゃるのですが、私からすると

(1)「なぜ、そんなに夫の希望に沿わねばならないと思っていらっしゃるのでしょう?」

という点がポイントです。同時に

(2)「なぜ、苦手なことを頑張ってやんなきゃいけないの?夫が得意だったら夫に任せちゃえばいいんじゃね?」

という疑問も浮かぶわけです。

で、この(1)(2)の質問文を見れば分かるように、ここには「お金」という文字は一つも出てきません。むしろ、「お金」以外でも似たようなケースって起きてないですかね?という風に思うのですがいかがでしょうか。

つまり、旦那の希望を叶えようと無理してたり、頑張ってたり、我慢したりしていること。旦那に合わせようとしていたり、気を遣っていたりするところ。

要するに「旦那軸」になっちゃってる部分はありませんか?ということです。

もちろん、元々「貯金が苦手なYさん」がいるので、余計にそのことで罪悪感を覚えやすいので、お金の問題も確かにあるんですけれど、それは旦那とは関係ないことで、個人的な問題なんですよね。(それに、そもそもそれって問題なのか?という点もありますが)(なので後の方で軽く触れると思います)(忘れていなければ・・・)

まさか長々と書いた貯金の問題がほんとの問題じゃなくて夫婦関係の方が問題だと言われるのは、歯が痛くて歯医者に行ったら『それ、歯じゃなくて胃腸の問題だよ』と言われたようなもんかもしれません。

けど、そういうことって意外とよくあることで、カウンセリングの現場でもクライアントさんが「え?あ、そっち?え?」という反応を示されるものです。

また、夫婦の問題とお話ししましたが、また別にあるのが「実家の問題」でして、どうやらお母さんに対してもなんか気後れしてるというか罪悪感があるというか劣等感を覚えているようなところもあるのかもしれません。

母親はしっかりしてるけど自分はそうじゃない、みたいな。

夫婦も実家もどちらもお金が絡んでくるのでお金の問題と向き合うのも大事なんですけど、私からすれば、分けて考えたほうがいいテーマだと思うのですよね。

例えば!!!ですけれど、こんなストーリーもあるんです。Yさんにぴったりフィットするわけではないと思いますので適宜修正してくだされば幸いです。

頑張ってるお母さんにそもそも申し訳なさを感じていた自分がいます。
また、そのお母さんはいわゆる「スーパーおかん」でいらっしゃって、まあ、母親としては完璧な存在なのですな。

父が家を出て行き、兄は障害があるという環境の中で、Yさんも相当頑張ったり我慢したりしたことは想像に難くないですが、それ以上にお母さんの頑張りがめちゃくちゃ印象に残ります。

特にその思いは結婚して家計を預かるようになるともっとリアルになりまして、常日頃から「おかんに比べてあたしは全然あかんわ」という思いが出てきやすいのではないかと思うのです。

つまり「妻として自分はダメだ。情けない。イケてない。ちゃんとしてない。」という思いを抱きやすい状況にあるわけです。

そこに「貯金」の問題が出てきます。

そうすると「家計をきちんと守っていた母」の姿が浮かびます。

「母は公務員の給料で子どもたちを育て、自分を県外の大学に行かせてくれた。それはすごいが、自分には到底まねできることではない。」と思います。

「ああ、全然あかんわー。あたし、全然あかんわー。こんな自分は妻失格だわー。」という風に思ってしまっても無理はないかもしれません。

・・・・という風に流れを見てみると、なんで「旦那軸」になってしまうのかもよく分かりますね。

そして、その問題のルーツが「おかん」にあることもまた見えてきますよね?

だから、本来向き合うべきは「母」なのかもしれないわけです。

さて、スーパーおかんに育てられた悲劇についてはちょくちょくブログでも触れているかと思いますのでググっていただければ何かしらネタが出てくると思います。

スーパーおかんの娘として育つのはやはりそれなりに大変な面が多いんですよね(息子も別の面で同様ですが)。

結婚して家計を預かるようになれば「え?自分ひとりの給料でやりくりしてくれたの?そんなことよくできるよね。それで子どもたちを育てたの?信じられなーい!」という風に思います。

でも、もしかしたらそれだけでなく、家事とか教育とか躾とかその他諸々の面でもかなり立派なあ母さんだったのかもしれません。

やはり母というのは娘にとっては基準の一つですから、母がやっていたことが自分ができないと、それだけで劣等感を覚えるものです。

それがスーパーおかんですと、ものすごく基準が上がってしまいますよね。
自分がなすべきことが手に負えないほどいっぱいあるわけですから。

その基準で見れば自分は妻としては不十分だと思ってしまうわけで、デフォルトで夫に対して「こんな嫁ですまん」という思いを抱えてしまうものです。

だから、夫に対して引け目負い目罪悪感を覚えるのはお金のことに関してだけかなあ?と思ってしまうのですね。

また、

>小さい時からお金がなくて困るとか、そういう心配をさせるようなことが一度もなくて、

ということですから、Yさんは相当お母さんに守られて育ったのだろうと思います。
スーパーおかんあるあるですけどねー。

子どもに心配させまい、子どもに苦労をさせたくない、片親だからって子どもに惨めな思いをさせたくない、お兄ちゃんのことで妹に辛い思いをさせたくない、そんな思いをお母さんはたくさん持っていたのかもしれません。

それができること自体がまさにスーパーおかんなのですが、Yさんに課せられた重大かつ喫緊の課題は「お母さんのその思い=愛を受け取ること」です。

そんなお母さんに大きな愛を与えられ、そして、その愛の元で自分はちゃんと育ってきたことを受け取ることなのです。

どれくらい自分が母に守られていたのか?母に愛されてきたのか?を実感し、ただただ「お母ちゃん、ありがとう!」と夕日に向かって叫ぶことなのです。

「結婚して初めて母親のすごさが分かったし、子どもを育てて初めて母親の愛に気付けた」という方も多いと思います。

そして、ここからがさらに重要なのですが、「母親が娘に託した夢を実現する」という目で自分の人生を振り返っていただきたいし、これからの人生を見ていただきたいのです。

Yさんが県外の大学に進学したり、旅行や高いものにお金を使ったり、やりたいことをやってきたり、好きなように生きて、お金のことを「何とかなる」と思えるって、もしかしたら、その生き方ってお母さんにとっての「希望」なのかもしれないんです。

自分が生きたいけど生きられなかった生き方を娘に託す。

見ようによっては重たい荷物のように感じてしまいますが、それは罪悪感があるから。
純粋にそれを愛として受け取れたら、自分がどんどん自由に生きることこそが親孝行であり、それで夫婦ラブラブで幸せに暮らしている姿がお母さんへの最高のプレゼントとなるのです。

もちろん、お母さんが不幸だということを言いたいわけではなく、たぶん、お母さんはその生き方が自分に合っていて、それなりに幸せを感じながら今に至ってると思うのです。

でも、右に進めば左に進めないことも確かですから、自分とは違う生き方を娘がしてくれることで、人生が2倍充実し、楽しめるようになります。

だから、そうしてYさんが「自分らしく幸せな人生を突き進む」ということがものすごく大事なわけです。

お金についてもそんな執着がなく、「なんとかなるよー」という気持ちでいられるのであれば、それもまたお母さんからのプレゼントなのかもしれないですよね。

お父さんのこともあって、お母さんは「子どもにはお金で苦労してほしくない」という思いがあったと思いますから。

そしたら、その気楽なお金に対する意識もまた大事なものじゃないかなあ、と思うわけです。

母を基準としてそこを目指したり、母と比較して自分を下げたりすると「自分らしさ」を失います。

そこで勝手に罪悪感を覚えて「夫」に対しても罪悪感を持つというのもまた違いますよね?

ということでちゃんとお母さんからの愛を受け取って、今の自分を堂々と楽しめるようになった方がいいと思います。

そしたら、旦那さんとの関係ももっとよくなると思うんですよね。

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