「弱さ」について~どうしたら自分の弱さを受け入れ、許すことができますか?~



人は必ず弱さを持ち、そして、多くの場合、そこに自己嫌悪やコンプレックスを感じています。
だから、人から攻撃されない、バカにされない、否定されない、失望させないために、その弱さを隠し、強がって生きています。
しかし、それではストレスが相当強くなり、また孤独感も高まります。
どうしたら自分の弱さを受け入れ、許すことができるのでしょうか?

皆さんは自分の弱さをどれくらい受け入れ、許せているでしょうか?
また、その弱さを出せる相手ってどれくらいいらっしゃるでしょうか?

武闘派になればなるほど「弱い自分」を嫌い、「弱さ」を嫌悪するので、「強がる」ことしかできなくなります。

また、人目を気にしたり、期待に応えたり、ちゃんとしようとしたりすると「完璧な自分」を演出しようとして、これまた弱さを受け入れられません。

「自立」には良い面も悪い面もやはりあるわけですが、そのネガティブな要素の一つが「弱さを嫌う」というところにあります。

自分の弱さを嫌い、それを悟られないように隠して自分を強固な鎧で守ろうとするのが「自立」なのです。

では、そもそも「弱さ」って何でしょうか?
あなたは自分のどこに「弱さ」を感じていますか?

・ニーズが強いところ
・自己中なところ
・重たい女であること
・相手を束縛したくなるところ
・自信がなく、不安になりやすいところ
・肝心な時に逃げちゃうところ
・すぐに心が折れちゃうところ
・感情に振り回されるところ
・中途半端なところ
・周りに流されやすいところ
・我慢が足りないところ
・頑張り切れないところ
・諦めが早いところ
・大人なのにだらしがないところ
・無知なところ
・経験がないこと
・学歴や職歴があまりよくないこと
・外見にコンプレックスがあること
・「ごめんなさい」が言えないところ
・素直じゃないところ
・意地を張ってしまうところ
・ウソをつくところ
・狡いところ
・競争心が強いこと
・隠したい過去があること
・親やきょうだいに問題があること
・貧乏だったこと
・友達がいないこと
・すぐに人と比較して自分にダメ出しするところ
・「自分」がないこと
・何も成し遂げていないこと
・すぐに感情的に振舞ってしまうところ
・何かと拗ねてしまうところ
・男(女)にだらしがないところ
・欲張りなところ
・お金の管理ができないところ
・家事が苦手なところ
・コミュニケーション能力が低いところ
・相手の気持ちを考えられないところ
・愚痴っぽいこと
・仕事ができないところ
・体が弱く、体調を崩しやすいところ
・持病があること
・いつも人に文句を言っているところ
・一人で頑張ってしまうところ
・助けを求められないところ
等々。

他にもきっといっぱいあるでしょうし、そもそも「弱さ」って人それぞれ定義が違うと思います。

あなたが感じている「自分の弱さ」って何だろう?と考えてみてください。
それだけで「えー、それってほんまに弱さなんかな?」と誤解が解けるかもしれません。

そもそも「弱さ」というのは端的に言えば「そんなところを人に見せたら嫌われる/攻撃される/馬鹿にされる/失望される」と感じる要素でして、だから、Aさんにとっての弱さとBさんにとっての弱さが真逆になることだってあり得ます。

つまり、主観的なものなんです。

で、「弱さを見せたら愛されない」と思えば思うほど、私たちは弱さを隠し、逆に、強がってしまうでしょう。

では、なぜ、それがあなたにとっての弱さになったのだと思いますか?
どうして、その要素を弱さだと捉えるようになり、人には見せてはいけないと思うようになったのでしょう?

・・・となると、これまた例のごとく「親」の存在がクローズアップされてくるわけですが、それだけではなく、「学校の先生」や「同級生の反応」「部活の先輩」、さらには「塾の先生」などにも影響されるものです。

「子どもの頃、泣き虫で学校でもよく泣いてたら、周りの子たちにからかわれてすごく嫌な思いをした。それ以来、人前で涙を出しちゃいけない、泣いちゃいけないと思うようになった」とするならば、その人にとって「涙を流すこと」は「弱さ」に定義されます。

そんな風に「周りの人にからかわれた/笑われた/否定された/攻撃された/馬鹿にされた」などの経験から、それを「弱さ」と定義することもあります。

また、一方で、親が「恥をさらすな」と世間体を気にする人で、いつもきちんとしなければ!と振舞っていたならば、あなたはそんな親の態度を真似して「恥ずかしいことはできない。きちんとしなければならない」と思い込みます。
そうすると、自分の中にある「だらしないところ」は弱さになるでしょう。

そうして「誰かが弱さを隠しているので、それをまねした」ということもあります。

そうして、「弱さを出したら傷ついた」という経験をしたり、「きっと弱さを出したら否定されるだろう」と思い込むようになったりすると、当然ながらどんどん「弱さ」を出せなくなっていきます。

しかし、自分が「弱さ」だと思い込んでいるその要素も「自分の一部」です。
自分の一部を見せない、出せないようにするのってすごいストレスになるのは想像できますよね?

それを私たちは無意識のうちに「防衛的」にしているんです。

だから、「自分は弱い。そんな自分は人から相手にされない。だから、隠さなければならない」と思っている要素が多ければ多いほど、当たり前の日常生活の中ですごいストレスを抱えることになり、やがてはいっぱいいっぱいになってしまうんですね。

それが「生き辛さ」になっている人もいるんです。

自分が弱い、ということを知っている人は多いと思いますけれど、その弱さを受け入れているか?となると、これまた別の話になります。

受け入れているかどうか?というのは「その弱さに対して否定しているか?肯定しているか?」の違いです。

自分の弱さを否定し、攻撃し、隠しているとするならば、実はそれを受け入れてはいません。むしろ、自分が肯定できないところがあるならば、それを自分は「弱さ」だと認識してると思ってもいいでしょう。

では、自分の弱さを受け入れられるようになるにはどうしたらいいのでしょう?

これは「自己肯定感をあげる方法」がほとんど当てはまります。

簡単にやるとするならば、上に列挙したように、これが自分の弱さだな、と思うところを書き出してみます。できれば具体的に、詳細に。

そのリストを作ろうとすると、それだけで胸糞悪いと思いますし、書きあがったリストを見たら気持ちが凹んでしまうかもしれませんが、そこでネガティブな思いが出てきた分だけ、「自分の弱さを否定してるんだなあ」と思って見てください。

そして、それをちょっと「客観的に」に眺めてみます。
もし、あなたの大切な人がそれを弱さだと言っているならば、あなたはその人に何て言うだろうか?と考えてみてもいいでしょう。

次に、その「弱さ」を許していきます。

感情が伴わなくてもいいので一つずつ指をさしながら、「しゃあないやん。それでええやん。それがあんたやもん」と言ってみます(皆さんのなじみの方言を使ってくださいませ)

その時スーッとして安心したり、ホッとしたり、気持ちが落ち着いたりするならば、あなたの心はその要素を受け入れ、許した証拠です。

しかし、「いやいや、あかんやん!そんなん絶対あかんやん!」と強い抵抗が出てくるならば、そこには何らかの「痛み」があるようです。

そこを掘り下げてみましょうか。
なぜ、そんなにも否定的に思うのか?なぜ、素直に受け入れられないのか?
何があったのか?どんな痛みがあるのか?

そうして自分の心の中を掘り下げながら、それでも自分を「しゃあないやん」と許し続けます。
「そんなことがあったんだったら、そんだけ抵抗するのもしゃあないなあ」というのも「許し」です。

つまり、弱さを受け入れられないことを受け入れる、わけです。

そうすることで弱さを一段受け入れられるかもしれません。
そのうえで、改めて先ほどの「しゃあないやん。それでええやん。それがあんたやもん」ってもう一度言ってみます。

それでスーッと安心したらOKですが、そこでも抵抗がある場合は次の方法に移ります。

それは「その弱さがあるからこそ、得られるメリットを考える」です。

そもそもあなたが弱さだと思っているものは、裏を返せば、何かの強みに変わります。
(短所→長所変換ですね)

これはある程度思考的に考えたほうが答えは出やすいです。

そして、そのメリットや強みを考えた上で、再び例のセリフ「しゃあないやん。それでええやん。それがあんたやもん」を言ってみます。

そこでも抵抗がある場合は、次の手段に移ります(手段なんてほんと無限にあるわけです)。

「その弱さを受け入れてくれそうな人って誰?」と考えてみてください。

自分で散々やってみたけど受け入れられない。けれど、あの人だったら鼻くそをほじりながら「ふーん。別にええやん」って言ってくれそうな人、いませんか?

ここは「気合と根性」で探し出してみてください。
まあ、最終手段としては「神様」とか「仏様」とか「根本様」とかでもいいでしょう(笑)

そして、思いついたら心の中でその人に「私にはこんな弱さがあり、自分では到底受け入れられません。けれど、そんな私を許してくれますか?」と言ってみます。

これは一種の「手放しワーク」でして、セラピーです。
「あなたが受け入れられない自分の痛みを差し出す」というセッションです。

それをイメージの中でやるわけです。

そこでもまだわだかまりがあるならば、いよいよ、その人に登場していただきましょう。
神様だったら神社へ、仏様だったらお寺へ、根本様だったらセミナーやセッションへ、ということになりますが、そんなのめんどくさいわ!とお感じの方は、あなたの周りの人に「告白」してみてください。

根本様のセッション料よりも随分と安く「受け入れられる」経験をするでしょう。

ただし、その時、本気で許してもらいたい、という思いがなければ、むしろ、傷つく人を選んでしまうので気を付けてください。

もちろん、根本様が無理そうな場合は、適当なカウンセラーを指名すればいいと思う!(根本は拗ねます)。

とにかく、一度でも「別にええんちゃう?」という経験を自分にさせてあげることで、ずいぶんと心は軽くなっていくものです。

また、ここで注意してほしいのは「受け入れてほしい人」を選ぶのではなく、「受け入れてくれそうな人」を選ぶことです。

「やっぱり彼に受け入れてもらいたい」と思うのは無理もないことですが、彼にその能力があるかどうかは冷静にご判断ください。

自分の弱さを受け入れられると、自己肯定感があがるだけでなく、人の弱さを受け入れることも可能になります。

逆に言えば、自分の弱さを否定していれば、他人の弱さも許せないのです。

だから、自分の弱さを受け入れることは、許し上手になる秘訣とも言えるのです。

さて、多くの人は自分の弱さを嫌い、隠し、何とかこっそり直そうとします。
しかし、自立を極めるほどに隠す癖が付くのでストレスがマックスになります。

そうすると何かの拍子にふいっと出てしまうことがあります。

分かりやすいのが「あいつ、酒癖が悪いんだよね。」という奴。
お酒を飲むことで「弱さ」を出せるようになるのですが、そうすると自分の弱さを嫌っている分だけ、アルコールに依存しやすくなります。

また、アンダーグラウンドに逃げ込む場合もあります。
妻や友人に言えない自分の弱さを、お金を払ってお姉ちゃんたちの前で晒す男性はとても多いものです。
夫や子供たちには隠さなければならない弱さを、不倫相手の男性の前でさらけ出す奥様も多いですね。

でも、そうしたアンダーグラウンドで弱さを出すと、その弱さは許されたような気がするかもしれませんが、その一方で、罪悪感を抱えますし、表の世界ではその弱さは生き続けます。
となると、アンダーグラウンドが手放せなくなってしまうわけですね。

人は弱く、完璧な人など誰もいません。
そして、意外かもしれませんが、あなたの弱さは、誰かにあなたを愛させるきっかけを与えてくれます。
長所や魅力だけが愛される要素ではないのです。
むしろ、あなたの弱さがこそが、相手のほんとうの愛を引き出すものになるのです。

だって、あなたの弱さを無条件で受け入れ、愛してくれたとしたら、あなたにとってその人はかけがねえのない人になるでしょう?

あなたの大切な人が、あなたの前で弱さをさらけ出してくれたら、すごくうれしく、いとおしく感じませんか?

あなたが自分の弱さを自分なりに受け入れていくと、そんな感動に出会えるようになるのです。

「弱いまま生きていけばいい」ってことなのです。

★弱さを受け入れるための本。メイクを落として素の自分を愛する。

『「いつも無理してるな」と思った時に読む本』(大和書房)

*セミナー動画:心のメイクを落として本来の自分らしさを取り戻すワークショップ3days

★王道の自己肯定感シリーズ。

自己肯定感とは?(Youtube)

動画配信/DVD「自己肯定感をあげる3daysプログラム」

「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)

「マンガでやさしくわかる敏感すぎるあなたがラクになる方法」(日本能率協会マネジメントセンター)

「ムック本「書くだけで「自己肯定感」が高まるワークブック」」(宝島社)

ムック本「自己肯定感を高めるお得技ベストセレクション」(晋遊舎)


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 『自分の弱さを受け入れ、許す方法とは?
 


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