内的充実ばかり図って外的世界(現実)が疎かになるタイプの次のステップは?~与える、分かち合う、つながる、という愛の世界へ~



内的世界にエネルギーを注ぎ込みすぎると、外的世界との交流がしんどくなって自分ひとりの世界に閉じこもってしまいます。
でも、内的充実はものすごく重要なことで、それができるようになったならば、今度は外的世界との交流がテーマになるんです。
その際のカギは「愛」。ハートチャクラがカギを握ります。

こんにちは。
昨夜のYouTubeの初ライブ配信、誠にありがとうございました。
出遅れてほぼライブではなくアーカイブ拝聴でしたが丁寧で愛溢れるご回答感動でした。

以前からのファンなのですが根本さんのお話で、最近はとくに女性性や内的充実の話が自分に響き何度も繰り返し読み聴いています。

内的充実的行為は自分とすごく相性が良いのか、ともするとハマり込んで現実的な世界が億劫になるところがあり問題にも感じています。

先日、女性性は内向きのエネルギーで全ては一つという感覚で多幸感があり、スピにハマる人などはこの感覚に中毒になってる的な見解を読み、私じゃん…と思いました。

私はごく個人的内的充実を探る方なので、スピは詳しくないしスピ仲間もいません。
私の場合ですが内的充実求めると例えスピリチャルだとしても外のフォーマットは邪魔になるというか…スピなりアートなり文芸なり音楽なり、なんらか内的世界を共有出来る現実世界と関わりがあればいいのだろうなとは思うのですが、あれこれ試しても持って数年。
関わり合いが面倒になって構築されかけた人間関係や仕事などなぎ倒して、自分の内的世界に引き籠りを定期的にしてしまいます。

内的充実にばかり嵌まり込んで現実が疎かになるタイプはどうやって生きて行けばアドバイス頂けたら幸いです。
(Yさん)

ライブ配信、見てくださってありがとうございます~♪
(まだ見てないっす!という方はアーカイブをどうぞー!)

https://youtu.be/YAgy0c5no-M

ちなみにYoutubeのライブ配信、次回は10/11(日)16:00頃より開催する予定です。(また別途お知らせしますね)

さて、内的充実を図ることはめちゃくちゃ重要だし、めちゃくちゃお勧めしますし、ほとんどのクライアントさんに内的充実を課題にしてますし、何なら私の記事や本やセミナーもほとんどが内的充実を目指したものとなっています。

なぜならば、外側の世界をどんなに充実させても、心が満たされなければ一向に幸せを感じられないからです。
一方、内的充実を得られると、外側の世界がどんなでも幸せを感じられるからです。

とはいえ、私たちが住んでる世界は外側の世界と交流を図らなければいけないので、いつまでも自分ひとりが住む島に居続けることはできないのが現実です。

そうすると内的世界と外的世界に大きな溝が生まれてしまうことがよくあります。

自立した大人である私たちは基本的に「自分一人の島」の住民です。
そして、別の島々とは舟で行き来することもあるし、親密な関係であれば橋を架けて交流を盛んにします。

夫婦もそれぞれが別の島に住んでいた二人が自由に行き来できるように橋を架けて生活しています。二人の絆が深まるということは、その橋がちょっとやそっとの荒波では崩れない橋が架かる、ということです。
自分がかつて住んでいた島を捨てて、相手の島に移住する人もいますが、そうすると相手の世界で生きることになるので不自由極まりない環境になりますし、お互いの距離が近すぎるのでもめごとが起こり、やがてどちらかが島を出なければならなくなります。
(いわゆる、癒着、共依存と言われる関係ですね)

さて、内的充実を図る、ということはその自分が住む島を居心地よく、自分なりに美しく環境を整えていくことに相当します。

一方、他人軸で生きていたり、自己嫌悪が強かったりすると、自分の住む島を嫌って舟であちこちの島に出かけてばかりいるので、自分の島はどんどん荒れ果てていきます。

だから、改めて自分の島に意識を向けて、開墾したり、整備したりして暮らしやすいようにしていきましょうね!という提案をカウンセラーはしているわけです。

さて、Yさんは内的充実を図ることが大好き!ということですから、Yさんの住む島は美しい花が咲き、動物たちが快適に過ごす豊かなところなのかもしれません。

そうすると他の島との交流にあまり興味を持てなくなったり、億劫になったり、つまらなくなったりするのも無理はないことだと思います。

だって「あたしは自分の島が好きなんだもん」ということですね。

だから、それ自体が悪いってことはありません。
むしろ、堂々ともっと自分の島の美しさを誇れるようにあれこれ工夫して見られるとよいと思います。

美しく、豊かな島が生まれると人はその島に興味を持ち、あちこちの島からYさんのところに訪問者がやってくるようになるでしょう。

ほとんどが良い訪問者のはずですが、中にはYさんが大切に育てている花を摘んだり、畑を荒らしたりする不届き者が出てくることもあります。

当然、そいつらは島から追い出して出禁にすればいいんですけど、島の環境を整備することに心を砕いてきた平和主義な人はそうした行為にすごく抵抗を持つようになるでしょう。
つまり、そうした不埒者を追い出すことができないので、散々荒らされてしまうことにもなります。

そうすると今度は「一切他人は出入り禁止!」と鎖国のような状態を作ってしまい、何人も島に入れないように高い岸壁を島の周りに張り巡らせてしまうこともあるでしょう。

過去に恋愛や人間関係に傷ついて心を閉ざしてしまった人というのは、そんな状態だと言えます。

一方、そうして自分の島を整備しつつ、ほかの島に遊びに行ったところ、そこであれこれ問題が生まれて辛い思いをすると、他人との交流を断ちたくなりますし、壊したくもなります。

武闘派女子と言われる方の中には、大好きだった人との間に強固な橋を建設した癖に、さらに強力なダイナマイトで橋を爆破してしまう癖がある人もいますし、なんなら強力な軍隊を整備して、相手の島に陸海空から爆撃を行う癖のある人もいますね。怖いです(笑)

また、鎖国までとは言わなくても島への上陸者を厳しく審査・監視したり、自分が訪問する島をかなり厳しく吟味したりするようになれば、それ自体にエネルギーが取られますから、他人との交流がとても面倒に感じられるようになるでしょう。

ある意味、それが今のYさんの苦悩を象徴しているようにも思えます。

でも、基本的にはちゃんと自分の島を好きなように整えていくことがお勧めです。

さて、内的充実を図れば図るほど幸せを感じられるのはYさんもお感じの通りですが、そこでほかの人との交流が入ってくると事情が少し変わってくるのもよく分かります。

つまり、自分の島にいるときは幸せだけど、ほかの島と交流を始めた途端しんどくなってしまうって感じです。

そうするとますます現実から目を逸らして自分の島に引きこもりたくなるものです。

・・・となると、何があったん??という興味が出てきます。
誰かに島を荒らされたん?
それとも、ほかの島に遊びに行ったときに嫌な思いをたくさんしたん?

そして、ようやく本日のメインテーマなのですが、内的充実を図ることと、外側の世界を充実させることというのは、少し使うエネルギーを使うことになるんです。

内的世界を充実させるためには女性性のエネルギーが必要となります。感じる、受け取る、育てる、と言った要素です。

一方、外的世界を充実させるためには男性性のエネルギーが必要となります。考える、与える、道を切り開く、と言った要素です。

それらをハート(愛)によって結び付けていくんです。

チャクラの話をすれば内的世界というのは上の5~7、外的充実(現実)というのは下の1~3に相当します。それをハートチャクラである4が結び付けていくのです。

女性性に意識を向けると地に足が着かなくなり、現実から目を背けてスピな世界で遊ぶようになってしまいます。

一方、男性性に意識を向けすぎると感情や感覚の声を受け取れなくなるので、何をしても楽しくも面白くもなくなっていきます。

その辺の話はこちらの記事も役立つかと思います。

「ほんとの自分で生きればすべてうまく行く」をお花畑スピ妄想にしないためのアプローチ~精神性を現実に下ろす方法とは?~

それらを結びつけるのがハート(愛)であるならば、Yさんが今チャレンジすべきテーマの一つは「愛する」ということかもしれません。

愛するって別にパートナーシップだけではありません。
誰かを喜ばせること(与える)。
人の愛を受け取ること。
感謝すること。
喜びや感動を分かち合うこと。
つながりを感じること。

そして、もう一つテーマを挙げるとしたら、地に足の着いたライフスタイルを意識すること。
言い換えれば「自分軸」であり、ヴィジョンを描く(ライフワークを描く)ことです。

自分がどんな生き方をしたいのか?
何をしたいのか?
どうしたいのか?
何にワクワクするのか?

・・・という毎度おなじみの話ですが、それを自分軸で想像(創造)してみることです。

そこで現実とのかかわりに何か嫌な思いがあるならば、一度、そことがっつり向き合ってみてもいいでしょう。

つまり、自分軸を確立し、そのうえで、内的充実で得た幸せを周りの人たちに与えていく、ということが今のYさんのテーマかもしれません。
豊かな島で育った花や果物を近隣の島の人たちに分け与えていく感じです。

そのためには「自分に合った与え方」を学ぶ必要があるわけですね。
言い換えれば「自分に合った人との付き合い方」を学ぶわけです。

かつては農産物は農協を通して売ることが一般的でした。
けれど、最近は道の駅などに直接自分のブースを構えたり、ネットで販売したり、直接飲食店と契約したり、と様々な「人との付き合い方」が増えてきました。

周りの人と同じじゃなくていいし、ほかの人と同じ距離感で他人と付き合わなくていいし、直接コミュニケーションしなくてもネットでやり取りできるようになりましたし、「自分に合ったコミュニケーション方法」の選択肢もかなり増えているわけです。

内的充実に意識が向く人は優しかったり、繊細だったり、感受性が豊かだったりする方も多く、自分に合ったやり方を採らないとせっかくの幸せ(内面の豊かな実り)をほかの人と分かち合うことができなくなります。

だからこそ、じゃあ、そんな私はどんなかかわり方が合っているんだろう?どういう付き合いがしたいのだろう?ということを模索していきましょう。

ある人は、SNSやブログなどで自分の内的世界を発信し始めました。
それに共感してくれる人との交流が始まり、居心地のよい空間を自ら演出することでより幸せを感じられるようになりました。

また、ある人は以前から慕っていたカウンセラーのセミナーを受けるようになり、そこで知り合った人がとても居心地が良く、武器や狩場情報、戦略からかつての武勇伝まで話の合う人とたくさん出会えたので、そこを居場所にしている、と言います。

そこには「創造性」という要素も必要になってくるのですが、それこそ内的充実がもたらす恩恵の一つ(直感)ですから、「私は何を与えたいのだろう?」という意識を持ってみるとこれからの人間関係を主体的に築いていけることと思います。

できないことでやってみたければやってみればいいけど、やりたくないんだったらやらないでいいし、今の自分にできることしかできないのだから、できることを一生懸命やったらいいし、興味がないことは手放せばいいし、興味のある人には自分から会いに行ったらいいですし、そこは今までやってこられたように自分の感性を思い切り研ぎ澄まして人間関係の構築に役立てていけばいいと思うんです。

そうすると内的充実を図れば図るほど他人との関係が良好になり、現実がいい感じに回るようになり、それが内的世界にフィードバックされてさらに多幸感を感じられるようになると思うんです。

今できることから一つずつ。まずは「(愛を)与える、分かち合う」という意識を持つところから始めてみましょう。

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