彼にコミットしようとすると起きる神様のテストと、何かと出てくる劣等感の扱い方について。



私たちは「幸せになりたい!」と望んでいるのに、なぜか「幸せになるのが怖い」とか「幸せになっちゃいけない」と自分でブレーキを踏んでしまうことがよくあるようです。
そんなときに神様のテストがやってきたり、慢性的な劣等感が自分をおとしめたりするようなのです。

根本さん こんにちは!

劣等感について質問です。
自分のパターンとして幸せになるのが怖いから、劣等感を感じる方を選ぶ傾向があるような気がしてます。

今、付き合いたいなって思う人がいます。なかなか、いい感じだと思ってます♪
その彼は、今まで選んできたタイプの人ではなく、尊敬できて、安心感があって、ワクワクも感じさせてくれる人です。

コロナの自粛期間のおかけで、仕事の奴隷だった私も、自分を大切にする事はもちろん、本当に大切にしたい人を、大切にする。そこにエネルギーを向ける生活がしたいって思い。それが旦那様なら最高だと思って、結婚退職を本気で企ててる今日この頃です。

けれど、神様テストなんですかね。この1年半ほど、いい感じの時や、誰かにコミットしようとした時に限って、登場させる人物がいます。

10個下の既婚・超絶イケメン(Sっ気たっぷり)です。

その彼とは、仕事先で出会ったのですが、普段は全く連絡とってないけど、本当にタイミング良く登場するんですよね。イケメンは麻薬です。本当に。
まさに、今回も、麻薬にまんまと引っかかりに行ってしまいました。

会うとその時は楽しいです。近距離でイケメンの笑顔。気絶しそうです笑。

でも、いつも、劣等感にさいなまれるんです。苦しいです。
その劣等感が、外見なのか、若さなのか、仕事への姿勢なのか、その強気な性格なのか、自由なふるまいなのか、情熱なのか、今、自分に問いかけ中です。

大切にしてくれる、安心できる人にいかず、わざわざ、そっちにほいほい行くのは、もの好きですよね笑
今までの人生、色んな場面で重要な時に劣等感を感じる何かを登場させてきたなぁっ思います。そして諦めるというか。やっぱり競争心が強いからかなぁ。

でも、私も変わってきたなと思うのが、今回は、「自分にとって本当に大切なもの」を選びたいって思うから。また、その麻薬に溺れる事はないような気がしてます。麻薬は苦しいものであるとわかったというか。気がすんだというか。いや、でも、まだわからない笑。

今後もこういう事、度々、あるような気がします。劣等感を感じるものを選んでしまいそうになる時にどんな風にいたらいいのか、また、劣等感から学べる事って何なのか。ぜひ、教えてくださいませ!
(Aさん)

いいネタをありがとうございます。案外、この手の「神様のテスト」はあちこちで頻発しているようで、武闘派女子の皆様は今ごろ「ああああああああああ!!」と奇声を発しておられるのではないかと思われます。
身近なところでそのような同志を認められた際はぜひとも仁義を交換なされませ。

さて、Aさんの場合は「劣等感」なわけですけれど、「うまく行きそうになると、そこから気を逸らすようなできごとが起きる」というのはあちことで起きています。

まるで「あんた、ほんまに彼にコミットすんのかい?ほんまなんか?」と神様がテストをしているかのように。

ようやく出会えた彼と出会えて幸せになるぞー!と思った途端、なじみの野良猫君から誘いがあるなんてのはその典型的ですね。

他にも「仕事でうまく行きそうになると、片腕と慕ってきた奴が離職を申し出る」「メジャーデビューを目の前にしてバンド内に内紛が起こる」「結婚が決まった途端、以前から気になっていた上司との不倫が始まる」「一人暮らしを始めようと思ったら親が体調を崩す」などさまざまなバージョンがあります。

これが単発で起きてるんなら「まあ、とりあえずは強行突破しようぜ!」って話もできるんですけど、「いいタイミングで、いつも奴が現れる」なんて場合には、それは心の内にあるパターンを示唆してると解釈するのが良いでしょう。
その辺になるともはや一人でウンウン唸っていても良案などは浮かばないので、専門家に助けを求める方が早いと思われます。

私たちの中には「幸せになりたい」という思いがある一方で、「幸せになるのが怖い」とか「幸せになっちゃいけない(罪悪感)」という思いもかなり強いもんです。

親などの大切な人のために「幸せにならない」と決めている人もいるし(つまり「親が幸せになるまで自分は幸せになっちゃいけない」という遠慮みたいな思い込み)。

そういう理由があると幸せになりそうになると、それを邪魔する存在を作り出すものなのです。まさに自作自演てことですね。
それがAさんにとってはイケメンくんだったり、劣等感だったりってことかもしれません。

>コロナの自粛期間のおかけで、仕事の奴隷だった私も、自分を大切にする事はもちろん、本当に大切にしたい人を、大切にする。そこにエネルギーを向ける生活がしたいって思い。それが旦那様なら最高だと思って、結婚退職を本気で企ててる今日この頃です。

コロナちゃんのおかげで人生を見つめ直すことができた方はとても多いと思います。
今回のセミナーでもその辺をじっくり扱うのですが、地に足を着けて人生を見つめ直すにはほんとうによいきっかけになったと思うのです。

*セミナー動画:ライフワークをデザインするワークショップ~こんなご時世だからこそ、「自分らしい生き方」改めて見つめ直してみませんか?

さて、そんなAさんにとっては「劣等感」が一つ目のキーワードで、もう一つが「コミットしようとする際にさっそうと登場するイケメンの彼」が二つ目ですね。

まあ、イケメンというのは見てるだけで目の保養になり、話すだけでときめきを覚え、距離が近づくにしたがって内なる女を目覚めさせてくれる素晴らしい存在ですけれど、なんでそいつがこのタイミングで現れるか?というと、そりゃあもう神様のテストとして解釈するのがよろしいと思われます。

だから、その麻薬的魅力にハマり切らずに抜け出そうとしているAさんはだいぶ自己肯定感があがり、自分に自信が持てるようになったんだろうと思われます。
つまり、パートナーシップにだいぶコミットできるようになったんすねー!ぱちぱち!
それもまた素晴らしいことですよねー。

さて、劣等感という話に戻ってみたいと思います。
そのイケメンな彼に劣等感を感じることもあるみたいですけど、今回出会った彼に関してはどうなんでしょうか?それは大丈夫?

>今までの人生、色んな場面で重要な時に劣等感を感じる何かを登場させてきたなぁっ思います。そして諦めるというか。やっぱり競争心が強いからかなぁ。

そこを具体的に列挙してみるのもいいと思いますよ。
劣等感が登場したシーン。そして、そのときどうなった、どうしたのか?とか。

あとどんな人に劣等感を感じるのかを思い出してみるといいですよ。
よくあるケースとしては、

〇兄弟姉妹
〇親
〇同級生
〇クラブなどのライバル
〇恋敵
〇職場の同僚、先輩

ルーツをたどると「親」か「きょうだい」に行きつくことも多いんですけどね。
思い当たるところはありますでしょうか???

もちろん、親やきょうだいに劣等感を覚えるなんて、慣れっこ過ぎて今では実感がない場合もありますけれど。

そして、劣等感があるとなんで幸せになっちゃいけないのか?も考えてみるといいですよ。
ええ、劣等感を持ったまま幸せになることだってできるわけなので。

そもそも「劣等感」というのは「比較・競争」しないと生まれないものですね。

だから、劣等感を覚えたならば素直に「負けを認める」というか「相手の勝利をたたえる」というか「すごいねー!ほんと尊敬する!」って相手を承認しちゃうのが一番早い手です。

もしそれができない、とか、すごい屈辱感のようなものを感じる、ならば、「ああ、自分はそれくらい競争しているんだなー。」ということに気付けます。
そしたら、再び相手を承認していって競争を手放していきます。

それと同時に「自分の価値や魅力」をちゃんと認めてあげるわけですね。
「私は私、彼は彼」の自分軸をきちんと意識しながら「あたしにはあたしの魅力があるもんねー」と言ってあげるわけです。

★競争を手放す方法はこちらの本で解説しております~!

『「いつも無理してるな」と思った時に読む本』(大和書房)

*セミナー動画:心のメイクを落として本来の自分らしさを取り戻すワークショップ3days

ということで、本日のAさん、そして、みなさんに送る課題はこんな感じっす。

〇私がもういい加減幸せになってもいい理由を列挙する。(コミットメントを高めるために)

〇彼と幸せになることを決意する!(毎日「彼とラブラブな夫婦になる~♪」とアファメーションしましょう)

〇劣等感を覚えた時は素直に相手を認める、競争しないことを選ぶ。(これは意志の力を使いましょう)

〇自分の価値や魅力をちゃんと認める。

〇身近な人で劣等感を覚える人を列挙し、その相手を認め、その素晴らしさをたたえる。

〇その人たちに「私の価値や魅力」を教えてもらう。または想像する。

さて、「幸せになりました~♪」報告が近々いただけるということでとても楽しみに待っております~。


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