嫌な上司や環境に身を置き続けることは立派な「自分いじめ」です~そんな上司がやってきたらチャンス!と捉える~



嫌な上司の元で働くのは精神的にも辛いのですが、その状況に居続けることを選択しているのは他ならぬ自分自身です。
それはある意味、自分の魅力や価値や才能や可能性を全否定していることになります。
あなたはもっと素晴らしいし、偉大な存在なのです。そんな自分を苦しめるのはやめませんか。

根本さんのブログが大好きなアラサーです。
今日はリクエストします。
寂しくて構って欲しいくせして嫌なものの言い方ばかりな人について、です。新たに私の上司になった部長が、有り得ないくらいに口が悪く、恫喝?と思うレベルです。
しかも、面白くないとヘソを曲げますし、機嫌の良い時?は猫撫で声なんです。
ウザいし迷惑だし、猫撫で声がキモい、と思って毎日を過ごしています。
そして、私はなるべくその人とは関わらないようにしています。

実は祖母が全く同じタイプで、家族から嫌われており、私も大人になってからは距離を置いて関わらないようにしています。

でも、上司は完全に距離を置く事も出来ず…。
寂しくて構って欲しいなら、もっとモノの言い方を考えるとかしてよ、と言いたいけど言えないです
(そんな事を言おうものなら、ブチ切れヘソ曲げ被害妄想マックスになるに決まっています。祖母も同じく…)。

こういう人への対処法を教えて下さい。
(Mさん)

まず、

「ラッキー!!!」「ツイてる!!!」「チャーンス!!!!」

どれでもいいので、このうちのどれか一つ、もしくは3つを叫んでください。

ほんで、「何がチャンスなのか?」はそのあと考えます。

ものすごく真剣に考えます。

自分がハッとする答えが出るまで考えます。

その上司やおばあちゃんのせいにしちゃいけないんですよ。

そりゃあ、その人たちが良い人だとか、良い行いをしているとか、そんな風には思いませんけれど、その人たちのせいで、自分の気分を害されてはいけないのですよ。

ね?それって毎度おなじみ他人軸ですよね?

はい、そしたら「私、私」です。自分軸、自分軸。

で、そういうお話をするとですね、論が立つ武闘派女子なんぞは

「いやいや、そうおっしゃいますけどね、その上司の扱いづらいことったら云々」

と持論を展開されるんですけど、そこで何が起きてるのか?というと、

上司、ばばあ → 間違ってる。糾弾すべき。改善すべき。謝罪すべき!加害者!

私 → 正しい!ふつう!常識!何も間違ってない!被害者!

ということが起きているんです。

極端に言えば

「ね?私、悪くないでしょ?あの人たち、ほんと理不尽で、感情的で、人としてどうかと思うことを平気でしてるんですよ!それって間違ってますよね?私、間違ってませんよね?」

ということを主張されてるわけです。

そうして「誰かのせいにして被害者になっている」状態では、その問題は解決しませんよね。

心にとっては、正しいか、間違っているかはどうでもよいことなのです。

幸せに正しさは一切関係ありません。

(例)真夜中に食べるポテトチップスは絶対に間違ってるけど、人を幸せにする力は抜群にある。

で、まあ、Mさんの言うことも分かるんです。誰でもそう思うんです。
そして、おっしゃることは間違いないです。
そして、その上司がおかしなことも間違いないです。

でも、大切なことは、そうして他人軸になったり、上司のせいにしたりしている間、

「ひたすら自分自身は苦しい思いをし続けている」

ということです。

また、若干ややこしい話をしますけれど、その「自分自身を苦しめているのは誰だ?」というと、上司じゃないんです。自分なんです。私。Mさん。

だって、その環境にいることを「選択」し続けてるのは誰なのさ、ということなんです。

だから、Mさんが私のカウンセリングを受けられたとすると、真っ先にこう言われます。

「なんで辞めないの?」

そうすると、大概の人は【辞めることができない理由】をたくさん語られます。

でも、その理由の大半は「自己嫌悪」や「自信のなさ」や「自己肯定感の低さ」、あるいは「めんどくさい」「やる気がねえ」などの理由に基づくもののはずです。

もし、その仕事が大好きだったり、この仕事をどうしても続けなければいけないポジティブな理由があったりしたら、こういう質問にはならないからです。

「あいつのせいで、大好きな仕事が嫌いになりそうなんですけど、ちょっとヤっちゃってもいいですかね?っていうか、マジ、上層部に訴えでもいいんですかね?マジでムカつくんで」

「うちの親父の会社から人身御供としてこの会社に来てるんで逃げ出すことはできねえんです。こんな上司でも耐えられるような根性の鍛え方を教えて下せえ」

ちょっと茶化して言ってますけど、ニュアンスの違いがお分かりいただけましたでしょうか?

「今の仕事を辞めないってこともまた自分いじめなんだよねー」

ニヤニヤしながら根本先生はそんな嫌味をのたまうそうです!あいつ、成敗した方がいいっす!

つまり、多かれ少なかれMさんと同じ状況に置かれている方はたくさんいらっしゃると思いますが、総じて言えることは、

「誰か、あるいは、環境を理由にして動けないことを正当化し、自分をいじめ続ける」

という厳しい現実です。まず、それを直視しちゃいましょうよ。

そして、そこでは自分の価値や魅力や才能や可能性を全然見られてないってことなんです。
自分のすばらしさを受け取っていないから【辞めることができない理由】ばかりが浮かんじゃうんです。

それってほんともったいないし、辛いです。

あなたは自分が思う以上に素晴らしい魅力や価値を持っているし、才能も可能性もふんだんに持っているのです。そのことを忘れちゃいけないのです。

そういう風に見ることができると

「ラッキー!!!」「ツイてる!!!」「チャーンス!!!!」

という意味が分かってくると思います。

「こんな嫌な上司が自分の元にやってくるっちゅうことは、いい加減、本気で生きろてことだよな?いいきっかけをもらったぜ!」

「こういう奴が再び現れるってことは、なんか自分の中にも似た部分があるっちゅうことやんな。そろそろ腰を据えて自分を向き合えってことやな。」

「これは新しいステージに飛び出してもいい!って神様からのメッセージに違いない。よっしゃ、ライフワークに転じるチャンスをもらったぜ!」

「こんな嫌な上司の元で働くなんてまっぴらだぜ。逃げて逃げて逃げまくったんねん!」

なんて風にね。

要するに「受け身」じゃ、ただ苦しむだけでっせ、というわけです。

「あいつのせいで自分の人生がめちゃくちゃになった」なんて被害者意識でいても、全然自分は幸せになれないぜ!というわけです。

こういうしんどい状況が与えられたとき、いかに「自分にとってポジティブに解釈できるか?そして、その方向に行動できるか?」が自分を、人生を変える秘訣です。

泣き言を言うのは全然OKなんだけど、その奥に、そんな「したたかさ」をちゃんと持っておきたいですよね。

ま、本でも紹介していますが、Mさんと同じような状況に陥った人が、それをチャンスと捉えて自分の人生を切り開いたケースはほんとたくさんあります。

そしたら、いずれその嫌な上司に感謝できるようになったりするんですよ。

ということで、「こいつに感謝できるような状況ってどんな状況だべ?」ということを真剣に考えてみることをお勧めしたいです。

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