日々楽しんでいるのですが、心のポッカリ空いた穴がふさがりません~寂しさを癒すには?~



笑顔になれることをしたり、楽しんだりしていると心はどんどん元気になってくるのですが、それでも埋まらない「空洞」が心の中に出てくることがあるものです。
そういう時は意外とかつての両親との関係に何か原因があることもありますし、何よりも自分の心とつながることが大事なのです。

根本さん、こんにちは!
一方的にお世話になり、ありがとうございます!おかげさまでワークを通して、自己肯定感も上がり、手放しも進み、生活に少しずつ色彩が出てきました!
で、あるあるな話で、別居中の夫(超自立系ロックマン)と話し合いにまで進んだのですが、彼も罪悪感の塊で、話し合いならず超合金のシャッターがズドーンと(笑)。言い捨てて、彼はその場から逃げました。本当に逃げたんです(笑)!なんか、笑えました!

確実に前進しているし、まずは受け入れて、次に葉隠れの術を使おう!とまあ、こんな感じで、私は本当にアホだけど、こんな一途な私もステキ!と思っておりやす。まだまだ自分に自信が無いので、今後も女磨きと自分がやりたいことにいそしむ所存でございます(笑)。

が、ぽっかりと空洞があるのもまた事実。なので、自分が笑顔でいられる場所へと足を運んでは笑ってます。でも、寂しさを完全に埋めきれないんです。1ヶ月前比+200%、しかし、前日比-15%みたいな。これもあるある(笑)?

ここに体はあるけど、心はいない、みたいな時も、まだあります。

もっともっと笑ってたいよー!
もっとキラキラしたいよー!
できれば、一緒に笑いあえるパートナーほしいなぁ!

そのためには、行動あるのみ?
どうすればいいの?根本さん、教えてください。
(Kさん)

ちゃんと変化してるし、成長してるし、魅力的になっているし、あたしすげーなー!!!くっくっく。と思えるようになってるのは素晴らしいし、超ロックマンな旦那を話し合いの場に引っ張り出せるところまで行ったのはものすごいことだと思います。

大いにシャンパンと赤飯でお祝いしてくださいませ~

いろいろやってるんだけど、なかなか結果が出ないなあ、というときもプロセスの時には当然ありまして、パートナーシップだろうが、ビジネスだろうが、よくあるものです。

ちなみに私の場合、ベストセラーと言われる本を書くまでには単著を出してから4年ほどかかってるんですよね。
また、カウンセラーとしてプロデビューしたのち、それで食えるようになるまでも3年ほどかかってるんですよね。

その間、結果だけを追い求めていたらたぶん諦めていたと思います。

Kさんみたいに葛藤しつつも、楽しみながら、笑いながら続けていたことが結果につながったのかなあ、と思うんですね。
とはいえ、ベストセラーを書いたってそれでゴールなわけはなく、その後も「一発屋で終わりたくない!」とか「目指せ10万部!」という新たな目標が出てきまして、結局はずっと夢や目標を追い続けることになるんだなあ、と思うのです。

だからこそ、そのポイント、ポイントで自分を承認して、褒めて、すげーなー、ありがてーなーとニヤニヤして、それを自信に変えていくことが大事ですよね。

だから、Kさんにおかれましては「できること、やれることやってるから大丈夫やん!」と思っていただければいいと思います。

さて、そんなKさんはやっぱりその超自立系な旦那が好きってことなのでしょうか?
彼とラブラブになりたいの?
それとも、別の男でも構わないの?

旦那のことが好きだから今日も頑張れるし、もっといい女になってやろうぜ!と思えるんですよねー。

まだまだ獲物の逃げ足は速いけれど、その好きな気持ちがちゃんとあるならきっと大丈夫だと思うんです。ますます成長できちゃうしね。

そして、そのぽっかりとした空洞ですけれど、それなくなったら困らない?旦那、いらなくならない?(笑)

もし、今の自分が寂しくなくなったら、旦那とラブラブになりたいとか思わなくなんない??

だから、寂しさって大事なんですよ。
もちろん、胸をかきむしるくらいの寂しさってのは辛いのだけど、それがないのもまた問題ですよね。

じゃあ、その寂しさってどこから来るんでしょう???
旦那と別居中だから生まれてくるものなんでしょうか???

旦那と仲良くしたくて頑張ってるのに、なかなか奴はしっぽを掴ませてくれない!なんでや!どうしてなんや!!と思うと、さびしいし、虚しいし、悔しいですよね。

頑張ってるのに報われない、というのはなかなかしんどいですよね。

そこで、まず、大切なのは「自己承認」。
毎日楽しんでるし、ニコニコしてるし、やれることやってるし、という自己承認。

つまり、自分のことをもっと認めてあげたり、褒めてあげたりすることがものすごく大事ってことです。

逆に言えば、自分を認めることがまだまだ足りないのかもしれません。
もっともっとべた褒めしてあげてよー!というわけです。

それでその思いも少しは和らぐと思います。

で、長い前戯を経てここからが本編なんですけど(笑)、その寂しさや虚しさというのは「自分とのつながりが切れているところに生まれる」のです。

もっと正確に言えば、「自分の心とのつながりが切れ、それを他人に投影しているときに生まれる感情」なのです。

すなわち、他人軸な要素がふんだんに織り込まれています。

だから、寂しいときに人は「誰かに何とかしてもらおう」と思って依存的になります。
さらには「なんで私のことを構ってくれないの!」と不満が出てきて、怒りも感じます。

この「誰か」というのは、彼氏や家族、友達はもちろんですが、行きずりの人、体だけが目当ての人もそうだし、お酒や仕事、ギャンブルなども当てはまります。

そもそも寂しさと言うのは「へその緒が切れた瞬間に生まれる感情」と言われていまして、赤ちゃんの頃からある原始的な感情のひとつです。

それだけ子どもの頃から当たり前にある感情だからこそ、寂しさを感じると「ママに何とかしてもらいたい」という思いが残っていて、「誰か何とかしてー!」と思っちゃうんですね。
だからこそ、その寂しさが強く出てくると「誰か」を求める気持ちが強くなってしまうのです。

でも、仮に誰かに満たしてもらったとしても、またすぐに欲しくなってしまいます。
むしろ、以前よりずっと欲しい気持ちが強くなることだってあります。
そして、その誰かにどんどん依存していくようになります。

だから、その寂しさを強烈に抱えている人ほど「依存症」になりやすいのです。

でも、それは自分の感情なんだから、自分で何とかできるものです。
それが「自分とつながること」なんです。

Kさんが「1ヶ月前比+200%、しかし、前日比-15%」って書いてくれてますけれど、寂しさは感情だから日々増減します。

そして、Kさんが「いやー、今日は楽しかったな~。ぐふふふふ」とヨダレが大量に出るような日はきっと「前日比-15%」なんだろうと思います。

だから、今やってることで大丈夫!もっと楽しんでいいよ!と自分を承認したり、許可を出したりすることでその寂しさとは上手に付き合っていけるようになります。

そこで、Kさんにお聞きしたいのは「その寂しさはどこから来たんだろう?」ということなんです。さっきもお聞きしましたけど。

子どもの頃、両親との関係はどうだった?
お母さんやお父さんと心理的距離が空いていなかった?

恋愛や夫婦関係などで出てくる強烈な寂しさの要因は「彼」にあるのではなく、「親」にあることが実はとても多いのです。

子ども時代に感じていたけれど、それを抑圧して感じないようにしてきた寂しさが、「彼」というスイッチによって出てくるようになったんですね。

だから、みなさんもどうしても埋められない寂しさや虚しさがあるとしたら、子ども時代の自分を思い出してみてください。

となると、何とかするのは「旦那」ではなく、「自分の子ども時代」であることが分かってくるかもしれません。

そもそも寂しがり屋で有名な某カウンセラー氏は、出張族の癖に、出張先で寂しくなって女にハマり、結婚したのちは酒にハマるという経歴の持ち主だそうです。
もちろん、御多聞に漏れずワーカホリックの気もあったそうです(過去形?)。
彼は子ども時代に母親からはものすごく愛されたのですが、愛情を知らずに育った父親とはちょっと心理的距離がありました。

今から思えば、父親も彼のことを溺愛してくれていたのですが、その愛がとても分かりにくく、かつ、彼が鈍感であったために、それが受け取れていなかったんですね。

だから、彼にとっては父親の愛とつながる、ということはずっと続くテーマの一つでした。

それを解決していったところ、酒は適量になり、仕事量もほどほどになり、かつ、お金の問題もだいぶ解決したと豪語しているんですけれど、ほんまですかね??(笑)

ということで、Kさんも旦那が逃亡中の昨今、かつての自分と向き合ってみるのもあながち悪いことではないぞ、とお伝えしたいのです。

とりあえず「お父さん、お母さんに感謝できることを100個ずつ書き出す」とか「お父さん、お母さんに感謝の手紙を書く」なんてワークに挑んでみてください。

両親との関係を見つめ直すことも、当然ながら「自分の心とつながる」ということです。
そのカウンセラー氏のお父ちゃんはすでに亡くなっており、物理的に今つながりを持つことは難しいのですが、彼の心の中にはちゃんとお父さんがいるんです。

現実のお父さんとつながるのも悪くはないけれど、寂しさを強烈に感じていたのは子どもの頃の自分ですから、「心の中にいる子ども時代の自分と、その頃のお父さんと向き合う」ということが重要なんですね。

そこでは「子ども時代の自分と対話する」ということも効果的だと思います。
とても寂しがっている子がいるならば、その子を「自分が」慰めてあげるのです。

それと同時に、今の自分の心と向き合っていきましょう。

今、自分が何を感じているのか。どんな気分なのか。
私は今、どこにいるのか。何をしているのか。

静かに自分の心と向き合います。

瞑想をするのもとても効果的ですね。
私の場合はじっとしてることが苦手なので、ジョギングなどで瞑想状態を作り出しています(笑)

自分の感情をただ受け入れ、それを流していきます。

ああ、寂しいんだなあ、とだけ感じて、それを何とかしようとはしません。ただ、認めるだけです。

私たちは大人になるにつれてどんどん考える癖が付きます。
寂しさを感じたら、それを何とかしなきゃいけないと考え、何とかしようとしてしまいます。

感情はただ感じるだけで良いのです。

ただ、寂しいなあ、と思っていればいいのです。

それ以上でもそれ以下でもありません。

思考が動いてしまうと心とのつながりはぷっつり切れてしまうのです。

うまくやろうとする、というのも思考的な証拠なので、「うまくできない」と思ったら、ああ、考えてるんだなあ、と思ってください。

でも慣れるまでは試行錯誤が必要ですし、「これでいいのかなあ?」なんて思ったりするんですけど、だんだん心が軽くすっきりしてくるようになります。

難しく感じるかもしれませんが、ちょっと試してみてください。

★自分の心とつながり、感情をただ流す瞑想も採り入れてます。

『心と体をゆるめて流す、戦士の休日WS~心を解放してすっきりさせる3時間~』
大阪:1/19(日)13:00-16:00
名古屋:2/1(土)13:00-16:00

https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/32117

★さて、「自分自身」とがっつり向き合って愛とつながってみませんか?

東京:1/12(日)11:00-18:00 愛で問題を解決する1DAYセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/32857

今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!

「寂しいという感情について」
https://voicy.jp/channel/962/64307

★お弟子さんたちのカウンセリングはこちらから。
http://cocoronooffice.jp/#counselor

☆オンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」
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