次々と性的な被害に遭う心理とその罪悪感の癒し方



性的被害はもちろん、「なんでそんなひどい目に遭うんだろう?」と思わざるを得ないできごとに次々遭う場合、なぜか自分を責めてしまうことってありませんか?
それが「罪悪感」という感情がなせるわざ。それを癒し、手放すにはどういうあり方ができるのか?についてお話しています。
オンラインスクールみたいに少しディープにお話しています。

根本さんこんにちは。いつもブログ等々拝見しております。20代前半の女です。
私事ですが、先日母を突然亡くしまして、父親もいないのでほぼ天涯孤独の状態になりました。

折れてしまった兄弟たちに代わり喪主を務め、泣けもせずにいる次第です。
もともと暴力被害でのPTSDで治療中なのですが、喪中なのに元彼にレイプされかけたり、知らない人からディープキスされたり、母親のよくない行い(したためるのは憚られます)が発覚したり、踏んだり蹴ったりです。
優しい心遣いをくださる方もたくさんいてくれています。
でもなぜ、傷ついていることを知っているのにレイプやセカンドレイプ、その他の性加害をしてくる人がいるのでしょうか?昔から、見た目は強そうなのに人より多く性被害に遭う方です。私が悪いのだろうかといつも思ってしまいます。
正直、どうして他人にこんなにひどいことができるのだろう?と不思議なんです。なぜこういう人たちがいるのか、どんな心境なのか、私の何が要因なのか、ヒントだけでも頂けると幸いです。
ご多忙中の折にこのような質問で申し訳ありません、もしよろしければご検討よろしくお願いいたします。
(Aさん)

うーん、それはきついですよね・・・。心中お察しいたします。
「なんでそんなことが起きるんだろう?」とお話を聞いていて私の方が辛くなっちゃうこともセッションでは時々あるんですよね。
Aさんのお話もそんな感じです。

とはいえ、これだけ長いこと色んな方とお会いしているとAさんと同様の経験をされる方も実は珍しくないものでして、そのたびに「なんでそんなひどいことができるのか?」と私も思ってしまうものです。

それにしても20代前半というのにしっかりされてますね。
文面からひしひしと伝わってきます。

また「見た目は強そう」とおっしゃっていますが、内面もしっかりと強いんだろうと思います。

さて、

>なぜこういう人たちがいるのか、どんな心境なのか、私の何が要因なのか、ヒントだけでも頂けると幸いです。

というリクエストですが、基本的に私は「他人」について語ることはなく、「私」の話に終始する癖があります。だから、今回もAさん自身のあり方についてお話しすることになると思いますが、ご容赦くださいませ。

とはいえ、「こういう人たち」にも少し触れておきたいと思います。
おそらく「犯罪心理学」に相当するものだと思うのですが、「人の弱みに付け込む」とか「罪悪感が麻痺して罪が罪を呼ぶ状態になる」とか「自分の欲求をコントロールできない」という人は現実的にいるものです。

欲求をコントロールできない、という意味では、私のブログにリクエストくださるお話や、セッションの中でも「怒りをコントロールできずに妻に当たり散らす夫」や「ダメだと思っているのに甘いもの(お酒でもよい)がやめられない私」等の話が出てきますが、それと似ているかもしれません。

とはいえ、あまりそういう方々の心理を理解しようとすることはお勧めしてないです。
そういう方がクライアントさんとしていらした場合は別として、被害者の立場では「断固NO!!」という姿勢を貫くことがいいと思います。

敏感な方、感受性が高い人ほど彼らに意識が向いて感情移入しちゃうとまた引き寄せちゃうことにもなり得ますので。

「そういうことは絶対に嫌だ!!!!」と強く念じて欲しいと思っています。

あと、こういう性的な被害に遭うと「自分がいけなかったのかもしれない」などと自分を責めてしまう方がとても多いです。

でも、私はその必要はないと思っています。

自分は何も悪くない!!と主張してよいシーンです。

これもまた自分を責めてしまうことで、新たな被害を誘発してしまうことになるからです。

「罪悪感」という感情がカギとなります。
「自分が悪い」「自分のせいだ」「自分の配慮が足りなかったからだ」等々の理由で自分を責めてしまったり、そもそも自分のセクシャリティや自分の魅力に対して罪悪感を持っていたりしませんか?

自分のセクシャリティや魅力に対する罪悪感というのはちょっとピンと来ない方もいらっしゃるかと思います。
これはある種の「恵まれていることへの罪悪感」で先日記事を書きましたので参考にしてください。
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/28927

要するに「自分がセクシャリティが豊かだからこんな目に遭うんだ」とか「自分が魅力的だから人を傷つけてしまうんだ」という心理が動いているのですが、この辺はさすがに顕在意識で感じることはマレだと思いますので、「そういう心理があるのかあ・・・」と軽く捉えておいてください。
ただ、痴漢やレイプなどの性的被害によく遭う方はこの罪悪感を持っている方が少なくないようです。

さて、罪悪感という感情は「自分を罰すること」に意識を向けさせます。

自分が傷つくようなことを引き起こすのです。
もちろん、意識レベルで自分を傷つける場合もありますが、罪悪感という感情はそもそも潜在意識に潜りやすく、顕在意識では感じられないことが多いので、自覚していないことが多いんですね。

先日罪悪感の講座をしましたが、そこで「罪悪感あるあるチェック」をしました。

<罪悪感が潜在意識にあるときの感覚的兆候>
1.自分は幸せになってはいけないような気がする。
2.自分は大切な人を傷つけてしまうと思う。
3.大切なものは自分から遠ざけてしまいたくなる。
4.愛する人と距離が近づくと怖くなり、逃げたくなる。
5.自分は穢(けが)れていると思う。
6.自分はメイワクな存在じゃないかと思う。
7.幸せになることが怖いし、信じれない。
8.誰かに愛されるという発想がない。
9.誰かの愛が受け取れない。
10.助けを求めることが苦手だ。
11.自由になることは誰かに迷惑をかけるものだと思っている。
12.問題が起こると自分のせいのように感じてしまう。
13.自分は毒のような存在だと思っている。
14.うまく行きそうになると潰してしまいたくなる。
15.そもそも何かを壊したい欲求が自分の中にある
16.自分は表に立ってはいけないと思っている。

ちょっと似た項目もあるのですが、こうした感覚があるということは比較的強い罪悪感が心の中に存在している、ということを表します。

罪悪感って「これが罪悪感だぞ!」という分かりやすい主張をしてこないので、なかなか分かりにくいものなのです。

ちなみにその講座の内容はネット配信してますので、良かったら下記よりお買い求めくださいませ。

https://vimeo.com/ondemand/2019220zoom

で、Aさんのテーマの核はここにあるような気がしているんですよね。

「罪悪感」。

罪悪感があると自分を傷つけるような事象を「引き寄せる」ものです。
それが次々起こる性的被害に繋がっていると思うのです。

罪悪感があると先ほどお話ししたような「断固NO!」の姿勢は取りにくくなります(だって私が悪いんですもの、という思いがあるから)し、あいつらが悪い!むかつく!くそだ!氏ねばいいのに!!などの怒りも湧きにくくなります。

こういう性的被害を受けた後は悲しい、苦しい、気持ち悪いという気持ちになることが多いのですが、罪悪感があると「怒り」になりにくいんですよね。

だから、私もAさんと似たような体験をされた方にたくさんお会いして来ましたが、加害者に対して怖れや嫌悪感は持つものの、「怒り」を覚えるまでには時間がかかる方が多いように思えます。

Aさんは加害者たちにちゃんと激怒されてますか?

踏んだり蹴ったりの状況を変えるために何ができるか?を考えるならば、まずはその罪悪感を手放すことをまずはお勧めしたいと思います。

「自分を許す」ということです。

それは「自分を愛する」ということと同義で、次のようなことを日常的に心がけることです。

・自分の心や体を大切にすべく、日々、心と体を丁寧に扱う。
・体をきれいに洗ってあげたり、スキンケアを心がける。
・自分の気持ちを吐き出せるノート(御恨み帳)などを作る。
・自分自身に「あんたは悪くない」と日々、言ってあげる。
・自分をたくさん褒めてあげる。
・自分の良いところや魅力をたくさん見つける。
・信頼できる人に自分の状況を話してただ聴いてもらう。
・今できる「心地よいこと」をコツコツやっていく。
・人や自分に感謝する。
・好きなことにできるだけ意識を向ける。
・「快」を感じられることをたくさんする。
・自分が自然と笑顔になれることをする。

全部やんなくてもいいですよ。いくつかで大丈夫です。

こうしたアプローチは自分自身の罪悪感を浄化してくれることができます。

とはいえ、罪悪感って根深い感情ですから、セッションやセミナーを受講してみるのもお勧めです。リトリートセミナーとかお勧めですよ(笑)

最後に簡単にできる浄化の瞑想をひとつご紹介したいと思います。

===

<光の瞑想>

目を瞑り、深呼吸をして、イメージの世界に入って行きましょう。

今、優しく温かくて心地よい光がふわーっと空から降って来て自分の体を包み込んでいきます。

その優しく、温かい、気持ちのいい光に包まれている自分をイメージしてみてください。

そうすると皮膚を通じてその光が体の中にすーっと入って行きます。

呼吸と共にその光がやはり体の中にに入って行きます。

その光はあなたの心の中にある穢れを払い、汚れを洗い流してくれる光です。

呼吸と共に心の中にあった穢れが吐き出されていきます。

足の裏から大地に汚れが流れていきます。

あなたは呼吸を繰り返すだけで、あとはその光が勝手にあなたを浄化してくれるのです。

しばらくこの瞑想を続けて、心が温かくなってきたら終了します。

===

Aさんが歩いてきた人生はとても厳しく、険しいものですが、私から見るとその分だけ大きな才能をたくさん持っていらっしゃる方だと思います。
セクシャリティはもちろんですが、居場所を作る、つながりを築く、強さ、リーダーシップ、その他、どこに行っても成功しそうな気がします。

自分を愛し、自分を癒し、自分を大切にしていくことで、その才能を輝かせていくことができると思います。

自分を信じて、というのは難しいと思いますが、自分を丁寧に扱いつつ、そして、ぜひ未来に希望を見続けてくださいね~。

将来が楽しみでございます!!

★自分を癒す、浄化する瞑想もよくやっております(^^)あと5名ほどで満席になります。(3/2までにお申し込みくださいね)

3/9,10 神戸・北野リトリートセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/28183

★ワークショップ『自分を愛する、ということ』
名古屋:3/3(日)13:30-16:30
広島:4/20(土)13:00-16:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/27420

★ワークショップ「さあ、流れに身を委ねて新たな一歩を踏み出そう!」
大阪:3/31(日)13:00-17:00
東京:4/6(土)13:00-17:00
福岡:4/21(日)13:00-17:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/28936

★毎週月曜日はオンラインスクール!

登録はこちらから!!
https://www.mag2.com/m/0001677732.html

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